五十路男の失敗日記

生涯独身男の青春の挽歌

じゅぴたー

2016年05月13日 | 天文
昨夜は、よく晴れていたので木星を見てみることに。
重くて移動が大変な10cm反射赤道儀を、階段の踊り場観測所に出しました。あひぃ。
有効径(対物主鏡)は10cmですが、鏡筒は太さ20㎝近くあり、長さは1mほど。ベランダでは使えない。。

例によって、赤道儀は適当に北極星の方へ向けただけ。
極軸望遠鏡がついていたとしても、街中で北極星もよく見えない場所では宝の持ち腐れでしょう。

木星は明るいので、簡単に視野に入れられます。
36倍で視野に入れて、一気に143倍に上げて見る。(K28mmからOR7mm)
春の安定した気流の中、縞模様が不気味なほどはっきり見えました。

143倍では、細部まで見えることは見えますが、まだ木星が「かわいい」
OR5mmにアイピースを替えて、200倍にしてみると、木星が堂々として見えました。



南赤道縞の方が、若干太い。リボン状。
北赤道縞のあたりに黒い点のようなものが見えたのですが、なんだろう。衛星の影は、この望遠鏡では見えないと思うけど。

しばらく見ているうちに、ガリレオ衛星のひとつが木星の陰から見えてきて、とても綺麗でした。

南の空には、火星がマイナス2等くらいの明るさで強烈に光っていますが、踊り場では見えないので断念。
よく晴れていたから、同じ南天の土星ももう一度見たかったかな。。

また見たい、と思わせてくれる望遠鏡なので、腰を鍛えて(ぇ)再チャレンジです。