フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

2010年7月からフランチャイズ店の営業開始。サラリーマンを辞めての再スタートになります。

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第3次世界同時株安

2008年09月17日 01時42分56秒 | 経済ニュース
第3次世界同時株安、安全資産からの回帰には時間必要か(トムソンロイター) - goo ニュース

米当局が「救済」を見送ったのは
「市場で当然視されていた公的資金注入への注入期待に、
歯止めをかけたかったということだろう」
(大和証券SMBCグローバル・プロダクト企画部部長の高橋和宏氏)とみられ、
モラルハザードの回避が目的との声が多い。


本当にそれだけだろうか、
ブッシュ政権が末期で指導力を発揮できなかった
というのが真相なのではないだろうか?

アメリカの大統領はいやでも4年間、再選されれば8年間
続けることになるため、政権末期の重大なアクシデントに指導力を
期待することが出来ないのではないだろうか。


それにしても、リーマンの負債額は日本円で約64兆円!


日本の一般会計税収は平成20年度で53兆6千億ですから、
日本の税収よりも多い負債を抱えてリーマンは倒産したわけです。

米国史上最大だそうです。

もう少しうまいやり方は
あったのではないかと思います。

金融不安はアメリカの政権が交代するまで
続くのではないでしょうか。

その点、日本はダメなリーダーならすぐに
変えることができるから、まだマシかもしれませんね。
(んなこたぁねえだろっ!)


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リーマン破たん

2008年09月16日 02時14分54秒 | 経済ニュース
リーマン日本法人に金融庁、資産国内保有と業務停止を命令(読売新聞) - goo ニュース

一時は外資系投資銀行の雄として
ゴールドマン・サックスなどとともに名を馳せた
リーマン・ブラザースがついに破たんしました。


同日メリル・リンチはバンカメに買収されることが
発表されています。

米バンカメがメリル買収を発表、500億ドル相当の株式交換で

サブプライムローン問題で始まった
アメリカの金融界の混乱がついに倒産という
現実の形になって明確になりつつあります。


「盛者必衰、驕れる者久しからず」


ハゲタカとよばれ、独特の価値観のもとで好き放題してきた
外資系金融機関がつぶれることに何の感慨もありませんが、
米国の金融不安は真っ先に日本に影響するので
警戒する必要はありますね。


NY株急落、一時340ドル超下げ リーマン破たんを嫌気

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昔の同僚

2008年09月15日 23時58分04秒 | ヒマ話
敬老の日の今日もお休みをいただき、
久しぶりに昔の同僚に会いました。

彼は、僕が今勤めている会社を1年3カ月前に辞め、
今は国内生保に勤めています。

会社を辞めてから転職活動をしたので、
その厳しかった転職活動の話や
現在のお互いの職場の話などで
とても盛り上がりました。

お互いに同僚として勤めているときは
一緒に飲む機会はなかったのに、
一方が会社を辞めたら気楽におしゃべりができ、
また気兼ねなくいろんな話を酒を飲みながら
することができました。

同僚でいるときにもっとうちとけて
話をする機会を持てばよかったと後悔する
気持ちも少しあります。
が、こうして再会し
刺激を受けるような面白い話を
忌憚なくすることができたのも
彼が会社を辞めたからかなあとも思っています。

さすがに会社の同僚には伝えられない
行政書士事務所の開業計画も
彼には伝えています。

彼が会社を辞めるって聞いたときは
事業部が大変なときだったので、
「敵前逃亡!」っていう思いもし、
許せない感情もありましたが、
今日会っていろんな話をするうちに
そんな感情も氷解していきました。

また飲みに行くことを約束して別れましたが、
彼とは利害を超えた友人として付き合えそうです。


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明石焼

2008年09月14日 17時39分38秒 | Weblog
初めての携帯投稿で、おもしろがって何回も投稿しています(=^▽^=)
城のあとは明石焼を攻略してきました!
たこ焼きに似ていますが、ソースや青ノリで食べるのではなく、だし汁につけて食べます。
ホクホクでとても旨いですよ~♪

明石城も攻略!

2008年09月14日 16時47分03秒 | ヒマ話


明石城もついでに攻略してきました!
こちらは天守閣がありませんが、やぐらや石垣はかなり立派でした。


明石城についてちょっと調べてみました。
1617年、2代将軍徳川秀忠の築城令により、
譜代大名小笠原忠真の居城として1619年に着工。

その小笠原忠真に客分として迎えられたのが
宮本武蔵です。
明石城の城下町は、
宮本武蔵が設計したといわれています。

明石の城下町は、
近世の城下町のもっとも完成された形を
もっており、しかもその先駆的な例だそうです。

宮本武蔵の「先見性」が具現化された街だと言えるでしょう。
      ~参考:名城の由来 光文社新書~


巽櫓、坤櫓が国の重要文化財に指定されています。

平成7年(1995年)の阪神・淡路大地震で大きな被害を
受けましたが、平成11年(1999年)に修復が完了しています。

平成18年(2006年)には日本100名城に選定されています。

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姫路城攻略!

2008年09月14日 14時51分59秒 | ヒマ話
今日は仕事が休みなので、はるばる姫路までやってきました。暑さと人混みでばてぎみです。
初めて携帯投稿してみましたが、具合はどうでしょう?




姫路城はやっぱり美しいですよね。
近くによると、ちょっと黒ずんでいたり
するのですが、こうして写真にとると
やっぱり見栄えがよく、素晴らしいです。


姫路城は1609年、池田輝政によって
築城されました。



池田家には、2代将軍徳川秀忠の娘、千姫が
嫁いでいるのですね。
千姫と言えば、
豊臣秀頼へ嫁いで数奇な運命をたどった女性です。

城内には、「播州皿屋敷」で有名な
「お菊井」もありました。

姫路城は、江戸時代以前に建造された天守を有する城郭として、
国宝に指定されており、またユネスコの世界遺産にも登録されています。
ちなみに国宝に指定されているお城は
4つあり、姫路城のほか松本城、犬山城、彦根城です。

彦根城は攻略したことがあるので、
残りは松本城と犬山城ですね!

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桃太郎と浦島太郎

2008年09月13日 02時03分41秒 | ビジネス実用
部下を追い詰める「桃太郎上司」、うつから救う「浦島太郎上司」 - コラム - ビジネスEX

突然ですが、
桃太郎の物語浦島太郎の物語
どちらの物語がお好きですか?

一人で企業を経営している方は別にして、
30代ともなると部下の五人や六人あるいは
数十人も抱えていたりしますよね。

リーダーとしてのあり方を
桃太郎と浦島太郎に例えれば
今の時代、どちらのタイプが適切か
という話です。

タイプとしての桃太郎は、
論理的、計画的で目標追求型。
一方、浦島太郎は
非論理的で場当たり的な
楽観主義者。
一見すると、浦島太郎型は
ビジネスに向かないようにも思います。

しかし、
今の時代に求められるのは
浦島太郎型なんだそうです。

浦島太郎のような人間的な要素――
人の痛みを感じられる心や、よい意味での楽観主義が備わっていなければ、
部下は倒れてしまいます。

部下の気持ちを楽にする「浦島太郎のような上司」はこんなふうに声をかける。

「毎日大変だろう、すまないね」
(→相手の痛みに共感する)

さすがに、こんな風に職場で声をかけることは
ありませんが、部下が悲壮感にかられているときは
あえて楽観主義的ににふるまうという点には
共感できます。


人員が豊富で休職が可能な職場なら、
こんなアプローチは不要だろう。
だが、厳しい競争にさらされ、
きりきり舞いしているのが今の企業の現実だ。
とくに多くの中小企業は、少ない人数でようやく会社を支えている。
誰かが倒れると、部署全体がドミノ倒し状態になりかねない。


中小企業に勤めているので、
これには、本当に共感します!

厳しい競争にされされているからこそ楽観的になったり
部下を追いつめないことが大切なのに
このことをよく理解していない人が
多すぎるような気がします。

もちろん、
仕事の手を抜けって言っているわけではないですよ。
部下がまじめに取り組んでいるからこそ
上司が見極めて、楽天的な態度をとることが
非常に大切なんだと思います。

上司まで悲壮な顔で仕事に取り組んでいたら
職場が暗くなって達成できる仕事もできなくなって
しまいますよ。

浦島太郎型上司、
「なるほど~」と
思いました。

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新司法試験 合格率33%

2008年09月12日 10時53分03秒 | ヒマ話
新司法試験、合格率33%=過去3回で最低-法務省(時事通信) - goo ニュース

法務省は11日、法科大学院修了者を対象とした新司法試験の合格者を発表した。
受験者6261人のうち合格者は2065人、合格率は過去3回で最低の33.0%となった。
法科大学院別に見ると、東大が200人でトップ。
中大196人、慶大165人、早大130人、京大100人が続いた。
愛知学院大、信州大、姫路独協大の3校はゼロだった。


昨日、新司法試験の合格発表があったようです。
合格率は33%でした。
昨年が約40%ということなので、7ポイントの低下です。
回数制限の3回を使いきった受験者が172人で、
この方たちは、もう一度法科大学院に入りなおさない限りは
新司法試験の受験資格がないということになります。

当然とはいえ、厳しい現実です。

新司法試験制度は、当初導入された理念どおりに
運用されているのでしょうか?
制度設計者の思惑どおりに
進んでいるのでしょうか?

強引に計画を進めておいて
計画通り進まなかった責任は
いったい誰がとることになるんでしょうか?


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流転の果て (上) 大塚将司著 

2008年09月11日 12時09分18秒 | 書評 その他
上巻は85年のプラザ合意以来97年の金融パニックまでの
日本経済特に金融業界の変遷をスクープ経済記者の目から
ノンフィクション・ノベルの手法で著した作品です。
流転の果て (上) 大塚将司著 
金融財政事情研究会



1985年、アメリカの経常収支赤字を減らすために
先進諸国がドル高是正で合意した、いわゆるプラザ合意。
ドル高は是正されたものの、一転急激な円高のため、
日本の景気は打撃を被ることになります。

その後、日銀は公定歩合を相次いで下げ、
これがバブルにつながったとされています。

日本はバブル景気の後遺症に長い間悩まされ続けてきているので、
現在の日本経済の現状は、「プラザ合意」に原点があると
言っても過言ではありません。

プラザ合意の日本の当事者である、
大蔵大臣が竹下登、日銀総裁が澄田智で、
澄田氏が7日お亡くなりになっていることが、
報道されています。


プラザ合意以来の金融界の推移を
本書では扱っていますが、
特にイトマン事件の顛末や
三菱・東京銀行の合併交渉を
経済記者の立場から描いているところ
などはとても読み応えがありました。

文章はテンポよく読みやすいです。
新聞記者の書くドキュメンタリーは
総じて読みやすいと感じます。
読者の存在を意識して
読み手に伝える文章を書く練習を
長年の間しているからなのでしょうか。

下巻は、97年以降の金融界を描いたもので、
さらに興味があるのでぜひ読んでみたいと思っています。

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ダブルキャリア

2008年09月10日 00時54分03秒 | 書評  ビジネス系
行政書士事務所を開業したとしても、
当分の間は「二足のわらじ」をはくつもりです。

二足のわらじを「ダブルキャリア」を呼ぼうと
提唱するのが本書。

ダブルキャリア あたらしい生き方の提案
萩野進介 大宮冬洋著 NHK出版


ともすればネガティブにとらえがちな、
いわば副業を積極的にとらえ、
景気や会社の都合に左右されない
生き方をデザインできないかという
提案です。

本書の第1章では
さまざまなダブルキャリアを実践している
方々を取り上げ、その実態を取材しています。

副業禁止を就業規則に掲げる会社は
多いですが、副業に関する認識が変化している実情も
伝え、「副業禁止規定の無効性」にも触れられており、
会社が実害を被らないにも関わらず、副業を禁止する規定への
疑問を投げかけています。

本書によれば、28人に1人の割合で副業をしているのではないか
ということなので、会社としては大目にみている部分もあるのかなあ
と思います。

ところで、
「二足のわらじ」の語源ってご存知でしたか?
「表では十手持ち、裏ではやくざ稼業」
というのが原義だそうです。

知りませんでした(笑)

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起業する前に

2008年09月09日 21時16分23秒 | 書評  ビジネス系
従業員と起業家はどこが違うのか?

金持ち父さんの起業する前に読む本
ロバート・キヨサキ、シャロン・レクター著



ベストセラーになっている
金持ち父さん貧乏父さんシリーズの1冊です。
金持ち父さんシリーズは読んだことがなかったのですが、
事務所を開業する際に参考になるかなあと
手に取ってみました。

本書は、
起業するための具体的なスキルを披露するような
ハウツー本ではありません。

むしろ、
起業する前の「心構え」
起業家の精神を説くというベクトルの本です。

従業員として頭角を現すマインドと
起業家として成功するマインドとは
全然違うんだということを
いろいろな角度から
繰り返し繰り返し
述べています。


内容自体は納得できる部分はあるものの、
文章は饒舌でまとまりがなく
若干読みずらい感じがします。
だから何なん?と
思う部分が少なからずあります。
もう少しすっきりさせれば読みやすいのになあと。

それに、
失敗を恐れず、創造性を発揮する
起業家精神は、今の企業も従業員に対して
求めているところはあるから、
定型的に従業員の考え方と
起業家の考え方を分けて述べる方法に
どれだけの意味があるんだろうとは
思いましたが。

タイトルに誘われて読んでみましたが、
すいません、ちょっと期待はずれでした。

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仕事の基本はどんな職種でも同じ

2008年09月09日 00時53分12秒 | 書評  ビジネス系
題名は露骨で俗っぽい感じがしますが、
書いてある内容は、正統で
仕事をしていく上で大切なことが
記されているように思いました。

人事はどこまで知っているか 岩瀬達哉著
セオリーブックス 講談社



どういうビジネスパーソンを
できる人と評価するのか、
評価の尺度というものは
どんな職種・業種であれ、
似通ってくるものです。
それが次の、信頼度チェックリストです。

①時間・約束厳守度
②連絡・連携度
③異論上伸度
④泥かぶり度
⑤情報支援度

こうした尺度で評価され
管理職になれば、
今度は、「人をいかに育てられるか」
が問われます。
人を育てるとは、
答えのない問題に取り組み、
解決方法を見出す能力を
部下に身につけさせることです。

部下の育成は管理職の重要な仕事です。
部下の力不足は上司の責任と思うぐらいが
ちょうどいいのかもしれません。


人事部が評価する人間には
共通した力があるといいます。
それが、
「想像する力」と「表現する力」
です。

想像する力とは、
相手の置かれている立場を理解でき、
しかも課題の解決や仕事の進展状況について、
仮説を立て考えるこのできる力を
いい、

表現する力とは
言葉巧みにものごとを説明したり、
相手を説き伏せるだけでなく、
相手の言い分を受け止め、
時には沈黙することのできる力だと
本書は述べています。


そのような力を持つ社員ならば、
抱えている仕事に関して、
いろいろな場面を想定し、
仮説をたて、その検証を行い、

上司からどんな質問がなされても、
たしかな答えが返せるよう日頃から
準備して仕事に臨むことができるでしょう。


企業の成長に欠かせないのは
有能な社員をきちんと引き上げているかどうかです。

競争の激しい現代社会で
力量の足りない人をトップに
担ぎあげる余裕はもはや会社には
ありません。(政治にもないかもしれませんが)

人事部は有能な社員を引き上げるべく、
常に情報収集を怠らないといいます。

本書は、
いつも人をみている人事部の人たちからの
「仕事とは何か」を語る本だといえます。

この本で紹介されている人事部の本音は
おそらく大企業の社員を対象に
していると思われます。

確かに、
大きな組織に属していれば大きな組織なりの
小さな組織であれば小さな組織なりの
はたまた、独立起業であれば独立起業なりの
仕事の仕方というものはあるとは思います。

しかし、
根本的な仕事の進め方、考え方は
あまり変わらないんだろうなと思いました。

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アメーバ

2008年09月08日 00時39分03秒 | 書評  ビジネス系
ブログの名前ではありません(笑)。
アメーバ経営


京セラの経営管理システムの名前です。

小集団による部門別採算が特徴のこの組織、
「アメーバ経営はやり方だけを真似してみてもうまくいかない」
と、京セラの創業者 稲盛和夫氏が述べるとおり、
発想は明解ながら、実際の運用となると
難しそうです。


アメーバ組織の目的は
①市場に直結した部門別採算制度の確立

②経営者意識を持つ人材の育成

③全員参加経営の実現

にあるといいます。

中小企業がどんぶり勘定のまま大きくなりすぎ、
管理不能となってつぶれてしまう危機を脱出するために、
稲盛氏自身が考えだしたシステムです。

アメーバ組織の特徴は、その小集団にありますが、
単に組織を小さくすればよいというわけではなく、
組織を細分化するための3つの条件があるといいます。

①明確な収入が存在し、かつ、その収入を得るために
 要した費用を算出できること

②最小単位の組織であるアメーバが、ビジネスとして
 完結する単位となること

③会社全体の目的、方針を遂行できるように
 分割すること

です。

こうして分割された小ユニットですが、
すべてのリーダーが経営のための専門的な会計の知識を
持ち合わせているわけではありません。


そこで、
「売上を最大に、経費を最小にする」
という原理原則をもとに
「時間当り採算制度」という仕組みを
作り出しています。

それぞれのアメーバ組織が
月次単位の自分たちの活動計画を
具体的な予定数字として時間当り採算表の形で表し、
実際の活動によって売上や経費がどれだけ発生したのか
という実績と対比しながら採算を管理するのです。

また、
事業活動の成果は「付加価値」という尺度でとらえます。
「付加価値」というのは、
売上金額から
製品を生み出すためにかかる材料費や設備機械の償却費など、
労務費を除くすべての控除額(経費)を引いたものです。
自分がどれだけの付加価値を生み出したか
分かりやすくするために、
単位時間当りの付加価値を算出するのです。


また、
独立採算制をとる以上、
アメーバ組織間の競合が起きる可能性が強く
利害の対立が生まれてしまいます。

そのため、
アメーバ組織間の利害の対立を
公平に判断するリーダーの確固とした経営哲学
と高い人格が必要だとされています。


こういう小ユニットで売上が伸びるよう、
かつ経費を抑えるよう、経営者の感覚で
各アメーバのリーダーが毎日頭を使っているならば、
自然と経営感覚を持つリーダーが
育ってくるように思います。


人材が育っていないっていう嘆きの声は
どの会社からもよく聞こえるますが、
振り返ってみるとこのような
「人材が育つ仕掛け」を作っては
いないのではないでしょうか。


この本には、
京セラが1959年の創業以来、
資本金1,157億円、売上高1兆2,904億円の
大企業に発展した秘密が
つまっていました。

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会社法入門(8) 社債

2008年09月06日 23時37分33秒 | 法律
会社の資金調達の方法としては、
さらに社債があります。

社債は株式ほど馴染みがないので
どう説明したらいいか迷っていたら、
9/6(土)日経夕刊トップに
個人向け債券の発行急増 1―8月、前年比3倍
と掲載されていました。

なんて、タイムリーなっ!

金融市場の混乱を背景に、
資金調達先を分散したい企業が
株式などのリスク資産から
逃避する個人マネーを取り込む動きを
強めているそうです。

三菱東京UFJ銀行は、1700億円表面利率2.30%
償還期限8年で発行し、過去最大。

オリックスやJFEホールディングスなども
個人向け普通社債を発行しています。

では、この時事ネタを背景に
少し、社債について勉強します。

株式との違いは、
社債の場合基本的には借金であって、
償還期限がくると会社は
返済しなければならないところです。
借入先が銀行ではなくて、
不特定多数の一般投資家というところが、
普通の借金とも違うところです。

■社債とは
会社法の規定により会社が行う割当てにより
発生する当該会社を債務者とする金銭債権であって、
676条各号に掲げる事項についての定めに従い
償還されるものをいういいます(2条23号)。


なぜ、会社法は社債について特別の規定を置くのか?

①社債を有価証券化する
②社債が公衆に対する起債によって生じるという
 集団性があるために
 その発行について
 特別の技術的処理を設ける必要がある
③多数の社債権者を保護し
 また集団的な取扱いをすることが必要である

と会社法が考えたためです。

英米の会社法では、
社債に関する規定を設けていないそうです。

世界の社債発行額をみると、
今年に入り減少傾向が鮮明になっている一方で、
日本では債券の発行が急増していると
言います。

株式市場の混乱と個人投資家の増大を受け
日本では、身近ではなかった社債が、
リスク分散の対象になっているのかも
しれませんね。

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200回エントリー

2008年09月06日 11時35分12秒 | ヒマ話
まだまだ、蒸し暑い日が続きます。

「ブログ村」に参加して以来、
今回で200回目のエントリーです。

どちらかというと
熱しやすく冷めやすい性格なので、
我ながら、よくつづているなぁと思います。

どの本で読んだのかはよく覚えていないのですが、
ものごとを続ける秘訣は、
「自分の生活のなかに無理なく組み込み習慣化する」
ことが大切なのだそう。

一日、一週間のなかで、自分が無理をしないと
やっていけないものごとについては、
なかなか続けられないのでしょうね。

だから、資格試験の勉強でも、ダイエットでも、
自然と実行するような仕掛けを考えて、
自分の生活の一部になるように組み込めば、
習慣化できて、長続きするように思います。

この点、
毎日のブログは見事に習慣化できましたね。
普通の日記については
何度もトライして、
何度も挫折しているので、
このブログが200回も続いているのは
自分の中では驚きです。

ブログには、①誰かに読んでもらえる、
②アクセス解析でアクセスされていることがわかる、
③誰かのコメントがあるなど
長続きさせる仕掛けがあるからなんでしょうね。


それでも、
長続きする人と、続かない人がいるとは思いますので
僕には合っていたということでしょうか・・・。

今後もよろしくお付き合いください。

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