脱ケミカルデイズ

身の周りの化学物質を減らそうというブログです。 

明治・旭川工場から洗剤6000リットル流出

2015年11月27日 | 合成洗剤と石鹸

時事通信2015年11月27日0時16分
旭川工場で洗剤流出=石狩川に約6000リットル—明治http://news.biglobe.ne.jp/domestic/1127/jj_151127_2082247971.html

  明治(東京)は26日、牛乳類を製造する旭川工場(北海道旭川市)で、貯蔵タンクの洗浄に使用するアルカリ性洗剤約6000リットルが配管の継ぎ目から漏れ、石狩川に流出したと発表した。現時点では石狩川の水質に影響は見られないという。
 洗剤はカセイソーダを1.2%含む水溶液。同日午前5時半ごろに始めたタンクの自動洗浄の工程が午前9時ごろになっても進まなかったため、従業員が点検し、洗剤漏れを発見した。 


ブラジル・ミナス州鉱山ダム決壊 サマルコ社にR$2.5億の制裁金

2015年11月16日 | 化学物質

サンパウロ新聞20151116
ミナス州鉱山ダム決壊 サマルコ社にR$2.5億の制裁金


大統領が現地視察し会見 急がれるドセ川汚染対策

 ミナス・ジェライス州マリアーナ市のジェルマノ鉱山鉱滓ダム決壊事故から1週間が過ぎた12日、ジルマ・ロウセフ大統領が被害を受けた地域を視察した。大統領は、家屋の大半が破壊され、泥に埋まった同市ベント・ロドリゲス地区、ドセ川への泥水流入で取水が停止されている同州ゴベルナドール・バラダレス市を上空から視察。ゴ・バラダレス市で行なった記者会見で、同鉱山を運営するサマルコ社に対しブラジル環境・再生可能天然資源院(Ibama)が課す制裁金は2億5000万レアル(約81億円)に上るだろうと述べた。この金額は暫定的なもので、将来新たな制裁金が課される可能性もある。国内各メディアが報じている。

 資源大手のヴァーレ社と英豪系BHPビリトン社が出資するサマルコ社。5日午後に起きた2カ所の鉱滓ダム決壊によって流出した不要鉱物の混ざった泥水は、ベント・ロドリゲスはじめ近隣地区に壊滅的な被害をもたらした。泥水はさらに州内ドセ川に流れ込んで隣州エスピリト・サントへ向かっており、流域諸都市の水供給に影響を及ぼしている。

 ジルマ大統領は制裁金について、環境への損害、河川流域を危険にさらしたこと、公共財産への損害、電力の中断などによるものと説明。Ibamaも、5000万レアルずつ5件の制裁金を課すことを確認している。大統領はさらに、泥水流入により影響を受けた各州もサマルコ社に補償を要求できると述べた。

 ドセ川の水を利用している都市の一つであるゴ・バラダレス市は、泥水で汚染された同川からの取水停止を余儀なくされている。バラダレス司法管轄区のルペルシオ・パウロ・フェルナンデス・デ・オリベイラ判事は、サマルコ社が、同市への72時間の水供給を保証するため、1日80万リットルの水を供給するよう決定している。もし供給できなかった場合は、1日100万レアルの制裁金が課される。

 この決定ではさらに、サマルコ社がドセ川の水質を監視するとともに、30日以内に水中の汚染物質の調査と損害回復のための計画書を提出する事も要求している。

 大統領は、ゴ・バラダレスの水問題解決、マリアーナ市における捜索・救助活動に優先的に取り組むべきとの認識を示すとともに、泥水の進行を防ぎ、汚染されたドセ川の水質を回復する必要性を強調。サマルコ社を含む関係機関の被害地域での継続的な活動のため民間防衛局から代表者を派遣する考えを示した。

 視察には教育相、環境相、国家統合相が同行。会見にはマリアーナ市のドゥアルテ・ジュニオル市長、ミナス州のフェルナンド・ピメンテル知事、エスピリト・サント州のパウロ・ハルトゥング知事のほか、州民間防衛局、軍・文民両警察と消防からなる対策本部の代表者も参加し、会見後は、やはりドセ川の汚染によって水供給に影響を受けつつあるコラチーナ市(ES)も訪れた。20151114日付


独:「発表ずさん」…「加工肉に発がん性」に反発広がる

2015年11月05日 | 食品

毎日新聞2015年11月4日10時08分
独:「発表ずさん」…「加工肉に発がん性」に反発広がるhttp://mainichi.jp/select/news/20151104k0000e040129000c.html

  【ベルリン中西啓介】世界保健機関(WHO)の専門機関がソーセージなどの加工肉に発がん性があると発表したことに、ドイツで反発が広がっている。食肉業界だけでなく、ノーベル医学生理学賞受賞者も「ずさんだ」と批判するなど、国民食に注文を付けられたドイツ人の怒りは収まる気配がない。

 「詳細な研究内容を示すことなくメディアの注目を集めるやり方で発表したことに憤りを感じる」。独精肉職人協会副会長のクラウス・ゲルラッハさん(64)は語気を強める。ソーセージ職人らで作る協会は、加工肉の安全性に関する情報収集も行っている。

 2008年のノーベル医学生理学賞受賞者で元独がん研究センター所長のハラルド・ツア・ハウゼンさん(79)も「赤身肉や加工肉の発がん性は20年以上前から指摘されていた。必要なのは肉の何ががんを起こすのかという研究だ」と批判する。

 さらに、大腸がんリスクについて「世界中の人が、加工肉に含まれる発がん性物質を摂取している。だが、それによってがんになっている人は、ほとんどいない。加工肉を毎日50グラム摂取することで発症率が18%上がるなどと言えるはずがない」と述べた。

 WHOの専門機関、国際がん研究機関(IARC)は10月、加工肉の摂取が大腸がんを引き起こす「十分な証拠がある」と発表。5段階評価の発がん性リスクで、喫煙やX線照射と同じ最高レベルに分類した。

 ドイツには、国内の都市名を冠したフランクフルトや、バイエルン州で愛される白ソーセージなど地域ごとに2500種類以上のソーセージがある。製造に関する国の統一指針があり、種類ごとの基準や添加物が厳しく規定されている。

 ゲルラッハさんは「ソーセージのないドイツなど考えられない。日本から訪れる人にも安心して食べてもらいたい」と話した。


茨城県の三菱ガス化学工場で爆発火災

2015年11月04日 | その他

時事通信2015年11月3日22時35分
三菱ガス化学工場で爆発火災=けが人なし—茨城
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/1103/jj_151103_2004626789.html

  3日午後6時半ごろ、茨城県神栖市東和田の三菱ガス化学鹿島工場で爆発音がしたと付近住民から110番があった。工場内で爆発と火災が発生したが、けが人はなく、約2時間後に鎮火した。県警鹿嶋署が原因を調べている。
 同署などによると、爆発が起きたのは工場の北西側にある過酸化水素を製造する設備の化学薬品などが入ったタンク。工場には過酸化水素の製造設備が三つあるが、爆発が起きたタンクの設備は当時、運転を停止していた。他の設備に被害はなかったという。