フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

2010年7月からフランチャイズ店の営業開始。サラリーマンを辞めての再スタートになります。

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強欲資本主義 ウォール街の自爆 神谷秀樹著

2008年11月28日 11時38分20秒 | 書評  ビジネス系
すごしやすい秋の季節が過ぎ
冬の寒さが一段と増してきました。
ブログのテンプレートも、季節に合わせて
変更しています。どんな感じでしょうか?


さて、今年の9月に表面化した金融危機に関する
評論が次々と本になって出版されています。
この本もその一つ。

「強欲」という過激な題名もさることながら、
アメリカ金融経済を完膚なきまでに批判しているところが
小気味よいですが、やや一方的な論評である印象も否めません。
外資系金融機関のやりたい放題をにがにがしく思っていた人には
拍手喝采の書かもしれませんが、
もはや、ひたすら批判してもしょうがない時期に来ているかもしれません。


強欲資本主義 ウォール街の自爆 神谷秀樹著 文春新書



本書の第7章にも書いてあるとおり、
オバマを選んだアメリカは
明確に近年のウォール街のやり方を否定したのであり、
政治的には、日本に比べて「まとも」ではないのかとも
思います。

金融危機、景気後退を理由に解散を先送りしていますが、
それは現政権が強力に経済改革を推し進めることができる
ことを前提としています。

景気を回復できないのであれば、
現政権を維持する理由はないはず。
単に自政権の延命を図っている口実に
経済を持ちだしているにすぎない様に思います。

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最後の「勝ち組」陥落と黒字倒産

2008年11月28日 09時37分14秒 | 経済ニュース
最後の「勝ち組」陥落 パナソニック9割減益 通期予想(産経新聞) - goo ニュース

金融危機の混乱が、実体経済にひたひたと影響を
与えるようになってきました。

生保の含み益も減少し、一部の生保は含み損になっており
金融機関の財務内容が悪化しています。
生保各社の有価証券含み益が減少、三井と朝日は9月末で含み損に

現在の不況の特徴は
黒字倒産と上場企業の倒産件数が多いということです。
倒産件数戦後最悪、相次ぐ「黒字倒産」


金融危機に端を発して、
株価が低迷したままあがらず、
上場企業の資金調達がうまくいかない上に
銀行の融資も「貸し渋り」の状況。
黒字倒産は、帳簿上黒字を出しているのに、
資金繰りがうまくいかず
手元資金の不如意のために起こる
突然死という現象なので、
企業の財務管理・資金調達能力がきちんと維持
できていたのか疑問に思うと反面
銀行の社会的使命ってなんだろうと憤りを感じます。

都合の悪い時には「民間企業」だからと
銀行の利益を口にしているが、
いざ銀行自体が危機に陥ると「銀行の役割」を強調して
「公的資金」を導入されています。
ご都合主義で、論理の一貫性なんてない、
自行の都合だけを考えているだけにすぎません。

黒字倒産を引き起こすなんて
そもそも取引銀行は相手先企業をきちんとケアしていたのか
そういう批判がでてきてもおかしくないと思いますが、
どこのメディアにも出ていませんね。

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