脱ケミカルデイズ

身の周りの化学物質を減らそうというブログです。 

池袋・公園放射線:ラジウム入りカプセル確認

2015年04月30日 | 放射能

毎日新聞 2015年04月28日 22時19分(最終更新 04月29日 01時22分)
池袋・公園放射線:ラジウム入りカプセル確認http://mainichi.jp/select/news/20150429k0000m040125000c.html

  東京都豊島区池袋本町4の区立「池袋本町電車の見える公園」で毎時480マイクロシーベルトの高い放射線量が測定された問題で、区は28日、公園から回収した土の塊から放射性物質「ラジウム226」が入った長さ約3ミリのステンレス製カプセル1個が見つかったと発表した。ラジウムはカプセルに密封されており、漏れ出していないことが確認された。

 区とともに調査した日本アイソトープ協会(文京区)によると、放射線測定器の性能をチェックする作業などに使われていた可能性があるという。区は「公園の利用者が被ばくすることはない」と話している。【近藤浩之】


身近なものが制汗・消臭剤や虫よけ剤に

2015年04月29日 | 化学物質

 週刊大衆2015年5月11日号 4/27売り
身近なもので制汗・消臭剤や虫よけ剤を

 気温が上がってくると、気になるのが汗です。臭いや汗染みがあるとみっともないというイメージがあるからでしょう。薬局では制汗や消臭をうたったしょうひんがたくさん売れています。

しかし、わざわざそんなものを買わなくても、制汗・消臭剤なら自分で簡単に作ることができます。

 必要なものは、スーパーや薬局で売っているミョウバン。これを水1リットルに対して大さじ1~2杯を溶かします。あとはスプレー式の容器に入れて、気になる部分に吹きつけるだけ。ミョウバン水は無臭で、服を汚すこともありません。汗を出す汗腺はエクリル腺とアポクリン腺の2種類。エクリル腺は全身にありますが、アポクリン腺はワキの下や陰部など特定の部位にあり、思春期以降に発達します。このアポクリン腺から出る汗が臭いの主な原因です。

 汗は体温を一定に保つために必要な生理現象で、汗の臭いはフェロモンとして機能します。

 汗をかきやすい人は、食べ物で体臭を改善することができます。豆腐はある程度汗を抑える効果があるといわれます。

 

 山歩きやキャンプに出かけたときの“おじゃま虫”が蚊。刺されると、楽しい気分も台無しです。アウトドアで虫よけ剤のかわりになるのが、夏みかんやグレープフルーツなどの柑橘類です。皮を絞って肌に塗っておけば、蚊の接近防止に効果があります。


環境にやさしい花づくり-MPS認証

2015年04月27日 | その他

2015年4月27日
母の日に減農薬の花を 環境にやさしい花づくり-MPS認証

「環境に優しい花」として注目され始めた「花き産業総合認証(MPS)。生産者が環境に優しい方法で育てたことが認められると「MPS-ABC」という国際認証が受けられる。

 90年代に花の輸出が盛んなオランダで始められ、現在世界で55か国以上広まっている。日本では「日本フローラルマーケティング協会」が設立されて、オランダの認証機関「MPS財団」からライセンスを受けた。同協会などで出資した「MPSジャパン」社が2007年からこの制度を初めて国内に導入したる

 認証の基準は、農薬、肥料、エネルギー(電力や重油など)、水の使用量、廃棄物の分別状況の5項目があり、気候、土地の条件などを考慮した国際的な基準をもとに、日本の学識経験者が国内にあうように定めている。

 認証の方法は、生産者が申請し、4週間ごとに5項目のデータを提出する。3期連続で提出すると参加者ロゴマークが発行される。これを1年間続けると、審査会社が生産者を訪問して、確認をする。ポイントを算出して、A、B、Cの3段階のランクよる認証を受けることになる。これに参加することで、今まで必要以上使っていたことが分かり。農薬使用量の減少が見込まれる。

 国際的にはMPS認証がないと通用しないくらいの段階になっているという。

 MPS認証を受けた生産者は、MPSジャパンのホームページで紹介されている。認証を受けた花を扱っている花屋には、ポップやポスターが配布されているので目にする機会も増えてくるだろう。


とん挫した、ペットボトルのふた、リサイクルでワクチン寄付

2015年04月26日 | その他

2015年4月24日
とん挫した、ペットボトルのふた、リサイクルでワクチン寄付

2 3日、全日本プラスチックリサイクル工業会は、NPO法人「エコキャップ推進協会(エコ推)」へ、売却利益を渡さないことを決めた。

 エコ推は、ペットボトルのふたを集め、その売却益を、「世界の子どもたちにワクチンを贈る活動をしている。工業会のうち20社がエコ推と業務契約を結んでいた。活動の内容は、学校などでふたを集めてリサイクルし、ふた1キロあたり20円をエコ推に支払うというもの。ところが、エコ推が支払われた売却益をワクチン代として寄付していないことが発覚した。

 ワクチン代を途上国の子どもたちに贈る窓口を担っているのは「世界の子どもたちにワクチンを日本委員会(JCV)」。エコ推は2013年9月以降JCVに1円も寄付していないことが分かった。企業は、今後別のNPO法人を通じてか直接JCVに寄付することにしている。

 工業会は2008年からエコ推に協力。2013年5月から1年間でふた2293トンを集めた。これは支払金額4581万円に相当する。

  もともと、エコキャップ(ペットボトルのふた)のリサイクルという事業自体、批判が大きかった。リサイクル事業としてはあまりにも効率が悪すぎ、投入される労力(ボランティアだが)、輸送や加工エネルギーと比較して、得られる効果があまりにも小さすぎる。その結果得られる利益も小さく、所定の目的に資する効果が小さい。

 ウイキペディア等によると、ワクチン一人分20円を得るのに、キャップ800個、2キロを集める必要もある。さらに輸送費として、寄附金の9倍の金額を輸送業者や協会(袋代として)に支払う必要ある。輸送費負担金額を直接寄付にまわした方がはる簡単に所定の目標に資する。業者の引き取り価格は1キロ(400個)15円で、これは他のプラスチック200円程度と比べてもかなり低い。

 「リサイクル=エコ」という発想がバランス感覚もなく、暴走した結果だといえるだろう。

 

 


池袋の公園で毎時480マイクロシーベルトの放射線量検出

2015年04月24日 | 放射能

産経新聞2015年4月23日(木)21時48分
池袋の公園で毎時480マイクロシーベルトの放射線量検出 地中に何かの物質か

 東京都豊島区は23日、区立池袋本町電車の見える公園(同区池袋本町)の地表から、国の除染の基準値(毎時0.23マイクロシーベルト)を大きく上回る同480マイクロシーベルトの放射線量が測定されたと発表した。区は、何らかの物質が地中に埋められているとみて、公園を立ち入り禁止とした。

 区によると、22日に園内の滑り台などが付いた複合遊具1台から、同0.06〜2.53マイクロシーベルトの放射線量を検出。区は原子力規制委員会の助言を受け、23日に改めて遊具周辺を測定したところ、遊具付近の地表の一部から、同480マイクロシーベルトの放射線量が検出された。

 高い放射線量が測定されたのはこの一カ所のみで、遊具周辺は22日からフェンスで囲み、立ち入りをできなくしていた。区は専門業者に依頼し、対象物の特定や除去を行う。また、池袋保健所に窓口を設けて、公園利用者らからの健康相談を受け付けるとしている。