…などと、皆川猿時さん(港カヲル)が言っているような気がしてならない…。
春シーズンを大好評で終了したドラマ、
フジテレビ日曜夜9時「マルモのおきて」。
主演:阿部サダヲ(破壊)。
…結構前から知っている役者さんだし、まぁ、ぶっちゃけ好きな役者さんだし、まぁ、キャラクターとして面白いし、実際演技力はかなりのもんだし…
とはいえ、どうにもこの人がでてくると思い出してしまうのは、この台詞。
「他人のそら似だよ、刑事さん」
…えー、日テレ系ドラマ「僕の魔法使い」(脚本:クドカン)で彼がやっていた、「役者志望だが職にあぶれて『広吉代理店』なる何でも屋でフリーターを続ける、太鼓持ち的キャラクターでいい加減極まりなく、実質『井川遥』のヒモという立場を利用しまくっているどーしよーもない男」田宮の、「ようやく出演できた2時間ドラマでの、たった一つ与えられた台詞」…です。
まぁ、大抵、彼の役柄ってぇのは、「異常にテンションの高いキワモノで、とてもマトモとは思えないが、根は善人」というのが殆どでした。
…が、…
最近、どうなんでしょかね。
おそらくは、「イイ人」的役柄が多くなったのは、彼と水田監督がタッグを組んだ映画二作目「なくもんか」での「究極のお人よし」からか、と。
それ以降、NHKでの短期放送「離婚同居」でも似たような役柄でしたし。
まぁ、「なんでもこなす」役者さんなので、演技自体に「違和感」は無いのですが…
このテのドラマで、立て続けに主役抜擢されるあたりに…
「え?…そんな扱いだったっけ?…阿部サダヲって」
という違和感は多分にアリます。
だって、あれですよ、
ポリスの名曲「ロクサーヌ」をパクって、
「ぅおくさぁ~~ん」
なんつってるヒトですよ、このヒト。
「♪有名になりたーーーい、有名になりたーーーい、有名になってぇーーー、パチンコになりたぁーーーーい」
とか歌ってるヒトですよ。
「チャーのギターをだーってやりたい」とか歌ったり。
代表曲が「ケロロ軍曹」の主題歌ですから、このヒト。(「君にジュースを買ってあげる」)
とてもじゃないですが、「お茶の間に涙と笑いをお届けする」なんて、
「90年代の織田裕二がやりそうな役柄」が回ってくるとは…
で、ドラマ評ですが。
いやぁ、なんつうんですか、良い作品だと思います。
ホントに。
なんつうか…
教則本的。
全く奇をてらわない。
意外性を求めない。
「偶然の産物」なんてない。
余計なことは描かない。
軸はぶれない。
ホームドラマだから、「悪人」は絶対作らない。
基本は一話完結。
まんなか辺で泣かせ、終わり5分前にホッとさせる。
最後は変わらない日常。
やもすれば「平凡」で「地味」になってしまう、ごく当たり前の展開。
実際、内容的にはごくごく平凡なホームドラマです。
しかし、何ゆえ、これが受けてしまうのか。
これがねぇ…
受ける二大要素(子供と動物)を恥ずかしげもなく全面に出し、なおかつそれらを邪魔せず食われないキャスティングを配し、そして前述したとおり、「ストーリーは大仕掛けにしない」つう、…
実に解りやすい。
そんな作品今更作れねェよ、…何て言わずに堂々と作る。
…これがヒットした理由でしょ。
要するに、
「実に当たり前だった」
からだと思います。
正直、ふつーに「ほろっ」としてしまったあたり、ワタシも「年食って涙腺弱くなってきたか」などと…。
まぁ、それ以上に。
昨日実家に帰りまして、解りましたのが…
うちの親二人が妙にハマっていた、という。
「DVDに録れないか」などと言い出し、挙句の果てが「あ、9月にDVDボックスでるんだっけ、買えばイイか」
などと言い出す始末。
いやいやいや、ご両親。
そんだったら、「舞妓haaaaaan!!」も観てみますか?
春シーズンを大好評で終了したドラマ、
フジテレビ日曜夜9時「マルモのおきて」。
主演:阿部サダヲ(破壊)。
…結構前から知っている役者さんだし、まぁ、ぶっちゃけ好きな役者さんだし、まぁ、キャラクターとして面白いし、実際演技力はかなりのもんだし…
とはいえ、どうにもこの人がでてくると思い出してしまうのは、この台詞。
「他人のそら似だよ、刑事さん」
…えー、日テレ系ドラマ「僕の魔法使い」(脚本:クドカン)で彼がやっていた、「役者志望だが職にあぶれて『広吉代理店』なる何でも屋でフリーターを続ける、太鼓持ち的キャラクターでいい加減極まりなく、実質『井川遥』のヒモという立場を利用しまくっているどーしよーもない男」田宮の、「ようやく出演できた2時間ドラマでの、たった一つ与えられた台詞」…です。
まぁ、大抵、彼の役柄ってぇのは、「異常にテンションの高いキワモノで、とてもマトモとは思えないが、根は善人」というのが殆どでした。
…が、…
最近、どうなんでしょかね。
おそらくは、「イイ人」的役柄が多くなったのは、彼と水田監督がタッグを組んだ映画二作目「なくもんか」での「究極のお人よし」からか、と。
それ以降、NHKでの短期放送「離婚同居」でも似たような役柄でしたし。
まぁ、「なんでもこなす」役者さんなので、演技自体に「違和感」は無いのですが…
このテのドラマで、立て続けに主役抜擢されるあたりに…
「え?…そんな扱いだったっけ?…阿部サダヲって」
という違和感は多分にアリます。
だって、あれですよ、
ポリスの名曲「ロクサーヌ」をパクって、
「ぅおくさぁ~~ん」
なんつってるヒトですよ、このヒト。
「♪有名になりたーーーい、有名になりたーーーい、有名になってぇーーー、パチンコになりたぁーーーーい」
とか歌ってるヒトですよ。
「チャーのギターをだーってやりたい」とか歌ったり。
代表曲が「ケロロ軍曹」の主題歌ですから、このヒト。(「君にジュースを買ってあげる」)
とてもじゃないですが、「お茶の間に涙と笑いをお届けする」なんて、
「90年代の織田裕二がやりそうな役柄」が回ってくるとは…
で、ドラマ評ですが。
いやぁ、なんつうんですか、良い作品だと思います。
ホントに。
なんつうか…
教則本的。
全く奇をてらわない。
意外性を求めない。
「偶然の産物」なんてない。
余計なことは描かない。
軸はぶれない。
ホームドラマだから、「悪人」は絶対作らない。
基本は一話完結。
まんなか辺で泣かせ、終わり5分前にホッとさせる。
最後は変わらない日常。
やもすれば「平凡」で「地味」になってしまう、ごく当たり前の展開。
実際、内容的にはごくごく平凡なホームドラマです。
しかし、何ゆえ、これが受けてしまうのか。
これがねぇ…
受ける二大要素(子供と動物)を恥ずかしげもなく全面に出し、なおかつそれらを邪魔せず食われないキャスティングを配し、そして前述したとおり、「ストーリーは大仕掛けにしない」つう、…
実に解りやすい。
そんな作品今更作れねェよ、…何て言わずに堂々と作る。
…これがヒットした理由でしょ。
要するに、
「実に当たり前だった」
からだと思います。
正直、ふつーに「ほろっ」としてしまったあたり、ワタシも「年食って涙腺弱くなってきたか」などと…。
まぁ、それ以上に。
昨日実家に帰りまして、解りましたのが…
うちの親二人が妙にハマっていた、という。
「DVDに録れないか」などと言い出し、挙句の果てが「あ、9月にDVDボックスでるんだっけ、買えばイイか」
などと言い出す始末。
いやいやいや、ご両親。
そんだったら、「舞妓haaaaaan!!」も観てみますか?
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