脱ケミカルデイズ

身の周りの化学物質を減らそうというブログです。 

イタリアでも大気汚染深刻 ミラノ、ローマで車両規制

2015年12月23日 | その他

産経新聞20151228 14:20更新
イタリアでも大気汚染深刻 ミラノ、ローマで車両規制
http://www.sankei.com/world/news/151228/wor1512280026-n1.html

 

 イタリアの首都ローマと北部ミラノで大気汚染が健康に有害なレベルに達し、両市で28日から中心部への車両乗り入れが規制されることになった。国内では1カ月以上、ほとんど雨が降らず、空気が乾燥した日が続いており、主要都市を中心に車の排ガスや暖房などによる大気汚染が深刻になっている。

  ローマ市当局は28~29日、車両のナンバープレートの偶数と奇数で日替わりに通行を制限。家庭用暖房器具の温度も18度以下に設定するよう奨励している。

  ミラノ市内では30日までの3日間、朝から夕方までマイカーの市内への乗り入れを全面禁止する。産業の中心地で車両の通行量が多いミラノでは、これまでにも通行規制などによる排ガス削減策が導入されている。(共同)


江戸川清掃工場で、焼却炉の排ガス中の水銀濃度上昇、焼却停止

2015年12月22日 | その他

江戸川区20151222
江戸川清掃工場で、焼却炉の排ガス中の水銀濃度上昇、焼却停止
https://www.city.edogawa.tokyo.jp/gomi_recycle/bunbetsu/suiginn.html

 

 平成27年12月19日に江戸川清掃工場において、焼却炉の排ガス中の水銀濃度が自己管理値を超えたため、焼却炉を停止しました。 
 この原因は、水銀を含むごみが工場に搬入されたことによるものです。こうした事例は、23区内複数の清掃工場で発生しています。
 焼却炉が停止すると、清掃工場の設備復旧に多くの時間と費用が必要になるだけでなく、ごみの収集が遅れるなど様々な問題が起こります。
 同様の事態が多発すると、ごみの収集ができなくなるという最悪の事態も想定され、皆さまの生活に深刻な影響をもたらすこととなります。
 詳細については、東京二十三区清掃一部事務組合ホームページをご覧ください。

 


テヘランでも大気汚染深刻、3日連続休校

2015年12月22日 | その他

産経新聞2015年12月22日 15:57更新
テヘランでも大気汚染深刻、3日連続休校
http://www.sankei.com/world/news/151222/wor1512220031-n1.html

 

 イランの首都テヘランで大気汚染が深刻化し、当局は22日まで3日連続で市内の学校を休校にすることを決め、住民に屋内退避を勧告した。テヘランでは14日に、微小粒子状物質「PM2.5」を含む大気汚染指数が「健康に悪い」レベルの162まで上昇、その後も大きな改善には至っていない。

 指数162は今年3月以降で最も高く、子どもや敏感な人に限らず、全ての人の健康に害を与え得る。

 在テヘランの日本大使館も21日、在留邦人に空気清浄機を最大風量にして運転したり、屋外での活動を極力控えたりするなどの対策を呼び掛けた。地元メディアによると、一部の工場なども稼働を停止した。

 主な汚染源は車の排ガスで、核問題による欧米の制裁もあってガソリンの精製技術の導入が遅れ、アハマディネジャド前政権期に粗悪品が流通したことが大きな理由。(共同)


気になる新刊 バリウム検査は危ない 岩澤倫彦著

2015年12月22日 | 

日刊ゲンダイ2015年12月22日
気になる新刊 バリウム検査は危ない 岩澤倫彦著

健康診断で、苦手な人が多い検査といえばバリウム検査。胃がんの早期発見ができるならば多少のつらさは仕方がないが、実はバリウム検査での胃がん発見の精度は低く、見逃し率は45%ともいわれている。

がんが見つかりにくいだけではなく、バリウムによって大腸などに穴が開く消化管穿孔(せんこう)が起きたり、腸閉塞や人工肛門に至る事故も起きているという。

このような検査が、なぜ当然のように行われているのか。その背景には、巨大な利権があると本書は指摘。検査を推奨しているのが、厚労省や自治体の天下り組織であるという事実を明らかにしていく。

いまや先進国でバリウム検査を続けているのは、何と日本だけ。事実を知らないままでは、命が危ない。(小学館1200円)


カフェイン入り飲料 中毒死 眠気覚ましに常用で、国内初

2015年12月22日 | 食品

毎日新聞2015年12月21日 11時28
カフェイン入り飲料 中毒死 眠気覚ましに常用で、国内初

http://mainichi.jp/articles/20151221/k00/00e/040/159000c

 

 九州地方で今年、眠気覚ましをうたうカフェイン入り清涼飲料水を長期にわたり日常的に飲んでいた20代男性がカフェイン中毒で死亡していたことが、福岡大法医学教室の分析で21日までに分かった。胃の内容物にはカフェイン錠剤の可能性がある破片も混じっていたが、同教室は飲料の大量摂取が原因とみている。

 厚生労働省食品安全部は「国内でのカフェイン中毒死は聞いたことがない」としており、常用での中毒による死亡は国内初の報告例とみられる。

 男性はカフェイン入り清涼飲料水を、眠気を覚ますため日常的に飲んでいたという。同様の製品を販売するメーカーは「何本も続けて飲んだり、副作用が強くなるアルコールと一緒に飲んだりするのは避けてほしい」としている。

 カフェイン含有量の多い飲料が販売されている米国では、十数件の死亡例が報告されている。国内で摂取許容量などの基準はない。

 福岡大法医学教室などによると、男性は24時間営業のガソリンスタンドで深夜から早朝の勤務。帰宅後は夕方まで起きていて、その後に寝て出勤する毎日だった。エナジードリンクと呼ばれるカフェイン入り飲料を多用し、死亡する約1年前から体調不良を訴え、吐いて寝込むことを数回繰り返した。カフェイン中毒症状とみられ、死亡当日も帰宅後に吐いて寝込んでいた。数時間後に家族が気付き、救急搬送したが手遅れだった。飲んだ量がどれくらいかは不明。

 警察の依頼で福岡大の久保真一教授(法医学)が男性の解剖を担当し、カフェイン中毒死と判断し警察に報告した。久保教授によると、男性は持病もなく目立つ異常はなかったが、血中に少量のアルコールが残っていたほか、胃の内容物や血液、尿に高濃度のカフェインが残っていた。(共同)