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テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

スラップベースの音作りって深いね~(*^_^*)

2012年06月17日 | 日記
以前からベースを弾いていたのだが・・・

最近はギターと並行してかなりベースも練習しているのだ



バダスブリッジに交換しているのだが・・

さらにサドル(ブリッジの駒)にオリジナルの加工を加えている

フロントピックアップも小改造しているのだ


私にとってはスペシャルなベースなのだ



ベースを購入した当時は『録音のツール』くらいにしか考えていなかった

常連読者の皆さんはご存じだと思うが楽器店のお兄さんの強い勧めで購入した経緯がある

「特にロック系の場合はcubaseのベース音源じゃ弱く感じないですか?」

一般的な店員さんの『誠意の無い売り込み』とは異なるのだ


お兄さん自体がかなりの音楽好きなのだ

しかも、来店するお客さんに最高の音を楽しんでもらおうとする意欲に満ち溢れているのだ

これは無機質な時代といわれる現代においては非常に珍しい事だと思える


一般的な楽器店の店員さんの場合、単なる楽器好きというケースが多い

それ以上でも以下でもない

好きな楽器に身近で触れる事ができる職業という感じなのだ


いつものお兄さんの場合には少々異なるのだ

楽器好きは他の店員さんと変わらないが・・


普通科の大学に在学中に音楽を職業とする事に目覚めたそうだ

卒業と同時に2年間ほど音楽系の専門学校でギターのメンテを学んだそうだ


かなりの変わり種だと思うが間違いなく幹部候補であるといえる



楽器を弾かない人には楽器店の店員さんはどのように映っているのだろうか?

ヘビーメタル風の風貌にキャラもののTシャツという感じだろうか?

多くの場合はバイトさんなのだ


お兄さんのような社員さんや店長さんのクラスは普通のサラリーマン風なのだ

サックスや鍵盤を取り扱う部門の社員さんはもっと真面目な感じなのだ


ルックスと労働意欲&音楽性はあまり関係ないと思うが・・・

お客の立場から言わせてもらうならば、『理論的な話』ができないようでは困るのだ


特に私のように性格が細かいタイプの場合は店員さんにも同等の何かを求めてしまうのだ

ちょっとした消耗品程度ならば時間的な都合で出先で購入することもあるが・・

新たなギターの購入や修理などは信頼できるお店と決めているのだ



お兄さんがベースを勧めた件から脱線してしまったが・・・

実はベースに関してはお兄さんのテクを越えてしまったのだ



ギターのテクニックの指標の一つに速弾きがある

ベースに関しては『スラップ弾き』という事になると思う

スラップに憧れてベースを手にする人も多いのだ


私の場合にはベースを練習している半ばでスラップに出会ったのだ

スラップという存在は以前から知ってはいたがどのように演奏するのか?

という部分に関しては雰囲気だけしか知らなかったのだ


「何だか親指で弦を叩いて、人差し指で引っ張っているなぁ・・」

というレベルだった


見ている分には簡単そうに音が出ている気がしたのだ


以前にもお話したが何かとyoutubeから影響を受けることも多い

youtubeから演奏のコツを学ぶこともある


ある日、youtubeでマーカスミラーの動画に出会ったのだ

「スラップってカッコいいね~ 渋いよ~」

という感じだったのだ


マーカスミラーがベーシストとして超一流であることは知っていたが・・

ちゃんと腰を据えて聴いたことはなかったのだ


スラップ奏者も大別できるのだ

ギターのリフのように単一のフレーズを高速でスラッピングするタイプ

いわゆる『高速スラップ』という形なのだ


もう一つはテンポはあまり速くないがメロディアスなフレーズを組み立てるタイプなのだ


マーカスミラーはどちらも楽にこなすが私の中では後者の印象が強い

ちなみにyoutubeなどにも素人さんが動画を投稿するようだが・・・

『反応』が良いのは何故だか高速系だけなのだ


ある意味では試聴者の音楽的レベルを反映している思えてしまう

「超速いっすね~」

「スラップの神ですね」

これはギター系の動画にも言えるのだ


それ故にギターやベースを始めた学生さんの多くはいわゆる速弾きに憧れを抱くのだ

悪い事ではないと思うが単純なフレーズの繰り返しは音楽とは言い難い

『ギターストレッチ』なのだ

あるいは曲芸だといえる


速弾きが音楽的に大切だと思わせてくれるギタリストは究極的にはスティーブヴァイとエディだけだと思う



他人が驚くような速弾きも確かに簡単ではないと思う

聴いている人のイメージの倍は練習していることが多い


勉強も苦手、スポーツもちょっとねぇ・・

しかもギターの速弾きの練習にも挫折してしまったのでは八方塞なのだ


とにかくマーカスミラーはベースが『メロディ楽器』であることを教えてくれたのだ

まぁ、普通のスラップは繰り返しのフレーズが気持ち良い音楽だといえると思うが・・

他の人とは少しことなるスケール(音階)を取り入れるだけでも個性が出せる



以前にもお話したが私の場合には教則本がない

すべて『耳コピ』なのだ

厳密にはコピーとも異なる

「スラップってどんな音の組み合わせなのかな・・?」

それがコピーが始まりなのだ


耳の良さだけは親に感謝したいと思う・・


最近は『S.M.V』というベーシストのユニットにハマっているのだ



スタンリー・クラーク、 マーカス・ミラー、 ヴィクター・ウッテンの頭文字なのだ


数年前に一時的に結成された夢のユニットなのだ

マーカスミラーが中心になって人選したらしい



ベーシストにも交友関係があるのだと思う


若い頃にスタンリーの演奏に憧れていたようだ

ラリー師匠とTAK氏のコラボにも似ているような・・・


ヴィクター・ウッテンはマーカスの演奏に多大な影響を受けている

簡単にご説明すると三人はこんな関係なのだ


youtubeなどでライブ映像を見たのだが久しぶりに感動したのだ

「ベースってカッコいね~」

「ギターに負けてないんじゃない?」




一人がボトム(低音域)を担当している時には残りの二人がハモりでメロディパートを受け持つ

この動画から『イコライザー』の重要性を強く感じたのだ


フラットな状態で演奏すれば低音が出過ぎてしまうのだ

バンドの中の伴奏役ならばそれで良いと思う


ベースで和音やメロディを弾くには少し工夫が必要らしい

つまりはベースでギターのような演奏をするという事なのだ


私の文章では分かり難いと思うので時間がある時にyoutubeで試聴していただきたい

言っていることがお分かりいただけると思う


ギターにも色々なタイプと音色があるようにベースにも様々な種類がある




大別するとアクティブとパッシブなのだ


アクティブはマーカスに代表されるような電池駆動のベースの事を指すのだ

いわゆる音の増幅装置のような感じなのだ


非常にスラップに適しているベースだといえる

以前にお兄さんのベースを弾かせてもらったのだがとても気持ちが良かったのを思い出す


アクティブの方が勝っているのか?

これも何とも言えない部分なのだ


アクティブを嫌う人の言い分はこうなのだ

「プリアンプが勝ちゃって皆同じ音に聴こえるよね」

これには私も同感なのだ


ベースにも色々な木材が使われる

アッシュ、アルダー、バスウッド、マホガニー・・・


ギターの鳴りが異なるようにベースも鳴りが異なるものなのだ

しかしながらプリアンプ内蔵のベースはその差が僅かに感じられるのだ


つまりは極論だがプリアンプ内蔵の格安ベースもそれっぽいアクティブの音がするのだ

オクターブ調整やフレットの打ちつけなどは別の話という前提でお話している


音を出す部分ということに限定している



一方のパッシブ(普通のベース)ではボディの鳴りやブリッジの精度が如実に音に反映されるのだ



パッシブでジャコ・パストリアスが有名だと思う

電池入りのベースではあの繊細な音は絶対に表現できないと思う


ベースをそのまま、オーディオインターフェイスに直結して使っている人もいるようだが・・

ベース用のマルチを使うことでネガを補正することも可能なのだ



これは愛用のzoom B2なのだ



常連の人は何度も見ていると思う


最近は特にコンプとイコライザーを研究しているのだ

ギター用でも事足りると思っているベーシストもいるようだが・・


厳密には対応周波数が異なるのだ

しかも内蔵のチューナーも異なるのだ


久々にスラップの動画をyoutubeにアップしてみたのでご紹介したいと思うのだ



ビデオ用の三脚で自分撮りするのだ


ブレもなく、安定した動画が撮れるのだ


懐かしのMTVのイメージビデオのように加工してみたのだ

演奏はさておき映像はなかなかカッコいいと思う

コンプとイコライザーで好みの音色を作ってみたのだ



youtubeの『スラップ動画』

リズムマシーンにベースだけという動画が多いようだが・・・

ギターと効果音を加えてみた

少しだけギターが弾ける強みだと思う






少しだけ『空気感』をプラスした音源もアップしてみたので比較してみていただきたい






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