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ダボ爺のゴム銃工房

趣味のゴム銃のことをメインに、日常気になったことなどをつれづれに書いていきます。

イベント用的の製作

2010年07月17日 | ゴム銃_工作
以前作ったゴム銃用の的を作り直しました。
的にわずかな当たりや、弱い当たりでは完全に倒れないときもありますが、軸穴を少し変えたことにより当たれば完全に倒れるようにメリハリのあるようにしました。

イベントのとき使えば、当たったことが形として残るのでよくわかると思います。

転倒した的を一度に倒立させる装置(チョット大げさ)が付いています。これくらいの数だったらいらないかもしれませんが、機械っぽく見え、遊びには無駄も必要だと思います。

※フォントサイズが小さく、この年になると読みにくく思っていましたので1ポイント大きくしました。



 


ゴム銃用的の試作

2010年05月28日 | ゴム銃_工作
先日見に行った常滑クラフトフェスタで見つけたゴム銃用の的を参考に作ってみました。
角材にMBの的と同じ大きさになるようにプラ板を取り付け、ゴム弾が当たると後ろに倒れるよう同一軸に5個の的を取り付けました。

倒れた的を立て直すのは、後ろに取り付けた軸を持ち上げて一度に直すことができます。


近くで撃ったゴム弾が強く的に当たると、後ろの軸に的が当たり反動でもとの正常な位置に戻ってしまうときがあるのでまだ改良の余地があります。

割り箸ゴム銃の作り方

2010年02月27日 | ゴム銃_工作
先日掲載した黒竹割り箸ゴム銃を作るのは、簡単そうですがチョットしたコツがいります。

強度を増すためと出来上がりの見栄えを良くするために、真鍮の釘を打っています。その釘を打つ時、そのまま打ち込むと必ず竹が割れてしまいます。

そこで、釘を打ち込む所は必ず下穴をあけます。
真鍮釘はφ1.3、長さ13mmを使っていますが、下穴の径、深さに注意しなければいけません。
下穴の径はあまり小さすぎても打ち込むと割れる恐れがあり、φ1.2のドリル刃であけています。
深さは真鍮釘の長さが13mmなので、12mmほどの深さになるように卓上ボール盤であけます。

使うドリル刃は細く径がわかりにくいのですが、写真のようにノギスで釘とドリル刃を一緒に挟むと、釘より細いドリル刃はすり抜けるのでわかります。

いつも下の写真のように整理されていれば、いちいち調べなくてもすぐにわかります。


連発ゴム銃用バネの改造

2009年12月15日 | ゴム銃_工作
以前に連発ゴム銃の設計変更記事を掲載しましたが(ここ)、手元にある4翼連発ゴム銃(UGR-06E)のトリガーの引き戻しバネ(市販品)を自作バネに改造してみました。

使ったのはステンレスバネ線φ0.5です。写真の作りはトリガーをはさんで軸での2点支持です。φ0.8を使えば1点支持でもほぼ変わりない力でトリガー引けます。

バネが装填した輪ゴムに当たりますが、8発ほど装填しても問題なく連発できました。

▼改造前


▼改造後


▼改造後 上部から

ゴムからバネへ変更

2009年12月04日 | ゴム銃_工作

よく作っている連発ゴム銃の2枚羽根式や3角翼式は、トリガーの引き戻しは輪ゴムからステンレス線の自作バネに変更することはできたのですが、4角翼式だけは以前から市販の引きバネを使っているのですが、コストの面から自作できないかと考慮中でした。

ありがたいことに、つい最近マイスターさんから機関拳銃「MP3」と自動拳銃「P2D」をいただきました。この2丁とも自作のバネを使っていて輪ゴムは一切使っていないのです。

さっそく「P2D」のバネを参考に、私の4角翼式(UGR-06E)に取り入れてみました。結果は良好です。トリガーと4角翼の位置寸法を少し変更したこともあって、引きバネに比べると少し弱いけど8発の装填で安定して連発できます。

マイスターさんありがとうございました。感謝します。この方式使わせていただきます。


自作バネ

2009年11月18日 | ゴム銃_工作

ゴム銃に使うバネを作ってみました。
使用した材料は、カーマホームセンターで購入した ステンレスバネ線φ0.5×200 20本入り 680円です。

作り方は、バイスにφ3.0ドリルの刃の無いほうを出して固定し、バネ線を巻いて作ります。2枚羽根と3角翼用に使うバネは、簡単に作れて使用実績もあるのですが、4角翼はまだ2個目で使ってもいいほどうまくできません。

2枚羽根、3角翼用はバネ線1本で4個、4角翼用は1本で1個作れます。
原価は 2枚羽根、3角翼用  8.5円
      4角翼用        34円    になります。

2枚羽根、3角翼式は、もう輪ゴムからこの自作バネに変更していますが、 4角翼用はもう少し上手に作れないと使用できないでしょう。

▼ 上は2枚羽根、3角翼連発ゴム銃に使用。 下は4角翼連発ゴム銃に使用予定。


連発ゴム銃の改良 (2)

2009年11月10日 | ゴム銃_工作
2枚羽根式連発ゴム銃に続いて3角翼式もトリガー戻しの輪ゴムをバネに変更してみました。
バネに変更するに伴い、トリガーも少し形状を変えました。バネは2枚羽根式と同じφ0.5のステンレスバネ線です。
トリガーの引き具合も輪ゴムと同じぐらいで 、動作もいいので今後は3角翼式もこのバネ方式に変更したいと思います。


連発式ゴム銃の改良試作

2009年11月01日 | ゴム銃_工作

よく作っている4角翼式の連発ゴム銃には小さいステンレスの引きバネを使っています。2枚羽根、3角翼式には輪ゴムを使っています。
引きバネは部品単価が高いので、4角翼式も輪ゴムを使えないかと思い試作してみました。

結果は8発ほどの装填でバーストを起こすのであきらめました。

私のゴム銃はほとんど幅30mmの板を使っているので、回転翼をトリガーの前にもっていき銃身長を短くしようと欲張っている機構はトリガーの引きを少し強くしないとうまくいかないのです。

引きばねを使うとコストは高くなりますが、利点はメンテナンスフリーになることです。輪ゴムを使っていると絶えず張力がかかっているので、輪ゴムの寿命が短く1年ももたないことです。その点ステンレス製の引きバネは安心です。

▼やっぱり引きバネに戻した試作品。(輪ゴムを使った写真は撮り忘れました。)


銃身長190mmほどで、引きバネなら8発の装填でも十分安定して連発射撃できます。


板のスライス

2009年10月24日 | ゴム銃_工作

私なりの合板の作り方を紹介したら、コメントで板厚についての書き込みがありましたので、私が使っているバンドソーで挽き割できる板厚を紹介します。

写真中の(上)ケヤキ 1.3mm (中)チーク 0.8mm (下)ゴムの木 0.5mmです。
これは切れ端ですが上手くスライスされたものです。

鋸帯刃は標準のものを使っていますが、こんなに薄くスライスできるとは思っていませんでした。でも切断面が荒れているので後の仕上げが大変です。

狙った厚さにスライスするのは非常に難しいですが、合板を作るときは複数枚を合わせるのでトータルの厚さになるよう組み合わせています。


合板作り

2009年10月22日 | ゴム銃_工作

ゴム銃で一番壊れやすいのが回転翼とトリガーです。そこで私はそれぞれの厚さの合板を自作しています。

シナベニヤを使うという手もあるのですが、ちょうどいい厚さのものがないということもあり使ったことはありません。

▼自作合板を使った2枚羽回転翼とトリガー


ダボ爺の自作合板の作り方
① ケヤキ板厚1mm強 30×100 2枚、30×30 3枚
  木目が直角になるようにサンドイッチ状にします。
② ボンドは適量出し指に水を付けてのばします。
  その後歯ブラシでボンドを均一に一面にのばします。
③ クランプでしっかりと圧着する。
④ 厚さ4mm弱の合板が完成。 2枚羽が2個とれます。


回転翼の支持方法

2009年09月15日 | ゴム銃_工作

よく作る連発ゴム銃の回転翼の支持方法はいろいろありますが、最近は写真 ① (②) の作り方にしています。(回転翼と軸は固定されています。)
この写真 の作り方で初期の頃よく作っていましたが、軸がフレームから出ていて邪魔になるので、軸の部分を両側から薄い板でふさぐ写真 の作り方で長い間作っていました。
しかしデザインがいまいちということで軸穴の加工が表面に出ない写真 の作り方にしました。写真 の方式はデザインてににもすっきりしていいのですが、加工組立てが面倒でした。
写真 の方法は軸が出っ張る短所はありますが、作りやすく構造的にも強いので今後はこの方法でいこうと思っています。


写真 の作り方は、軸に固定された回転翼はフレーム内で左右に自由に動きますが、写真 のように輪ゴムを装填するにつれて中央に移動します。

このほかの作り方として、軸はフレームに固定して回転翼だけが回転できる方法もありますが、回転翼のブレが大きいのであまり作ったことがありません。


連発ゴム銃の改良

2009年08月13日 | ゴム銃_工作
暑いです。PM3:00工房内の温度計は換気扇を回しても36.5℃ありました。座って作業をしているだけで顔から汗が落ちていました。そんな暑さにも負けずダボ爺さんはゴム銃作りに励んでいます。

作ったゴム銃はプレゼントするのが多いので、どんな使い方をされるかわからないので出来るだけ頑丈に作っています。
そこで、UGR-06Eの2枚バネ連発ゴム銃の本体強度を増すために2か所改良しました。
① フレームとグリップの接着面積を増やした。
② トリガーガードの縦部材を太くして接着面を増やした。
この改良で少しだが材料の増加と手間が増えたが強度は増したと思います。
最近の住宅は、100年住宅と言われていますがゴム銃も100年ゴム銃といえるようにしたいと思います。
しかしトリガー戻し用の輪ゴムは消耗品なので定期に交換をしなければなりません。

▼写真上:改良後 下:改良前

集成材表面の仕上げ

2009年08月04日 | ゴム銃_工作

ダボ爺のゴム銃工房で集成材の作り方を見た方から
はぎ合わせた板はカンナで厚みを揃えるのでしょうか?
という質問がありましたので、我流ですがそのやり方を紹介します。
答えはカンナは使い方がへたくそなので使っていませんです。(使えないのです・・・・・)

木材を板に引き割する時、卓上バンドソーの性能や私の技術の未熟のせいでどうしても板厚にばらつきがでます。そこで段差は裏面になるように接着します。


道具は池崎師匠から頂いた、鉄板をシャーリングするときの機械の刃を使います。刃渡りは12cmほどあります。


平らにしようとする板の面に刃を70度ほどの角度で当て、刃の上部を少し手前に倒して引きます。少し力が要りますが逆目でもきれいに削れます。これを何度か繰り返して削り落とします。


段差がほぼなくなったら、まず#100~150の紙やすりを使い最後に#320を使って仕上げます。

かなり手間と時間がかかりなかなかうまく出来上がりませんが、その分結構楽しい作業で今ははまっています。

本当は自動かんな盤がほしいのですが、先立つものと置く場所がありません。(涙)


集成材の作り方

2009年08月01日 | ゴム銃_工作

ダボ爺のゴム銃は30mm幅の板をよく使うので、30mm幅に切り出した時出た端材を貼り合わせて、また30mm幅に切り出して使っています。
その時出た端材を再再度貼り合わせたりしています。セコイと言えばセコイのですがこれが結構楽しいのです。
この作業は自己流でやっていますが、仕上がりがきれいに仕上げるには、接着面の直線と直角がちゃんと出ていることです。カンナ掛けの上手くないのでこれが難しいのです。
後は出来るだけ木目を合わせるようにして、クランプを使ってしっかりと接着します。


挽き割り加工

2009年07月30日 | ゴム銃_工作

先日購入したケヤキの端材をバンドソーで挽き割りし加工しました。
板の厚さは5㎜強で切り出しましたが、左右の板厚が若干違うことに気が付きました。
今までは幅広のものを挽き割りしていなかったので気がつかなかったのですが、今回の板は幅が60㎜近かったのでよくわかりました。
原因はバンドソーの帯鋸とテーブルの角度が直角でなかったのです。調整し直角に合わせるのに時間がかかりましたが、ほぼ実用上問題ないまでになりました。

下の写真が挽き割りして加工したものです。
① 端材から切り出したもの。
② 幅を30㎜に加工したもの
③ ②で出た端材を2枚接着したもの