テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ウクレレって色んな弦が選べて楽しいよ~(^O^)/

2013年02月07日 | 日記
久々の投稿になるのだ

常連読者の皆さんをお待たせしているが・・・

実はちょっとしたHDDのトラブルがありパソコンが使えなかったのだ

数日をかけて、やっと復旧したのだ



今回も私の『マイブーム』という事でウクレレのお話をしたいと思う

すっかりウクレレの魅力にハマってしまったのだ


ウクレレに触れた人が口を揃えて言う言葉があるのだ

”ウクレレって不思議な魅力があるんだよね・・・”



ボディ形状はギターに似ているのだが・・

”似て非なる・・・”

なのだ



弦はガットギターと同じナイロン弦を使うことが多い

音色はナイロン弦特有のものになるのだが音色と弾き心地はまったく違うのだ


おそらく、ネック長(ギターよりも短い)によるところが大きいと思う

当然ながらサスティン(音の伸び)は相当に短い



これがウクレレの最大の特徴だと思えるのだ


メリットでもありデメリットでもある部分だといえる


フルスケールのギターの場合には躊躇なくハイポジでコードを弾く事ができる

一方のウクレレでは音の鳴り(響き)を考えながらコードを組み立てる必要があるように感じる


ギターと同様にウクレレにも一つのコードに複数の押さえ方があるのだ

ギターの場合には最初に並んでいるコードだけを覚えるだけで良いと思う

余力がある人はさらに複雑な押さえ方を順次、マスターしていけば問題無いと思うのだ


一方のウクレレは同時に二つのポジションを覚える必要があるように感じる


”できるだけ開放弦を使う・・”

”次のコードとの繋がりを考慮する・・”

という二つがウクレレコードのコツだと思うのだ


特に二つ目は大切だと思う

いわゆるピアノの『転回』という発想に近いのだ

鍵盤でもできるだけ指の移動を少なくした方が音が滑らかに聴こえるのだ


ギター弾きの人はギターの指板をイメージしていただきたい

おそらく、コードを押さえる時には隣り合ったポジションを無意識に押さえていると思う


ローポジ、ハイポジ、ローポジを頻繁に繰り返すような『ボイシング』は音楽として不安定なのだ

ウクレレも同様の考え方なのだ


話は変わるが・・・

ウクレレの弦の交換サイクルは半年から1年と言われている

もちろん、これはほとんどウクレレに触れない人の例なのだ

エレキのように金属を使わないナイロン弦が錆びるという事はない


交換の目安はフレットに触れる部分が僅かに擦り減ってくる事らしい

ハードに練習するような人は当然ながらもっとサイクルは短くなってくるのだ


それでも3カ月くらいは使えるようだ

ボディは小さく、弦もギターと比較して短いのだが・・・


価格は一人前なのだ

しかも種類もギターに負けないくらいに豊富なのだ


エレキギターの場合には弦の違いが音色に大きく影響する事は少ないように感じる

フィーリングというか弾き心地に影響することが多いように思う



メーカーや種類というよりは『太さ』が大切だと思うのだ

ダダリオとアーニーボールの弦も巷で騒ぐほど差はないように感じる

自分が好きなギタリストと同じ弦を使うという理由でも問題ないと思うのだ




一方のウクレレの場合には太さよりも『素材』を重視するのだ

ナイロン、カーボン、絹糸、人工的に羊の腸を再現したもの・・・


「羊の腸って何?・・」

という人もいると思う


ガットギターの起源は羊の腸を細く編み込んだものを弦として使っていたのだ

ナイロンが開発される以前の話なのだ


色がカラフルなのもウクレレ弦の特徴なのだ

クリア、ホワイト、レインボー、ブラック、パープル・・・


単にクリア弦に染料を混ぜて色を付けている弦もある

実際に使われている素材によって発色している弦もあるのだ


私のフェイマスウクレレにはクリア弦が張ってあったのだ

弦の劣化もなく音色にも満足していたのだが他の弦も試してみたくなってきたのだ

ダダリオのブラック弦を買ってみたのだ



ダダリオのラインナップではクリア弦よりも僅かにゲージが太いとお兄さんが言っていた


弦の左側に見えるのはウクレレ専用のピックなのだ

実は本革で作られているのだ

ギターピックを3枚くらい貼り合わせたような厚みなのだ



「ギター用のピックは使えないの?」

と思った人もいると思う


使えなくはないが・・・

ウクレレ独特の柔らかい音色がスポイルされてしまうそうだ

ピックと言いながらも指で弦を弾いたような音をイメージしているのだ


洋服などに使うフエルト生地を使ったピックもあるのだ

今回はとりあえず革をチョイスしてみたのだ


私の場合には基本的にギター弾きなのでピックの方が自在に弾けるような気がするのだ

指で弾くよりも音量をコントロールし易いというメリットを感じたのだ


初めての『ブラック弦』はこんな感じなのだ


 


クリア弦よりもルックスが引き締まった印象を受ける


クリア弦はツルツルなのだが・・

ブラック弦は何故だか表面がカサカサしているのだ


後日、お兄さんに問い合わせたところ理由が判明したのだ

もともとはツルツルの弦だったそうだがあえて表面をヤスリで研磨してから出荷しているのだ

ナイロン弦はスチール弦と比較して精度が低いという特徴があるようだ

製造の段階で僅かに凸凹ができてしまうらしい


そのムラを研磨によって均一化しているそうだ

均一化する事によってピッチが安定するそうだ



ゲージの太さも手伝ってクリア弦よりもパンチがある音を聴かせてくれるのだ

謳い文句のとおりにピッチや弦の伸びもクリア弦よりも少ないように感じる


ここまではメリットなのだ

デメリットとしては指でアルペジオを弾いた時に『カサカサ・・』という擦れるような音がするのだ

実際に録音してみるとさらにはっきりと聴き取れるのだ


これを味と割り切れる人には良いような感じもする

「ウクレレって基本的にはクリア弦が主体なんですけど・・・」

「このブラック弦も結構人気があるんですよ ストローク派のお客さんに人気ですね」


お兄さんは私がストローク主体で演奏していると勘違いしていたのだ

ロック系のアコギのような弾き方をしていると思っていたようだ

「どちらかって言うと・・クラシックギター的に使っているんだよね」

「ストロークよりもアルペジオの方が多いかなぁ・・いい音だけどね」


やっと話が見えてきたのだ


・・という事で予備としてghsというダダリオのライバルメーカーの弦を追加購入したのだ

この弦もブラックなのだが表面はツルツルなのだ

 

ダダリオの弦を数日使ってみたので早速張り替えてみたのだ

 

画像では分かり難いと思うが表面はツルツルに処理がされているのだ



実際の弾き心地だがダダリオのブラックよりもアルペジオ向きだと思う

弦も少しだけ細いのだ


ダダリオの弦も捨ててしまったわけではないのだ

エレキよりも弦のテンションが低いので取り外した弦へのダメージが少ないのだ

再び使う事ができるのだ


邪道だが・・

二つのメーカーの弦をミックスすることも可能なのだ


アルペジオが心地よいのでしばらく、この弦を使ってみようと思うのだ


バタバタしていたので今回は『音源』はないのだ

皮製のピックの音色なども是非ともお聴きいただきたいと思っているのだ


ちなみに一言だけお断りしておきたい事があるのだ

読者の中には私がウクレレ一辺倒になってしまったと勘違いしている人もいると思う


今のところはウクレレを煮詰めているのだが・・・

近々にエレキとのコラボなども企画しているのだ


スラップとウクレレ

ハープとウクレレ

ストラトとウクレレ

etc・・・


可能性は無限大なのだ


その為にももう少々ウクレレのコードと技術をマスターする必要があると思うのだ



ハワイアンを弾きたくてウクレレを買ったのではない事だけは断言しておきたい


音楽教室に通う生徒さんとは少々方向性が異なるのだ



それが私の個性だと思う・・

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