脱ケミカルデイズ

身の周りの化学物質を減らそうというブログです。 

東京消防庁、金属火災対策として粉末消火薬剤の放射装置を導入

2015年03月28日 | 化学物質

東京消防庁2015年3月27
水による消火が困難なマグネシウム粉等が燃焼する火災に対応する粉末消火薬剤放射装置を新たに製作
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-kouhouka/pdf/270324.pdf

水で消火できない金属火災などに対応できる「粉末消火薬剤放射装置」を東京消防庁が導入し、27日に渋谷区で報道陣に公開した。昨年5月に町田市の金属加工工場でマグネシウムが燃えた火災を教訓に導入したもの。

  趣旨

平成26年5月、町田市のマグネシウムを取扱っている工場において鎮火まで38時間余りを要する火災が発生しました。これを受け、東京消防庁では同種火災に対する安全確保対策を強化してまいりましたが、水による消火が困難な火災に対応するため、資材搬送車に粉末消火薬剤放射装置を積載して火災現場で消火できる装置を製作しました。つきましては、実際にマグネシウム粉末を燃焼させ、この装置を活用して消火する実験をするものです。


米モンサント開発の除草剤に発がん性の恐れ

2015年03月25日 | 農薬

日経新聞2015/3/24 18:45
米モンサント開発の除草剤に発がん性の恐れhttp://www.nikkei.com/article/DGXLASGM24H69_U5A320C1FF2000/

  【ワシントン=共同】世界保健機関(WHO)の専門組織、国際がん研究機関(本部フランス・リヨン、IARC)は23日までに、米モンサントが開発した除草剤「グリホサート」に発がん性の恐れがあるとする報告書を公表した。

 グリホサートは「ラウンドアップ」の商品名で知られる除草剤の主成分。日本を含む多くの国で使われている一方、安全性を懸念する声も強い。

 IARCは、人での発がん性を示す証拠は限られているものの、動物実験や薬理作用などの研究結果に基づいて判断したと説明。5段階分類で上から2番目にリスクが高く「人に対する発がん性が恐らくある」ことを示す「2A」にグリホサートを位置付けた。

 報告についてモンサントは「グリホサートは人の健康に安全だ」と反論している。

 

 


「PM2.5」 九州北部で基準値超え 今季初めての注意喚起

2015年03月23日 | 化学物質

FNN2015年3月22日18:06
「PM2.5」 九州北部で基準値超え 今季初めての注意喚起
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00288681.html

 大気汚染物質「PM2.5」の値が高くなっているとして、九州北部では、今季初めて注意喚起を行った。
22日午前5時から午前7時までのPM2.5の平均値は、長崎・五島市で111マイクログラム(μg)など、3つの地区で、注意喚起基準値(70マイクログラム)を超えた。
長崎県は、この3つの地区と正午までの平均値が基準を超えた地区に、外出を控えることなどを呼びかけた。
また福岡県でも、今季初めて、注意喚起情報が出された。
街の人は「家から出てくる時から、うわーっと思って、これは、きょうは完全にマスクしとかないかんなと思ってですね」と話した。
佐賀市でも、今季初めての注意喚起が出ている。
22日は、広い範囲で黄砂も観測されていて、22日夜から23日の朝にかけて、西日本を中心に、引き続き注意が必要となる。


洗濯用パック型液体洗剤、3歳以下の乳幼児に事故集中

2015年03月19日 | 合成洗剤と石鹸

消費者庁 独立行政法人国民生活センター 2015年3月18日
洗濯用パック型液体洗剤に気を付けて!-特に3歳以下の乳幼児に事故が集中しています-http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20150318_1_1.pdf

 洗濯用パック型液体洗剤は、新たな形の洗濯用洗剤として、近年、日本でも製造販売が行われています。計量の必要がなく簡便という利点があるものの、フィルムが破れ、洗剤が口や目に入る等の事故情報が消費者庁に寄せられています。フィルムは水に溶けやすいため、子供が握ったり噛んだり遊んでいるうちに、破れてしまうケースが多く、特に3歳以下の乳幼児に被害が集中しています。

また、海外でも同様の洗濯用パック型液体洗剤で、同種の事故が多数報告されています。

乳幼児の手の届かないところで保管するよう注意して御使用ください。

備考:本件公表は、経済協力開発機構(OECD)、欧州委員会及び21 の国が連携して取り組む「洗濯洗剤カプセル/パケットに関する国際啓発キャンペーン(2015 年3月16 日~23 日)」の一環として実施するものです。世界では、洗濯用パック型液体洗剤に関する事故が年間16,000 件以上報告されており、国際社会全体で洗濯用パック型液体洗剤の安全な使用と保管について啓発を促進することを目指しています。(別紙参照)

 

1.洗濯用パック型液体洗剤について

国内で販売されている代表的な洗濯用パック型液体洗剤は、中性の濃縮液体洗剤を水溶性のあるフィルムで包んだ、触ると柔らかいものです。

大きさは、3.6×4.1×3.0 センチメートル(平均)で、3歳児が手で持ったところ片手で覆えない大きさでした。3歳以下の乳幼児の口の大きさには入らないこと、フィルムが水に溶けやすいことを考慮すると、窒息の可能性は低いと思われますが、乳幼児は身の回りのものを何でも口に入れようとするので注意が必要です。

 

2.洗濯用パック型液体洗剤の事故情報

(1)主な事故事例

【事例1】
パックタイプの液体洗剤を子供が握ったら破裂し、目の中に入った。目の表面が洗剤で覆われてしまったので急いで水で洗い流し、治療を受けた。(事故発生年月 平成26 年6月、3歳・女)

【事例2】
親が洗面所で洗濯中、別室にいた子供が吐き、泣き出した。洗濯機の横60cm の高さに置いてあった洗剤をかじってしまった様子。すぐに吐き出させて口をゆすいだが、口が痛いという。 (事故発生年月平成26 年6月、4歳・男児)

【事例3】
高さ1メートルくらいの棚に保管していた洗剤を、子供が箱から1つ取り出して遊んでいたところ飲み込んだ。母親が指を突っ込んで吐かせ、牛乳を飲んで病院を受診。(事故発生年月 平成26 年11 月、1歳・男児)

【事例4】
製品同士がくっつき始めたため、その度に剥がしながら使っていた。いつものように剥がそうとすると、フィルムが破れ、中身が目に入った。眼科を受診、1週間後にはほぼ回復。(事故発生年月 平成26 年10 月、90 歳代・女性)

(2)消費者庁に寄せられた事故情報の概要

国内で販売されている代表的な洗濯用パック型液体洗剤は平成26 年4月に発売が開始されていますが、平成26 年の発売開始から平成27 年1月末までの間に、消費者庁には延べ152 件の事故情報が寄せられています。内訳としては、事故情報データバンク※1に13 件、医療機関ネットワーク※2に6件、製造事業者から130 件(うち、公益財団法人日本中毒情報センター受付分が102 件)、公益社団法人日本小児科学会こどもの生活環境改善委員会Injury Alert(傷害速報)に3件となっています。

消費者庁に寄せられている事故情報の内訳を、図1、図2に示しています。年齢別では、3歳以下の乳幼児が110 件(72.4%)と大半を占めており、またほとんどの事例が、フィルムが破れ中身が出て口や目に入ったというものです。 

詳しくは http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20150318_1_1.pdf

 


新番組MCも…真矢ミキに気がかりな「茶のしずく」事件の呪縛

2015年03月18日 | 化粧品

日刊ゲンダイ2015年3月18日(水)9時26分配信
新番組MCも…真矢ミキに気がかりな「茶のしずく」事件の呪縛http://news.nifty.com/cs/entame/showbizddetail/gendai-20150318-245768/1.htm

(一部抜粋)

  TBSが30日からスタートさせる朝の情報番組「白熱ライブ ビビット」(毎週月~金、午前8時~)。TOKIOの国分太一(40)と女優の真矢ミキ(51)がMCを務める。

 真矢はワイドショーのMCはもちろん初めてだが、真矢といえば思い出されるのが「あきらめないで!」のキャッチフレーズが印象的だった「茶のしずく石鹸」のCMである。商品は真矢が広告塔のおかげでバカ売れしたが、アレルギー症状が出て重篤な健康被害を訴えるユーザーが続出。販売元に対し、現在も全国での集団訴訟が続いている。

「真矢は当時所属していた事務所の方針で、一切、この件に関するコメントも出さず、もちろん謝罪もしていない。それだけに、真矢が消費者の生活情報も扱うワイドショーの司会を務めることで、被害者の心情を刺激しないかという危惧がある」(マスコミ関係者)

 折しも、みのもんたが10年以上前に司会を務めていた情報番組で勧めた健康法を実践したという高齢の女性が「健康を害した責任はみのにある」として、みのを提訴したことが報じられたばかり。関係者は気が気じゃないだろう。