脱ケミカルデイズ

身の周りの化学物質を減らそうというブログです。 

国際がん研究機関、加工肉に発がん性と発表

2015年10月30日 | 食品

 共同通信2015年10月26日23時45分配信
IARC「加工肉に発がん性」
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/kyodo-2015102601002349/1.htm

  【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)の専門組織、国際がん研究機関(IARC、本部フランス・リヨン)は26日、ソーセージやベーコンなどの加工肉について「発がん性が十分認められ、大腸がんになるリスクがある」との調査結果を発表した。赤身肉についても発がん性の恐れがあると指摘した。

 欧米メディアによると、発がん性につながる物質が加工段階で生成されるという。欧米に比べると日本人の肉類の消費量は少なく、「日本人の一般的な消費レベルなら大腸がんリスクにはならない」との研究結果もある。

 

 時事通信2015年10月29日20時24分配信
「日本人は影響小さい」=赤肉・加工肉の発がん性-国立センターhttp://news.nifty.com/cs/headline/detail/jiji-2015102900955/1.htm

 国立がん研究センターは29日、赤肉や加工肉には大腸がんなどの発がん性があると国際がん研究機関(IARC)が発表したことについて、「日本人の平均的な摂取の範囲であれば影響はないか、あっても小さい」との見解を公表した。赤肉は牛や豚、羊などの肉を指し、脂肪分の少ない赤身の肉の意味ではない。
 見解は同センターの研究グループが国内約8万人を対象に、赤肉・加工肉の摂取量と大腸がんのリスクについて追跡調査し、2011年に発表した結果に基づく。
 13年の国民健康・栄養調査によると、日本人の摂取量は1日当たり赤肉50グラム、加工肉13グラムで、同センターは「世界的にみて最も摂取量の低い国の一つ」と説明。「赤肉は健康維持にとって有用な成分もたくさん含んでいる。(IARCの)今回の評価を受けて極端に量を制限する必要はない」としている。


飲酒・煙草「18歳」引き下げ 根強い反対論の背景

2015年10月26日 | タバコ

THE PAGE2015年10月25日13時0分配信
飲酒・煙草「18歳」引き下げ 根強い反対論の背景(ライター・重野真)http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/thepage-20151025-10254/1.htm

  飲酒・喫煙の禁止年齢の18歳への引き下げが議論になっています。自民党の特命委員会は先月、「民法」上の成人年齢を18歳に、「少年法」適用年齢を18歳未満に引き下げる内容の提言を安倍晋三首相に提出しました。一方で、飲酒・喫煙については、「18歳以上」と現行の「20歳以上」の両論併記する形となりました。「引き続き社会的なコンセンサスが得られるよう、国民にも広く意見を聞きつつ、医学的見地や社会的影響について慎重な検討を加える」と今後も検討を続ける姿勢をみせていますが、党内外から反対の声も強く、白紙撤回したと見る向きもあります。

 中略

  最近では米国医学研究所(IOM)が、アメリカでのたばこを購入できる年齢を、18歳以上から21歳以上に引き上げることを支持する報告書をまとめました。その理由は早死にや低体重の赤ちゃんを減らし、15~17歳で喫煙を開始する少年少女を減らすことです。報告書では、最低年齢を21歳に引き上げれば、早産児が約28万6000人、低出生体重児が43万8000人減少すると見込まれています。公衆衛生局の2013年統計で、喫煙者の約3分の2は18歳になる前から喫煙し、10代だとニコチン依存症になりやすいというデータもあります。

 このように科学的に喫煙の健康被害が立証され始め、ニューヨーク市やコロンビア市(ミズーリ州)などの都市では、最近最低年齢が21歳に引き上げられました。来年1月からはハワイ州でも喫煙の年齢が21歳以上に引き上げられる予定で、解禁年齢の引き上げの機運が高まっています。

後略

 

全文をご覧になりたい方は下記までhttp://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/thepage-20151025-10254/1.htm


ヘアカラー皮膚トラブル 5年で1000件

2015年10月25日 | 化粧品

日テレnews24 2015年10月23日21:28
ヘアカラー皮膚トラブル 5年で1000件
http://www.news24.jp/articles/2015/10/23/07312973.html

 カラーリング剤などで髪の毛の色を明るくしたり、白髪を染めたりする「毛染め」によって、「ただれ」などの皮膚障害が5年間で約1000件寄せられていることがわかった。皮膚トラブルを防ぐためにはどうすればいいのだろうか。

 消費者安全調査委員会は23日、毛染めによるただれなどの皮膚障害についての報告を発表した。皮膚障害が起きた事例は昨年度までの5年間で約1000件、昨年度は219件あり、そのうち治るまでに1か月以上かかる事例が39件あった。

 カラーリングによる皮膚トラブルについて、よしき皮膚科クリニック銀座・吉木伸子院長は「ヘアカラーによるトラブルは、大きく分けて2種類ある。1つはアレルギーによるもの。もう1つはアレルギーではなく、単に刺激によるかぶれのようなもの。アレルギーの場合は非常に強い反応が起こるんですが、顔の方まで目が開かないぐらいまではれたり、非常に激しいアレルギーを引き起こすことがあります」と話す。

 カラーリング剤は大きく2つに分けられる。一つは「化粧品」に分類されるもの。ヘアマニキュアに代表される「染毛料」。髪の表面だけが染まるので色落ちはしやすいが、アレルギー性の皮膚炎は少ないとされている。

 もう一つは「医薬部外品」に分類されるもので、主に「ヘアカラー」「白髪染め」と呼ばれる「酸化染毛剤」。髪内部の色素を分解し中まで染めるので色持ちが良いのが特徴だが、染料にはアレルギー性の皮膚炎を引き起こしやすい物質も含まれている。カラーリングによる皮膚トラブルの多くは、「酸化染毛剤」を使った事例で寄せられているという。

 酸化染毛剤の注意書きには「まれに重いアレルギー反応を起こすことがあります。必ず染毛の48時間前に皮膚アレルギー試験『パッチテスト』をしてください」とある。

 パッチテストとは、ヘアカラー剤を少量塗り、かぶれなどのアレルギー反応ないか調べることだ。

 東京都中央区にある「ハツコ エンドウ ビューティースタジオ銀座店」では、ヘアカラーをする前にパッチテストをしている。

 ハツコエンドウ・小出智好ディレクター「綿棒でうっすらつけていきます。(皮膚の)柔らかい部分に内側のところに、1円玉くらいの大きさで塗っていきます。炎症が起きないかの確認を一度とります。そこの状態で48時間、状態を見ていただいて自宅でかぶれがないようであれば、サロンで薬剤を使ってOKという形になります」

 反応が遅く出る場合もあるため、48時間経過後に確認して異常が出た場合、ヘアカラーはできないという。

 消費者安全調査委員会によると、カラーリングをする人で「パッチテストを知ってはいるが、行ったことはない」人は68%だった。

 消費者安全調査委員会は「カラーリング前には必ずパッチテストをして、赤みなどが出た場合は、すぐに皮膚科に行くことなど周知徹底してほしい」としている。


東京都がボタン電池の包装改善要請 子の誤飲防止

2015年10月24日 | 化学物質

ReseMom2015年10月23日
乳幼児のボタン電池誤飲、大事に至る可能性…東京都が改善案提案
http://resemom.jp/article/2015/10/23/27547.html

  乳幼児の誤飲による化学やけどの事故などが起きているボタン電池。東京都商品等安全対策協議会は10月22日、第2回協議会において安全対策についての取組みを関係団体に提言した。特に、コイン型リチウム電池について、パッケージや注意表記の改善を求めた。

 東京都商品等安全対策協議会では、都民の安全な消費生活の確保を目的として、消費者・事業者・学識経験者等が商品やサービスの安全性について検討を行っている。平成27年度は「子どものボタン電池等の安全対策」をテーマとしており、10月22日の協議会において事故再現実験結果などが報告された。

 ボタン電池については、乳幼児の誤飲による化学やけどの事故などが起きており、国や自治体による注意喚起などを発しているが、誤飲事故は後を絶たない状況にある。同協議会が実施した誤飲による再現実験から、いずれの電池でも「びらん(ただれ)」が発生する可能性があり、特に電圧が高いコイン型リチウム電池は、「びらん」の進行が早く危険性が高いという。

 また、コイン型リチウム電池のパッケージを子ども(20人:1歳0か月~3歳6か月)に自由に扱ってもらい、そのようすを動画で記録・検証。プラスチック、袋型など5種類のパッケージのうち、2歳以上の子どもはいずれかの種類のパッケージを開封でき、3歳の子どもでは6人中2人がすべてのパッケージを開封した。パッケージ全体を折り曲げる、フック状の部分をねじるなど想定をしていない方法で開けており、パッケージを開ける動作を見せないといった注意だけでは、事故を防ぐことはできないことがわかった。国内で販売されている電池パッケージはさまざまな工夫が施されているが、幼児が開けにくい構造にはなっておらず、誤飲から死に至る可能性があるコイン型リチウム電池については、特に早急な対応が求められている。

 現在、同協議会をきっかけに、製造事業者団体らはコイン型リチウム電池のパッケージの改良について検討し、平成28年度の市場展開を目指しているという。また、パッケージの注意事項の表示について、文字を大きくする、重要な事項は目立つ表記をするなどの工夫と、コイン型リチウム電池の注意表記に、誤飲は「死に至ることがある」を明記するよう求めた。

 また、消費者の安全意識の向上のため、コイン型リチウム電池の誤飲の危険性の周知徹底をあげた。さらに、ボタン電池等の誤飲に関する事故情報は、ヒヤリ・ハット経験を含め、報告や相談がされにくく、商品の改善や基準の改定につながりにくい状況にあるという。業界としての相談窓口の周知徹底と事故情報データの活用をあげ、事故を消費者の意識不足や誤使用で終わらせず、収集した情報を商品改善などを図ることを求めた。《黄金崎綾乃》

 


葛飾区でプラスチック工場焼ける

2015年10月23日 | その他

ホームテレビ2015年10月23日8:00
プラスチック工場焼ける 東京・葛飾区で未明の火事
http://news.home-tv.co.jp/news.php?ymd=2015-10-23&c=3&id=000061063

 23日未明、東京・葛飾区で、プラスチックの加工工場などが焼ける火事がありました。けが人はいませんでした。  午前1時前、葛飾区西水元のプラスチック加工工場「京和」付近から火が出ました。東京消防庁からポンプ車など24台が出て消火にあたりましたが、火は隣接する住宅にも燃え広がり、約6時間半後に消し止められました。この火事で、工場と住宅2棟の合わせて3棟、390m2が焼けました。工場は当時、無人で、住宅の住民も全員避難したため、けが人はいませんでした。東京消防庁や警視庁で詳しい原因を調べています。