凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

・・・・あぅっ?!

2006年06月03日 | 雑記
えー、下妻やんきーれでぃーす・白百合イチゴ風に、アゴをしゃくれさせて、
「っあぅっ?!」

こんな感じです。

てなわけで、何回か振り・・・・の「れびゅー」でございますが、今回は、

ついこないだテレビ放送されたばっかりの「下妻物語」でございます。

いやー、ツボだ、もろにワタシのツボでしたよ、全くもって。

何がツボって、
①展開が速い。
②テンポが良い。
③テンションが無駄に高い。
④根本的に「バカバカしい」。
⑤全く重みがない。

いやぁー、CM挟んで2時間の放送があっという間。あらー、「ダイ・ハード」とか「タクシー」とかより、あっという間。
・・・・こんな感じです。

実際ですね、上映時に「なんとなく観てみたい」気はしてたんですけど、なぁんせ主役が「深キョン」だっつうじゃないですか。もう、この段階で足が遠のいてました。
・・・・いや、土屋アンナさんは、申し訳ないですが存在すら知らず。
・・・・つうか、この映画の後に「出来ちゃった婚で引退」つうのがすごいなぁ、と・・・・そんぐらいの認識。
そんなもんですから、「まぁ、機会があれば、ねぇ」なんて思っている間に・・・・。
大ヒット。
DVDも去年出たらしい。
そして、この映画の監督さんの最新作が、「
嫌われ松子の一生」。
あのー、主演の中谷美紀さんが「女優辞めようかとも思った」くらいの映画らしいです。・・・・よく解りませんが、これもちょっと「観てみたいなぁ」なんて思ってまして。

それはさておき。

えー、物語は・・・・。 茨城県下妻を舞台に、「中世ヨーロッパのロココ調時代に憧れ、出来ればその時代に生まれたかったという、人生にも生活にも人間関係にも冷めまくった超性格悪ロリータ少女・竜ヶ崎桃子(深田恭子)」と、「厳格な家庭に育ち、学校では元いじめられっ子で孤独だったが、下妻を仕切るレディースの総長・亜樹美(小池栄子)に出会ったことから、身も心も原チャリレディースに成り切ってしまった田舎ヤンキー・白百合イチゴ(土屋アンナ)」との間に生まれた、どーにもこーにも説明しようがない、暴走しまくった友情の物語・・・・って、こんなトコでしょうか、要約すると。

まぁ、要するに、この二人、「自分のポリシー・価値観を追及するあまり、世間からも周囲の同世代・親・大人からも、かなりぶっぱずれたトコロに行くだけ行っちゃってるけど、そんなことまーったく気にしてない」というキャラ。当然ながら第一印象はお互い最悪。でも、なんか相通ずるものはある。んで、イチゴの「人の迷惑も顧みずに筋通りまくろうとする」ポリシーに、桃子が振り回されまくるうちに、お互い「親友」と認め合う過程を描いてます。

って、こーやって書くと「なぁんだ、どこにでもありそーな青春ドラマ・・・・ちゅうか、『NANA』?」てなことになりそうですが、・・・・なんつうか、
描き方が、変?

途中でアニメになっちゃうわ、桃子の祖母(樹木希林)は元ヤンだわ、「下妻ジャスコじゃ何でも売ってる」(荒川良々=ジャンプ亭ジャンプ)わ、桃子の父(宮迫博之)は屁コキまくるわ、原宿に「伝説の刺繍師」探しにいっちゃうわ、桃子に「パチンコの神様」が降臨するわ、でも店長(生瀬勝久)に捕まりそうになるわ、そこを助けに入る「一角獣の龍二」(阿部サダヲ)はテンション高いわ、・・・・んでもってイチゴが龍二に片思いするわ、振られるわ、・・・・んで、桃子の元母(篠原涼子)はタカノユリ・ビューティグランプリに出場するわ、桃子の「神様」・ロリータファッションブランドの社長(岡田義徳)は違う意味でやっぱりテンション高いわ・・・・

えー、適当にキャスト紹介してみました。

大体が、このキャストからして、
「変」以外のナニモノでもありません。
つうか、ワタシのツボ、ですな。

えー、とりあえずは、DVDも出ていることですし、この際「TU○YA」の会員にでもなって、も一回観よーかな、なんて思ったりもしてますが・・・・。

ってゆーか、これ、実家で「70過ぎた父親」と二人で観てたんですけどね、・・・・何故か「富豪刑事」を毎週見ている親父が大爆笑してました。 ・・・・なんだかなぁ。