脱ケミカルデイズ

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高脂肪食孫の代まで乳がんリスク妊娠中、ネズミで判明

2012年09月29日 | 食品

高脂肪食孫の代まで乳がんリスク妊娠中、ネズミで判明
朝日新聞2012年9月14日

妊娠中のネズミに脂肪分の多いえさを与えると、子だけでなく孫の代も、乳がんのリスクが上がるという研究結果を、米ジョージタウン大などが英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズで発表した。論文によると、妊娠中のーネズミに、脂肪分が43%を占める高脂肪食を与えると、子や孫は普通のえさ(脂肪分17%)を与えても、乳がんになる確率が普通のネズミより55~60%高くなった。乳がんは女性ホルモンと関係が深いことがわかっているが、妊娠後期のネズミに女性ホルモンのエストロゲン(O・1ppm、ppmは100万分の1)を混ぜたえさを与えると、子、孫、ひ孫の乳がんになる確率が50%高くなった。遺伝性乳がんの3分の2は原因になる遺伝子がわかっていない。今回の研究はこれらの解明につながると期待されている。