ドイツ兼業主婦の台所

在独12年目突入!
なんでも楽しいドイツ生活♪

はちみつレモンのアーモンドケーキ

2010年02月28日 | お菓子
はい、またしても週末のケーキレシピ実験でございます。
本日は『はちみつレモン』を焼き上がりのケーキにかけたもの。
これは砂糖控えめ、なかなか日本人にはウマウマなケーキかと。

レシピはケーキ型が18cm用のものでした。
でも、我が家は小さい型は22cm型しかない。
ちょっとボリュームに欠けますが、こんな感じに仕上がりです。



これ、『はちみつレモン』をかけたのですが、吸収しちゃってわからない。
ちょっと残ったはちみつレモンをあとからかけてみました。
こんな感じで…



『はちみつレモン』はホットケーキ、ワッフルなど、
他の種類のケーキにも応用がききそうです。

作り方はすごく簡単。

はちみつ125ml、レモン果汁 大さじ2杯
これを小鍋に入れて熱を加えかき混ぜること約5分。
たったこれだけ。



ケーキは小麦粉150gと粉アーモンド50gに対し、
砂糖はわずか50gを加えただけ。
あとは牛乳 大さじ2杯、バター100g、卵3個、
ベーキングパウダー 小さじ3杯で生地を作るだけ。

サクッと美味しいケーキの出来上がりでございます。

材料費はだいたい1.30ユーロくらい。
本日も安くてウマウマ甘さすっきりでございます。



から揚げと “さようなら”!?

2010年02月27日 | 気になる食材
家のポストにこんなチラシが入っておりました。
赤と黒の配色がなんとも物々しい。
なんとなく気になったので、辞書片手に読んで見ました。



書かれていたことは、鳥肉に関すること。
特に、ドイツのスーパーでは良く見かける“Pute(プーテ):七面鳥”の話題。
我が家もお肉は脂肪が少なく、健康志向でプーテを好んで使ってました。
プーテでから揚げ作ったり、カレー作ったりとお世話になってたわけです。
ところが…
『プーテを健康志向で多くの人が買い求めるようになった。
 その結果、大量生産の体制を余儀なくされ、品質が低下している』

要するに、沢山売れるのでぎゅうぎゅう詰めの育舎で鳥を飼わねばならず、
その結果、身動きも出来ない不衛生な環境でストレスが満タンになると。
そうなるとお互いを傷付け合ったり、食べてしまったり(!?)するそう。

ここにも『病気で苦痛満タン飼育のプーテ』と。



この他に、メキシコでは『ターボ・チキン』なる鶏が生産されているそう。
これは短期間にデブデブにした肥満鶏。
飼われている環境は上記プーテと同じで、なおかつメタボなわけである。
それが世界市場に出回っているとは…恐ろしい。

このチラシの締めくくりには『あなたに何ができるのか』と、箇条書きもあり、
 ①ベジタリアンになる
 ②魚など他の食品を食べるようにする などなど…

我が家は週一回、肉を食べるか食べないか。
それでも以前、ベジタリアンになれないか試してみたが無理。
やっぱり、シュニッツェル、から揚げは家族みんな大好きなメニュー。
Bioビオ製品(オーガニック)の選択もありますが、高い。
昔はどんなお肉もBioだったはずなのに…
普通のことが普通じゃない世の中、どうなっちゃんてんでしょう?

《今日の一句》
ターボ鶏 食べて自分も ターボなり

オリンピックと浅漬け

2010年02月26日 | 今日の献立
今朝はオリンピックの目玉、女子フィギアスケートを観るため早起き。
でも4時起き予定がズレて、5時に飛び起きました。
焦ってテレビをつけたら、ちょうどファイナルグループの滑走!
なんというタイミングの良さ!

それから急いでコーヒーを入れ、万全の体勢でテレビの前に座りました。
自分が滑るわけでもなんでもないのに、すっごいドキドキ。
これが選手だったら心臓が飛び出るどころか、もう前代未聞の緊張感では!?

キム・ヨナ選手の演技の後は何故か私、落ち着かない。
あまりに完璧…真央ちゃん、どうしてるだろうと考えてはドッキン、ドッキン。
でも、はっと我に返り「私が緊張したら、真央ちゃんも緊張する!」と、
わけのわからないことを勝手に思い、テレビの前でしばし静かに観戦。

結果は銀メダルでしたが、演技の後と表彰台に上った真央ちゃんの表情を見て、なんとも言葉は出ない、胸が熱くなりました。

そして…
我に返って朝食の支度。
ちょっと早い時間だったので、浅漬けを作ることに致しました。
(朝だけに“浅”漬け?おやじギャグ…)
こんな感じで漬けました。



白菜があったので、人参と生姜、鷹の爪少々を加えました。
昆布があれば入れるのですが、今回は在庫切れ。
味付けは塩と味の素でございます。



朝6時半過ぎですが、まだ暗い。
キッチンでガサゴソと漬物を作ったあと、厚焼き玉子を用意。
朝食の写真は撮り忘れましたが、これに18番の人参のきんぴらを作って完了。
博士も私も朝はすっかり和食派。
これに納豆があれば言うことなしですが、この街では入手できない。
納豆を自分で作るしかないのかも。(しないけど…)

日本選手の活躍を見た後での和朝食。
やっぱり和食が一番です!

《今日の一句》
五輪見て “アサ”つながりで 作ったの。

ワインと鼻水!?

2010年02月26日 | つぶやき
ここにきて春らしい天気が続いております。
今日も買い物に出かけましたが、冬のコートでは汗ばむくらい。
小鳥の鳴き声も変わりました…春の到来です。

さて、春の陽気を感じたところでワインでほろりと酔いたいもの。
ドイツに住んでる利点は美味しいワインを安く飲めること。
我が家は普段、3~3.98ユーロのワインを楽しんでおります。
ワインは消費税19%含まれてこのお値段。
日本と比べるとかなりお安い。
博士と私の好みはスペイン産のワイン。
ですが、飲んだ私に問題があることがわかりました。
3ユーロ程度のスペイン産のワインを飲むと、鼻水が止まらなくなるんです。
最初は体調が悪いだけかと気にしませんでしたが、
あまりに頻繁に同じことが起きたのでワインを変えてみました。

試しに買ったのはフランスワイン。



これはセールで3.49ユーロ。
このラベルが気に入って飲んでみました。
なるほど口当たりよしで、飲んでもまったく問題なし。
スペインワインに何が入っているんだろう…いったい。

以来、スペインワインを飲みたいときはオーガニック・ワインを選択。
白ワインも鼻水洪水になることがわかり、以来、これまたオーガニック。

これはオーガニックのリースリング・ワイン。



オーガニックでも2.98ユーロとお買い得品。
これもドイツならではのお得感。

それにしても、ワインで鼻水…一体何のアレルギーなんでしょう。
まだ飲めるワインが此の世にあるから良いですが、
何とも反応の出やすい体質で困ります。
まあ、今宵も飲みすぎに注意。
早朝4時からオリンピック女子フィギアスケート見なければ…

敗者復活!『オレンジ・ケーキ』

2010年02月24日 | お菓子
新しいケーキ型も手に入り、午後からケーキ作り。
一度失敗した『オレンジ・ケーキ』に再挑戦でございます。
これ、作り方はものすごく簡単。

①小麦粉250g、バニラプリンの素1パック、
 ベーキングパウダーをティースプーン4杯をまとめ、器によく振るい落とす。

②卵4個、オレンジ果汁250ml、
 砂糖280g(本のレシピは340g)、
 オレンジ・ピール 小さじ2杯、バター(室温)80g
 これらの材料をまとめて①に加え、泡だて器でよくかき混ぜる。

③バターを塗った型にバックペーパーを引きつめ、そこへ②を流し入れる。

④180℃のオーブンで約50分焼く。



今日は生のオレンジを絞るのが面倒だったので、100%果汁ジュースを使用。
ジュースは1リットル69セントだったので、材料代は安いです。
ざっと計算しても材料費合計1.80ユーロ程度。

本ではマスカルポーネを使ったチーズ・クリームでデコレーションしてましたが、
我が家はそこまで材料費かけるつもりはないので、パウダーシュガーで代用。


生地は弾力があり、中身はしっとり、ふんわり。
オレンジのいい香りが致します。
食べ切れなかった果物はケーキにするに限ります。
無駄なく、美味しく、家計にやさしい。

シンプルですが、なかなかウマウマでございました。

《今日の一句》
サプリより ケーキでビタミン でも太る 

新しいケーキ型

2010年02月23日 | キッチン・ツール
先週、オレンジケーキを失敗し、ケーキの型も壊れてしまいました。
今日はオフでちょっと時間に余裕。
外は雨ですが、どうしても新しいケーキ型が欲しくなり、スーパーへ。
あーでもない、こーでもないと一人で型を選択。
迷った挙句、このフォームについていた文言で購入決定!



『エネルギー節約フォーム』
『30%まで(焼き時間)節約』
これは即、買いでございます。
お値段もお手頃のドイツ製、26cm型で6.99ユーロ。

それから、四角い型が目にとまり、心が揺れました。
本当は丸いフォームで18cmのものがあり、かなり迷った。
18cmの型は『焼き時間半分』という優れもの。
ですが、四角いものも作ってみたいとこちらに決定。



これもドイツ製で5.99ユーロ。

本当は中古品を探そうかとも思いましたが、今回は自腹で新品購入。
今では毎週ケーキを焼いてますから、自分にご褒美です。

さて、今回見送った18cmの型ですが、とても気になります。
でも、ケーキ型3個まとめ買いはやりすぎかなと自粛。

帰宅してから、気に入ったけど買わなかったと博士に言うと、
『どうして買いませんでしたか?』と、思わぬ反応。
やりました!
週末にまた新ケーキ型が一つ増えます。

牛乳は安全?

2010年02月23日 | これぞドイツ
以前に牛乳ダイエットなどについて書いておりました。
私自身も寝る前にしばしば牛乳を愛飲。
そんなところへ、思わぬニュースが。

『牛乳は必ずしも体に良くは無い』という研究者のニュースを観てしまった。
特に心疾患、卵巣などに疾患を抱えている人の場合、牛乳はよろしくないと。



現在の牛乳の加工方法にもよるのでしょうが、
日本のインターネットを調べても賛否両論。
なかなか難しい問題です。
まあ、ニュースの中身はドイツ語をうまく聞き取れない部分もありましたが、
結論は健康体の人が“飲むならオーガニックの牛乳(Bio Milch)を”と。

また、週末チラリと見た番組では、牛乳がいかにして生産されるかを特集。
オーガニック酪農家では、本当に清潔にかつ丁寧に牛を扱っている。
それに対して、流れ作業式に搾乳している農場はちょっと牛が気の毒。
こういうところで生産された牛乳は低コストでスーパーへ流通するのですが、
なんかスーパーの牛乳を飲む気が薄れました。

中でも問題なのはあまりの価格競争にどこかでコストを切り詰めてる酪農家。
こういうところで買われている乳牛は悲惨でした。
牛舎は清掃状態が最悪、かつ床は施行を簡略化してるため滑りやすい。
その結果、牛は牛舎の中で転んだりするため関節を痛める。
そうなると傷に細菌が発生しやすくなるという恐ろしい話。
そんなところの牛乳が市場に出回っているのです。
ちょっと衝撃。

反面、牛乳は体に良いとかダイエットに良いとか…
いったいどちらを信用すればいいのやら。
情報を判断するってなかなか難しい。
たかが牛乳の話しでしょうが、色々考えさせられます。

《今日の一句》
情報は 見える幻 つかみきれず 

博士談 『オレンジ・ケーキ』

2010年02月21日 | つぶやき
土曜日に張り切って焼いたが失敗した『オレンジ・ケーキ』
ぐちゃぐちゃになった部分を皿に載せてテーブルの上に放置。
しかもケーキの型にくっついた部分はちょっと硬いかな?と思い、ゴミ箱へ。
ああ…節約兼業主婦としてやってはいけない所業。
もったいない…でもきっと誰も食べないだろうと捨てたわけです。

ぐちゃぐちゃオレンジ・ケーキも博士はなんて言うだろう。



“失敗するなんてもったいない。もう作らないで下さい”
なんて言われたら、ますますトーンダウンです。

ところが、博士が帰宅してぐちゃぐちゃケーキを味見。
これは失敗なんかじゃありません。美味しいっ!
な、な、なんと!
博士には超ウマウマらしいのですっ!
ところが、そのあと…博士から思わぬ物言いが。
ゴミ箱に捨てた硬い部分を見つけられてしまった。
「ああああっつ!どうして…」と悲鳴。
「何故、捨てましたか!お菓子はここが一番美味しいんです!
私は博士が一番お気に入りのあめ色に硬くなった部分を捨てたということ。
博士はゴミ箱から拾って食べられないか…と、そこまで言うほど。
実は、ウチの博士、元を正せば菓子屋の息子。
お菓子には私以上にウルサイ。
何度もしつこいくらいに「もったいない…」を繰り返す博士。
これって、ちょっとしたメンタル・ハラスメントか!?

あまりにうるさいので、オフに再度オレンジ・ケーキを焼くことに。

なんか、嬉しいのか、悲しいのか、面倒くさいのか…
よく分かりませんが、今度は成功させまする。

市場のたまご屋さん

2010年02月21日 | これぞドイツ
ようやくストックの卵が切れて、街へ行ったついでに市場へ。

この写真、我が家御用達の新鮮卵が売ってるたまご屋さんです。
たまご屋さんはいつ行っても大盛況。
常に混雑しております。



スーパーの卵とは新鮮さが格段に違う。
しかも、一個の単価がスーパーより数円安いんです。
オーガニックの卵も1円ほどスーパーよりお得。
交通費をかけてしまえば高くつくかもしれませんが、品質を考えれば納得。

市場で食材を若干仕入れ、本日のお昼ご飯はスープです。
お得意のハンガリー料理『グヤーシュ』



実は、色々と理由があり、調理時間を確認するために調理。
となると、なかなか大変。
材料を正確に計量し、ストップ・ウォッチ片手にキッチンで悪戦苦闘。
今日は2時間半ほどキッチンにおりました。
ところが、明日の夕方、友人宅を訪問するためケーキを持参せねばなりません。
一息ついて、これからまたケーキ焼きます。
休めないオフの土曜日でございます。

失敗!『オレンジ・ケーキ』

2010年02月20日 | お菓子
夕べ、日本の友人からブログのケーキを褒められ、ちょっと舞い上がった?
本日、調子に乗って新レシピのオレンジ・ケーキに挑戦したら…
なんと…大失敗してしまいました。



レシピ通りに材料かき混ぜ、なんとなく嫌な予感はあった。
結果はこの通り、材料がケーキの型にベッタリくっついてNG。
しかもケーキの型のバネが壊れてしまった。
中古品だったから元は十分に取ったといえ、ちょっとダブルで衝撃。

それから、本のレシピより砂糖を45g少なめに作ったはずなのに、
ケーキ自体は美味しいものの甘すぎ。

バックペーパーを敷けばまだ良かったのかも。
でも、普通はバターを型に塗るだけでほとんど問題はないのです。
何だかなぁ。
こんな失敗は初スポンジケーキ挑戦以来、久々です。
う~ん…また失敗から学びたいと思います。

《今日の一句》
失敗は 節約の敵 引き締めよ! 

トマトソースのパスタ

2010年02月19日 | 今日の献立
そうめん食べるほど弱っていたのに…
ケーキの次は何故かパスタが食べたくなり、やってしまいました。
そもそも冷蔵庫にトマトピュレーが残っていたのが悪い。
ここで、在庫整理の衝動に駆られ、トマトソースを作ってしまった。

圧力鍋に玉ねぎ、にんにく、ピュレーをぶち込み、バジル、胡椒、塩を加えただけ。
ほんの数分でトロトロのソースが完成。



やっぱりソースは手作りに限る!
スルスルとパスタが胃袋に収まってしまいますっ!
パスタが美味しいとどうしても次なる誘惑が…
そうです…ワイン。


スペイン産のBio(オーガニック)ワイン、2.69ユーロ。
弱っていたのに…飲んじゃいました。
昼寝してから調子よくなった?
若くないんで、ホドホドに行かねば。
要自粛の週末でございます。

《今日の一句》
体調が イマイチなのに ワインも別腹 

粗引き小麦のケーキ

2010年02月19日 | お菓子
ようやく気温が上がり、小雨のわが町“ゲッティンゲン”でございます。
写真は用事ついでに行った市役所の15階からパチリ。



ちょっとモヤがかかってますが、いかにもヨーロッパ?という感じ。
街自体、戦災の被害が少なかったので、古い建物が多く残ってます。
歴史がある街なので、一応ロマンチック街道の仲間入りしてます。

さて、消化不良でそうめんをすすった昼下がり。
食後にすんご~い睡魔に襲われ、ソファでうたた寝。
小一時間ほど眠ってから調子が良くなり、手持ち無沙汰。
そこで、ちゃちゃっと新しいケーキ作りに挑戦することに。
本日は『Griess(グリース):粗引き小麦』を使ってみました。



レシピは図書館から借りてきたケーキ本にあったもの。
写真があまりに美味しそうで、どうしても作りたくなっていました。
本のレシピはライムとレモンを使ったものなのですが、
ライムが手元に無かったので、レモンとオレンジを使用。
写した写真ではどうも伝わりにくいのですが、
ケーキにはレモンとオレンジ果汁、砂糖を煮込んだソースがかかってます。

レモンの香りがほんのり。
食感は粗引き小麦なのでホロホロ、しっとり。
やや重量感のあるケーキでございます。



粗引き小麦でケーキ…なんて、ドイツならではかも。
ここはとにかく、小麦の種類も豊富。
お菓子作りのための材料も様々で売り場を見てても楽しい。
ケーキのレシピも実に多彩で、ホントに驚かされます。

本日、博士からもOKサイン。
初めてにしてはウマウマでございました。

《今日の一句》
体調が イマイチなのに ケーキ別腹 

消化不良で “そうめん”

2010年02月18日 | 今日の献立
ここのところ、ストレスでしょうか、胃の調子がイマイチ。
なんか“だらり~ん”とする心の余裕がなかったかも。
ともあれ、体調を整えねばなりません。
そこで、本日の昼はお一人様“そうめん”



日本から持ち帰ったそうめんを胡麻ダレで頂きました。
本当は「揖保の糸」を買いたっかたのですが、妥協してこのパックに。
質より量でドイツへ持ち込みました。
それでもやっぱり美味しい。
なんか体に優しい感もたっぷりです。
今日は午後からオフなので、ちょっとゆっくり致します。

『キッシュ』の本

2010年02月17日 | 雑誌・本
2月の中間家計簿チェックを致しました。
調子に乗ったつもりはないのですが、先月より高め。
その原因は…と一人反省会。
調味料が次々になくなったこと、ストックがへったことが大きい。
調味料も醤油、味噌など値の張るものがなくなると打撃。
1日平均の食費が2ユーロほど先月より多い。(1日:7.90ユーロ)
これは後半、引き締めが必要。
そこで、節約料理の参考にと、図書館からまた本を借りて来ました。
ちょっと時間に余裕がないのですが、少しでも楽しみたいもの。
今回はケーキの本とこちらキッシュの料理本を選びました。



キッシュはもともと大好物。
それに、冷蔵庫の残りものを片付けるのにとても役に立ちます。
何でも卵と生クリームで合えてしまえばそれなりにイケる。

本によれば、キッシュとはそもそも1700年代にフランスで誕生したらしい。
パン屋さんが余った生地を利用し、ハムや卵と一緒に調理したのが始まりと。
しかもオーブンの余熱を利用して焼いたそうです。
キッシュはもともと物を大切にという節約心から生まれているということ。
なるほど、なるほど…これは使える手でございます。

こんな風に玉ねぎ、にんにくで作れるキッシュもあり。
材料は常備しているものなので、いつでも作れそう。



これは白菜を使ったキッシュ。
白菜はここでも安く買うことができます。
今なら1kg2ユーロ前後かと。



材料は何でも、アクセントにハムやソーセージがあれば文句なし。
美味しいキッシュが作れます。

今まで日本のレシピを元に、ほうれん草とツナ缶のキッシュをよく焼いてました。
ですが、この本のレシピを参考に、欧風キッシュを作ってみたいもの。
週末、楽しみながら挑戦してみます。

《今日の一句》
「キッシュって何ですか?」散々食べててそれどうよ?

チロルの誘惑!?

2010年02月16日 | 気になる食材
博士が今、仕事からチラリと戻りました。
キッチンでなんかゴソゴソ…不穏な動き。
“ちょっと、来て下さい。”と、私を呼ぶ声。

行くとキッチンのテーブルにはこんなものが…



袋を良く見ると…街へ行ったのに、なんでチロル?
短時間でイタリアまでワープするのは無理。



袋の中身は…あ、こんなものがっ!?



チロル地方の加工業者が作っているソーセージとチーズ。

実は、数ヶ月に一度、短期間でスーパーに展示販売に来るんです。
以前にも同じソーセージをブログに載せたことがあるのですが、
めずらしく、今回はチーズも買った博士。

ソーセージに関して、博士は実にウルサイ。
なんたって、ウマウマのハンガリー・ソーセージで舌は鍛えられております。
ドイツのその辺の肉屋のソーセージは絶対に買わない。
そんな博士が唯一、誘惑されるのがこのチロルもの。

“あの…値段はいくらか聞かないで下さい。
まあ、博士の財布からの出費なので、良しとしましょう。

博士が誘惑に負けてたくさん買ったので、お店のおじさんは一本おまけしてくれたそう。
今宵はパンとワインとソーセージ、チーズで乾杯。
ウマウマを楽しみたいと思います。