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テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ギブソンレスポールとFuzz Faceの組み合わせって?

2015年05月11日 | 日記
先週は常連読者の皆さんをお待たせしたので・・
本日は昨日に引き続きの連続投稿なのだ

巷には一生懸命に投稿するも誰の目にも触れずに埋もれてしまうブログも多いと聞いている

まぁ、ネットユーザーも暇なようで忙しいものなのだ

いくら内容が優れているとはいえ、数カ月も放置されているようなブログは飽きられてしまう


私も自らブログを投稿する傍らで興味あるブログを訪問する事も多い

検索の末に行きつく


”その場限りのブログ・・・”

も少なくない

投稿の日付に目をやると数カ月から数年も放置されているブログも多いのだ


料理やペットなどネタに事欠かないブログは頻繁に更新し易い

一方、ギターなどの音楽系ブログは実際のところ何を投稿すれば良いのか?

というのがブログ主の悩みでありテーマだと思う


私の場合には幸いにも『音源』という武器がある

youtubeなどの動画投稿サイトは別として私のようなタイプのブログには出会った事がない


エフェクターの音比べ・・

という感じでちょっとしたフレーズをアップしているブログは見かけるが・・


”ギターの音が聴きたい・・”


”プロの演奏には飽きてしまった・・”

というギターの音に敏感で貪欲な耳が肥えている読者(リスナー)を満足させる事は難しい


動画などには上手いプレーヤーも多い

しかしながら情報が少な過ぎる印象を受ける


”どんな環境で弾いているのか?”

多くの読者が欲しい部分が欠落しているのだ


如何だろうか?


「俺もそう思うなぁ・・」

という方々が私のブログの常連さんになっているのだと思う


幸いにも私の場合、まったくネタが尽きない

むしろ、書きたい事、伝えたい事、買いたい製品が山積している状況なのだ


書く事に尽きたら音源だけをアップしても良いと考えていたのだ

しかしながら書けば数千文字という勢いなのだ

「俺ってアホかな?」

と思う事もあるが・・・


求められているうちが華だと思う


非常に長い前置きだが・・

これが私流なのだ


読者の皆さんもこの節がお嫌いではないと思うが・・?



さて、今回はレスポールとファズを組み合わせてみたのだ



巷では扱い難いエフェクターとして知られるファズだが使いこなせれば相当な武器になる

使いこなしの前にこの音が好きか?という部分が重要になってくる

我々はメーカーからレビューを依頼されたプロではないのだ


嫌いな物に無理やりに触れる必要もない

最近では楽器店によってファズをまったく品揃えしない店さえある

正直なところ、売れる、売れないに関わらず取り扱い製品が偏っているお店はダメな店なのだ


読者の皆さんの行き付けの楽器店は如何だろうか?

店員さんにファズの音や取扱について尋ねてみてほしい

ひとつのバロメーターになると思う


ファズに関する蘊蓄(うんちく)が溢れるような店員さんならば間違いない

自分が使っていないとしても製品について熟知しておくべきだと思う


ファズというとストラトというイメージを持つ人も多い

ジミヘンの放つイメージが強烈であることも大きい

実際のところ、ファズの特性によるところが大きいと思う


他の歪み系に比べ音抜けが悪く低音が強調された音なのだ

それ故にパワーがあるハムとの相性が悪いと思われがちなのだ


ジミヘンが生きていた時代にはアンプも1ボリューム仕様が多かった

優れたイコライザーも無かったのだ

つまりアンプとギターを直結するというのが基本理念としてあったのだ


シンプルな構造ながらもジミヘンのような『奇跡のトーン』を得ることは容易ではなかったと推測できる

ジミヘンが多くのプロの手本になる理由の一つなのだ

音選びにもセンスを感じるが音作りには才能を感じる


話はレスポールに戻るが・・・

三大ギタリストも大いに影響を受けた


意外に知られていないが三人共にファズに夢中になっていた時期がある

ツェッペリンのペイジ師匠もファズ使いだったのだ



使用機材は検索してみていただきたい

「この潰れた音って何で作っているんだろう?」

という疑問があったのだ


ジミヘンとファズの存在に注目する前の話なのだ

私のジミヘン熱が沸騰したのはほんの数カ月前からなのだ


きっかけは忘れてしまったが・・・


後でご紹介するが・・

今回の音源はミニファズ+ワウペダル+VOX真空管アンプなのだ



色々と私を悩ませたアンプだが現在は仲良く付き合っているのだ



自己反省したのだ


私の場合、完璧主義ゆえに機材に多くを求めてしまうのだ

そもそも真空管とはいえ4W程度のアンプなのだ

スタジオの大型アンプと比較する方がナンセンスなのだ


自宅の小型アンプとスタジオのアンプに差異がなければ誰もスタジオなど利用しない

読者の中にも『スタジオ童貞』の方がいると思う


『何か面倒臭いなぁ・・』

『スタジオの機材って難しい?』

などと躊躇している人も実際には多いようだ


ギター弾きの第一歩として大音量のアンプの音を経験してほしい

自宅での音作りにしても『基本になる音』を知らなければ始まらないのだ


手持ちのアンプ(トランジスタも可)を持ちこんでみるのも面白い

日々、同居する家族や近隣の住人に遠慮して小音量で鳴らしているアンプの別の顔が見られるのだ


アンプのエージングが軽視される傾向が見られる

プロの間ではアンプのエージングは常識なのだ

プロも新規に購入したアンプをすぐに使わないものなのだ


ギターも同様なのだ

長い人では1年くらい寝かせる?人もいるほどなのだ


一流度合いが強くなればなるほど、その傾向が強いようだ

これは間違いない事実なのだ

音にシビアだということだと思う


プロも色々なのだ



クリーム期のクラプトンの音は最高にカッコ良かった



音作りの基本はレスポールやSGなどのギブソン系なのだ

つまりは核になる音はハム系という事になる

すでにディストーションは存在していたようだが・・


ジミヘンの隠れファンであったクラプトン御大はジミ同様にファズを愛用したのだ

クリーム期の音源を探してみていただきたい

「なるほどね~ こんな音なんだ・・」

耳が肥えている読者の皆さんならば聴き分けられるはずなのだ



実は今回、レスポールで音源を作ったのには訳がある

ちょっとしたメンテを行ったのだ



ブリッジの向きを逆にしたのだ



理由はオクターブ調整なのだ



レスポールのサドルは非対称の山形になっている

「もっとさどるを下げたい・・」

という場合、古典的なブリッジのケースでは個別にサドルを取り外し好みに付け替えるのだ

ストラト派の人は言っている意味が微妙だと思うが・・・

レスポールのお約束なのだ


私のレスポールのブリッジは新しいタイプなのだ

『ナシュビルタイプ』

サドルの可変範囲が広い

安定性を考慮して個別に取り外しが出来ない仕様になっている


・・という事で上記の画像をご覧しただきたいがブリッジの向きを反対にしたのだ

ブリッジの向きには賛否両論ある

決まりはないが・・・


古典的レスポールの多くは調整ネジがネック側にセットされている

今回の調整で奇しくもヴィンテージ系レスポールと同じ向きになったのだ

まぁ、どちらでも良いが・・個人的には見た目がGoodなのだ



色々とあったレスポールだが・・



大きなトラブルもなく順調なのだ


遊びでこんな画像を作ってみた



如何だろうか?


購入時に他の色と迷ったが・・

最終的には音で決めたのだ



結果的には良い個体を手に入れられたと思う

「そういえば、このレスポールって重さはどれくらいかな?」

私のレスポールの売りは『完全ソリッド』なのだ


それまでもチーズ穴による重さ調整を排除した仕様なのだ

初心者や女性には容易くない重さなのだ


弾き難いボディに加え、ヘビー級の重量なのだ

長時間立って弾くのも大変だと思う


私のレスポールは4.2kgだったのだ

カスタムショップのレスポールは4kgを基準に設計されているようだ

個体によってはもっと軽いもの多く存在する


くり抜きによるギミックではない

そういう良質の材料で作られているのだ

高額な金額も内容を知れば納得できるのだ


ちなみに以前にもお話したが・・

カスタムショップとレギュラーラインでは仕入れ先は一緒なのだ

一括で仕入れた材を振り分けているのだ

数十年ギブソンに勤務している職人さんに一任されているようだ


乱暴な表現になってしまうが・・・

私のレスポールも私が死ぬ頃にはカスタムショップ製のモデルくらいの重量に変化すると思う

つまり自然乾燥が進行するという事なのだ

数十年という歳月を要する


一方のカスタムショップは新品時にそのその状態、つまりはレスポールとして良い状態で販売される

数十年という歳月を数十万円という価格で買っているような感じなのだ


ギターを知らない人は重い重量がレスポールの真骨頂であり特徴だと信じている

間違いではないが・・

材から適度に水分が抜けたボディの鳴りは素晴らしい

まったく曇りがない音なのだ


重過ぎてもダメ、軽過ぎてもダメという事なのだ

くり抜きのレスポールは嫌われるが実際に弾いてみると感じは悪くない

重さが調度良いのだ


くり抜きレスポールを弾いた後に自分のレスポールを抱えると重さを感じてしまう

まぁ、私の場合、体力もあるし体格も良いのでまったく問題はない


レスポールは私にとって『ファーストギター』ではないが・・・

欠かせないギターである事は間違いない


長年の憧れでもあったのだ


常識的な庶民にとってはレギュラーラインも憧れなのだ

子供の頃にレスポールの飾られているショーウインドウに近付くだけで睨まれたのだ

トラウマになっていたのだ


現在はそのトラウマも消えたのだ

購入する事はないがカスタムショップ製のレスポールに触れる機会も多い

高価ではあるが・・白手袋を着けて触るような代物ではない

宝石と同等だと勘違いしている人も楽器店のお客さんには多い

購入後に自宅で弾けるのだろうか?

「おいおいフレットが減っちゃったよ~」

「キズが付かないように気を付けよう・・」

本国にはこんな神経質なユーザーは少ないようだ


日本人特有らしい

『白手袋』というオプションも日本限定なのだ


他の国に出荷する際には手袋は付属していない

日本人向けには『鑑定書』も重要なアイテムらしい


本体の調整よりも備品のチェックに余念がない

笑える話だが・・このような本末転倒な事実があるのだ


何だか妙な着地になってしまったが・・・

レスポールとファズの組み合わせをお楽しみいただきたい



本来はもう少し音抜けが悪くなるはずなのだ

音作りにちょっとした『魔法』をかけているのだ



短くしようと心がけるも気付けば長文になってしまうのだ

何故だろう?



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