テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ギターは楽器屋さんで買うべきだと思うなぁ・・・

2013年02月27日 | 日記
唐突だが・・

すでにギターをお持ちの人はそのギターを何処で購入したのだろうか?

楽器店という人もいればネットという人もいると思う


最近は何でもネットで購入できる便利な時代になったのだ

私も書籍などはネットで購入することも多いのだ


私の中ではネット購入の決め事があるのだ

それは・・

”品質が気にならない商品・・”

なのだ


書籍などは稀にカバーの折れや汚れがあるが内容に変わりはない

ネットだからといってページ数が少ないという事もないと思う


過去に靴や衣類などを買った事があるのだが尽く失敗に終わったのだ

靴の場合にはサイズが微妙に合わないのだ

衣類は画像で確認したものと色合いが違うように感じた


そのような苦い経験からネット購入には慎重になっているのだ


特に楽器の購入ともなれば、尚更シビアだと思えるのだ


私も皆さんと同様に楽器に関して色々と検索を楽しんでいるのだ

特にQ&Aの回答者のアドバイスなどに興味がある


一般の考えが垣間見れて面白いのだ

まぁ、多くはカタログスペックの羅列が多いが・・・


ギター選びで悩んでいる初心者に・・

「○○の方がいいんじゃない?」

「△△は止めた方がいいと思うよ」

特に根拠は無いのだ

ようするに自分が持っているギターが良いといいたいだけなのだ

ある意味、分かり易い回答なのだ


質問者がそれに従うかは分からないが・・


自分の買いたいギターを自分で決められない人は後々に多難だと思う

このような人がネットで迷わずギターを購入しているのだと推測できる


私も過去に数々の失敗を重ねてきたが・・

ギターのチェック項目は想像以上に多いものなのだ

しかも、それを常識内の時間で見極める必要があるのだ


楽器店に開店時から訪れ、
閉店まで悩み一本のギターを購入したとしても店員さんに不快に思われるだけなのだ

慎重になるにも程があるのだ


見る目がある人ならば30分以内で見極めが終了するものなのだ(試奏も含め)


ネットで数カ月悩むよりも楽器店で実物を見た方が何倍も説得力があると思う


離島に住む人や楽器店まで数時間もかかるような所に住んでいる人ならばネット購入もありだと思う

1時間以内の場所に楽器店がある人は足を運ぶべきだと思うのだ

「ネットの方が安いんじゃない?」

という人もいると思う


無店舗販売を売りにしているネットの方が売価では有利かもしれない

しかしながら、購入する商品によっては手数料や送料などを含めると楽器店と変わらない事も少なくないのだ

以前にブルースハープを検索してみたのだが特にネット購入に魅力を感じなかった

「この前、買ってもらったハープの調子はどうですか?」

「何かあったら言ってくださいね 相談に乗りますから」

店員さんのこの言葉は大きいと思う



ネットでギター弦程度を購入するのは理解できるが・・

何十万円もする高級ギターや中古品を購入する人の気が知れない


先日、あるネットショップのユーザーからの書き込みを見かけた

高級アコギの代名詞的メーカーのギターを買った人なのだ

「憧れだった○ー○ンを購入したんですけど・・・」

「少し弾いたら指が真っ黒になってしまいました・・」

以前にストラトの時にお話したが粗い木目を誤魔化す為に格安ギターが用いる常套手段なのだ

「箱から開けた段階でネックが異常に順反りしてるんですけど・・」

「ネットのギターって出荷時に調整しないんですかね・・?」

楽器店ではあり得ない話なのだ

「ボディに数か所キズが入っていました・・気にならない部分ですけど・・」


かなり愚痴っぽいレビューなのだ

その人は二度とそのショップで購入しないと断言していた

当たり前だが・・・


キズに関してショップに問い合わせたらしいが・・

「ギターってそんなものですけど・・」

「何かご不満がありますか・・・?」

終始、上から目線で強気な態度を崩さなかったらしいのだ


30万円を越える買い物でこのような失敗をした人も世の中にはいるのだ

賢明なる読者の皆さんはこのような失敗をしないでいただきたい


私のブログを興味を持って読んでいただいている人にはあり得ないと確信しているが・・



仮に1000本限定のギターを作ったとしよう・・

入念にチェックをしたとしても人の手が加わる製品だけに個体差が生じる

完全に不備が認められるものは当然ながら出荷されない

「まぁ、このくらいは許容範囲だよね~」

という製品は出荷されるのだ


ここで問題なのは・・

”品質が良いギターを何処に最優先に出荷するのか?”

という点なのだ


答えは楽器店なのだ

しかも取引件数が多い得意先なのだ


楽器店に卸す時には幾つかのハードルがあるのだ

特にお客さんを大切にしている楽器店の店員さんの目は厳しいのだ

「ちょっと・・ これ何?」

「うちにこんなの卸すの?」

となる事を担当の営業マンは恐れているのだ


ボディにチョイキズというのは音には関係ない

使えば必ずキズはつくものなのだ


しかしながら、新品の状態でキズや汚れがあるギターを定価で購入する人はいない

いわゆる『B級特価品』といわれるギターなのだ


キズや汚れは読者の皆さんが想像しているよりも小さい(少ない)のだ

「えっ どこにキズがあるんですか?」

というレベルなのだ


ギターの価格にもよるがこれだけで数万円も安い事が多い

楽器店側としては新品の隣に置く事を嫌がるのだ


新品のギターが売れなくなってしまうからなのだ

まぁ、仕入れ額もそれなりに異なるので利益には差はないらしい


信用第一主義で商売をしている楽器店に偽りはない

私のようなタイプのお客に嘘をついて販売すれば後に痛い目を見るのは楽器店なのだ


それ故に正当な商売をしているのだ


キズがあれば偽りなくお客さんに伝える事をモットーにしているようだ


問題なのは箸にも棒にもかからない売れ残りギターの処分なのだ

特にキズや汚れがないが型落ちモデルも処分に苦慮するらしい


特に格好からギターに入るようなタイプは最新の人気モデルを格安で!

という楽器屋さん泣かせのわがままを言う事が多いのだ


楽器店もデッドストックになるような型落ちギターを嫌がるのだ

最近ではお客さんも結構な情報を仕入れている時代なのだ


先に述べた処分に困ったギター達の行方は・・?

賢明な読者の皆さんならお分かりだと思う

・・そういう事なのだ


楽器のプロであるお兄さん達との雑談から割り出した結果なのだ

すべてにこれが当てはまるとは言わないが・・・


格安の商品には必ず理由があるのだ


非常に長い前振りだったが・・・

先日、ご紹介したエレアコの話に移りたいと思う



私が購入したギターに付いているプリアンプとネットで見かけるギターのアンプが異なる理由が判明したのだ



これは私のギターのプリアンプなのだ↑


いくら検索してもこのプリアンプが付いているギターを見つけられないのだ

普通に検索するとこのタイプなのだ



特にプリアンプが気に入って購入したギターではないが・・・


やはりその差が気になってしまうのだ

少なくとも私の買ったギターのアンプの方が高性能?な気がするのだ

アコギにチューナーは必須だと思う

しかも、かなり精度が高いのだ


試しにコルグのクロマチックとも比較してみたのだが同じ数値を示すのだ

ペグも安定しているのだ

僅かに動かすだけで一発でチューニングが決まってしまうのだ



これは非常に大切な事なのだ

品質が良いギターの条件の一つだといえる

格安ギターではこうはいかないのだ


本物のグローバーだと確信したのだ

「偽物ってあるの?」

という人もいると思う


残念だがあるらしい・・

高級バッグにもそっくりな偽物があるのだ

ペグなど簡単なのだ


実は製品によっては見た目で判断できるのだ(違いは僅かだが・・)

誰にでも分かる判断基準としてガタがあるような物は疑うべきだと思う

一流ブランドのペグにガタは絶対にない

「俺のレスポールもグローバーだけど安定しないよ~」

という人は何かを疑った方が良いと思う


またまた脱線しそうなので・・

話をプリアンプに戻そう


実は私が購入したギターはいわゆる『特別仕様』ということらしい

ほとんどの製品がコストを下げる為にアジアを中心とする諸外国に生産を任せているのだ

これは名が通った一流メーカーの製品にもいえることなのだ

「え~○○がこんな値段で買えるの?」

という製品はほとんどがこんな流れなのだ


私のギターはメーカーがある本国で少量生産されたモデルなのだ

もちろん楽器店のお兄さんが自腹で購入したギターも同様なのだ


お兄さんと営業マンとの親密な関係により数量限定という事で実現したのだ

ちなみに楽器店で生徒さんにギターを教えているアコギ科の先生も一本購入したらしい

楽器店には数本のストックがあるという事なのだ

量産品との大きな違いの一つにピックアップが挙げられる

かなり良いものが装備されているらしい


まさに『埋もれた宝』という感じなのだ

個人的な感想としてはテイラーの30万円クラスに迫る勢いを感じる

    

久々に良い買い物をしたと思う

一生付き合えるギターに出会ったような感じなのだ

 

量産品とはパーツも区別しているのだ

 

当然ながら量産品よりもかなりコストが高くなるのだ

お兄さんの好意で定価を量産品と同じに抑えているのだ

さらに私の場合には利益度外視でネット価格に肉薄するほど値引きしてくれたのだ

 

まぁ、私の場合には普通のお客さんの何倍もお金を落としているが・・・

買い物を特定のお店に限定しているメリットが出ているのだと思う


際どい時に最終的な判断をするのは店長さんなのだ

当然ながら店長さんとも仲良くなっておく必要がある

同年代ではある店長さんとも何かと話が合うのだ


まぁ、こんな感じなのだ


新しい音源を制作しているのだ

もう少々お待ちいただきたいと思う





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