脱ケミカルデイズ

身の周りの化学物質を減らそうというブログです。 

ベトナムで中国産野菜と果実の売れ行きが激減、有害物質の検出で

2012年09月13日 | 中国

中国産野菜と果実の売れ行きが激減、有害物質の検出で―ベトナム
2012年8月21日(火)10時23分配信  Record China
http://news.nifty.com/cs/world/chinadetail/rcdc-20120821007/1.htm

 2012年8月18日、ベトナム最大のネットメディア・ベトナムネット(Vietnamnet)によると、中国産の野菜と果物から有害物質が検出されたことから、ベトナム国内での販売高が急激に下降している。一部の消費者は価格が高くとも国産品を買うようになっているという。環球時報が伝えた。

 首都・ホーチミンにある2カ所の中国産青果の卸売市場では、毎日30%のペースで果物の仕入れ高が減少している。国内産青果が品薄となっていることから消費者は仕方なく中国産を買っているものの、「たとえさらに価格が下がったとしても中国産は買いたくない」という消費者が増えている。

 ベトナムのアナリストは中国産青果の販売不振が国産品のシェア拡大につながるとみているが、中にはそうした見方を否定する専門家もおり、農業団体の責任者は生産システムや技術的な問題からベトナムの農産物は品質が高くなく、そうしたことが最も競争力に影響していると指摘している。(翻訳・編集/岡田)

 


中国で下水油を医薬品原料に 日本にも輸出?

2012年09月13日 | 中国

下水油といわれる下水などから回収された再生食用油。中国では地溝油(ちこうゆ)というらしい。300万トンも出回っているとの説も。

 

日本にも輸出か?!大手メーカーが下水油で医薬品原料を製造―中国
2012年9月3日 05時26分 Record China

 2012年9月1日、環球網によると、米華字メディア・世界新聞網は中国大手製薬企業・健康元薬業集団が医薬品原料に下水油を使用していたと報じた。
 
健康元薬業集団は中国の医療品大手。台湾の有名女優など大物芸能人を使ったプロモーションで知名度を高めた。今回問題となったのは子会社が製造している医薬品原料。日米欧など20カ国以上に輸出されているという。

 8月28日、浙江省寧波市中級法院で下水油製造業者の裁判が始まったが、その中で購入者として健康元薬業集団の名前があげられた。業者が製造していた下水油の過半数を、健康元薬業集団の子会社・河南焦作健康元生物製品公司が購入していたという。(翻訳・編集/KT)

http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20120903/Recordchina_20120903001.html

 


「人肉カプセル」中国から韓国に

2012年05月18日 | 中国

朝日新聞2012年5月8日 「人肉カプセル」中国から韓国に 関税庁が摘発

 韓国関税庁は6日、中国東北部から死産した胎児の体を粉末にして作った「人肉カプセル」が韓国に大量に持ち込まれている、と公表した。

 関税庁によると、昨年8月以降、中国東北部の延吉や吉林などから届く国際郵便や飛行機などで訪韓する旅行者の携帯品から、医薬品を装った計1・7万錠の中身が不審なカプセル入り粉末を摘発。分析した結果、粉末には人体のDNAが含まれ、髪の毛やつめを裁断したとみられるものも含まれていたという。担当官によれば、中国東北部の発送元をたどって調べた結果、製造現揚も確認したという。一方、韓国内では主に重労働につく在韓中国人が「滋養強壮剤」として服用しているほか、末期がん患者が購入している事例もあった。

 カプセルからは有害なスーパーバクテリア(多剤耐性菌)も検出されたとし、関税庁は旅行者の携帯品や国際郵便の通関手続きを強化する方針だ。(ソウル)


中国で医療用カプセルに廃材ゼラチン

2012年05月16日 | 中国

読売新聞2012年4月17日 薬カプセルから基準90倍超の重金属…中国

【北京=大木聖馬】中国中央テレビによると、中国で製造された医薬品に用いるカプセルの原材料に、皮革品の廃材から製造した工業用ゼラチンが違法に使用され、カプセルから重金属のクロムが基準値を大幅に超えて検出されたことがわかった。

 国家食品薬品監督管理局は16日、基準を超えるクロムが検出されたカプセルの販売と使用禁止を命じる緊急通達を出した。

問題の原材料は、中国で生産される年間1000億個のカプセルのうち、約3分の1を生産する浙江省新昌の工場などから発見された。国の基準では、カプセル1キログラムあたりのクロムの許容量は2ミリグラムだが、基準の90倍以上のクロムが検出されたものもあった。

工業用ゼラチンの製造工場では、汚れて異臭を放つ皮革の廃材を強酸性、強アルカリ性の溶液などで洗浄した上、煮詰めて透明なゼラチン状のものを抽出するなどして製造しており、これら違法の原材料を使えば、約3分の2の値段でカプセルを製造できるという。

 


「どぶ油」製造、最高で死刑 中国、厳罰化で信頼回復狙う

2012年02月25日 | 中国

朝日2012年2月25日
「どぶ油」製造、最高で死刑 中国、厳罰化で信頼回復狙う

 中国の最高人民法院(最高裁)、公安省などは24日、ゴミや廃油を原料とする「地溝油(どぶ油)」を製造、販売する犯罪に対し、最高で死刑を適用するとの通知を発表した。市民の間で深まる食への不信に、政府が威信をかけて取り組む姿勢を示すものだ。
 通知は地溝油の生産・販売だけでなく、疑いのある油を販売した犯罪にも、厳しい刑を科すよう定めた。悪質性や生産販売の規模などから「国家と人民の利益に重大な損失を与えた」と判断した場合は、死刑を適用する。「地溝油」は、ラードなどの油分を含む生ゴミや廃油を集め、雑多な成分を取り除いた上で「食用油」として流通する有害な油を指す。各地で被害が絶えず、「政府への信頼にも影響する」(国務院食品安全委員会)として昨年、全国的に摘発を強化。8月以降、135件、800人を検挙した。(北京=林望)