テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

シンクロナイズドトレモロって調整で安定するんだよ

2015年12月06日 | 日記
調子に乗って・・

本日、4話目の投稿なのだ

リアルタイム解析という機能で常に現状をチェックできるのだ

「結構、聴いてくれているみたいだなぁ・・」

「数字も伸びているみたいだね イイ感じだね」

という場合、連続投稿になるケースが多いのだ


今回はギターアームなのだ

アームプレイというよりは『精度』について触れてみたい


私のギターはストラトと同様のトレモロユニットなのだ

ネジの数の違いこそあるが構造はほとんど一緒なのだ



チューニングが狂わないトレモロユニットという事で『フロイド』が爆発的に売れた時代があった

いち早く導入したギタリストがナイトレンジャーというバンドのギタリストだった『ブラッドギルス』なのだ



ストラトをベースにした改造ギターもバンドの人気と共に爆発的にヒットした

ストラトのリアをハムに載せ換えるという事を定着させた一人でもある

所謂、SSHというロックの定番レイアウトなのだ

とにかくアームプレイが斬新なギタリストだった


もう一人のギタリストはレスポール弾きの『ジェフワトソン』なのだ



かなりの腕前だがトレードマーク的な奏法は8本指を使うタッピング(当時はライトハンド奏法)なのだ

私も真似をしたが挫折したのだ

現在はジェフほどは速く弾けないがそれっぽい真似事が出来るのだ

まぁ、今さら動画で披露しても微妙だが・・・


当時は最先端のテクだった


今回はGT-100のプリセットパッチにブラッドギルスをイメージさせるものを見つけたのだ

「結構似てるかも? 何かアームプレイがしたくなってきた・・」

という感じで音源を録ってみたのだ


パッチそのままでは抜けが悪いので微調整を加えているのだ

ハイミッドという帯域を少しだけプッシュしているのだ


機種は異なるがブラッドが好んで使っていたアンプはメサなのだ




現在はでマーシャルに並ぶロックの定番アンプに昇華した

スタジオなどに置いてある事は稀なので未体験の人も多いと思う

マーシャルよりもクリーミーな音だと私は感じているのだ


素人ギター弾きの中にはアーム付きギターを嫌う人も多い

必要ないと豪語する人もいる

その実は調整が苦手なのだ


フローティングしているブリッジを安定させるには幾つかの要件と少々のコツが必要なのだ

その辺りをマスターしてしまえば、そんなに恐れる事もない

厳密にはアームの操作にも若干のコツが必要なのだ



私のアリアは現状でもかなり安定してるが・・

その構造上、弦長が長い3弦と4弦が狂い易い



ストラトタイプはヘッドに角度がないストレートタイプなのだ

アームユニットにとってはメリットなのだ


一方のギブソンタイプのヘッドに角度があるタイプは不利なのだ

アリアはギブソンタイプに属する

ヘッドに角度を付ける事で弦のテンションを稼ぐ構造なのだ


それ故にナット部分にも抵抗と負担がかかる

悪いのか?とえばそうでもない


一長一短なのだ

アームに関しては少々不利だが・・

テンションという意味においては弾き心地が良い

フェンダーはネットとペグ穴の落差とリテイナーという金具でテンションを確保している

まぁ、そのユルい感じの弾き心地も含めてフェンダーらしさなのだ

それはそれで絶妙なセッティングなのだ

良く計算されていると思う


良いギターには何かと感心させられる事が多い

安ギターは次々に不満が噴出するが・・

良いギターは素敵ポイントの発見が楽しい

新品時に分からない事も多々ある

多くが木部だけに数年という歳月が必要になってくる


良いギターか?という結果は最低でも1年は必要だと思う

良いギターは新品でも抱えた瞬間に何かを感じる

それはそれで購入の目安になる


重要な事はその後の『変化』なのだ

良い意味で高価なギター、良いギターの方が変化が大きい

言葉で説明するのは難しい


読者の皆さんもご自分で購入して経験していただきたい

「そういう事だったんだ・・ 言っている意味が今分かった」

という日を私は期待しているのだ


良いギターに出会っていただきたい


アリア用にオーダーしておいたロックペグを仕事の帰りに受け取りにいく予定なのだ



このペグと同じデザインになると思う

このギターは70万円なのだ



昨今の高級ギターには割にロックペグの装着率が高い


ヘッドの重さげ変化するなどと分かった事を言う人がいるが・・

困ったものだと思う


私のストラトもロックペグ仕様だが重いと感じた事はない

むしろ、チューニングの安定に感謝&感激しているくらいなのだ

アームレスのギターではあまりメリットは感じられないと思う

通常のチョーキング程度では狂わない

チョーキング一発で音程が狂うギターには問題が多数ある


自己解決が出来ない場合には楽器店に診断を依頼した方が良い

必ず適切な回答をくれると思う

常連読者の皆さんのギターならば私がお預かりして無償でメンテしたいくらいの気持ちなのだ


これは冗談抜きに本音なのだ

まぁ、現実的にあり得ない話なのだ


それ故にブログで丁寧にさらには多角的にギターについて解説しているのだ

雑誌などで見かけた記事と重複している内容もあると思うが・・


根本的には自分で検証した内容だけをリポートすることを信条としている

良くも悪くもギター弾きの『生の声』が参考になる


自分で言うのも何だが・・

私が言う事に大きな間違いはないと思う


音源の途中でパキパキと弾けるような音が聴こえると思う

これがチューニング狂いの原因なのだ

ナットの滑り、巻いた弦の摩擦など

問題は摩擦と抵抗なのだ

これをいかに軽減するか?

に尽きる

まぁ、ノーマルのトレモロでここまで過激にアームを動かす事が出来るという例なのだ

ちなみにチューニングを途中で直してはいないのだ

先にも述べたが厳密にはやはり3弦と4弦のピッチが狂ってしまう

ロックペグの効果と成果を実感してみたい

その辺りは音源と共にリポートする予定なのだ


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