フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

2010年7月からフランチャイズ店の営業開始。サラリーマンを辞めての再スタートになります。

仕事の基本はどんな職種でも同じ

2008年09月09日 00時53分12秒 | 書評  ビジネス系
題名は露骨で俗っぽい感じがしますが、
書いてある内容は、正統で
仕事をしていく上で大切なことが
記されているように思いました。

人事はどこまで知っているか 岩瀬達哉著
セオリーブックス 講談社



どういうビジネスパーソンを
できる人と評価するのか、
評価の尺度というものは
どんな職種・業種であれ、
似通ってくるものです。
それが次の、信頼度チェックリストです。

①時間・約束厳守度
②連絡・連携度
③異論上伸度
④泥かぶり度
⑤情報支援度

こうした尺度で評価され
管理職になれば、
今度は、「人をいかに育てられるか」
が問われます。
人を育てるとは、
答えのない問題に取り組み、
解決方法を見出す能力を
部下に身につけさせることです。

部下の育成は管理職の重要な仕事です。
部下の力不足は上司の責任と思うぐらいが
ちょうどいいのかもしれません。


人事部が評価する人間には
共通した力があるといいます。
それが、
「想像する力」と「表現する力」
です。

想像する力とは、
相手の置かれている立場を理解でき、
しかも課題の解決や仕事の進展状況について、
仮説を立て考えるこのできる力を
いい、

表現する力とは
言葉巧みにものごとを説明したり、
相手を説き伏せるだけでなく、
相手の言い分を受け止め、
時には沈黙することのできる力だと
本書は述べています。


そのような力を持つ社員ならば、
抱えている仕事に関して、
いろいろな場面を想定し、
仮説をたて、その検証を行い、

上司からどんな質問がなされても、
たしかな答えが返せるよう日頃から
準備して仕事に臨むことができるでしょう。


企業の成長に欠かせないのは
有能な社員をきちんと引き上げているかどうかです。

競争の激しい現代社会で
力量の足りない人をトップに
担ぎあげる余裕はもはや会社には
ありません。(政治にもないかもしれませんが)

人事部は有能な社員を引き上げるべく、
常に情報収集を怠らないといいます。

本書は、
いつも人をみている人事部の人たちからの
「仕事とは何か」を語る本だといえます。

この本で紹介されている人事部の本音は
おそらく大企業の社員を対象に
していると思われます。

確かに、
大きな組織に属していれば大きな組織なりの
小さな組織であれば小さな組織なりの
はたまた、独立起業であれば独立起業なりの
仕事の仕方というものはあるとは思います。

しかし、
根本的な仕事の進め方、考え方は
あまり変わらないんだろうなと思いました。

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