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テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ジミヘンはエフェクターの魔術師なのだ(^O^)/

2015年03月15日 | 日記
今回はGT-100で遊んでみたのだ



本体の左側に確認できるツールは『外部ペダル』なのだ




本体と離れた場所でペダル操作ができる優れモノなのだ

基本的にマルチのペダルを操作するのは立って演奏するのが基本になる

横着な私は壁を背もたれにして座ったままペダル操作をする事もあるが・・

いずれにしても本体を自分の目の前に置く必要があるのだ


音楽制作においてDAWの画面を確認しながらワウ操作をしたい事も多いのだ

そんな場合に自由度が格段にアップするのだ



これは一例だがGT-100の場合、その他にも色々な外部機器を接続する事が出来るのだ

『拡張性』というのもマルチには大事な事なのだ


久しぶりに使ってみようと思ったところ、壊れていたのだ

この手の機器の構造は極めてシンプルなのだ

「反応しないなぁ・・接触不良かな?」

という感じなのだ


とりあえず分解なのだ



ペダルの可動に連動するビスが外れていたのだ



拡大してみた

この部分なのだ



ワッシャーが外れていたことが原因だった

このまま、手作業でワッシャーを取り付ける事も出来るが・・・


ここは一工夫なのだ

二度とワッシャーが外れない工夫を施した

施すとは大袈裟だが・・・


瞬間接着剤で固定したのだ



ギターの修理では意外にも使用頻度が高いアイテムなのだ

私の場合、再修理が嫌いなのだ


売却する予定がないアイテムなどでは使う事が多いのだ



ねじを締めて完了なのだ




実はこのペダルは購入時に少々改造を施しているのだ



分かり易いように赤く着色してみた

ゴムのような物体が確認できるだろうか?


これは私が取り付けたパーツなのだ

これによってペダルをベタ付きにできなくしてあるのだ



横の画はこんな感じなのだ



自作のゴム足に踵が触れる状態で効果が0の状態になる


デフォルトでは『遊び』が大き過ぎたのだ

つまり底までペダルを踏み下ろした状態から0状態を脱出するまでに時間的ロスが生じるのだ

ある意味ではルーズな操作にも対応できる万人向けのセッティングだといえる


実機のワウペダルなどはもっと動きがシビアなのだ

構造上の問題かとも思ったが・・・

楽器店に相談するのも面倒だったのだ


この手の動作をメーカーに確認してもらっても答えは一緒なのだ

市販されている製品が100%自分の好みだとは言い難い

自分好みにカスタムする事も快適に使う知恵なのだ

「普通の人はそんな細かい部分は気にならないですよ・・」

細かい事(音楽的な・・)が気にならない人はある意味では幸せだとも思える


価格が高い為に馬鹿売れというわけにはいかないが・・・

GT-100も中級者以上を中心に地味に売れているようだ

現在ではVer2になりさらに魅力が増したのだ

まったくもって死角がないマルチだと思う

膨大なプリセット(200セット!)をそのまま使っても十分に実践的だと思う

しかしながら、さらなる使いこなしには少しの研究と努力が不可欠なのだ


『ペダルアサイン』という機能があるのだ



先に紹介したペダルをワウ以外に割り振る機能なのだ



フランジャーなどの揺れモノの『レイト』(揺れの速さ)などを無段階に可変させる事も可能なのだ

ディレイタイムなども同様にコントロールできる


同時に8個の操作を一台のペダルにアサイン(割り振る)する事が出来る


ジミヘンは特筆すべき音楽センスもさることながらエフェクター使いの達人だったのだ



ジミの音を語る上で欠かせないエフェクターが三つある

代名詞にもなっているワウペダルなのだ



ライバルであるクライベイビーも秀逸なワウだがジミヘンの音にはVOX製が必須なのだ

当時、ジミは細かい注文を出しながら何台もペダルを乗り換えていたのだ

モデル末期にはかなり納得できるペダルが完成したようだ

亡くなったのはその矢先なのだ


ワウと同時に欠かせないのがファズなのだ

ジミの場合、ほぼ全編にファズをかけていたと言われている

本人が他界し、詳細なデータも残っていないので推測の域を脱しないが・・



本家のファズフェイスは巨大なのだ


実はファズの中はスカスカの空洞なのだ

現代のエフェクターのように隙間が無い・・というほど窮屈ではなかったのだ

マイクスタンドの丸い台座にデザインのヒントを得ているのだ


形状(丸型)と大きさからエフェクトボードに収め難いのが難点なのだ

しかもオリジナルは電池のみの駆動なのだ


ジミのコピーなど特殊な使い方をする一部のマニアにしか受け入れられなかった

最近ではボディも小型になりアダプターと併用できるうようになったのだ


機会があり大型ファズと小型ファズを並べて弾き比べた事がある

個人的には確実に音の違いを確認できた

その差は僅かだが比較すれば音が違うののだ


小型のファズは音も心なしか上品なのだ

ファズの魅力は”音が暴れる・・”部分なのだ

これが魅力でもあり使い難と敬遠される理由にもなっている


ワウとファズ・・に加え『ユニヴァイブ』という揺れ系エフェクトも多用していた



イメージとしてはフェイザーやフランジャーと同じような仲間なのだ

特徴は付属のペダルで揺れのスピードを任意にコントロールできる所なのだ


今回のプチ音源は外部ペダルで
ユニヴァイブの揺れの速さとワウをコントロールしてみた



前半部がユニヴァイブなのだ


アイディアしだいでかなり面白い使い方が出来ると思う

伝説のライブ、ウッドストックにてジミヘンが米国の国歌をストラトで弾いた名演がある

動画などで検索してみていただきたい


気になるエフェクターを購入する事なく気軽に試すことが出来るのもマルチの良い点なのだ



アナログで際限なく揃えているとこんな感じになってしまう



まぁこれでも縮小した方だが・・・




ジミの画像と共にサンプル音源をお楽しみいただきたい





マルチは何だかんだ言っても便利なのだ




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