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テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ネットで買ったエレキギターの『修理』について考えてみる・・

2015年06月11日 | 日記
本日は二話目なのだ

帰宅後に時間があったので・・・

最後に簡単な音源を付けておいたのでお楽しみいただきたい


読者の皆さんはギターを何処で購入するのだろうか?

多くの人は楽器店で買うというパターンが多いと思う

最も

”間違いがない買物・・”

だと言える

最近はネットで買い物をする人も増えているようだ


缶詰めや飲料のような食べ物ならば良いかも?

ネット限定などという商品もあるようだ


ギターについてはどうだろう?

購入後の不具合について販売元にメールで相談するのだろうか?

楽器店のお兄さんのようにパーツの交換から簡単な修理など
何でも自分で管理できる人は問題ないと思う

しかしながらギターのイロハが良く分からないような初心者の場合には少々問題があると思う

形あるものは壊れる

不具合が生じる事も多々ある

問題は

”『故障』に対する見解の相違・・・”

ネット販売でも多くは1年保証を謳っているが・・・


購入後にユーザーが不良だと感じる部分を販売元が認めてくれるか?

多くはメールでのやりとりになる

稀に電話と言う事もあるが・・


初心者が不具合を相手に上手く伝えられるだろうか?

「あの・・ギターを買った者ですけど・・・」

「何かボリュームを上げるとガリガリって音がするみたいな・・」


いわゆるポットのガリ症状だが・・・

使いこんだギターに良く起こる症状なのだ

応急処置として接点復活剤を吹きかける事もあるが・・

潔くポットを交換してしまう方が良い


1年未満でこの症状が出る事は稀だが・・

使い方やギターを保管する環境によっては十分に起こり得る


その他、初心者が悩まされるのがネックのトラブルなのだ

ネックが反る事で弦高やその他の状態が変わってくる

特定のフレットで音がビビる、最悪の場合、音が詰まるという事もある

フレットが浮いているのか?

弦高を調整するだけで解決するのか?


ギターに不慣れな初心者では判断が難しい

「何か・・3フレットで音が出なくなっちゃうんですけど・・」

という苦情に販売元は一応にギターを送るように指示すると思う


”検査、点検の結果、ご指摘の箇所に不具合は見当たりませんでした・・・”

というのが関の山だと思う


結局、問題が解決できぬままに不満を抱えてギターを弾く事になる

もちろん、気持ち良く対処してくれる事もあると思うが・・・


楽器店は販売と共にアフターに留意しているのだ

次に繋がる顧客の確保という意味もあると思う

「お前のギターって何処で買ったの?」

「へ~ そんなに面倒見がいいんだ・・」

「俺もその楽器屋で買おうかな?」

という感じで良いサービスが新たな顧客を生み出す事も多い


いわゆる

”友達の輪・・”

なのだ

無機質で無味乾燥なネット購入とは大きく異なる部分なのだ



そもそも読者の皆さんは何故ギターを買うのだろうか?

「え~弾く為に決まってるじゃない・・・」

「何を言ってるの? それ以外の理由があるの?」

これは正常な発想の人の考え方なのだ


世の中は広いのだ

本来は弾くためのギターの意味がすり替わってしまう事が多々ある


”買う為のギター・・”

になってしまうのだ


念願のギターが手元に届いた時点で燃え尽きてしまうのだ


”燃え尽き症候群・・”

という人が急増しているようだ


”他人よりも1円でも安く買う!”

気付かぬうちにそれが『最終的な目的』になってしまうのだ


適齢期を逃した中年が婚活に精を出し・・

念願叶ってパートナーを見つけた時点で燃え尽きてしまうのだ

冗談抜きにこんな人が増えているのだ


実は私の周囲にもいるのだ


結婚後のイベントがすべて面倒に思えてしまうのだ


ギター購入でも似たような現象が起こっているのだ

「やった~ 安くギターが買えたぜ~♪」

ギターを弾く事にはまったく関心がない

とにかく買う事だけなのだ


まぁ、世の中は広いので色々な人がいるのは不思議な事ではない


私の場合、ギターの値段よりも品質や使い心地に重点を置いている

勿論、良いギターが安く手に入れば尚良いが・・・


現物を確認しないままギターを買う事はで出来ない

購入後に他のギターに触れない・・他人とセッションもしない

という事が決まっている場合は良い


必ず自分のギターよりも良いギター、良い状態のギターに出会う機会に恵まれる

その際に自分のギターの粗が気になってしまうのだ

「僕は無頓着だから・・そういうの気にしない」

申し訳ないが無関心で無頓着な人に演奏の向上は見込めない

常にアンテナを張り巡らせるような感受性豊かな人であるべきなのだ

「この人のギターって良い音がするなぁ・・弦はどこのメーカーなのかな?」

「弦高ってどのくらいに調整しているのかな? 教えてくれないかな・・?」

という人は伸びる可能性を秘めている


実は面白いエピソードがあるのだ

行き付けの楽器店のギター講師がネットでギターを購入したのだ

「あのさ・・相談があるんだよね 新品のギター買い取ってくれない?」

現物を見ないままにネットでギターを購入したのだ

「少しばかり値段が安いから・・つい浮気しちゃって・・・」

「届いたギターが酷いんだよね・・ 全く鳴らないんだよね」


”ギターが鳴らない・・”

という抽象的な表現は最も相手を困らせる

不具合ではないのだ

あくまでも感覚の話なのだ


仮にこのギター講師が楽器店の店頭でこのギターに出会ったならば絶対に買わないと思う

この感覚はある程度の経験が不可欠なのだ

新品の状態で良い感じのギターは育つのだ


最初が肝心なのだ


ネットの販売業者に悪意があるとは考え難いが・・・

楽器店のように個体差を気にしているとも思えない


楽器店の店員さんとは少々感覚が異なるようだ

ネットの販売業者はあくまでも『個体』なのだ


高価な楽器が配送途中で破損するというトラブルが多発している

どこの配送業者とはいえない

行き付けの楽器店でも年間にかなりの数にのぼるらしい


”高額楽器取り扱い注意!”

というシールを貼り付けているにも関わらず破損してしまう


配送のお兄さんにギブソンレスポールの価値は分からない

この一言に尽きる


ネットの販売業者も社員は一握りなのだ

その他はバイト&パート社員だと思う

ネット販売において人件費の削減は必須なのだ


とにかく価格に反映させる事に尽力している

言い換えれば、魅力はそれだけなのだ


購入後の楽器のトラブルや不具合を申告しても微妙な反応であるのはそれが理由なのだ

楽器を販売しているという意識は薄い


『電話番』『オペレーター』程度の就労意識なのだ


実はギターの不具合は購入後1年を過ぎた頃に多い

”保証期間切れ・・”

もちろんユーザーの取り扱いによる故障は有償だが・・・

状況によっては色々と配慮してくれる事も多い


楽器店によって多少の差はあるが・・

ネットのように

”売りっ放し・・”

という事は少ない


ネットの場合、とにかく薄利多売が身上なのだ

購入者の苦情に付き合っている暇はない

『こんな安モノ・・直さないで新品買えよ』

電話の向こうで応対しているオペレーターの本音だと思う

まぁ、そういう事なのだ


先のギター講師だが・・

新品のギターを下取りに出し新しいギターを買い直したのだ

私も購入後に飽きて売ってしまう事も多いが・・・

あくまでも飽きてしまうのだ

購入時に現状を確認しないままに買った事はない

まぁ、私の場合、性格上の問題というか・・自己責任なのだ


ギター講師の場合、不可抗力なのだ

二度とネットでギターを買う事はないと楽器店のお兄さんに誓ったようだ


まぁ、極端な例ではあるが・・

問題なくネットショッピングを楽しんでいる人もいるとは思うが・・・

どの程度を気にするか?

という点がポイントになると思う


失敗しても良いと思える安ギター以外の購入には十分に注意していただきたい

ギター好きで賢明なる読者の皆さんには一生の相棒に成り得る『良いギター』に出会っていただきたい

一期一会・・


ギターはダメだけど小物はどうなの?

弦やピックなどの小物も販売している


楽器関連の商品にもいわゆる賞味期限のようなものがある

弦など最たるものなのだ

ご存じのように弦は金属なのだ


基本的にはパッケージングされているが確実に劣化しているのだ

外国製の弦の中には管理が不十分な製品も少なくない

ギター以上に当たり外れが激しいのが弦なのだ


口うるさい店員さんが常駐している楽器店には新し弦を卸すのはお約束なのだ

お客はその弦が何時作られたものか?を知る由も無いが・・・

ここでは言えないが目印があるのだ

販売元は把握しているのだ


ネット業者の場合、品質よりも金額なのだ

「多少古くてもいいよ・・ 安くしてくれるんだろう?」

この一言なのだ

「ネットで楽器を買う客なんか分かってないからさ・・」

「安けりゃ満足って感じだらさ とにかく安くしてよ」

もちろんすべての業者がこんな感じではないが・・・

有り得る話なのだ


行き付けの楽器店の常連さんなどもとりあえず一度はネットで購入し、

そして楽器店に戻ってくるのだ

「やっぱり楽器屋さんがイイよね・・・」

「何か安心できるよ 品質はイイしね」


小物の話でした・・



続いては中古品なのだ

不要だから売りに出す・・

これが基本なのだ


中古の中に掘り出し物はあるか?

残念ながらあまり良い物はないといえる


読者の皆さんはとても状態が良く、良く鳴るギターを格安で手放すだろうか?

「これ要らないや・・音も良くないし・・」

という感じで必要なギターと不要なギターを選別すると思う


世界的に日本のユーザーは笑われているのだ

「こんなギターに飛びつくのって日本人だけだよな・・」

「日本人って古いギター好きだよね・・何だろうね?」

ヴィンテージと古いギターは区別したい


数十年という歳月を経たギターをすべてヴィンテージだと位置づける人がいる

困った事にプロである楽器店でも良く分かっていない店員さんがいる

ギターの名前は言えないが・・・

30年物の某メーカーの古ギターに結構なプライスを付けているのだ


ギターの事が良く分からないという人は間違っても中古に手を出さないほうが良い

ピグノーズギターのような遊び的なギターは良いと思う


過去に私も一度だけ中古ギターを買った事がある

その後は中古は無い


私には向かない

やはり状態が良い新品を丁寧に育てる方が楽しい



まぁ、今回のお話は私の個人的感想なので軽く読み流していただきたい

一般的な素人ギター弾きはこの際どうでもよい

私のブログの常連読者の皆さんには健全なるギターライフを送っていただきたい


ギターは買う事が目的ではない

演奏する為に弾くものなのだ


当たり前だが。。。


興味ある方は遊びに来ていただきたい

ピグノーズでもこんな音が作れるのだ



興味ある方はお近くの楽器店でお試しいただきたい

何かと便利なギターなのだ

買って損はないと思う















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