五十路男の失敗日記

生涯独身男の青春の挽歌

スマイルプリキュア! 第48話(最終回) 「光輝く未来へ!届け!最高のスマイル!!」

2013年01月27日 | スマイルプリキュア!
今回をもって、「スマイルプリキュア!」は終わります。
制作スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。


ピエーロ様:「世界を絶望で飲み込んでくれる!」

  

いやいやいや。
こんなにぶっ壊しちゃったら、地球の軌道が変わって絶望どころか破滅ですから。
という突っ込みは置いておいて。

苦し紛れに放ったウルトラレインボーバーストも、まるっきり効果がなく。
プリキュアさんはお約束の変身解除。
今期、売れまくったスマイルパクトも、もはや単なる石の塊と化した。

おまえたちは本当の絶望を知らぬ、というピエーロ様でしたが。
最後にミラクルジュエルが奇跡を起こしてくれる代償として、キャンディとの永遠の別離が…

星空さん:「どんなに辛くても、苦しくてもいい、友達がいなくなるのだけは嫌!」
これが、プリキュアさんにとっての絶望。
(かつて「ぼっち」だった星空さんが言うところに、意味を感じる)

  

ここで決断するときの星空さんの表情が、非常に印象に残りました。
まあ、キャンディと別れるだけで、プリキュア仲間と別々になるわけではないのですけどね…
三途の川でまた会おう、みたいな感じでしょうか。

キャンディとの出逢いから始まった物語。
永遠の別離は辛いけれど、これから先にも決断をしなければならない時があるでござる。

意を決して、石化したスマイルパクトに手を合わせるプリキュアさんたち。
「シャバドゥビタッチ変身…」

今度はロイヤルキャンディも加えて、渾身のミラクルレインボーバースト。

  

  

巨女また出た! ピエーロ様を絞め○してスマイル。恐ろしい女だ。
ピエーロ様:「あわげ!!」
…という断末魔もなく消滅したピエーロ様。案外脆かったな。

爆砕エンドか包み込みエンドかと思っていたのですが、まだ選択肢はあった。
「絶望は乗り越えるもの」
なのだそうです。爆砕と包み込みの中間…みたいな感じかな。
キャンディとの別離という「絶望」を乗り越えて放った技には、ピエーロ様(絶望の権化)を
消す威力があった。(ポップは?ねえポップは??)

地球とメルヘンランドは救われた。流れ出す「CHILDREN OF THE LIGHT」
永かったプリキュアさんの戦いも、今すべて終わりました。
束の間の平穏の後、惜しまれつつキャンディはメルヘンランドに帰っていく。

  

星空さん:「バイバイするときは、スマイル!」
ここでこの約束を持ってきたところが、この最終回で一番良いシーンでした。


平和な日常、大切な家族や友人。

  

ウルトラハッピーは、意外に身近にあるものだった。
東日本大震災というものを経験した人々に、訴えかけるものがあるような気がします。

なんだこの下手くそなキャンディの絵は。
「最高のスマイル」、星空さんが描きはじめた絵本です。
異世界の友達と、それを守る戦士の物語…のような気がしますが内容は謎(それじゃSFか)。
映画は見ていないのですが、星空さんが絵本を描くというのもポイントなのかしら。

この一年間の思い出を振り返るエンディングと、第1話でキャンディと出逢った曲がり角の
シチュエーション。あの時も、桜並木だったっけ。。

  

「お星様に沢山お願いしたら、また来られたクル!」
「そんなのアリかーーーッ」
「アリクル」
「これからは、ずっと一緒だね!」

個人的には、「また会えるなんて、あるわけないよね…」と寂しそうに春の空を見上げる星空さん…
というエンディングがベストだと思うのですが、それじゃ女児様向けじゃないということかな。。

  

ここで強引に提供バックの絵に繋げるというのも、またアリなのでしょうか。
スマイルプリキュア!は、終わりから逆算して作られているのが良くわかるという話を聞きますが、
最後までそれを貫き通した感があります。

「スマイルをお届けします」というスタッフ様の言葉どおり、この一年間本当に楽しく、
毎回笑わせていただきました。本当にありがとうございました。

今、万感の思いをこめて

  

  スマイルプリキュア!  完





……そして、次週からは新たな戦いが始まります。

  

♪新しい、服を着て

「ドキドキ!プリキュア」 2月3日スタート!
泣いてばかりはいられない。ドキドキが止まらないよ!



■最後の星空みゆき

  

星空さんは、ピンク色のパンツをはいておられた。
最後の最後で見せてくれた星空みゆき。貴女も来海えりかとともに、私の心の中で永く生き続ける。