脱ケミカルデイズ

身の周りの化学物質を減らそうというブログです。 

メタノールを白酒として客に提供、3人死亡―中国

2016年12月08日 | 化学物質

Record China 2016年12月05日 18時40分
黒竜江省牡丹江市のホテル、メタノールを白酒として客に提供、3人死亡―中国

 

2016年12月3日、中国黒竜江省牡丹江市林口県にあるホテルで行われた結婚披露宴で、ホテルが燃料などに使われるメタノールを白酒と間違って客に提供し、3人が死亡した。中国新聞網が伝えた。

披露宴には数十人が参加していた。3人は食事後に体調不良を訴え病院に運ばれたが亡くなった。公安当局はホテルの支配人ら関係者の身柄を拘束し、取り調べを進めている。(翻訳・編集/柳川)


路上に“農薬ソーセージ” 食べ死ぬ

2016年11月18日 | 化学物質

TVアサヒ2016年11月18日 18:56
劇物だった…路上に“農薬ソーセージ” 食べ死ぬ
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000088126.html

 

路上に落ちていたソーセージから劇物の農薬の成分が検出されました。

 和歌山市によりますと、11日、市内の獣医師から「路上に落ちていたソーセージを食べた犬が体調不良になり、死んだ」と通報がありました。市の衛生研究所で犬が食べ残したソーセージを検査したところ、畑の害虫駆除にも使われる劇薬「メソミル」の成分が検出されました。和歌山市は検査結果を警察に通報し、犬や猫の飼い主に、路上に落ちているものを食べさせないよう注意を呼び掛けています。


中国のスモッグ、市民が汚染の象徴と知ったのはほんの数年前

2016年11月18日 | 化学物質

サーチナ2016年11月18日 12時15分
中国のスモッグ、市民が汚染の象徴と知ったのはほんの数年前 しかも教えてくれたのは「米国」だった=中国メディア

https://news.nifty.com/article/world/china/12190-20161118_00023/

 

 本格的な冬の到来に備えて、今月に入って中国の各地で「暖気」と呼ばれる集中暖房の供給が始まった。それに合わせて、大気汚染のレベルが悪化し、大都市を中心に大規模なスモッグが発生している。本来はきれいな秋の青空が拝めるはずのこの季節、「いつからこんなになってしまったのか」と嘆く市民も少なくないはずだ。

 中国メディア・今日頭条は17日、「スモッグはいつから深刻化したのだろうか」とする記事を掲載した。記事は、大気汚染によるスモッグが発生し始めた時期は地域によって異なるものの、2008年の北京五輪や10年の上海万博におけるスモッグが印象的だったと説明。ゆえに、この時期より前に、すでにスモッグは深刻化していたと紹介した。

 また、中国国内でスモッグが重視され始めたのは13年であると説明。この年の1月には4度にわたるスモッグが国内30の省・自治区・直轄市を覆い、北京市ではスモッグが発生しなかった日が1カ月でたった5日しかなかったとした。さらに、中国の大・中500都市のうちWHOによる空気の質の基準をクリアした都市が、1%に満たなかったことなどを伝えている。

 記事の見解では、少なくとも2000年代前半には大規模なスモッグが発生するほど中国の大気汚染は深刻化していた、といったところだが、果たして長年中国で暮らしてきたネットユーザーたちはどう考えているだろうか。記事に寄せられたコメントでは、「数十年前からもうひどかった」、「子どもの頃にもスモッグはあった。その時はスモッグとは知らなかった。1990年代中期から末期だ」など、大気汚染はここ10年ほどで深刻化した訳ではないと意見が出ている。

 また、深刻なスモッグが単なる「霧」ではないことに気づいたタイミングについては、複数のユーザーが「北京の米国大使館でPM2.5の観測をするようになってからだ」と回答し、多くのユーザーが賛同している。米国大使館が観測を始めた時期は定かではないが、中国国内で議論を呼んだのは2009年以降。深刻な現実に、しかも、米国大使館の行動によって気づかされたこと、そして長きにわたってスモッグが深刻な汚染の象徴であることに気付かなかったことに対して、市民たちはさぞや大きな驚きとショックを覚えたことだろう。「米国大使館に感謝しなければ。彼らがいなければ、われわれはまだ知る由もなかった」とするユーザーもいた。(今関忠馬)


杭州で黒い雨、服や顔が真っ黒に

2016年11月16日 | 化学物質

サーチナ2016年11月16日06時10分
杭州で黒い雨、服や顔が真っ黒に=当局は「毒性はない」と説明―中国https://news.nifty.com/article/world/china/12181-155188/

 

016年11月15日、澎湃新聞網によると、中国浙江省杭州市で14日朝、「黒い雨」が降った。地元環境保護当局は「廃棄された缶に残った石油が乾き、粉末になって雨に混じった」と説明している。

「黒い雨」が降ったのは14日午前8時ごろ。小雨が降るとともに地面、住宅の屋根、自動車、田畑などが黒く塗ったようになった。道を歩いていた人の服や顔も真っ黒に。ネット上には次々と写真がアップされ、人々は「完全武装で外出しなければ」などと波紋が広がった。

地元環境保護当局が調べたところ、原因は5年前に閉鎖された染料工場と判明。敷地内に放置された缶を処分する際、中にこびりついていた石油が黒い粉状になり、舞い上がって雨に混じった可能性があることが分かった。「黒い雨」は南風に乗り、工場を中心に半径800メートルの地域に広がったという。当局は「毒性はない」と説明している。(翻訳・編集/大宮)


豊洲地下で水銀再検出 「安全性問題ない」都、2回目の専門家会議

2016年11月12日 | 化学物質

日経新聞2016年11月12日23:25
豊洲地下で水銀再検出 「安全性問題ない」都、2回目の専門家会議
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO09483680S6A111C1CR8000/

  東京都は12日、豊洲市場(東京・江東)の土壌汚染対策を検討する2回目の専門家会議を開き、10月中旬から11月初旬にかけて地下空間の空気から国の指針を超す水銀を再び検出したと発表した。会議のメンバーは、水銀は地下水から気化したもので安全性に問題はないとの見解を示し、地下空間を換気した上で再調査する方針を確認した。

  水銀は9月29~30日の調査で青果棟地下から指針値の約7倍を検出した。最新の11月3~4日の結果では2倍程度まで下がっている。メンバーの内山巌雄・京大名誉教授は人体への影響について「地下に一般の人は入らない。心配ない」と説明した。建物の1階では指針値を満たした。

  都は12月中旬に次回の専門家会議を開く予定。平田健正座長(放送大学和歌山学習センター所長)は次回の会合で再調査結果を公表する方針を示した。

  10月31日~11月1日には水産の卸売場棟と仲卸売場棟を結ぶ連絡通路の地下でも環境基準値や指針値を超すベンゼン、水銀を検出した。検出地点は通路外側の観測用の穴で、近くにガス管が通っているため汚染物質を含む土壌の除去が難しかった。観測用の穴も換気したうえで、調査を続ける。

  会合は築地市場(東京・中央)で開かれた。参加した市場で働く仲卸業者らからは、風評被害を懸念する声が出た。