ダボ爺のゴム銃工房

趣味のゴム銃のことをメインに、日常気になったことなどをつれづれに書いていきます。

アルコールバーナーの作り方(2)

2018年02月27日 | アルコールバーナー

 続いて 副式加圧方式外炎型 の作り方です。

用意するのはキャップ付きのコーヒー空き缶1個です。

図の寸法で2個の部品を切り出します。
内筒は副室を小さくするためにキャップのネジ部分をカットします。
外筒には上部から8mmほど下にジェット孔を開けます。

外筒と内筒とを組み合わせ、外筒の上部は内側へきっちりと折り曲げておきます。

この外炎式は1個の空き缶で済み、上炎式に比べ作り方も簡単で燃焼効率がいいのでお勧めです。

 


アルコールバナーの作り方

2018年02月26日 | アルコールバーナー

  写真のアルコールバーナーの方式は副室加圧方式というらしい。

この方式でもいろいろながあるらしいがよくわからないので、私は上炎型と呼ぶことにします。

この副式加圧方式の上炎型を作るには、用意するのはビールの空き缶(アルミ)が2個。

下図の寸法で切り出します。

           

左から切り出した上蓋、隔壁、下蓋です。 
上蓋は凸部を残して丸穴を開け、ジェット孔も開けます。
隔壁はホッチキスで止め、Φ48~49ほどの円筒を作ります。
下蓋は、ラジオペンチで折り曲げて上蓋に入るようにします。

3個の部品を組み合わせて組み立てます。高さは38mmほどになります。
道具さえあれば30分もあれば完成します。


アルコールバーナーの燃焼試験 結果

2018年02月24日 | アルコールバーナー

 アルミ空き缶によるアルコールバーナーの製作数38個、燃焼試験数は約50回による私なりの結果です。

試験方法:水400mLをアルコール燃料15mLを燃焼させた時のかかった時間と上昇温度を測定して比較した
     水の容器 (ヤカン) と試験体との距離は25mm
     (試験データは省きます)
    

 ・上炎式   

本体:ビールなどのアルミ空き缶で製作(外径Φ65) 高さ:38mm
   穴径はΦ1.0~2.0、穴数13~24個の組み合わせ 

結果:穴径 Φ1.2 穴数 20 の組み合わせがいいかな (いいと思う)

 

・外炎式   

本体:キャップ付きコーヒーなどのアルミ空き缶で製作(外径Φ65) 高さ:38mm
   穴径はΦ1.0~1.3、穴数20~24個の組み合わせ (上炎式の結果から)

結果:穴径 Φ1.2 穴数 24 の組み合わせがいいかな (いいと思う)


考察:私の作った3種類のアルコールバーナーでは、外炎式が一番早くお湯を沸かしてくれます。
   外炎式は作るのも空き缶が1個で済むので有利でお薦めです。
   また作り方によってもかなり燃焼結果は変わります。
   あとの方で作ったものの方が効率もよくなってきています。(作り方が上手になってきたから?)
   五徳の形状によって、水の容器 (ヤカン) と試験体との距離によっても効率は変わります。

この後は、インスタントラーメンに使うお湯(450mL)を沸かす試験をしてみたいと思います。


これまでに記載した記事による製作やトラブルは当方は責任を負いません。「自己責任」でお願いします。

・ご意見やアドバイスは受け付けますのでよろしくお願いします。


アルコールバーナーの燃焼試験(8)

2018年02月21日 | アルコールバーナー

 空き缶によるアルコールバーナーの燃焼方式は色々あるようですが、方式名はわかりませんので私が勝手に名前を付けました。
写真左(12)から上炎式、中(23)内炎式、右(33)外炎式としました。

内炎式は2個ほど作りましたが燃焼効率が悪かったので上炎式ばかり作ってきましたが、外炎式はどうなのかなと思って作ってみて燃焼試験をしてみると上炎式よりかなりいいのです。

それぞれの燃え方です。

ヤカンを乗せて燃焼すると底に大きく燃え広がるのがいいのでしょうか。

アルコールバナー作りはもういい加減にやめようと思っていたのですが、まだまだ当分止めれそうもありません。


アルコールバーナー用風防(2)

2018年02月19日 | アルコールバーナー

 ウインドスクリーンを使った場合と使わない通常の燃焼をした時の比較をしてみました。

当然ウインドスクリーンを使ったほうが燃焼効率はいいと思っていましたがあってもなくてもほぼ変わらないのです。
3回やってみましたが同じような結果でした。

試験場所はダボ爺のゴム銃工房で行ったので、屋外の風のある所でやればウインドスクリーンの効果はあると思います。

 


アルコールバーナー用風防

2018年02月18日 | アルコールバーナー

 アルコールバーナー用にウインドスクリーンを購入しました。
注文してから15日かかって中国から送られてきました。
価格は317円、送料459円です。

一枚の幅75mmのものが9枚で 広げるとH135×W650になります。

 外で使うときは風よけにもなるし、燃焼効率も良くなるだろうと思います。

また燃焼試験が増えました。


小型アルコールランプの製作

2018年02月16日 | アルコールバーナー

 固形燃料用の五徳を購入してあったので、携帯用にそこに入るアルコールバーナーを作りました。

五徳の大きさは、W97×D75×H20です。

作ったアルコールバーナーの高さは27mmですが、底に穴を開けたので蓋を閉めて収めることができます。

バーナーの仕様は 穴径φ1.2、穴数22です。
このアルコールバーナーで、20mLの燃料用アルコールを入れてカップラーメンのお湯約450mLを沸かすことができます。


燃焼試験はまだまだ続いています。


アルコールバーナーの燃焼試験(7)

2018年02月14日 | アルコールバーナー

 五徳によってアルコールランプの燃焼効率がかなり違うことが分かったので、今ある4個の五徳で燃焼試験をしてみました。

使用したアルコールランプは全高38mmのものです。(下図の寸法で60とあるのはΦ65の誤りです)

五徳写真横の寸法は、上がヤカン底とバーナーとの間隔、下が全高です。

結果は、C>D>B>Aです。
ヤカン底とバーナーとの間隔は25mmほどが一番効率がよさそうです。

CとDの差はわずかですが、Aは火力が極端に小さくなります。

これで分かったことはヤカン底とバーナーとの間隔を調節すれば、火力の調節ができるということです。


アルコールバーナーの燃焼試験(6)

2018年02月11日 | アルコールバーナー

 購入したアルコールバーナーについていた五徳で私の作ったバーナーの燃焼試験をしたところ、非常に燃焼効率がいいのです。

私の作った五徳と違うところは、バーナーとヤカン底との距離が大きいこと、3か所炎のガードとなるものがあることです。

いまある五徳は4種類です。
Aは購入したもので固形燃料用で丸穴は私が加工
BとCは自作品
Dは購入したバーナーの付属品

それぞれ高さが違うので、どのような燃焼をするか調べてみたいと思います。

一回年初試験をすると次の試験に移るのに時間がかかります。
ヤカンが一つなので条件をそろえるために冷やして温度を下げたりしなければならないからです。


ゴム銃の競技会が近づいてきましたが、まだまだアルコールバーナーが続きそうです。


アルコールバーナーの燃焼試験(5)

2018年02月08日 | アルコールバーナー

 アルコールバーナー作りにはまっていますが、安い中国製のものがあったので1/31に注文したのがきょう中国から届きました。(→ココ

599円で送料はタダ。商品の作りは何ら問題ないつくりです。どうしたらこんな商売ができるのかよくわかりません。

バーナーの構造はノズルはφ0.8が13個とφ1.3が13個が1個おきに開いています。
燃焼調整蓋、密閉蓋それに五徳もついています。
本体の大きさはφ70×H70で、私が作っている空き缶のものよい一回り大きいです。

私が作ったものの燃焼試験をしていますが、これを同じような試験をしてみました。

結果は、同じお湯を沸かすのに、火力が弱く倍以上の時間がかかります。期待外れでした。
私の想像では、副室が大きいので圧が上がらないのではないかと思います。

これはノズルが2種類の穴径で開けてあるので参考にして作ってみたいと思います。


同級会

2018年02月05日 | 日記

 恒例の内中第九辰巳会が山海の山海館で開催されたので参加してきました。

中学時代の同級生はいつ会っても気を使わなくていいですね。

男性24名、女性26名計54名の参加です。亡くなった方は1名ですが年々参加者が減ってきているようです。
介護をしている人、本人の健康の問題などいろいろあると思いますが寂しいことです。

この会の会長さんは毎年変わって担当するのですが、80歳までは引き受けてくれる方がいたのでまだまだ続きそうです。

会場の山海館は自前の温泉があるのですが、今回初めて入浴することができていい同級会でした。

アルコールバーナーを教えてくれた友人二人も参加していたので、私がやった燃焼試験を中間報告しておきました。


アルコールバーナーの燃焼試験(4)

2018年02月04日 | アルコールバーナー

 明日、友人にアルコールバーナーの燃焼試験の報告をするためにこの試験をしました。
15個ほど試験しましたが、ある程度の傾向が分かったような気がします。

試験方法は、400mLの水を15mLの燃料を試験体に入れて、燃焼させた時の温度上昇と時間を記録します。
私の独断と偏見による方法なので正解とは思いませんが、簡単にできる比較試験だと思います。

試験体は、穴径がφ1.0~φ2.0、穴数が13個~24個を組み合わせたものです。

結果は、穴径が小さい方、穴数は多い方が効率がいいようです。
といっても穴径φ1.0・穴数24個の組み合わせがいいということではありません。

試験体は作り始めたときのものより、後の方になって作ったものの方が丁寧に作っているので試験結果は多少違っているように思います。
結果のいいものを上位3個ほど選び、再度新しく作って試験を繰り返したいと思っています。

 

今の作りは上缶と下缶は隔壁を挟んで圧着するだけなので、下図のように主室と副室の隔壁上部を漏れがないようにすれば、副室の圧が逃げないので多少効率はよくなるのではと思います。

 


五徳の製作

2018年02月03日 | アルコールバーナー

 アルコールバーナーの燃焼試験を継続してやっているのですが、息抜きに五徳を作りました。 

真空管アンプのときに使ったt1.5のアルミ板が余っていたので使いました。
アルミ板を3枚加工したものを組み合わせて使います。
とりあえず作ってみたという試作品なので仕上がりはよくありません。

携帯用に便利なことを考慮しました。

もうちょっと仕上のものを作ってみたいと思います。