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詩人・そらしといろのブログ~お仕事のお知らせから二次創作&BL詩歌まで~

合同誌「町のはづれの、」ができました 【 #文学フリマ東京 】

2019-11-21 01:10:39 | 主な仕事の記録
俳人・松本薬夏さんと、詩人・そらしといろの合同誌を作りました。
タイトルは「町のはづれの、」です。

松本さんの俳句から私が詩を書き、私の詩から松本さんが俳句を詠む、という連作です。
松本さんの俳句作品三句に対して、私が詩を10行以内で書きました。
俳句には季語があるため、季節感のある情景を10の作品にまとめました。
短い言葉の連なりから、その向こうに広がる空間を感じていただけましたら幸いです。



編集とデザインは、稀人舎さんにお願いしました。
まずは、11月24日(日)開催の第29回文学フリマ東京で初売りになります。
稀人舎さんのブース[ニ-15~16]にて販売いたします。

松本薬夏・そらしといろ合同誌「町のはづれの、」
【価格】
500円

【内容】
俳句 30句
詩  10編


稀人舎さんのブースにて、ぜひお手に取ってご覧くださいませ。


「言絵絵言Ⅱ~ことええこと~」展が終わりました

2019-10-01 17:29:42 | 主な仕事の記録
柴田悦子画廊での展覧会、「言絵絵言Ⅱ~ことええこと~」展が、無事に9月29日(日)に終わりました。
ご来場いただきました皆さま、どうも有難うございました。
芳名帳を拝見したところ、かなりの数のお客様がご来場されており、一週間という短い展示期間のなか、たくさんの方々にご覧いただけて、とても嬉しかったです。
私は画家の本田和博さんと、詩と絵のコラボレーションをしました。
画家の絵画作品に直接、ペンで文字を書くという行為は、一文字も間違いが許されず、かなり緊張して取り組みました。
合計で4点の絵・詩を展示いたしました。

まずはこちらの作品。
「無言歌」


これはまず、本田さんが描かれた絵を送ってくださって、あとから私が詩を絵に書きこみました。

次に制作した絵はこちら。
「はばたきの日」


これは白い下地を本田さんに作っていただいて、私が先に詩を書き、そのあとに本田さんが絵を描かれました。

次の小さい作品は、対になっています。
「花宴(はなうたげ)」



上の絵は、ピンク色の下地を本田さんに作っていただき、私が先に詩を書き、そのあとに本田さんが絵を描かれて、下の絵はその順序の逆になります。

4点の制作はおよそ1年半ほど、かかったかと思います。
楽しく悩みながら詩を作り、書きました。
本田さんの絵があってこそ出てきた言葉もありました。
詩から絵を描く、絵から詩を書く、作者と作品同士の交流があっての面白い企画でした。

「言絵絵言Ⅱ~ことえ えこと~」展に参加します

2019-09-06 10:51:55 | 主な仕事の記録
「言絵絵言Ⅱ ことえ えこと」
―詩(ことば)に絵を、絵に詩を書(描)き継ぐ試み―


「言絵絵言Ⅱ」という、芸術家と詩人のコラボレーションイベントに参加しております。
サブタイトルにあるように、詩から絵を描く、絵から詩を書くコラボレーションです。
私は画家の本田和博さんと共に、絵×詩、詩×絵の作品を、大小合わせて4点制作しました。
参加している作家、展示場所・期間などは以下のとおりです。
9月下旬、少しは涼しくなっていると良いのですが……。
足を運んでいただけましたら幸いです。



「言絵絵言Ⅱ ことえ えこと」

【展示場所】
柴田悦子画廊
〒104-0061 東京都中央区銀座1-5-1 第3太陽ビル2階
TEL&FAX・03-3563-1660

【展示期間】
2019年9月23日(月)~29日(日)
12:00~19:00
(日/祭日・18:00まで。最終日・17:00まで)
*オープニングパーティー 初日17:00~
*鼎談 江尻潔×柏木麻里×田野倉康一 9月28日(土)16:00~

【参加作家】
言 × 絵

江尻潔 × 黒須信雄
言水ヘリオ × タカユキオバナ
そらしといろ × 本田和博
田野倉康一 × 駒形克哉

「言絵絵言Ⅱ~ことええこと~」展が終わりました
↑こちらの記事では、言・そらしといろ×絵・本田和博 の絵の写真がご覧になれます。



野川朗読会10が終了いたしました。

2019-07-16 12:04:27 | 主な仕事の記録
7月13日(土)、野川朗読会10が無事に終了いたしました。
梅雨の晴れ間にご来場いただいた皆さま、有難うございました。
当日の様子を、簡単にまとめてみたいと思います。

今年は野川朗読会の開催が10回目を迎える節目の年でした。
私自身、最初に野川朗読会を聴きに行ったのは学生時代の頃です。
そこから記憶にある限りでは毎年、野川朗読会に訪れて、気付けば自分が出演者になっていました。
年に一回の開催なので、10年の年月が流れたことになりますが、あっという間でした。
これからも長く続いて行く朗読会になることを祈っております。

今年の<ひとことテーマ>は「怖い話」でした。
どんな怖い話が飛び出したか、かいつまんで記しておきます。
生野毅さん「決して一人では見ないでください。」~映画『サスペリア』のキャッチコピーより~
渡辺めぐみさん「人の生死にかかわる予知夢を見てしまうことがある。」
浜江順子さん「雨の日の夜、仕事帰りの道で、ふと振り向くと首を締めようとする男がいた。」
北爪満喜さん「人間たちには聞こえないけれど木々たちは会話をしている。」
新井高子さん「知らぬ間に血がなくなっていく奇病発生」~『水木しげる展』より~
杉本真維子さん「自分が昔に書いた詩「穴」を思い出す。」
長野まゆみさん「昔の地元のバスの行き先「多摩墓場行き」に乗っていたご老人たちの気持ちを考えてしまう。」
田野倉康一さん「田野倉家のある血筋では、60歳まで生きられないこと。誰かが16歳の時に誰かが死ぬこと。霊感はないが虫の報せがあること。」
樋口良澄さん「乾麺のうどんがなぜか袋の中で短くなっていく……ゴキブリが袋のなかで乾麺を食べていた。」
相沢正一郎さん「雛人形がなんとなく怖い。」
野村喜和夫さん「『ラッパーに噛まれたらラッパーになる』というドラマを深夜に見た。同じように詩人のゾンビが人を襲って詩人ゾンビにしてしまったら、世の中が少し良くなるのではと思った。」
一色真理さん「ある日の夜中、部屋に宇宙人がいた。あくる朝父曰く「夜中に何か気配がして部屋を調べたけれど、真ちゃんの部屋だけがなかった。」」
岡島弘子さん「ムンクの「叫び」が怖い。私の居場所がないという怖さを感じる。」

私はと言うと、「蛾が怖い。山奥のコテージに泊まったときの夜、窓に標本のようにあらゆる蛾が止まっていた光景がどうしても忘れられない。」とお話ししました。

朗読では、「怖い話」に関連して怖い詩や散文を読む方もいらっしゃっいました。
新井高子さんは、地方の方言で語る石川啄木の短歌と、その本の後書きを読まれました。方言の温かみのある話し方が心地よく感じました。
岡島弘子さんは一工夫ある朗読で、朗読する詩にテスト風の設問を用意して、会場の皆さんに「この詩は次のうちどれを表現したものか。」というような問いを投げかけていらっしゃいました。

野川トークのテーマは「古代・古墳時代の謎をひも解く」と、テーマ付けられるでしょう。
私も事前に色々調べたのですが、長野さん、田野倉さんの知識量には到底およばず、聞き役に徹した感じでした。とほほ。
なので、当日にお二方がお話しされたことは、例えば神様や人名をカタカナでしかとらえられず、また地理的な位置関係を想像するのがやっとで、全体的にどのような話だったか、私は覚えられませんでした。
そのため、朗読会の資料として、長野さんが配られた資料を要約したものを、記しておこうと思います。

「一口坂の謎を解く」
<一口坂(ひとくちざか)の旧称は一口坂(いもあらいざか)>
なぜ、一口坂をいもあらいざかと読むか。
かつて京都に存在した巨椋池(おぐらいけ)と淀川をむすぶただひとつの出口だったところに「東一口」「西一口」という地名が残る。
そこにあった一口稲荷を江戸へ勧請。その場所が九段の一口坂だった。
一口稲荷は小野篁が疱瘡神(いもあらい)を祀ったところ。
疱瘡=ほうそうの別称はイボ、それがなまってイモ、いもあらいとなった。
疱瘡神としてもうひとり有名なのは菊理姫(ククリヒメ、またはキクリヒメ)。菊の花の形が疱瘡(あばた)の形に似ているため、そのような名前になったか。
「ククリ」という読み方は「潜り」に通じる。
黄泉の国から逃げ帰るイザナギノミコトに禊(みそぎ)を教えた。
「古事記」では桃の実を三つとって投げつけて、イザナギは追っ手を退けた。

モモと言えばヤマトトトヒモモソヒメ。

ヤマトトトヒモモソヒメはオオモノヌシノカミの妻になった。
この夫婦にはこんな伝説がある。
オオモノヌシノカミは昼は留守にして、夜にだけヤマトトトヒモモソヒメのもとを訪れる。
姫は「お顔をみたい」と謂う。
大神は「あなたの櫛箱に入っていよう。私の姿に驚かぬよう。」と云う。
姫は夜明けに櫛箱をあけた。するとそこにはうるわしい小蛇(こおろち)がいた。
姫は叫び、大神は恥じて人の姿になる。
姫は悔い、坐りこんだところそこにあった箸にほとを突かれ、亡くなってしまった。

そのヤマトトトヒモモソヒメが埋葬されている古墳を「箸墓古墳」という。

……以上のような流れでトークは始まり、古墳時代のこと、百舌古市古墳群のこと、蛇のことなどが語られました。
蛇に流れ着いた結果、長野さんが興味深いことをおっしゃいました。
「蛇に関連する諏訪大社の紋は梶の葉。私の(長野さんの)物語のなかでカジという名前が出て来たら、蛇のことを指している。」
このような発言だったと思います。
長野さんの物語を読み解くヒントが一つ得られました。

朗読もトークも、ひと際に濃い内容の、10回目の野川朗読会でした。
来年はどのような内容の<ひとことテーマ>、野川トークのテーマになるでしょうか。
また梅雨の晴れ間に皆さんにお会いできることを楽しみにしております。

【お知らせ】野川朗読会10【開催情報】

2019-07-13 09:00:00 | 主な仕事の記録
今年で野川朗読会は10回目を迎えました。
今年の朗読会は、7月の第2週の土曜日の開催となります。
海の日を含めた3連休の初日、色んな詩の朗読を聞いてみませんか。
野川朗読会へのご来場をお待ちしております。

☆野川朗読会10☆

日 時・2019年7月13日(土)/13:30~16:00(開場・13時)
資料代・1,000円
会 場・成城ホール集会室(小田急線「成城学園前」駅から徒歩5分)
    住所…東京都世田谷区成城6-2-1
    電話…03-3482-1313

*問合せ&予約*
TEL/FAX・03-3480-5806
メール ・gzl13336@nifty.com(岡島)

後 援・思潮社 モノクローム・プロジェクト らんか社

※会場の定員(63名)を超えた場合、ご入場をお断りする場合があります。
 できるだけご予約をお願いいたします。※


<ひとことテーマ>
怖い話

☆第一部
【朗読】
新井高子/生野毅/渡辺めぐみ/浜江順子
北爪満喜/そらしといろ/杉本真維子

【対話】
長野まゆみ×そらしといろ×田野倉康一

―休憩―

★第二部

【朗読】
長野まゆみ/田野倉康一/樋口良澄
相沢正一郎/野村喜和夫/一色真理/岡島弘子

〔司会〕一色真理

第23回TOKYOポエケットが終了しました

2019-07-09 11:21:13 | 主な仕事の記録
7月7日(日)、七夕の日に開催となったTOKYOポエケットは、無事に終了いたしました。
梅雨らしい雨の中、稀人舎さんのブースにお立ち寄りいただいた皆さま、有難うございました。
私自身は新刊がなく、既刊本をならべておりましたが、少しずつお客様の手に渡って嬉しかったです。
既刊本も粘り強く売り続ければ、まだ手に取ったことのないお客様のもとへ旅立てるのだと実感できました。
新刊を作る楽しさ、それが売れる喜びも知ってはいますが、既刊本が売れることはまた違った感覚もあり、段々と愛着が深まった作品のため、喜びもひとしおです。

さて、今週の土曜日となりました7月13日には、野川朗読会10が開催されます。
今年の一言テーマは<怖い話>です。
出演者の皆さまがどのような怖い話を語り出すのか、楽しみでもありドキドキでもあります。
また、野川トークでは、古代・古墳時代周辺のことをお話しする予定です。
まだ座席に余裕があるようなので、ご都合がつきましたらぜひ、ご予約の上お越しいただけましたら幸いです。

第23回TOKYOポエケットに参加します 【 #ポエケット】

2019-06-17 17:30:04 | 主な仕事の記録
第23回TOKYOポエケットに参加いたします。
開催日は7月7日(日)です。
今年の会場は、以前まで使っていた江戸東京博物館の1階会議室になります。
私は稀人舎さんのブースに、既刊の詩集を置かせていただきます。
既刊ではありますが、「兄の器」はポエケットでは初披露となります。
お気軽にお立ち寄りいただけましたら幸いです。

【既刊】

BL詩歌集 兄の器
価格・500円

万年詩
価格・700円

第二詩集『暁を踏み割ってゆく
価格・2,000円

第一詩集『フラット
価格・1,500円



★第23回 TOKYOポエケット★
場所:江戸東京博物館1階会議室
最寄駅:両国
日時:2019年7月7日(日) 
   午前10時半~午後4時半 
料金:入場無料

【第28回文学フリマ・東京】ご来場有難うございました【 #文学フリマ 】

2019-05-09 14:32:30 | 主な仕事の記録
5月6日(月・祝)に行われた、第28回文学フリマ東京は、無事に終了いたしました。
稀人舎さんのブースにお立ち寄りいただいた皆さま、またお買い上げいただきました皆さま、どうも有難うございました。
コツコツと製本した無料配布の詩誌は、すべて配りきることができました。
少しでもお楽しみいただけましたら幸いです。

実は、私が売ろうと思って持って行った既刊本は、今回は一つも売れませんでした!
こんなこともあるんですね……!見事に売り上げゼロです。
ということで、「BL詩歌集 兄の器」はまだ在庫があります。
次のイベント参加となりますと、7月7日(日)の東京ポエケットになるかと思われます。
既刊本での参加にはなりますが、ぜひお手に取ってご覧いただけましたら嬉しいです。

世間を賑わせたゴールデンウイークの10連休。
気温が上がったり下がったり、天気も雨が多めだった気がします。
毎年、わが家では今頃、ゴーヤーカーテンづくりに取り組んでいるのですが、暖かい日が続かなかったからか、発芽率が低いです。
これから気温が安定したら、人間も過ごしやすくなるだろうなと思いつつ……。
でも、暑すぎる夏は、勘弁してほしいところです。(気が早い。)

【第28回文学フリマ・東京】新刊・既刊お品書き【 #文学フリマ 】

2019-04-15 17:36:03 | 主な仕事の記録
第28回文学フリマ・東京が、5月6日(月・祝)に開催されます。
今回も、私は稀人舎さんのブース【カ-5・6】で無料配布の新刊の配布と、既刊本を販売いたします。
販売物・配布物のお品書きは以下のとおりです。
令和元年を迎えた文学フリマ・東京へぜひ、遊びにいらしてください。


【既刊】

BL詩歌集 兄の器
価格・500円

万年詩
価格・700円

第二詩集『暁を踏み割ってゆく
価格・2,000円

第一詩集『フラット』
価格・1,500円

【無料配布の詩誌】
『アニメ×詩!アニポエ vol.6 特集・その一瞬を言葉に焼き付けろ!格闘&バトルアニメ×詩』
『ポスト戦後詩ノート 16号・広瀬大志特集』
『詩の練習 「なぜ詩を書くか vol.3」』



【第28回文学フリマ・東京 開催情報】
開催日………2019年5月6日(月・祝)
開催時間……11:00~17:00
会場…………東京流通センター 第一展示場
アクセス……東京モノレール「流通センター駅」徒歩1分

ポエトリー・イン・ダンジョンvol.1 直角はありません 終了しました

2018-12-12 12:21:57 | 主な仕事の記録
「ポエトリー・イン・ダンジョンvol.1 直角はありません」が無事に終了いたしました。
ご来場いただいた皆さま、イベントを気にかけていただいた皆さま、有難うございました。

私は画家の蒜山目賀田さんと一緒に組んで、絵と詩のコラボレーションを行いました。
実際の展示は、写真のような形で、コンクリートの壁に絵と詩を配置していきました。
絵と詩のテーマは「地下室の湖」です。





ここからは、12月8日(土)に、私のリーディングイベントのときにお話しした、制作過程の流れを書いておこうと思います。

蒜山さんと一緒に何かをするのは、これが初めての機会でした。
顔合わせを兼ねた打ち合わせの初日だったと思いますが、どのようなテーマで「ポエトリー・イン・ダンジョン」の作品を作っていこうか、話し合いました。
色々なアイデアが出たなかで、蒜山さんと私が選んだテーマは「地下室の湖」でした。
ダンジョンの地下室に湖が出現したら、というイメージのみを共有して、作品作りはそれぞれで行いました。
途中、一回だけメールで絵と詩を交換して、どんなものを作っているかお互いに把握しましたが、全貌が明らかになるのは、搬入の当日です。
搬入の日、ダンジョンの地下室で、絵と詩を並べながら神経衰弱のように、作品同士を組み合わせていきました。

画像を見てお分かりかと思いますが、詩と絵は段ボールに書きました。
蒜山さんも私も、段ボールに絵や詩を書くことは初めてでした。
私は、段ボールという身近な素材で、書き損じてもすぐにスーパーなどで手に入る、くらいに気楽な感じでいましたが、いざ詩を書き始めたときは集中していました。
おかけで書き損じることなく、用意していた段ボールに10編の詩を書けました。
蒜山さんは、普段なら変えることの出来ないキャンバスのサイズに合わせて絵を描きますが、段ボールの場合は大きく描いた作品も、周りを切り取ることで小さな作品にする事ができて、それが新鮮な体験だったとおっしゃっていました。

「地下室の湖」というテーマとの距離感は、難しくも楽しかったなぁと思いました。
私は地下室のある地上世界にも思いを巡らせて、地下だけではない風景を詩で書こうと意識しました。
大きな壁に作品を集めた壁が、メインの展示にはなりましたが、ダンジョンの出入り口の壁にはじまり、バーカウンター、余白があった壁、通路の壁など、作品を転々と展示できたことで、流れが生まれたように思いました。
私は詩を10編用意し、蒜山さんは絵を13枚用意してくださって、必ずしも詩と絵は数として対応してはいませんが、言葉の余白に絵がそっと佇んでくれていたように思います。


あっという間の、濃厚な5日間の展示が終了しました。
他の参加者の皆さんの展示も、地下室に飲まれないような迫力や気配があって、素晴らしかったです。
また、物販に詩集や手作りの本を置かせていただけて、普段、詩集に触れることが少ないお客様でも、興味をもって立ち読みをしてくださったり、購入していただいたりと、嬉しい反応が得られました。
ダンジョンという特別な空間にご興味がありましたら、展示をしている際にぜひ、訪れてみてください。

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