脱ケミカルデイズ

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胆管ガン、厚労省の印刷所全国調査で新たに22人発症疑い

2012年09月17日 | 化学物質

http://news.goo.ne.jp/article/sankei/life/medical/snk20120906102.html
胆管がん 新たに22人が発症疑い 印刷所1万8000カ所調査
2012年9月6日(木)08:05 産経新聞

 印刷会社の従業員らに胆管がんの発症が相次いでいる問題で、厚生労働省は5日、全国約1万8千の印刷事業所を対象に調査を行ったところ、22事業所の22人について、新たに胆管がん発症の疑いがあるとする回答があったことを明らかにした。調査は7月末に全国1万8131の印刷事業所に調査票を郵送して実施。8月末までに1万4267事業所から回答があった。

 このうち、胆管がんの原因物質の疑いがある有機溶剤など「有機溶剤中毒予防規則」の適用対象物質を使用していたのは7009事業所。

 「胆管がんを発症していたらしい」などの不明確なものも含め、22事業所の22人(うち死亡12人)の従業員や経営者に、胆管がん発症の疑いがあるとの回答があった。

 年代別では50代と60代が8人と最も多く、以下70代が4人、30代と40代が各1人だった。厚労省は情報を寄せた各事業所に対し、労働基準監督署へ相談するよう勧めている。

 厚労省は4日までに、全国の印刷業から胆管がんに関する労災請求が計34件(うち死亡23件)あったことを公表。他に印刷業以外から2件(同2件)の労災請求もあったという。

 

http://news.goo.ne.jp/article/asahi/life/medical/K2012090505500.html
胆管がん、労災申請34人に 新たに22人の発症報告も

2012年9月5日(水)23:40

 印刷会社で胆管がんが多発している問題で、厚生労働省は5日、胆管がんによる労災認定の申請が4日時点で34人(死亡23人)に増えたと発表した。印刷業1万8131事業所に調査した結果、新たに22事業所で22人が発症した報告があったことも明らかにした。

 8月24日時点での労災認定の申請は29人(死亡20人)だった。新たに申請した5人は全員男性で、30代1人、40代3人、70代以上1人。特に多発している大阪市の「SANYO―CYP(サンヨー・シーワィピー)」関係は12人で変わらなかった。

 これとは別に、印刷業以外で2人が申請している。

 


http://news.goo.ne.jp/article/asahi/life/medical/K2012090601460.html
胆管がん、労災認定検討会が初会合 厚労省、結論は来春

2012年9月6日(木)10:51

 大阪市や宮城県の印刷会社で胆管がんが多発している問題で、従業員や遺族34人が申請した労災認定の可否を判断する検討会の初会合が6日、厚生労働省で開かれた。今後、1~2カ月に1回、非公開でおこない、来春までに結論を出す予定。

 検討会は厚労省労災補償部長の私的懇談会(座長・産業医学振興財団の桜井治彦理事長)で、病理学や内科学、公衆衛生学などの専門家8人で構成。34人の仕事と病気の因果関係を検討し、認定が可能かどうかを判定する。これをもとに、申請を受けつけた各地の労働基準監督署が最終判断する。

 労災認定は通常は労基署が判断する。ただ、原因が不明な時など、労基署で判断できない場合は検討会をつくって報告書をまとめ、労基署の決定に反映させる方法がとられる。