テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

スラップ全開の新曲が完成したよ(^O^)/

2011年06月01日 | 日記
ここのところ制作活動は順調に進んでいる

空き時間を見つけてはcubaseに向かう日々なのだ


安モノながらベースギターを購入したのは正解だった

最近の曲はほとんどベースを演奏して録音している

過去の曲と交互という感じでアップしているので『ベース音』の違いを楽しんでほしい


ベース購入に興味はあったものの躊躇していた

『ギターとは低音の周波数が異なるベースを上手く録音できるのか?』

という感じで半信半疑だった


行きつけの楽器店の店員さんの強い勧めだった

私にとってはDAWの師匠なのだ

実はcubaseを始めたのも彼の影響なのだ

「生のベースを入れるだけでも良くなりますよ~」


商売上手なのかなぁ・・?

と思いつつも乗ってみた


最初はピックでルート音を弾くだけでもいいかな?という感じだった

いわゆる、ロック系などの『ルート弾き』という奏法だ


実はベースに触れるのは25年ぶりなのだ

私がベースを始めた頃はメタル全盛の時代だった

もともとはギター弾きだったのだがオマケという感じでベースを購入したのだ

確か・・値段は1万円くらいだったと思う


現在はスラップというネーミングが定着しているが私が若い頃には『チョッパー奏法』と呼ばれていた

ロック一辺倒だった私はファンクやAORのような音楽に興味がなかった

・・というよりも挑戦してみたが無理だと悟ったのだ


ベース専門の教則本なども数が少なかった時代なのだ


そんな流れからスラップに関してはほとんど初心者という感じなのだ

メタルのようなハードなロックも好きだが年齢的に演奏が辛くなってきた

指は動くが・・気分が乗らないという感じなのだ


凝り性の私はすぐにベースに夢中になった

久々に味わう太い弦の感触とヘッドフォンから流れる低音にシビれたのだ


普通は楽器店などで教則本などを購入するが私は違う

他人からレクチャーを受けるのは好きではない
ベース初心者だが8ビートから始めるのも少々辛い


生意気にも耳と知識だけは肥えているのだ

厄介な中年オヤジなのだ


私が参考にするのはyoutubeなどのネット動画なのだ

実はギターのカッティング奏法もネット動画からヒントを得たのだ


「7フレットあたりをあんな感じで押さえるんだなぁ・・」


ある意味では音楽に関しては非常に柔軟であり、器用なのだ

あとはひたすら、それっぽくなるまで腕を振るだけなのだ


もちろん、ベースもネット動画で学んだ

いろいろなベーシストがいるが『マーカスミラー』がお気に入りなのだ



彼の指にかかるとベースはリズム楽器からメロディ楽器へと昇華する


まさに『魔法の指』なのだ


ベース界の大御所であるラリーグラハムが正攻法なのに対してマーカスはその進化系だと思える

「何であんなにメロディアスなんだろう?」

親指のスラップと絡まるような人差し指のプルに秘密があると悟った


私の分析によると・・

ジャズギターのような7thや9thの音を絶妙に織り交ぜていると思ったのだ

教則本などを購入していないし、フルコピーをしたわけではないので確証はないが・・


その答えとしてスラップメインの新曲を制作してみた

ベースで遊んでいるうちに天から降ってきたフレーズなのだ

「これ、カッコいいんじゃない?」

いつもこんな感じで曲が生まれるのだ


いつもはギターを小脇に抱えながら作曲するのだがベースは初めてなのだ


実はこの曲はあえてEm7という『ワンコード』で作っているのだ

ベースがメロディを牽引するというマーカスミラー風のアレンジにしてみた


ギターのカッティングやホーンセクションなどもコードから外れない範囲で遊んでいる

この手の曲はギターのアドリブやスラップフレーズで遊べるのだ


前回の曲ではいろいろなフレーズをスラップで演奏していたのだがギターが邪魔で聴こえ難かった

その辺りを踏まえて、今回は完全にスラップベースが主役という感じでミックスしてみた


今回はベースにワウをかけている

完成曲の他にサンプルを2曲ほどアップしてみた

サンプル1&サンプル2は試作段階の音源なのだ

プリセットとイコライジングしている音を聴き比べてほしい

コンプもリバーブもかかっていない音なのだ


ちなみにこの段階ではドラム、ギター、ベースだけのトリオなのだ

フレーズも試作という感じで間違ってもそのまま押し通してしまう

いつもこんな感じで曲が膨らんでいくのだ


音楽をアップしている人は多いが・・
こんなに手の込んだ事をしているのは私くらいだと思う

とにかく、この手の作業が大好きなのだ


簡単に作って


「さぁ、聴いてみてね」というのでは味気ない



音楽とは体でグルーブ感を感じつつも脳で聴くものだと思っている




完成曲で注目してほしいのは

やはり『ベースの音』なのだ




OKテイクのトラックをコピペした

コピー先のトラックにアンプシュミレーターを挿入している

素の音にアンプの録り音を微妙にミックスすることによってスタジオで録音したような感じを演出しているのだ


ある雑誌の受け売りだが・・

最近はこの手法にハマっている

ギターなどもリードギターはこの方法でミックスしている


非常に長い解説になってしまったが・・・

まだまだ語りたいことはあるが次回にしたい

















まぁ、これはこれで完成形なのだが少々気に入らない部分があるので

後日、『修正バージョン』をお届けするかもしれない(よくある事なのだ


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