ドイツ兼業主婦の台所

在独12年目突入!
なんでも楽しいドイツ生活♪

から揚げと “さようなら”!?

2010年02月27日 | 気になる食材
家のポストにこんなチラシが入っておりました。
赤と黒の配色がなんとも物々しい。
なんとなく気になったので、辞書片手に読んで見ました。



書かれていたことは、鳥肉に関すること。
特に、ドイツのスーパーでは良く見かける“Pute(プーテ):七面鳥”の話題。
我が家もお肉は脂肪が少なく、健康志向でプーテを好んで使ってました。
プーテでから揚げ作ったり、カレー作ったりとお世話になってたわけです。
ところが…
『プーテを健康志向で多くの人が買い求めるようになった。
 その結果、大量生産の体制を余儀なくされ、品質が低下している』

要するに、沢山売れるのでぎゅうぎゅう詰めの育舎で鳥を飼わねばならず、
その結果、身動きも出来ない不衛生な環境でストレスが満タンになると。
そうなるとお互いを傷付け合ったり、食べてしまったり(!?)するそう。

ここにも『病気で苦痛満タン飼育のプーテ』と。



この他に、メキシコでは『ターボ・チキン』なる鶏が生産されているそう。
これは短期間にデブデブにした肥満鶏。
飼われている環境は上記プーテと同じで、なおかつメタボなわけである。
それが世界市場に出回っているとは…恐ろしい。

このチラシの締めくくりには『あなたに何ができるのか』と、箇条書きもあり、
 ①ベジタリアンになる
 ②魚など他の食品を食べるようにする などなど…

我が家は週一回、肉を食べるか食べないか。
それでも以前、ベジタリアンになれないか試してみたが無理。
やっぱり、シュニッツェル、から揚げは家族みんな大好きなメニュー。
Bioビオ製品(オーガニック)の選択もありますが、高い。
昔はどんなお肉もBioだったはずなのに…
普通のことが普通じゃない世の中、どうなっちゃんてんでしょう?

《今日の一句》
ターボ鶏 食べて自分も ターボなり