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調査

2014-02-26 06:47:11 | programming
えー、お題の「調査」です。

調査といっても、この調査は仕事に必要な調べ物の事です。

私は現在、iPhoneアプリを作る為に、色々作業をしています。
この作業の1つに技術的調査と論理的調査があります。

アプリを作る為に、アプリの仕様というものを決めます。
ここで言う仕様とは、アプリの目的とそれに伴う入出力データや、
処理内容を決める事です。

その為に必要な調査が技術的調査と論理的調査なのです。

技術的調査は、その名の通り、そのアプリを作るのに必要な、
技術的に可能かどうかについて調べます。

論理的調査は、内部ロジックについて調べます。
内部ロジックとは、アプリの挙動の事で、どのように動くか、
中身の動き方を決めるのに必要な資料を集めて、調べる事です。

この2つの調査がとても重要で、昔は手作業で色々やっていました。

今は、インターネットという便利なものがあるおかげで、
大体の調べ物は解る様になりました。

ただ、このインターネットの情報というのは、
必ずしも正しい情報であるという事ではありません。

古い情報や、間違った情報も多く、内容の精査をしなければならないのです。

簡単なアプリなら仕様書はメモ書き程度で済みますが、
内容がしっかりしたものを作ろうとする為には、
きちんとした仕様書を作る必要があります。

その為の調査と情報の精査を行う事が非常に重要になるのです。

では、何の為にこのような手間隙をかけて仕様書を作るのかと言えば、
後で見返した時に、自分自身が結構忘れている事が多かったりするので、
未来の自分に対しての、作業指示書を残す為に仕様書を作るのです。

将来の機能追加や、不具合の修正の為に、資料を残しておかないと、
後で調べる事が大変になるからなのです。

例えば私以外の人にアプリの作成を手伝ってもらったとします。
その場合、仕様書がきちんと作られていなければ、
アプリの整合性がとれなくなるのです。

アプリの整合性が取れなくなると、不必要なバグ(不具合)を起こします。
その為にも必要なのです。

また、自分1人で開発していても、過去に作ったものは、意外と忘れていたりします。
それを思い出す為にもこの仕様書が非常に重要になるのです。

建築物で言えば、仕様書とは、基礎部分の設計図の様なものなのです。

これがいい加減であったら、アプリはめちゃくちゃなものになるのです。

私は、未来の自分自身は他人だと思う様にしています。
他人に解りやすく情報を伝える事も、また仕事の1つなのです。

昔作った仕様書を、今見直してみると、結構いい加減な所が見つかります。
これは時間がなかったからとか、当時は未熟だったからに他なりません。

調査はしっかりとする事が重要になります。

これからが大変です。

出来るのか、やりましょう。

ではでは。