11月7日のマーケットから(19:10記/nk 22085)

アメリカ中間選挙は結果としてみれば無事通過でした。
前場に大幅高になり、連れて円安。そこから急降下してマイナス圏に入る。一瞬、トランプが大統領になった選挙の時が頭をかすめ冷やっとした。その後、上院で共和党が過半数にいったとNHKの報道があり最悪の事態は避けられたと安堵するが、昼に下院は民主党が抑えたとNBCが報道したとフラッシュニュースが入り、これで万事終了。CNNのHPを見ていて意外と共和党が善戦している感じだったのでもしかしたらという期待もあったが、ここ報道で全ての熱が冷めた。みんなあっさりとしたものですね。結局、東京は小幅安で引ける。

サプライズも無かったので皆んな興味を失った様でしたが、結果はもしかしたら1番良かったのでは無いかとも思える。
これで米中関係は極限まで悪くはならなそうなので、中国を生産地としている企業は動きやすくなったと思うし、トランプが暴走するのもブレーキがかかり易くなる効果はあるだろう。

ナイキやラルフローレンの様なアパレルは結構戻るんじゃ無いかな？アップルも好感されるかも。

東京は懸念が一つなくなり、国内要因の相場になると思う。もう一度、各社の発表された決算を見直す必要がありそう。



先物は昨日も書いた陽線と陰線が交互に出ている。鯨幕相場と言うらしいけど、気迷っている事を表している。ここから動いた方向に付くべきだ。
この時間先物は190円高。明日朝にならないと何とも言えないが、いい予感はする。