咲ちんのパパ上日記

子育て日記のはずがいつの間にやらラーメンとツエーゲン金沢とマンガのことを書いてます。

クラシコ

2011-06-06 17:34:17 | 日記
ようやく自宅のパソコンが直ったので久しぶりの更新です。


昨日日帰りで大阪へ行ってきました。
その目的は映画「クラシコ」を観る!それだけです。
前に宇都宮徹壱氏が紹介していたのをみてこれはぜひ観なくては!と思ってたのですが金沢で上映されるかどうかも怪しいので思い切って行ってきたのですわ。

どんな映画かというとまずサッカー知らないという方のために簡単な説明から。
日本のサッカーはJリーグ(J1・J2)があってその下に我らがツエーゲン金沢も参加しているJFL(日本フットボールリーグ)があってJリーグ入りを目指すクラブや企業クラブ、地域密着型クラブなどが戦うアマチュア最高峰リーグとなってます。
その下に全国9地域に分けた地域リーグがあってJFL昇格を目指しているのですが、映画が撮影された2009年当時の北信越リーグはこの映画の主人公である松本山雅FC(以後松本)とAC長野パルセイロ(以後長野)、それにツエーゲン金沢とJAPANサッカーカレッジの4強がひしめいていて”地獄の北信越”と呼ばれる熱いリーグだったのです。

で松本と長野という長野県内にある2チームは互いにライバル視してより熱い戦いをしていたのです。
松本と長野、この2都市はさかのぼること130年、廃藩置県でそれぞれ筑摩県と長野県になったものの筑摩県の県庁舎が謎の火災で焼失、長野県に併合されて以来因縁の関係にある歴史的背景があります。
そんなわけでこの対戦を「信州ダービー」(決して長野ダービーと言わない)としてほかのダービーマッチがかすむほど熱い戦いが続いてます。
この信州ダービーをスペインの2大クラブであるFCバルセロナとレアル・マドリードの一戦「エル・クラシコ」になぞらえこの映画のタイトルにつながっているのです。

以上説明終わり!下手ですんません。

さて、朝高速バスに乗って大阪に到着したのは午後1時ごろ。
映画の上映時間は午後6時35分からとぜんぜん間があります。
なのでとりあえず梅田界隈をぶらぶら。
大阪駅も立派なビルが建ってびっくりですわ。

あんまりたいくつなので上映する映画館、テアトル梅田に行って先に指定席券を買いました。
梅田ロフトの地下にあるんですね。
もちろんツエーゲン金沢のストラップ見せてサッカー割引で買いましたよww

それからちょいと小腹がすいたので新梅田食道街にある松葉総本店にて串かつで1杯。
ここは何度訪れても楽しいわね。
こうやって昼間から立ち呑みするのも休日の特権です。

なんだかんだと店を覗いたりしてるうちにいい時間になったので再び映画館へ。
パンフを買って待ってるうちに少しずつ上映を待つお客さんがやってきます。
見たところサッカー好きな人と映画好きな人半々ってところでしょうか?

気持ちが高揚してきたところで開場。
席に座って予告を観ながらしばし待ちいよいよ照明が暗くなり上映開始。

で気がつけば97分という上映時間が短く感じるくらいとてもいい作品でした。
あんまり詳しく書くとネタバレになるので控えますが地域リーグこそサッカーの原点なんだろうなと。
オラが町のチームを応援する気持ちはJリーグも地域リーグも関係ないってことです。

※以下ネタバレ注意
松本はサポーター中心に描かれていました。
アルウィンというスタジアムがあって松本山雅というクラブがあってそしてサポーターが支えている。
おばあちゃんが応援しに来るチームなんてどんだけ愛されてるのよww
まさにサッカーで地域活性化につなげた好例だと思います。
そしてサポが集う居酒屋「まるちゃん」、ここのマスターが本当にいい!
こんなお店があるって本当にうらやましい!

一方、長野はバドゥ監督(当時)を中心にカメラが回って選手たちやサポ、フロントを追いかけてました。
やはり県都にあるチームだからなのか松本と比べてどこか覚めた感じに映ったように見えたのは私だけでしょうか。

でもこの両チームの対戦はやはり日本におけるクラシコと呼ぶにふさわしい、と思わせる作りになってて楽しめました。
今季は長野も昇格してJFLに舞台を移して再び熱戦が行われ目が離せません。
そしてJの舞台で繰り広げられるのもそう遠くはないかも?
ツエーゲンもうかうかしてられないよ!!

ほかにも上田ジェンシャンサウルコス福井のサポーターが出てたりして地域リーグのよさが描かれていたと思います。

それにしてもこの作品金沢でもやらないかねえ?
シネ○ンドさんどうですか?

あと素朴な疑問ですがなぜナレーションは安めぐみだったの?


なお帰りは最終のサンダーバードに滑り込んで家に着いたのは日付が変わる直前でした。
疲れたわ(X_X)
コメント
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