goo blog サービス終了のお知らせ 

凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

一転して。

2008年09月13日 | 映画
えー、気が向いたので観ましたよ、
ウィル・スミス&トミー・リー・ジョーンズ主演
メン・イン・ブラック2』。

ぶっちゃけて言います。

かーなーり、馬鹿馬鹿しい。
しかし、一作目よりはるかに面白い。

まあ、単純にワタシの嗜好にあっただけかもしれませんが、はっきり言って、一作目は単なる導入部で、仁作目が本編なんじゃねーか?という感じ。
つまり、設定やら人間関係やら、伏線やらを知るためには一作目は観なきゃならんのですが、一作目で
『なぁんだ、いわゆるハリウッドにありがちなSFXと俳優の持ち味に頼りきった、単なる金賭け映画ぢゃん』
なんつって見切っちゃうと…

まあ、『観ないと損』まで言いませんが、明らかに「内容を無視してまで、徹底してやりたい放題やると、まーここまで馬鹿馬鹿しい映画になるのよ」っていう、『2』には行き着かない。

つうか、一作目が受け入れられたから作れたんでしょうがね、実際。


トミー・リー・ジョーンズがボスのCMにでてる、つうのが何故面白いのか。
…ああ、そうか。
そりゃ面白いわ。

んな感じ。

ちなみに、金曜ロードショー放送前にウィル・スミスが、
「なに、先週見逃した?
すぐにレンタルして観ろよ!」
なんつってましたが…

あのコメント自体がオチだとは。

「毎週水曜はスペシャルプライス!」

地下鉄のロッカー開けるときは気を付けましょう。
小さい宇宙人が大勢。
TSUTAYAの会員証飾って待ってるかも。

…てなわけですな。

つうか、ギャグの九割が話と関係無いつう…

やりすぎだ。

「何かが変わるまで生きろ」

2008年09月08日 | 映画
えー、ワタクシ、やっぱ「オタ」かも。

「魔法の天使 クリーミィーマミ」というアニメに、「星井 守」というキャラクターがいました。
頑固一徹で融通の利かないディレクター。
…このキャラのモデルが、後の「世界の押井 守」であることは言うまでもありませんが、「うる星やつら」でどの話を作ったのかわからん以上、ワタシが初めてみた「押井作品」は、この「クリーミィーマミ」だと思います。

以降、「うる星やつら」での「メガネの長台詞」に爆笑し、劇場版「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」に感動し、「天使の卵」に頭を抱え…
「機動警察パトレイバー」にハマる、という。

信者ではありません。
が、
「この人にはかなわん」と思いました。

さて、今回のネタ。

押井 守監督・映画最新作『スカイ・クロラ』。

和訳すると、「空飛ぶ羽虫」だとか。

内容からするとですね、…まさにピッタリのタイトル。

えー、今回の作品は、小説の映画化。
四冊ほどシリーズで出版されているそうで、純粋に「押井ワールド」かと言われると、…多分、違う。

しかして、押井監督が一貫してテーマとしているものは同じ。
「劇場版 機動警察パトレイバー」の中の台詞。

「我々は何処から来て、何処に行くのか」

ローマに攻め行った野蛮人の将軍の言葉だそうで。


人間、生まれたときの記憶はありません。
成長するにつれて、思い出は沢山できますが、その記憶は時が経つにつれて曖昧になります。
時が経てば、自分が知っているモノ・事柄・風景は変わって行きます。
形を残さず消えて行くものもあります。
自分が一体何処で生まれ、何処で育ち、何を見てきたのか。
一部が鮮明に残っていたとしても、それがいつの何だったのか…。

ふと振り返った時、それは果たして「自分の記憶」なのか、それとも「人から聞いた話」なのか、「誰かに見せて貰ったものなのか」。


そして、まちがいなく言えるのは、「明日自分がどうしていて、何を感じるのか」わからない。
むしろ、「明日いる自分が、今の自分と同じ『自分』なのか」、そんな確証すらない。

なのに、何故、人は懐かしいがったり、今日を生きようとしたり、明日に希望を持とうとするのか。


その答えは…。


『スカイ・クロラ』もそういう話…と言って良いでしょう。


つうか、押井監督の作品はよく『観念的』であるとか、『退廃的』であるとか言われます。 
まあ、多分、それも当たってますが…。

長いこと氏の作品を観て気付きました。

「ああ、言いたいことって一つしかないんだ」と。
だから、やたら『意味を探ったり』してもしょうがねぇんだ、と。

要するに、

『答えは自分が観て感じたこと、そのものだ』と。


えー、ワタシとしましてはこの『スカイ・クロラ』、いつになくリラックスして観れましたし、いつになく話にすんなり入れました。
観ている間、ずーっとα波が出てた感じ。

哀しい話ではありますが、救われない訳ではない。
何も解決しないかもしれないが、何も変わらないわけではない。

そういう話です。


何もない平原に、佇むようにある基地。
行きつけのイン(ダイナー)に向かうまでの、ただ、真っ直ぐな田舎道。
海の底にも、宇宙にも似た、上も下もない空。

なんか、あり得ないんですが、懐かしい風景に見えました。

そういう映画です。

この美しくも…

2008年09月05日 | 映画
ろくでもない…

最近、Kはトンネルを掘っています。

てなわけで、ウィル・スミス&トミー・リー・ジョーンズ主演
『メン・イン・ブラック』。

来週は『2』を放送するそうなので、気が向けば観ようかと。

( ̄▽ ̄)
強いて言えば、それだけ。
ヽ(´ー`)ノ
つうか、…香港とハリウッドに、差なんてなくなったんですな。

面白い。
以上!
て感じ。
あとはなんもない。

80年代なら主役はエディ・マーフィーだったろう。
つまり、新しくも古くもない。意外性もない。

ウィル・スミスって…いい役者だと思うんですが、どーも…
もったいない。


そして第三弾。

2008年08月21日 | 映画
平成ライダーとしては、劇場版が二作あるつうだけで異例なのに、本放送が終わって9ヶ月も経ってから「完結編」って、あーた。


仮面ライダー電王』ですわ。

第三弾って、『まっかっか城の王』じゃなかったのね。

詳しくは、野上良太郎こと佐藤 健くんのブログ

http://m.ameba.jp/m/blogTop.do?unm=takeru-s&page=1

にて。

また観ちゃうんだろなぁ。

そして裏キバ。

2008年08月19日 | 映画
えー、ネット配信という形で「裏」を流す。

…なんか、ヒワイ。

(-_-メ)
違う。

本来、劇場版を観る前に観るモンだろーなぁ、と思いつつ、本日、最終話(5話編成)を観てしまいました。

ネット版 仮面ライダー裏キバ 魔界城の女王

…なんだかなぁ。
やりたい放題だな、これ。
改めて観ると、映画の内容が分かった上で最初から観た方が面白いぞ。

えー、音也がかなり馬鹿です。
次狼が「松田賢二」そのものです。
キバットの声があの人なのが納得できます。
付き合わされている高橋優ちゃんと柳沢ななちゃんは…大変だなぁ。

名護くん…君は実はそんなキャラだ。本編でもそれで行け。

映画以上に良いキャラなのは…仮面ライダーレイですね。

そして…小池里奈ちゃん。
こっちでここまで活躍してたのか。


えー、総合して考えますと、この話、マトモなのはバッシャ―君とマスターだけ。
いやー…劇場版がDVDになったら「裏」も入るんだろか。
…入れなきゃあかんやろ、これ。

キバって行ってきた。

2008年08月18日 | 映画
えー、うちから離れること片道約30kmの『草加シネサンシャイン』へ。

ここしかレイトショー上映やってなかったんですわ。
そこまでして観たいのか、大の大人が…と言われればそうですが、
『大の大人が真面目に作っているのだから』
と思うようになりました。

劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王
劇場版 炎神戦隊ゴーオンジャー BunBun BanBan 劇場Bang!

で、ございます。

なんだかなぁ。
電王以来、当たり前にこのテの映画を観に行けるように…つうか、上映館調べて遠出するなんて、映画ばっか観て過ごしたニ十代のようだが…そんときはアメコミ映画すら『子供だまし』などといってました。

最近のは『大人だまし』か。


さてさて、ゴーオンジャーはぶっちゃけ、おまけ。
いや、それなりに面白いんですけどね、馬鹿馬鹿しくて。
でも、映画でやるほどの何かてなわけでもなく、内容もいつも通り、単純に笑える作品。
これはこれで、これ以上は望まないし、これ以上だとある意味困る。


本題はキバ。

うーん。
面白いけど、評価しただけでもネタバレしそうなのが困る。
この後のテレビシリーズにも確実に影響しているだろーし。

…つうか、もしかしたら『テレビシリーズが終わったあとの世界』なのか?…つう気がしなくもないほど、細かいところで違和感があり、『あれ?いいのかそれ』みたいな感じ。

分かりづらい説明だな。

まあ、単純に言えば「まだ見ぬチェックメイト・キングとアークはどっちが強いんだ?」とか。
「エンペラーフォームがそこまで無敵で、更に真の姿まであると、あとテレビでどこまで見せるんだ?」とか。
「渡と音也・ユリとめぐみのふた親子タッグをそこまで書いちゃうと、これから先テレビの展開は辛いだろ」とか。

けっこー余計なコトを考えちゃう。


いや、細かいこと気にしなければ、素直に面白いし、ストーリーにもアクションにもスピード感はあるし、どのキャラにもオイシイところは用意してるし、

…つうか、「なんであの人達が勢揃いしてるの?(これはホントにネタバレすると…もったいない)」
なんて、ゲストはいるし。さー、探して見ましょう、みたいな。


なかなか、見続けているファンに対しての敬意と愛情が詰まった出来になってます。

それは認める。

しかして…仮面ライダーレイは必要だったか?
もろ、アクセントだった気がする。

そして、「この作品の主役はやっぱ音也なのか」という感じ。
まあ、そらそうだな。
「偉大な馬鹿親父っぷり」が凄かったな。

航平くん、よく頑張った。
…もうちょっと馬鹿でも良かったが。


えー、ちなみに、今回観に行った、「草加シネサンシャイン」は八月一杯で閉館のようで…残念。
決して大きい映画館ではなく、…つうか、施設の綺麗さはともかく、なんだか「昔ながらの名画座」的な手頃さを感じたんですけどね…。

ワタシの感性って、世間ズレしてますから…。

偽。

2008年08月12日 | 映画
ケッコー前から観よう、と思ってましたが、…なかなかタイミングが合わないつうか、見逃したつうか、

まあ、TSUTAYAの会員じゃない、つうのが正しい。

…てなわけで、先週、TBSで放送されました映画。
どろろ
主演/妻夫木聡・柴咲コウ
他に中井貴一・瑛太・原田美枝子・中村嘉津雄・原田芳雄・杉本哲太・土屋アンナ・劇団ひとり…などなど。

原作は言うまでもなく『マンガの神様』・手塚治虫様。

内容も…説明するよりも『読め』てな感じです。


まあ、率直に言いますと、「原作を読んで、設定を理解した上で観ましょう」と。

いや、たぶん、読まなくても面白い人には面白いと思いますが…。

ぶっちゃけ、最初の一時間、どろろと百鬼丸が出会って次々と妖怪を退治してゆく辺りについては…

「なんだか、もーちょっと何とかなるだろーに」という感じがしてなりません。
なんつうか、ワンカット・ワンシーンが粗い…つうか。
丁寧じゃない、つうか。

まあ、「二時間じゃこれがやっとか」てな感じつうか……「制作費分配してねーか」つうか…。

まあ、ともかく、
『後半の盛り上がりの為の導入』である前半を乗り越えりゃ、なかなか納得できるエンディングが待ってます。

そもそも、原作の『どろろ』が未完なもんですから、映画でどう描くのか…てぇのがあったんですが…

マンガと異なりつつ、それでいて、ワリカシまとまった終わり方。
つうか、マンガがとことん「世の儚さ・争いの虚しさ」を描く結果となっているのに対して、映画はとことん生きることに拘った結末、と言って良いでしょう。

褒めすぎだ。
はっきり言って、キャストに助けられてる部分はそーとーあります。
特に主役二人。
いやぁ、ぶっちゃけ、実写でこの二人以上のキャストはないかと。
柴咲コウちゃんなんか、「どろろそのもの」ですわ、実際。
よくやったなぁ、ここまで。


ちなみに一時、「どろろ2」なんて噂もありましたが…
それは薦めらんないわ。

♪こーれを、何に例えよおー…

2008年07月12日 | 映画
えー、ジブリの森は「府中の森」ですが、トトロの里は東村山。

…武蔵野には違いないですがね、ぶっちゃけ、「神奈川との県境」と「埼玉との県境」ですからね、…両方に縁のあるワタシとしましては…微妙。

さて、本日のネタ。

ジブリ作品の中である意味「異色」、宮崎ジュニア監督の『ゲド戦記』。

( ̄▽ ̄)
あのー…正直言って、ワタシの中で「時間作ってでも観に行くジブリ作品は、

『紅の豚』

で終わりました。

いや、クオリティとしては高いと思いますよ。
ただね、『もののけ姫』をレーザーディスク(当時ね、DVDよりレーザーが主流でした)で観た時に思っちゃった。

『凄いけど説教臭い』

ここら辺からですよね、「機会があれば観る」程度になったのは。

で、当然ながら、今回の『ゲド戦記』も、

「テレビでやるだろう」

という安直さで映画館に観に行かなかった作品。
で、テレビ放送されましたんで…

( ̄― ̄)「じゃあ、観るか」と。

安直。

えー、前評判で「暗い」「難解」「観念的」なんてぇハナシを聞いてましたが…。

なんつうんですかね、難しい気はしなかったんですけどね、意外性がなかったつうか。
「手島 葵の起用は…微妙やなぁー、テーマ曲がまんま劇中曲だからなー…それがなきゃなー(ぶっちゃけ、ミスキャストに感じる)」
とか、
「説明的なセリフが多いのは、作風じゃなくて映画の尺の問題やな」
とか、
「なんかどーしても『ルパン三世映画一作目』のテーマとダブるなぁ」
とか、
「菅原文太さんはすっかりジブリ作品のレギュラーなのね」
とか、…

(´Д`)
要するに、「黙って観てりゃそれなりに観れるクオリティ」なのに、ジブリってだけでハードル高くしちゃうのね。

いや、ぶっちゃけ、冒険活劇としては、案外分かりやすいハナシだと思いますよ、ワタシは。
でもねぇ…。

「やっぱ飛ぶンだ」
「馬じゃない動物に乗って疾走」
「人間技じゃないだろ」
「やっぱ最後は城の頂上で、しかも崩れる」
「悪は自滅」

という、「ルパン」「コナン」「ナウシカ」「ラピュタ」「魔女の宅急便」など、初期の名作に見られる『お約束』の踏襲ってのが…
どーも分かり易過ぎねーか?と。

さらにいただけないのが…
最近の映画CMって、なんでこれやっちゃうかね…。
ラストがね、「あ、このシーンなのね」なんて感じ。
…流しちゃダメでしょ、CMで。
(-_-メ)
どの映画にも言えるんですが、こーゆー広告の作り方が「意外性」やら「盛り上げ感」をね、半減させてる原因だと思うんですがね。
どーなんすか?

ぶっちゃけ、最近、「観たい映画のCMを観てると、どーんどん、観る気がなくなる」傾向にあるんですがね。

…あれ、流行ってんですかね?

食えるか、微妙。

2008年06月13日 | 映画
えー、ファミリーマートで見つけました、「二谷幸喜プロデュース 天塩商会公認 揚げぱん」

あれですね、映画「ザ・マジックアワー」公開記念タイアップ商品だそうです。

…そこまでするか、三谷幸喜。

今や「日本映画界の鬼才」(鬼才)扱いですが、そもそもは「引っ込み思案なくせに目立ちたがり」つう、厄介な舞台脚本家ですからね、公開に先んじて佐藤浩市さんと組んだマジックコンビ「Wコーチャン」なんてぇアホな行動にしても、呼ばれてないのにお台場で宣伝活動…なんてのは、なんだか「昔の演劇時代にもやってたのかなぁ」なんて思えますが…。

これは流石に、ねぇ。
思いきったワルノリ。

さて本編については…。
観に行ってません。
時間があれば行こうか…とも思いますが…。

上映時間、「ザ・有頂天ホテル」並みに長いンだろか?
それが気掛かり。

やはり続編ではないか。

2008年05月11日 | 映画
えー、録画してました映画『少林サッカー』を、本日観ました。

あれですね、やはり『少林少女』とは、どうしても比較しながら観てしまいますね。

基本的にハナシの流れは一緒です。
主人公は「少林拳を広めたい」という達人。
二十年前、サッカーのスタープレイヤーだった「冴えない親父」と出会い、サッカーを始めます。
最初乗り気ではない兄弟子・弟弟子たちも、練習試合での「悔しい思い」から、少林の心を取り戻します。そして、国内大会出場。
元々が達人揃いですから、覚醒してからは、皆の超人的プレー続発。
連戦連勝。
そして、ついに宿敵・デビルズの待つ決勝へ…。

とまあ、そういうハナシ。
これに、「太極少女」との心の触れ合いだとか、各キャラの「負け犬エピソード」が絡まって、単純な「馬鹿映画」ではないモノに仕上げてます。

ある意味、「カンフーハッスル」と一緒。

「挫折から立ち上がって、勝利」というパターンですな。

( ̄▽ ̄)

こうやって2作観ますと、「ああ、『少林少女』って、日本でこの2作の『イイトコ取り』映画を作りたかったのか」ということがよく分かりますな。

なるほど。

まあ、やはり「和食と中華の違い」は感じますし、馬鹿さ加減の度合いは香港映画に勝てませんし、…

大体が、チャウ・シンチーという監督(俳優)のコダワリというか、「そこまでやるか」加減がハンパではないぶん、インパクトでは本家のが上ですな。


まあ、あとは、やはり観る側がついていけるか、だけ。
…個人的には、少林サッカーも少林少女も面白いと思いますが…。

馬鹿映画としてはカンフーハッスル。
ストーリー構成は少林サッカー。
感性的に受け入れやすいのが、少林少女。

…んな感じでしょうかね。

…つーか、「少女」での笑いのツボ、やっと解った。