脱ケミカルデイズ

身の周りの化学物質を減らそうというブログです。 

白斑症被害者、カネボウに5億円超の賠償求める

2014年11月30日 | 化粧品

共同通信2014年11月29日(土)16時48分配信 
カネボウに5億円超の賠償求める
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/kyodo-2014112901001464/1.htm

 カネボウ化粧品(東京)の美白化粧品を使い、肌がまだらに白くなる白斑の症状が出た京都、大阪、兵庫、香川、高知の被害者を支援する大阪弁護団が、5府県29人分の損害賠償額として計約5億3900万円を同社に提示したことが29日、分かった。大阪弁護団の関係者が明らかにした。

 12月9日の期限までに回答が無い場合、被害者の意思を確認した上で大阪地裁への提訴に踏み切る方針。11月27日付で書面を送付した。

 29人は20~70代の女性。皮膚のメラニンの生成を抑える美白成分「ロドデノール」が配合された化粧水や乳液などを使用し、顔や首などに白斑の症状が出た。

 

 


農水省、農薬の使用に伴う事故及び被害の発生状況について公表

2014年11月29日 | 農薬

http://www.maff.go.jp/j/nouyaku/n_topics/h20higai_zyokyo.html

農薬の使用に伴う事故及び被害の発生状況について

農林水産省では、厚生労働省と連携して、毎年、農薬事故や被害の実態調査を実施しています。

このたび、平成25年度の調査結果を取りまとめましたので、過去5年の事故件数等の推移とあわせ掲載します。

なお、平成21年度から、中毒発生時の状況や防止策などの詳細情報も掲載していますので、事故の防止に向けてご活用下さい。

 

過去5ヶ年の事故及び被害の発生状況

1.人に対する事故 (件(人))
年度  21 22 23 24 25
区分
死亡

散布中

0(0)

0(0)

0(0)

0(0)

0(0)

誤用

3(3)

3(3)

8(8)

2(2)

4(4)

小計

3(3)

3(3)

8(8)

2(2)

4(4)

中毒

散布中

8(42)

11(21)

10(18)

18(36)

11(12)

誤用

16(34)

24(28)

18(22)

18(22)

13(18)

小計

24(76)

35(49)

28(40)

36(58)

24(30)

27(79)

38(52)

36(48)

38(60)

28(34)

(注)集計した事故には、発生時の状況が不明のものも含む。
区分欄の「誤用」とは、誤飲、誤食等を指し、自他殺は含めない。散布中以外の事故を含む。

 

(原因別) (件(人))
年度 21 22 23 24 25
原因
マスク、メガネ、服装等装備不十分 1(1) 3(3) 7(12) 5(5) 3(3)
使用時に注意を怠ったため本人が暴露 0(0) 1(1) 1(1) 5(5) 0(0)
長時間散布や不健康状態での散布 0(0) 0(0) 0(0) 0(0) 0(0)
防除機の故障、操作ミスによるもの 0(0) 3(4) 0(0) 0(0) 0(0)
散布農薬の飛散によるもの 2(2) 2(2) 0(0) 1(1) 4(4)
農薬使用後の作業管理不良 5(39) 2(11) 2(5) 7(25) 4(5)
保管管理不良、泥酔等による誤飲誤食 6(6) 12(12) 16(17) 16(16) 11(11)
薬液運搬中の容器破損、転倒等 3(9) 1(4) 0(0) 0(0) 0(0)
その他 4(16) 1(1) 2(5) 1(5) 2(7)
原因不明 6(6) 13(14) 8(8) 3(3) 4(4)
27(79) 38(52) 36(48) 38(60) 28(34)

 

2.農作物、家畜等に対する被害 (件)
年度 21 22 23 24 25
被害対象
農作物 8 7 8 14 10
家畜 0 0 0 0 0
0 0 0 0 0
蜜蜂 5 6 8 11
魚類 6 4 10 6 5
19 17 26 31 15

※農薬による蜜蜂の被害については本調査とは別に、平成25年5月より新たな調査を開始しているため、本調査の調査対象から除外した。

3.自動車、建築物等構造物に対する被害 (件)
年度 21 22 23 24 25
被害対象
自動車 0 0 0 0 0
建築物 0 0 0 0 1
その他 1 0 0 0 2
1 0 0 0 3

 

中毒発生時の状況や防止策などの詳細情報

 

過去の報道発表資料

 

お問い合わせ先

消費・安全局農産安全管理課農薬対策室
代表:03-3502-8111(内線4500)
ダイヤルイン:03-3501-3965
FAX:03-3501-3774


カネボウ、白斑被害者に補償金支払い

2014年11月29日 | その他

11月29日 カネボウ、白斑被害者に補償金支払い 

 28日、カネボウ化粧品は白斑症被害者で重傷な人に補償金の支払いを決めた。事実上の「後遺症への慰謝料」という。最も重い場合で900万円程度になる。

 「手足の露出緬」や「顔に10円玉大以上」など、白斑の部位や大きさに応じて、100万~300万円程度を想定している。

 特に症状が重い場合は基準の2~3倍にすることを検討する。

 治療が長期化している2600人に、12月から来年6月までに重症の人から順に戸別訪問を行う。次いで、症状が残っている全員を訪問する。

 カネボウとの間で和解合意ができると、医師の診療をもとに支払いを決める。

 10月31日現在、白斑が確認された被害者は1万9370人にのぼる。このうち和解に応じたのは、カネボウによると、7522人。すでに和解した人は今回の処置は対象外となる。


環境省、PM2.5に関する注意喚起の運用方法を見直し

2014年11月28日 | 化学物質

環境省2014年11月28日
PM2.5に関する注意喚起の運用方法を見直し
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=19001

 11月28日、環境省は、PM2.5に関する注意喚起の運用を見直しを行った。

見直しの内容は以下のとおり。

(1)日中に濃度が大幅に改善した場合について、住民が引き続き、屋外活動を控えるなどの影響を及ぼすことのないよう、注意喚起の解除の判断方法を追加。

同一区域内で注意喚起の判断基準値を超過した全ての測定局において、PM2.5濃度の1時間値が連続して50μg/m3以下に改善した場合、当該局及び近隣局の濃度推移傾向も考慮しつつ、注意喚起の解除を判断。

(2) 注意喚起が行われない状態で暫定指針値を超過する「見逃し」を減らすため、午前中の早めの時間帯での注意喚起の判断に用いる数値を変更。

注意喚起について「同一区域内の中央値」によって判断することが適当としていたところ、「同一区域内の2番目に大きい数値」に変更。

 


国立環境研究所、地域ごとに健康な生活を送るのに必要な日光浴の地域ごとの時間を公表

2014年11月27日 | その他

国立環境研究所2014年11月26日
国立環境研究所、地域ごとに健康な生活を送るのに必要な日光浴の地域ごとの時間を公表http://www.nies.go.jp/whatsnew/2014/20141127/20141127.html

 国立環境研究所と東京家政大学の研究チームは、日々の生活に必要なビタミンD*1を日光浴によって摂取するために必要な時間を、顔と両手の甲を露出させた条件で計算しました。その結果、成人が健康な生活を送るのに必要なビタミンDを体内で生産する*2ために必要な日光浴の時間は、冬の12月の晴天日正午の札幌、つくば、那覇について、それぞれ139分、41分、14分と見積もられました。一方、皮膚に有害な影響を及ぼし始める時間は、その約2~3倍である227分、98分、42分と見積もられました。従って、特に冬季の北日本では、健康のためには積極的に日光浴することに加え、ビタミンDの補充が必要と考えられます。本研究成果は、日本ビタミン学会の機関誌「ビタミン」に掲載されました。
   またこの計算結果を踏まえ、国内5か所における日光浴推奨時間に関する情報を、11月27日(木)から研究所のウェブサイトで公開を始めました。

詳しいことは
http://www.nies.go.jp/whatsnew/2014/20141127/20141127.html