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個人事業始めました。[その4]

2015-02-11 06:27:23 | business
えー、お題の「個人事業始めました。[その4]」です。

パソコンショップに転職した私は、最初の1ヶ月は本部研修を受けることになりました。
香川から徳島へショップの宿舎に泊まり込みで、店舗研修を受けました。
店舗では、まず清掃から始めました。
この清掃というのは奥が深いもので、単に店内を綺麗に保つというだけではなく、
店内の商品陳列レイアウトや商品の知識を覚える第一歩となるものです。

店内清掃は商品に溜まったホコリを払うと共に、その商品を1点づつ覚える事と、
陳列方法を覚える事、棚の役割を覚える事を目的としています。

そして、それと同時に商品管理の研修として、一つのカテゴリーの商品を管理することになりました。
私の場合、最初の商品はケーブルの管理でした。
まずはケーブルの種類が何があるかを覚える事と、ケーブルの在庫管理をするために、毎日ケーブルの数を数えていました。
この店舗では基本的に基準在庫数が決まっており、毎日売れた数を追加で仕入れ先に発注しています。
まだ、POSシステムが使われていなかったので、人力で管理していたのでした。
非効率的にも思えますが、商品とその棚割りを覚えるという為にはこの方法が従業員にとってはベストなのです。

私は毎日自分専用のB3サイズのノートに、棚の配置と商品の品番を記録するという事をしていました。
これは自発的に行っていたことです。この記録を掃除しながらすることにより、商品知識と棚割りを同時に覚えることができました。

そうこうしているうちに、次にレジの研修が始まりました。
レジではお金と商品のやりとりを基本として、レジの操作方法と、商品の包装について学びました。
レジの仕事はそれ以外にもお客様からの問い合わせや質問に答えることもあります。
そのために、広範な知識が求められるのです。

私は趣味がパソコンであったことと前職でシステムエンジニアとして色々提案していたこともあって、
お客様からの問い合わせに対して、自分の知識と経験をフルに活用して対応していました。
その様子を見ていた社長は、私に次の勤務先として高松の店舗で、店長を補佐する仕事を命じてきたのです。
その当時高松店では、売り上げが激減しており、その原因を探ると共に対策を立てるために、
社長は私に店舗の様子を見てきてくれないかという密命を受けていたのでした。

その5に続きます。