弥生三月、何となく空気もピリピリ感が無くなってきた気がします。
マーケットは3／1とその夜のニューヨークも堅調。日経平均先物は21740円で帰ってきました。ニューヨークで発表された指標は良いわけではないのですが、それ故にインフレの懸念も抑えられ適温相場が復活してきた様です。その割にGAFAとかFANGなどと呼ばれる銘柄は戻り切っていない。半導体価格が弱いのが影響しているのか又は新たな攻略対象が出来たのか判りませんが、投資対象が現状では変化している様です。
さて東京は上記は先物の一目均衡表ですが、○印の遅行スパンが雲にタッチしてきました。この厚さから一気で上抜けするには材料不足。来週はSQがあり時間を要すると考えられる。また、特にパイオニアの上場廃止で65円の株が対象外になり値がさが採用されると日経平均のパイオニア以外の株が売られることになる。そのため、裁定取引が入りにくい。本格上昇はその後か？
念のため
日経平均は採用銘柄を等株数を投資したとして算出する。(50円額面に揃えて)
だから、パイオニアが除外されて65円分減って例えば村田製作所が採用されると17000円のものを買わなければならない。それ故にファンドは等株数の株数自体を減らして村田製作所を買わなければならない。→日経平均は買わないでおこうとなりやすい。
実際にはパイオニアを買わないで224銘柄でもトラッキングエラーは小さいと思うけれど、約款で225銘柄で運用と規定されているファンドはパイオニアを買っていなければ約款に違反する。
ファンド総額が6兆円あるとすれば5000億円程度は資金を作らければならないので影響は大きい。
と言うことで国内要因での変化は3月の第3週だと想定しています。(何回か書きましたが)
さぁ、
週末くらいはゆっくりしましょう。