ドイツ兼業主婦の台所

在独12年目突入!
なんでも楽しいドイツ生活♪

日本の味

2009年08月31日 | 今日の献立
外は気温がイマイチ上がらないというのに、
どうしても食べたくなって作ってしまいました。
一人だけひやむぎメニュー。



日本から送っていただいた貴重なるひやむぎ。
揖保の何とかの商品。
やはり喉越しが良いですね…うまいっ!
本日は胡麻ダレで戴きました。

急に気温が下がったので、なんだか体がついていけない。
鼻もグズグズ…
それなのにひやむぎ食べていいのか!?
なんだか体も冷えてきているので要注意です。
今日は予防対策にハーブティを買いに行く予定。
明日はカッセルという街へ行かねばなりません。
用心、用心…

《今日の一句》
ひやむぎを 音をたてずに 美味半減…

ハムはハムにあらず!?

2009年08月30日 | 気になる食材
昨日までの天気とは正反対に、寒くなりました。
最高気温は19℃でございます。
ほんとうにもう秋でございますね。

さて、本日はパンを食べるときには欠かせないハムのお話し。
実はおととい、お米を買おうといつものアラブ系食品店へ。
すると、めずらしくセール期間になっておりました。
日本米は残念ながらセール対象外。
しかしながら、イスラム教徒が食べるハムが激安になってました。
これ、下の写真がその商品。



玉子の大きさと比較していただいて…
これ一本が98セント!
ちょっと興味もあり、衝動買いしてしまいました。

夕飯にパンと一緒に食べようとテーブルに用意。
ですが、ここで物言いが…
「そんな98セントで普通じゃないです。冷静に考えて下さい
旦那からの鋭い指摘。
「いいですか、こういう種類のハムは何が入ってるかわかりません
旦那曰く、高いハムやサラミを作ったり、
肉をさばいた後に余った不要な部位で作られているとのこと。
不要な部位って?
「例えば牛のチ●チ●とか、●袋とかも入ってます
ひゃ~っつ
「この値段と量を考えると可能性は高いです
うへぇ~っつ!



即効で捨てようとしたのですが、今後の学習のため、
「捨てる前に試してみて
さすが、博士は言うことが違う。
それで、一切れ試しました。
ところが、味は悪くない。
むしろ美味しかったりして。
多分、部位のブレンドが絶妙と思われます。
思わず、日本の食品偽造問題とダブりました。
ドイツで売られている全てのハムに当てはまりませんが、
商品はよ~く考えて購入せねばならぬということです。
節約に全然ならなかった買い物でした。

さて、ハムの話題はここまで…
本日のおまけでございます。
市場で買ったヨハネスベリーが熟してしまったので、
めずらしくジャムを作ってみました。



今回は熟してきたネクタリンも一緒に調理。
砂糖、レモン汁、白ワイン少々を加えて完成です。
あとでヨーグルトと一緒に頂きたいと思います。

そして、恒例土曜日の市場でのお買い物ですが、
今回ゲットのフルーツはこれ。



左が「Mirabellen:ミラベルン(イエロープラム)」
右は「Brombeeren:ブロンベーレン(キイチゴ)」
イエロープラムは500g、キイチゴは250g購入。
二つ合わせて約4ユーロと他の果物よりちょっとお高め。
ですが、プラムは小さくても甘くて美味しい!
せっかくドイツに住んでますから、
ここならではの旬の果物を大いに楽しみたいもの。
今週もせっせと果物摂取いたします。

《今日の一句》
ハム食べて 想像力を 捨てましょう

オイルのお話し

2009年08月29日 | 気になる食材
今日もまた、ドイツ語のお勉強で雑誌を拝読。
パラパラとページをめっくっておりましたら、
こんな記事が…
『正しいオイル』なるもの。



味の決め手に、料理に合うオイルを選びましょうというもの。
記事によれば、昔はオイルと言うと、ひまわり油くらいだったそう。
それが今では種類も様々。
上手に使い分けることで、料理も楽しくなるという。
記事では6種類のオイルを紹介。
まずは、ドイツで最もメジャーなひまわり油。

ひまわり油はオールラウンドプレーヤー。
焼く、炒める、煮る、そしてサラダにもと活躍。
それに加えリノール酸(コレステロール値を下げる)も豊富との事。

次に一般的なオリーブオイル。
温かい料理、冷たい料理のいずれにも適。
冷たい料理にはエクストラバージンオイルが良いそう。
オリーブオイル最大の特徴は、
不飽和脂肪酸のオレイン酸が70~80%を占めるということ。
リノール酸より酸化しにくいそうです。
オリーブオイルの原産地域では、心臓病の発症が少ないそうです。

ウォールナッツオイル(くるみ油)
香りがよいウォールナッツオイルは、
ラディッシュ、エンダイブ、サラダ菜と相性が良いそう。
ただ、欠点は酸化しやすい。
それゆえ、少量で購入がオススメとのこと。
ビタミンE、Bが豊富で脳の働きにも効果あり。

ラプスオイル(菜の花油)
これはオリーブオイル同様、冷、温料理に適しております。
天ぷらなどの高温での使用にも向いているとのこと。
「コレステロール・フリー」と言ううたい文句で売られてます。

パンプキンオイル(カボチャ油)
サラダやカボチャのスープに向いているそう。
こちらは料理ではあまり万能ではなさそうです。
でも、コレステロール値を下げる働きがあり、
カロチンやビタミンEが豊富。
何より血管を守る働きがあるそうです。

そして、最後はグレープシードオイル(葡萄油)
冷たい料理に特に向いてるようですが、温かい料理もOK。
マヨネーズ作りに特に合う!?
プロシアニジンなるものが含まれるそうですが、
これはポリフェノールの一種だそうです。
雑誌にはプロシアニジンは心臓を丈夫にする働きがあるとありますが、
ネットでググッてみたら、抗アレルギー作用もあるそう。
他にはメラニンの生成抑制などなど。
なかなかの優れもののようです。

以上、こんなことがまとめて書いてありました。
ダイエットをする場合、油というのは敬遠されがち。
でも、オイルを全くとらないというのはNGのようです。
小耳に挟んだ話ですが、
スペインなどで食事前にオリーブオイルをワンショット飲むという。
これが健康法の一つらしい。
ハンガリーでは朝食前にアプリコット酒(40~60度)ですが…

ドイツでも、ある料理番組で司会の男性アナウンサーが、
自分のダイエット成功話をちらりと披露したことがあります。
Ω3(オメガドライ:血液をサラサラにする働きがある)
を含んだラプスオイルを食膳にワンショット飲んだそうです。
オリーブオイルもこれと似たようなものかも…
効果があるのかもしれませんが、私には出来ない…
まあ、健康を考え、料理に合わせて上手に使うのが一番。

そこで、今日のおまけ。
高温に向いているというラプスオイルを使いました。



冷凍の「いかリング」でございます。
この写真は「いかリング」を揚げてる時に撮ったもの。

そして、キッチンの窓から見えるは…


これ、ナナカマドの木でございます。
写真は窓越しに撮ったものです。

早朝はここに鳥がたくさんやって来るので、とても賑やかです。
ナナカマドを眺めながら頬張る「いかリング」
なかなか風情がありまする。

《今日の一句》
油をね くいっと飲んで ファイト一発!?

ドイツの半額パン屋

2009年08月28日 | 気になる食材
残暑でしょうか、今日は30℃になりました。
快晴の上に午後からの仕事がキャンセルになり、
これはちょいと街へ散策へ行こうと思い立ちました。
旦那様は用事があるので、今日は一人外出。
バスに乗って駅の南側に行って来ました。

この通りは今年の9月5日に100周年を迎えます。
街の中でもそんなに古くない地区の一つ。


この通りの先の角に目的あり。

ここです。
見えにくいけど、この一階の黄色い看板のところ。



これがお店のウィンドーでございます。

ここ、実はパンが半額のお店。
もちろんワケありパンなんですが…
実は、ここで売られているパンは前の日のもの。

街のパン屋さんで売れ残った当日分を買い取り、
このように半額で販売しております。
こうやって店舗を構えているところもありますが、
屋台みたいな小さいお店も他の地域で見られます。
私も一度、好奇心で半額パンを買った経験あり。
味はまあまあ…でも、やっぱり焼きたてが美味しいかなぁ。
顧客は年金生活のお年寄りが多いでしょうか。

私はパンの質が変わるわけじゃないんで、
節約にはこれオッケーかなと思いました。
ところが、約一名から物言いが上がりました。

「そんな、パンくらい…
と旦那のひとことで、半額パンは我が家では却下。


日本に居た頃、ちょっと節約を…と思い、お米を替えたことがありました。
いつものお米屋さんではなく、スーパーの特売品を購入。
そのお米を炊いて夕飯になったのですが、
ご飯を口に含んだ矢先…
「…米はそんなに高いですか?
と、うちの旦那からの重い質問。

まあ、以前食べていたものと比較すると500円くらいの違い。
すると…
「お願いです。お米は節約しないで下さい。
ハンガリー人の旦那から米に注文がつくとは!?

米は毎日食べる主食、だからこそ美味しくということ。
実はこれ、うちの父も全く同じ考えだった。
(ちなみに父は東北出身、米の味にはウルサイ)

節約重視でありながら、我が家で米とパンは聖なる領域。
半額パン屋さんは話しの種でおしまいです。

《今日の一句》
節約に 選ぶ旦那は 味覚音痴!? 

増える主夫!?

2009年08月26日 | これぞドイツ
今日は日本の友人と電話でお話ししましたが、
なんだか、本当に景気が悪いんですね…
ドイツも景気は確かに下降しておりますが、
ここは高い税金を払っている分、社会保障制度は充実してます。
だから日本と比べてまだ安心かもしれません。
まあ、安心と言っても必要最低限の生活は保障されますが、
物価は上昇してますので、かなり厳しいのが現状のようです。

リストラや倒産の波はドイツにも押し寄せております。
私の知人も倒産の憂き目にあった一人。
2台のベンツも大きな家も今は他人の手に渡りました。
それでも、もともとお金持ちだったので、
我が家と比較すると持ち物が全然違ったりして…

それはさておき、
そんな不況のドイツで主夫が増えつつあるという話題。
この雑誌の記事でございます。



『今や妻がお金を家へ持ってくる』というタイトル。
ここにはご主人がリストラされ、主夫となったお話が書かれてました。
自動車会社で仕事をしていたご主人ですが、
再就職先を探しても自動車産業自体が不況で求職はなし。
そこで、教師の奥様と立場逆転。
子供の面倒と家事はご主人がするようになったということ。
それでもこのご夫婦の関係は良好。
お互いに理解しあってこの状態を続けているというお話し。
なるほど…

ドイツでは今や、家庭の主収入を妻が稼ぎ出す割合は5世帯に1世帯。
それに、主夫は今年の統計で全体の20%になるそう。
社会での女性の地位が確立されていることも原因でしょうが、
不況下での再就職率は男性より女性が優位だとか。
女性は仕事を選ばず、どんどん順応していくようです。
まあ、新しい時代なんですかね。
でも、女性に経済力があるせいでしょうか…ドイツは離婚が多い。
私の周辺のドイツ人女性も離婚してる人がほとんど。
そしてみんなバリバリ働いて家も持ってる。
実にパワフルであります。
しかしながら、主夫家庭の離婚率はどうなのかなぁ。
以外に少ないかもしれませんね。

さてさて、不景気なお話しはここまで。
経済が下降気味でも楽しく生活しましょう!
毎日が楽しければ幸運も寄って来ます。

ここで、本日のおまけ。
今朝はちょっと遅く起きてしまって朝食手抜き。
その代わり、お昼はちょいと手の込んだAuflauf(アウフラウフ)。


今日はポテトを使って作ってみました。

ストックしていたブロッコリーと挽肉がこの下にあります。

挽肉はハンバーグを作る要領で塩、胡椒で味付け。
それに玉ねぎと人参のみじん切りを混ぜ合わせました。
そこへブロッコリーをからめて器に敷き詰めます。
チーズをその上に適量ふりかけ、
マッシュしたポテトにハーブ塩、粉チーズで味付け。
それを更に上にのせ、オーブンで焼くこと25分。



かなり適当オリジナル・レシピですが、
本日もウマウマでした。
材料費はたっぷり4人前 3.20ユーロ
野菜もたっぷり摂れてこのお値段。
あっぱれ、一つ鍋シリーズでございます。

満足そうに料理を頬張る主人を見て、
『この人が主夫になったら…』と考えてみた。
掃除、洗濯は完璧。
もしも子供がいたら育児も大丈夫だろう。
でも、確実に外食が増えるか栄養が偏ると思う。

その昔、新婚時代に私が体調を崩したときの出来事。
主人は私のために料理を作ってくれた。
心から嬉しかったが、それもつかの間。
フレンチトースト?それとも…
食パンのホラー映画のようなものが目の前に。

旦那に主夫の座を決して渡してはいけない。

《今日の一句》
手料理に 悲鳴を上げる? 意味二つ  

体調管理

2009年08月25日 | 健康・美容・ダイエット
本日の最高気温は27℃でした。
でも、最低気温との差がほぼ毎日15℃以上となると大変。
周囲でも風邪を引く人が増え始めています。
私も夏の疲れが出たのか、ここのところ体調がイマイチ。
今日も体がだるく、食欲もなくなるほど。
どんなときも食欲ありの若かりし頃とは違います。
あまりにだるだるで、体に力が入らない。
それで、今日の昼食はこんな感じ。



バナナ、皿桃、葡萄、ヨハネスベリーを合わせ、
そこにケーキ作りで余っていたチョコレートをON。
もうちょっとアクセントを…と、
胡麻、ひまわりとかぼちゃの種のミックスをふりふり。

ちょっと体も神経も休めたほうがいいと考え、
お茶も『カモミールと生姜のお茶』にしました。


これ、ドイツに来てから偶然出会ったお茶。
生姜入りで寒い冬に血行がよくなりそうだと思って買ったのがきっかけ。
ほとんど行き当たりばったりで買ったにもかかわらず、
味はとてもお上品で非常によろしい。
はちみつとバニラがほんわりした味をかもし出しております。
我が家でもこのお茶のストックは欠かせません。

日本でも手に入ると思われます。
機会があったら是非ともお試しあれ。

夕食も軽く済ませましたが、ちょっと体調がいい感じ。
で、調子に乗って好物のカシューナッツを頬張ってしまいました。
人間、調子に乗っちゃだめです。
お腹の調子が…今日はもう休みます。

《今日の一句》
体力も 夕日同様 たそがれる 

脳若返り10の方法

2009年08月24日 | 健康・美容・ダイエット
快晴の週末ですが、吹く風は涼しい。
もう秋の気配が致します。
相変わらず慌しい週末でしたが、ちょっとだけでもお勉強。
ドイツ語に少しでも触れていないとすぐに出来なくなるので、
空いた時間にささっと何か読むようにしています。
今日は放置していた雑誌をちらりと拝見。
すると、興味深い記事が…



『脳若返り10の方法』というタイトル。
年齢と共に低下する記憶力に悩む私にはタイムリー。
早速、じっくりと内容を拝見。

日本でも知られている『銀杏が有効』だという話しに始まり、
脳のためには睡眠も大切で、一日7~8時間とるのが良いと。
それから、記憶力ウォークアウトを日常的に行うこと。
手頃なウォークアウトは買い物の時の暗算だそうです。
これ、実は私もたま~に試しています。
買い物途中で暗算を忘れたりして…

あと、面白いと思ったのは『歌うこと』が良いというお話。
恐怖心やストレスは脳の思考をブロックするそうですが、
歌うことは神経細胞を活発化させるそうです。
カラオケは脳に役に立つということか!?

それから、『あくび』が脳に良いそうで、
あくびで新鮮な空気を取り入れることで、脳内の血流がよくなり、
脳がクールダウンするそうです。

その他には、ガムやナッツ類が良いとか、
トマトのような赤い野菜が脳のアンチエイジングに効くとか、
読書は脳のあらゆる部位を活発にするとか、
一日2リットルの水分補給がお勧め…などなど。
なかなかためになりました。

レモンのような酸っぱいものも脳に良いということで、
今日はレモンを使ってシーザーズサラダにしました。



すっごい適当なので、相変わらず見た目美味しくなさそうですが、
またしても自己満足でウマウマでした。
見た目はどうでもいいのよ…家族が喜んでくれれば。

塩、ガーリックパウダー少々とレモン汁適量を混ぜ合わせ、
マヨネーズを大さじ1程度、パルメザンチーズ適量を加えただけ。
あとは具材を適当にからめて完成。

他の料理ブログとか拝見すると、あまりに見事。
自分が作ったものなど載せていいのか…と、今でも考えることしばしば。
でも、楽しさが伝わればいいさぁ~と開き直ることにしました。
料理は見た目ではない!心なのだっ!
さて、寝る前に読書で脳をもうひと働きさせます。

《今日の一句》
お目当ての 物を探すが それは何?

土曜日の市場

2009年08月23日 | 気になる食材
金曜日の雨を境に、ぐっと涼しくなりました。
しかしながら、本日は心地よいほどの快晴。
そこで、いつもの玉子を買うためにいざ市場へ。
天気が良い日の市場は大盛況。
どのお店も混んでます。
玉子屋さんも人が並んでおりました。

今日は新鮮な果物も購入。
Zwetschen(ツヴェッシェン:プラム)は小さいタイプが出てました。
葡萄も旬に入りましたが、糖度が高くて美味しい!



果物はちょっと値段が張りますが、
全部で8ユーロほどになりました。

日本でビタミン補給によくサプリメントを飲んでた私。
でも、ドイツに来てからサプリメントは遠い存在。
ビタミンはフルーツから摂取するようになったからです。
何でも自然に頂くのが一番でございます。

さてさて、果物に続いて野菜も購入。
スーパーから野菜を買わないようになりましたが、
週一回程度の市場利用で十分イケます。



このロメインレタス、この大きさで1個80セント!
新玉ねぎもこの量で3ユーロ!生でも美味しい!
このほかにズッキーニも買い、野菜だけで合計9ユーロ。

写真は撮り忘れましたが、
夜はレタスとトマトでサラダを作りました。
トマトのドレッシングは日本からいただいた
『きょうの料理別冊 サラダ&スープ』を参考にしました。

《基本のドレッシング 目安 二人前》

塩 小さじ1/4、
酢(ワインビネガー) 小さじ2/3
こしょう 少々

これをボウルに入れ、フォークでよくかき混ぜ塩を溶かす。

塩が溶けたら オリーブオイル 小さじ2 を加える。
これを更にフォークでシャカシャカとよくかき混ぜ油をなじませる。

ここに、たっぷり野菜を投入し、さっくり混ぜるだけでOK!
これ、決して多い量ではないのですが、十分野菜に馴染みます。
あとは好みでレモン汁を加えたりするのもよし。
この方式だと誰でも簡単に素早く本格サラダができる。

ちなみに、ウチはワインビネガーがなかったのでりんご酢を使用。
レモン汁をほんの少し加え、なかなかのお味で満足。
これ、手間があんまりかからないし、
ドレッシングで水っぽくならないのでオススメです。
ポイントは…
『混ぜた後、ボウルの下にドレッシングが残らない』こと。
機会があったらお試しあれ。

《今日の一句》
空腹で 市場で買い物 こりゃまずい。

続・ストリート床屋

2009年08月22日 | これぞドイツ
水曜日にストリート床屋さんをテレビ局が取材に来るということで、
どんなものかと見学に行ってまいりました。
お天気は快晴、しかも気温30℃。
床屋さんの周りにはたくさんの人がつめかけてました。
お店の看板?には『Freiluft figaro:フライルフト フィガロ』
直訳すると『露店 フィガロ』



テレビ局のカメラを前にデモンストレーション。
このカットモデルのおば様と後で少しお話しできました。
おば様のカット具合より、肌の美しさに見とれたけど…
すっぴんなのにシミ一つ無い肌でした。
それは、それとして…
彼女は常連さんで、ずっと彼にカットしてもらってるそう。
「8ユーロで安いけど、腕は確かよ!」と太鼓判。
彼女曰く、また数日後に別のテレビ局が取材に来るとのこと。
かなりの注目を集めているようです。
このおば様のお知り合いの紳士2人が側にいたのですが、
紳士曰く「彼は美容師ではなく、アーティストだよ」と。
もう、街の人気芸術家の一人というお話し。

この美容師さんもインタビューを受けつつカットし、
カメラの撮影のためにポジションを変えたりと大忙し。
それでも仕事はしゃべりまくり、切りまくり。
忙しいのに別の常連さんがカメラを構えた私のために、
「ほらぁ、こっち見てあげてぇ~」と、声を掛けてくれた。
すると、にっこり笑ってこの写真。


とてもいい人だ。

どうも周辺にいたギャラリーはほとんどが常連さんのようで、
取材撮影中に声を掛け合い、冗談も飛び交ってます。
常連さんはみんな人の良さそうな感じ。
良い雰囲気がずっと漂ってます。
それもこれも、美容師さんの人柄なのかなぁと思ってしまいました。
近いうちにカット、試してみたいです。

カット見学の後は小腹が空いたのでランチタイム。
さくっとドイツ流の昼食でございます。


ドイツと言えばソーセージ。
このデカ太のソーセージにパンがついて2ユーロ。
ハンバーガーを食べるより、これだけで十分満腹。
これにビールが付いたら満腹+αでお腹裂けます。

天気はいい、ストリート床屋さんもいい人だし、
ソーセージも美味いで言うこと無しの一日でした。

《今日の一句》
おば様に 美肌の秘密 聞き忘れ。

ドイツのラップ事情

2009年08月21日 | キッチン・ツール
いきなり『ラップ』って、音楽じゃないですよ。
食品を保存するためのあの『ラップ』です。
この写真で何かお気付きになりますか?



本当はこの下の写真の白線部分が存在したのですが、
切れないラップに短気を起こした旦那の仕業。
フタ部分をちぎり取ってしまったのです。


ドイツに来て最初のカルチャーショックは『ラップ』
日本では某2大メーカー以外でもラップの切れ味は良かった。
ピッとやって、パッと気持ちよく切れる。
ですが、ドイツは事情が違う。
ピッとやって、メリメリひっぱても切れないことが多い。
某二大メーカーのものなら、フタを軽く抑えてピッと切れる。
その感覚に慣れていると痛い目にあうのだ。

どう抑えても切れないときがある。
そのうち箱がゆがんでしまい、よれよれになる。
「なんで使い手の事を考えられないんだっ!」と、
たかがラップにマジギレすること数十回。
ウチの旦那もどうやっても切れないラップにヒートアップしたらしく、
「このフタがじゃまなんだぁ~っ!
怒れるハンガリー人、感情に任せて手で引き裂いたようです。
このフタのギザギザにその怒りが表れてますね。

最近はラップのケースがネットでも販売されてるよう。
できれば買おうかな…と、ちょっと思案中。
ピッとやってパッと切れる幸せを取り戻したいです。

気を取り直して…本日のおまけ。
今日、日本から届いた荷物にこんなサプライズが!



長年お世話になった『きょうの料理』のテキスト。
世界広しと言えども、こんなに素晴らしい料理本はありません。
料理の手順が分かりやすいし、レシピもトレンドを取り入れてる。
編集者の方の細やかさが伝わる一冊!

ラップも料理本も使う側の立場を考慮してる。
日本の良さをしみじみと感じるのであります。

《今日の一句》
切れるのは ラップじゃなくて 私のほう。

癒しの土パック

2009年08月20日 | 健康・美容・ダイエット
連日快晴でも乾燥の毎日。
化粧をしても肌がパリパリ。
肌にハリがなくなっております。

だいたいドイツに来てから化粧品に気を使っていない。
毎日使っているクリームは1.99ユーロ。
洗顔も普通の石鹸使用。(これは問題ないと思いますが…)
調子に乗って薄化粧、もしくはすっぴんでいるようになり、
日焼け止めを塗らずに外出したりすることもある。
そのツケが蓄積されたのか…
鏡を良く見りゃシミもあるではないかっ!?

そこで…気持ちだけでも何かをしようとドラッグストアへ。
手に入れたのはこのパック。



例の『癒しの土』のパックでございます。
ドイツでパックはこういうふうに小分けで売ってます。
(小分けじゃないものも勿論あり)
これは1つ85セントと少々お高め。
パックは安いもので50セントくらいからあるので、
このお値段はなかなかでございます。

早速、自宅で実験開始。
癒しの土が乾くまでそのまま、そのまま…
このパック、乾いた後ぬるま湯で洗い流すだけ。

パックの後は…
お~つるつる、しっとり!
肌にやわらか感が戻りました。
癒しの土は吹き出物に一番即効性があるのですが、
鼻の先にできてた吹き出物が半分になり(今朝消えました)、
口元のにきびは夜まで消えました。
これ…効きます。

癒しの土はこの他にシミにも効果があるらしい。
ちょいとしばらくハマりそうです。

肌の調子が良くなったところで、今日のおまけ。
最近ゲットした料理本です。



これはドイツ料理の本ですが、フリマで2ユーロ。
ドイツの代表的な料理のほかに、
ドイツワイン、ハーブ、野菜のことも載ってます。
なかなか奥が深い料理本。

それから、この2冊。



左の本はスープばかりのレシピ本。
これは新品が安くなっていて5ユーロで購入。
右の本はアメリカン・マフィンの本。
これもフリマで50セント。

料理本集めはささやかな趣味。
お茶を飲みながら、ほっと一息…
料理本を広げるだけでもストレス発散できます。

さて、本日は気温が珍しく30℃を超えそうです。
街へぶらりとアイスでも食べに行きますか…

《今日の一句》
パックして 肌は変われど 元は変わらず。

ドイツ人、節約の理由

2009年08月19日 | 節約術
毎日天気が良いのはいいですが、乾燥して困ります。
顔以外にもボディローションとか必須。
ヨーロッパの乾燥はなかなか手強いですぞ。

さて、ドイツへ来てから周囲の節約ぶりにちょっとびっくり。
特に雪国出身の私が耐えられないのが暖房の節約。
我が家は私の切なる訴えで「室温20℃」確保ですが、
他の人の話を聞くと『なんで、そこまで…』という感じ。
『冬は居間以外、暖房はつけない』
『去年は一度も暖房を使っていない』
『室内の気温は15、6℃で過ごす』などなど…

ドイツの場合、一定額の暖房費を家賃と一緒に支払うのが普通。
でも、使いすぎると当然、一定額を超えるわけです。
そうなると、翌年に使いすぎた分の請求が一年分まとめて来ます。
これまた驚くほど高い場合もあり。
ですが、逆に使わなければ差額が返金される仕組み。
そんなこんなで、それぞれに暖房費を節約してるというワケです。
でも、節約は暖房費に関わらず、至るところでやってるドイツ人。

例えば、悠々自適の年金生活、貯金もたっぷりお金には困らない紳士。
でも、ソーセージのお店に立ち寄り、
『犬にあげたいので、ハムの端っこは余ってませんか?』と。
ハムやソーセージの端っこをタダでもらう老紳士。
自宅へ帰っても犬などいない。
端切れハムは老紳士の食卓へ上るのであった…
これは私が聞いた実話でございます。

それにしても、なんでそこまで?
で…知り合いのドイツ人に聞いて見ると
『ドイツ人が節約するのはエコロジーのため』
誰もが同じ回答なのでこれまたびっくり。
『いや、ドイツ人の節約は病気だ…』と感じるのは私だけ?

そうやって節約してもドイツ人は夏と冬、大抵はバカンスへ出かける。
1週間、2週間の休暇はザラである。
休暇なし、家計簿つけてコツコツの私とは大違い???

私の節約はエコロジーよりヘソクリ優先ですが、
毎日の生活を十分楽しんでおります。

そんな節約生活エンジョイで得た掘り出し物。
三つの保存用ポットでございます。



手前が小麦粉、左がニンニク、右が玉ねぎ用。
3つで合計4.50ユーロ!
いずれもリサイクルショップで購入しました。
我が家では大変に重宝しております。

去年、今年とバカンス無しの我が家ですが、
『私、一度もウチが貧乏だと思ったことない』と主人に言うと…
『ここのレベルで十分貧乏…』とのお答え。
あっはっは~
でも、いいさ楽しいから。

そんな節約生活の中での私のストレス発散の一つがこれ。



海外生活の癒しにはやっぱりラーメン!
世界にラーメンを広めたここの創業者に感謝です。
左のTop Ramenはスーパーで45セントで売られてます。
この2種類の出前一丁はアジア食材店で65セント。
一個1ユーロ以内で実感できる幸せ。
…やっぱりウチって貧乏?

《今日の一句》
幸せは フレンチよりも ラーメンよ。

8月家計簿中間チェック

2009年08月18日 | 家計簿
さて、火曜日は私のみオフでございます。
今日は朝からまたしても快晴
ちょっと一人でぶらりと出かけようか…と思ったりしましたが、
何かとせねばならぬことが多く、近所へ買い物へ行っただけ。
なんでこうも時間貧乏なのかと思います。
時間の使い方が下手なのか?

普段は起床6時もしくは7時なのですが、
朝食の支度、洗濯、掃除であっという間に10時。
それから買い物へ出かけるか、家計簿つけたりするともう昼。
ここで昼ごはんの支度をし、食事です。
片付けが終わって一息つくのは午後2時。
それから仕事の準備、そして夕方から仕事で午後は丸つぶれ。
帰宅は夜の8時から8時半で、夕食は9時。
夜、落ち着ける時間は10時以降。
大抵、ブログは早朝かこの10時以降の一時間で書いています。
それからドイツ語の勉強を兼ねて読書するのですが、
もう、半分違う世界に行っちゃってます。

でも、面白いもので、本を読むと睡魔に襲われるのに、
夜、家計簿をつけるときはバリバリ冴えまくり。
別人になるひととき。

家計簿はこんな風に手書きで地味につけております。



昨夜、8月の中間チェックをしましたが、
ちょっと前半の管理がゆるかったため、前月より30ユーロ多め。
貯金は順調に進みそうですが、後半はがっちり管理が必要。
またまた気を引き締めて参ります。

さて、家計簿チェックで気合を入れ、昼食も手作り。
本日は野菜たっぷりブロッコリーとトマトのキッシュ。



でも、今日はまたしても手抜き。
パイ生地は市販のものを使ってしまいました。
なので、材料費はちょっとお高め…3.50ユーロ
しかし…料理で手を抜いた分、本日はデザート付き。
ヨハネスベリーのマフィンです。



市場で買ったヨハネスベリーが熟れていたので、
いたむ前にマフィンで頂こうというわけです。

今日は料理の後、キッチンの整理整頓、冷蔵庫清掃などやってしまいました。
オーブンの清掃もしようと思いましたが、明日にまわします。
主人も娘も出かけたので、一人でこれから午後茶でございます。

《今日の一句》
貧乏は どっちがましか 金と時 

癒しの土!?

2009年08月18日 | 健康・美容・ダイエット
前回、カイザーナトロンなるものについて書きましたが、
なんてことはない、これは重曹と分かりました。
それでも、パンフレットに用途が色々載っていて、
そのことについて書く予定でおりました。
ところが、それよりもっと気になるものを発見!
これです…



『Heilerde:ハイルエルデ』直訳して『癒しの土』
これも雑誌やドイツ版おばあちゃんの知恵袋本で見かけ、
ずっと記憶にこびりついていたもの。
カイザー・ナトロンの真上の棚にあったのを偶然見つけました。
効能は主に
胸やけに即効性があり、胃酸過多(胃もたれ)にも効果あり。
あとは下痢や腸の不具合にも効果的とか。
ところが、効果はこれだけではない。
飲む以外、皮膚に塗ってもその力は発揮されるらしい。
ぬるま湯に溶き、湿布して使用するのですが、
にきび、吹き出物の際のパックにはじまり、
湿疹、皮膚の炎症、アトピー、
捻挫、リュウマチ、静脈瘤にまで効果があるという。
しかも天然成分ゆえ、安心して使えるというもの。
誕生から90年間、ドイツで愛用されている品物。
これは見逃せません。
そこでカプセルタイプで実験挑戦。
ちょっと腸の調子がイマイチなので、週末2日間試しました。
気のせいか、なかなか調子良いようです。
私が単純なのかもしれませんが…

調子が良くなったところで、今日のお昼はカレーにしました。



美味しい感がまったく伝わってこない写真ですが、
チキンとブロッコリーのカレーです。
一つ鍋シリーズらしく、圧力鍋に材料をぶち込んだだけ。

玉ねぎのみじん切り、すりおろした生姜を炒め、
それから鶏肉を入れます。
本当はすりおろしニンニクも入れるのですが、忘れてしまった。
そこで、ガーリックパウダーをささっと振り入れ、
トマトピューレを入れ、塩少々を加えただけ。
あとは圧力鍋を高圧にセットして加熱。
ピンが上がって2分程してから火を止め、ピンが下がるのを待つ。
それから仕上げに
ターメリック(カレー粉)とパプリカパウダーを各大さじ1
そして生クリームをお好みの量入れるだけ。
出来上がりまで約20分足らずで完成。

普段はトマトのホール缶をこして作るのですが、
そんな時間無かったので、ピューレで手抜き。
それでも味はウマウマでございました。
本日のチキン・カレーの材料費
たっぷり5人前、ご飯も入れて3.80ユーロ。
安い、早い、ウマイの昼食でございました。

《今日の一句》
見た目より 中身が勝負 飯も女も 

フリーマーケット

2009年08月17日 | 節約術
連日の快晴そして気温も27℃。
歩いていると日差しがジリジリと痛いくらい。

この日曜は通常より規模の大きいフリマが開催されました。
友人も出店するのでちょっと散歩がてら覗いて見ることに。



出店数が多いと掘り出し物があるので見逃せません。
まずは時間をかけてじっくり見学。
フリマの中には常連出店者も多く、アンティークもあり。
なかなかいい値段のものもたくさんあります。
あとは家のガラクタ整理みたいなお店も多数。
家族連れの出店者は、子供がお客さんの値切り交渉に応じたりしてます。

去年は私も友人に便乗して出店しました。
ドイツ初フリマ出店で、2万円くらい利益がありました。
最近はフリマより『e-bay:イーベイ』という
ネット・オークションに出品する人が増えつつあるようです。
フリマはアナログなんでしょうが、
商品の値切り交渉に絡んで冗談も飛び交うコミュニケーションの場。
ネット・オークションとは違った魅力?があります。

そして、本日ゲットのお宝!?


パイ皿でございます。
これは新品ですが、26cmサイズで1ユーロ!
いい買い物させてもらいました。
ひと回り小さいパイ皿も去年のフリマで購入しましたが、
今回のものは5ミリ程度深めの作りでキッシュ作りもイケそうです。

我が家のケーキ型は長方形のパウンド・ケーキ用、マフィン型を除き、
全てフリマとリサイクル・ショップで揃えた物。
パイ皿2枚、ケーキ型22cm、26cmで合計4ユーロ。
市販よりはるかに安い値段で済んでるわけです。

そして、本日のおまけ。
手作りクッションでございます。



フリマから戻り、夕方からチクチク針仕事。
2個目を完成させました。
もともとユニクロのセーターだったのですが、
洗濯ですっかり縮んでしまったものをクッションにしました。
気に入っていたセーターだけに縮んだときはショック!
ですが、こうしていい感じの素材として復活です。
袖とネック部分が余りましたが、捨てずに保管。
あとで何か他のものを作りたいと思ってます。
何を作るか…全然考えつかないけど。

《今日の一句》
クッションを 褒めてもらえず 脱力感