たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

ある日のゴルフ練習場2

2012年06月20日 | ゴルフ

6月には珍しい台風が上陸したがたいしたことがなく一安心だ。
一昨日はホームコースの練習に行ってきた。このゴルフ場は事業者の主体事業の経営が不調になり倒産して、競売に付されたゴルフ場だ。
コースは濃尾平野の里山の取っ付きに位置し、岐阜市、愛知県一宮市などに一番近く、丘陵コースでアップダウンが少なく、距離も手頃、ホール・バイ・ホールのインターバルも短くご婦人に人気だ。
まともな経営をこつこつやれば名門コースになる条件を備えているものを・・と誰もがいう。
それにハウス前のミドルホールが1ホール分くらいある、広くて長くフラットな地形の練習場が場違いなくらい誠に立派だ。

プロツアーの会場になる近くの名門、岐阜関カントリー倶楽部は、練習場は広いが急斜面を打ち下ろす地形で距離間が分らない、東建多度名古屋カントリー倶楽部は丘陵地の凹部の地形でハウスとの行き来も悪く誠に貧弱だ。

この練習場はお値打ちで2時間1,050円、コースへ出る前に練習すると24球で310円と段違いに料金差がある。打ちっぱなしの2時間練習は野菜収穫駕籠に半分以上も球を入れてくれ、4~500球の試合ボールで2時間では打ち切れない。
残すこともあるし少しタイムオーバーしても次につながるお客は大目に見てくれる。
午後1時半頃スタートする「午後スループレー」の知人夫妻が、これから3人で出ると顔を合わせた。800円引きの料金で最近1人でもカートを出してプレーできる。

レンジは先客が1人いた。5月末日に行った際も先客が1人、そのうち2~3人の客が来た。コンペの知人同士らしく傍若無人で会話がうるさい。
そのうち150ヤードくらい先にマスコットの狐が遊びに来た。隣のアウト最終9番ホールの山際に巣があって親子4匹ほど仲良く暮らしていると、3年ほど前から従業員が云う。

やってきたのは2匹の子狐で、短足でコースを腹が地面にこする様な胴長の体で尾が長いので犬ではないとすぐ分り、マスコットになっている。
端の方で2匹はじゃれあって遊んだ。後から来た馬鹿な客の1人は面白がって子狐を狙って当てようと何発も打った。
そのうちの一発が当ったと喜んでいたが、当った子狐一匹は動かなくなり、心配そうにもう一匹が寄り添って動かない。
当てた馬鹿野郎はさすがに心配して「ツーバウンドだけどなぁ、大丈夫かなぁ」と、長い時間見ていたらそのうち一匹はコースを横切り帰って行って、当てられたもう一匹もようやく動いて遠回りして帰って行った。
面白がって的にしていた輩に、よほど注意しようとしたが、風体がよろしくない3人で、下手なこと云うとキレルタイプと見受けられたので黙っていた。
最近、仲間内でもコンペで天気が悪い、コース管理が悪い、運営が悪いと、愚痴りっぱなしで、ちょっとでも注意すると、逆ギレする馬鹿がいる。
 「キレる大人はなぜ増えた」香山リカ著 朝日新書 2008・1月刊 朝日新聞社 
が手元にある。


ある日のゴルフ練習場

2012年06月19日 | ゴルフ

現職時代の30数年前から休日はゴルフの練習レンジ、いわゆる鳥かごへ行って気晴らしするのを習慣としてきた。ゴルフがうまくなるにはダンプカー荷台一杯分のボールを打てとか言われてきたが、とうに一杯も二杯も打ったことになる。
お金の消費は莫大な金額になるはずだ。現職時代はストレス解消、退職後はうまくなる目的より暇つぶし、軽い運動、気分転換で我流で下手を固めてきたようなものだ。
私は体力もないし飛びもしない。ゴルフスイングにはどこかに力を入れず滑らかな体の動きが大事だといわれるが、始めた頃から力みの無いスイングだといわれた。ただし体全体をうまく連動できなく手打ちだともいわれた。

退職後10年も通ったレンジは片道22kmもあって隣の隣町にありドライブを兼ねて行く。
平日5時までは3時間で、1,100円とお値打ちで、ネットまでやや打ち上げながら180ヤードもあるきれいな広い練習場だ。
ここのマスターは私に「スイングは固まっているので、もうあれ迷ったりせず、そのままでよい」と近年云う。

またここの経営者だった老社長は大分前亡くなり、奥様が私の親戚の奥さんと小学校の時から同級生という関係で気ままに利用している。
何年か前にも、ここへ通っておられた常連のお客さんの奥様が「主人が使っていたゴルフウエアが要らなくなったので誰かに使ってもらって・・」と持ってこられたとか。
私にどうかと大奥様がすすめてくれたので、紺色のパンツと白と黒のナイキのシャツを貰ってきた。パンツの胴回りはピッたしで長さだけ近くのスーパーで縮めてもらって愛用している。
いづれも上物でパンツはまだ4~5本あって全部貰ってくるべきだったと悔やんだ。奥さんは言わなかったがおそらく遺品なのであろう。

受付は平日は優しい若奥さんがいる。ある日受付がパートの女性で隣に大奥さんがいた。
「今日はおばぁちゃんの監視付きか」とからかったら、大奥は「まだ、おばぁちゃんではないよ」と抗議した。
「じゃあデートでもするか」と突っ込んだら、テーブル席で雑誌かスポーツ紙を読んでいた男性が「不倫、不倫・・」とからかった。
「不倫でもないよなぁ。相手は後家さんだし、こっちはやもめなので・・」と継いだら、「そうや、そうや」と奥が次ぎ一同大笑いして、パートのおねさんは呆れたような顔で見た。

「女後家には花が咲き、男やもめにうじがわく」といったのは、亡妻の母、義母である。


後期医療保険窓口負担

2012年06月18日 | 日記

後期高齢者医療保険証には臓器提供の意思表示を本人または家族が自筆署名する書式になっている。
私は「私は、臓器を提供しません」の3項に丸印を付し本人署名している。
老人で病気持ちの体であること、臓器移植法が論議されたとき哲学者、梅原猛氏が臓器移植には反対の新聞論説を読んだこと(理由は忘れた)、当時地元の町内親善ゴルフで2度ほどご一緒した同じ町内の小規模病院の副院長さんも、臓器移植には反対と言われた。
心臓が動いているのに、脳死判定され臓器を提供する医療に、どうも人間の傲慢さみたいなものを感じるからだ。

宗教的にも「死もまた我らなり」(清沢満之)生と死はひとつづき、往相回向(おうそうえこう)と還相回向(げんそうえこう)で、「人は生まれ変わり死に変わりしてやがて仏になる」・・という仏教の教えに何となく惹かれるからでもある。
勿論、臓器を提供される人・家族、それによって助かる人には、それはそれで大変意義深い尊い行為で立派なことだと思っている。

数日前、後期医療保険証で医療機関にかかるときの窓口負担額の減免措置の書類を提出するよう市役所から通知が来た。

・同じ所帯内にいる後期高齢者医療被保険者の24年度市県民税課税所得(平成23年度中の収入)で、窓口自己負担割合を決定する。
1、同じ所帯内に市県民税課税所得が145万円以上の後期高齢者医療保険者がいる場合3割になる、これは同じ世帯内の後期高齢者にも適用される。
 夫)課税所得145万円以上 妻)課税所得145万円以下=ともに3割負担
2、ただし、課税所得145万円以上で3割と判定された方のうち、世帯内の後期高齢者医療保険被保険者の収入合計が、以下の場合は1割負担となる。
 被保険者が1人の場合:その方の収入が383万円未満(私はこれに該当する)
 被保険者が2人以上の場合:全員の収入合計が520万円未満の場合
収入とは、所得とは?
収入ー必要経費等=所得 と定義され、確定申告の場合金額ランク別に一定の割合が示される。

現在審議中の社会保障と税の一体改革と密接な関係にある共通番号制度、通称「マイナンバー」(社会保障・税番号制度)を早く導入して、医療や介護、年金などの社会保障、適切な課税・税制度の効率性や透明性を高め、公平で公正な社会を実現してほしい。


税金あれこれ

2012年06月17日 | 日記

昨日の夕方見たインターネットニュース・YOMIURI ONLINEはロンドン発の特派員電で英誌エコノミストが野田首相を「歴代首相より大きな仕事と・・」絶賛したと報じた。

消費税増税の国会は3党修正合意が成り、野田内閣は愁眉を開いた格好だ。
相変わらず、民主党の反対グループは声を高めているが、しょせん選挙目当てに過ぎないのではないか。英誌が評するように野田さんの民主党は次回の選挙は負けるだろうし、「そんなことはどうでも良いと腹をくくっているから力を発揮できると」評しているのは適切な論評だと思う。小沢さんのグループの行動は、国民・国の将来より選挙互助会と新聞は書く。採決で反対票なら除名・欠席でも除名と民主党は腹をくくるべきだろう。

私にもここのところ税金の書類が役所から届く。
・3月の所得税の確定申告で退職金の一部を確定年金で貰っていて、「公的年金」に該当するのに、ブログなどに熱中して「雑収入」に誤って計上し、「更正申告」をしたら認められ、税務署から通知書と銀行へ還付金を払い込んだ書類が届いた。3,750円の還付だった。結果的に私の前年の所得税は76,850円となった。
・県民税・市民税の税額決定通知書も来た。年金から天引きの特別徴収で170,000円だ。
・4月には固定資産税・都市計画税が来て住宅は息子と共有で二人合計で115,200円だ。
・住宅地の土地は自分名義で35,000円。
・後期高齢者医療保険料「仮徴収」額の通知が4月に来た。前年所得をもとにして、前年所得が確定する7月より以前の4月から暫定的に賦課され、支払いを平均化する制度だ。年金から4・6・8月に天引きされる仮徴収額は93,300円と通知された。10月以降の保険料は、7月にあらためて通知がくるが仮徴収+本徴収≒190,000円程度になるはずだ。
・介護保険料も7月に来るが昨年は77,400円だった。
・5月に払った自動車税は34,500円。

合計70万円くらいで総収入の20%近い額の税金(直接税)・社会保険料を払う。
税金を払える身分は結構なことで、原発・震災被災者のことを思うと恵まれている。退職金30%の年金ももう終わるし、いよいよ公的年金だけになる。私の被服費・食料費は微々たるものだ。遊興費のゴル代が大きいかな。
よくないのは中毒症状の吸ってはいけない「た○こ」税、これが大変な出費だ。

付記)
・国保は21年度に比べ22年度は料率が上がり5万円ほど高くなった。昨年、後期高齢者に入ったので市に問い合わせて、詳しい計算結果を送ってもらった。
・後期高齢者医療保険制度は平成20.4.1から施行され、私の場合21年度は後期支援に年64,000円、22年度は65,000円を支援している。よって22年度の国保は260,000円余りを払っていた。後期高齢者医療保険適用に達し、この支援分の賦課が軽くなるはずだ。
・3党修正合意は後期高齢者医療制度の廃止は「国民会議」で議論することになった。(自民・公明は制度維持を・民主は廃止を主張している)


梅雨らしい朝を迎えた

2012年06月16日 | 日記

母の法事の帰路道々撮った花(5月27日、高山市)

今朝は梅雨らしい雨の日である。3日前近所の開業医へ行った。がん手術後の定期検診の結果、膀胱に不純物が沈殿し排泄されない現象が確認され、総合病院の地域連携のシステムから、当方が指定したホームドクターに投薬の処方箋が病院から送られたからである。
病院で処方された2週間分の薬が無くなったので、朝、日に一度一錠を服用するだけの前立腺肥大の患者が服用する利尿剤を処方してもらった。病院からの依頼書は届いていた。

昨日15日は予想どおり消費増税関連法案をめぐる、民主・自民・公明の3党が合意した。民主党の一部議員が反発しているが党議で増税を決定して国会に提案したのであるから、反党行為である。小沢さんはじめ不満の議員はさっさと離党すべきなのだ。
党議決定は審議打ち切りで、十分な論議を尽くしていないとの、小沢さんの主張は、自らの政治資金規正法違反の説明と同じで、どこまで行っても国民には理解しがたい論理だ。
2014年4月までに十分時間はあるので、社会保障の課題を政治家はしっかり議論して税との一体化に努めるべきなのだ。

ゴビンダ被告は家族とともに帰国の途についた。ネパールとは犯罪人引渡し条例の批准がなされていないので、今後の再審に出廷もまた有罪が宣告されても、日本へ再び来ることはない。事実上の無罪放免である。まあ、よかったのではないか。それより状況証拠のみで無期懲役とか死刑を宣告される司法のあり方が気になる。
無罪が決定すると、国による刑事補償が約7000万円と報じている。人権派弁護士は費用をどの程度請求するだろうかと、これもいつも気になる。現職の頃会社の顧問弁護士が講演で、人権派弁護士は怪しい事件を掘り起こし、再審無罪を勝ち取って商売にする、と、このヤメ検弁護士は話したことがあった。

オウム真理教の最後の未逮捕容疑者高橋克也がつかまった。似ている人がいると警察に通報し、間一髪で逮捕に至ったマンガ喫茶の店員等には懸賞金1000万円は当然払うべきだ。

当方大腸手術の後遺症で最近、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)が悪い。排尿薬のせいかもしれない。開業医に飲み続けるのか聞いたら、それはこちらでは分らないと言われた。地域連携はこうなるから患者は振り回されるのだ。

 


消費税国会と野田首相

2012年06月15日 | 日記

東電OL殺人事件で服役中のネパール人の再審請求が認められ、釈放が決定した被告が帰国する日と報じている。無実の罪で15年は長い。

今日15日はまた、税と消費税関連法案を巡る政党間の駆けひきの正念場、自民・公明の野党が王手をかけた期限の日である。野田政権と民主党は野党案を丸のみし、消費税増税案の裁決に持ち込むしかなかろう。

税金が上がることは決して嬉しくない。しかし日本の国債発行残高が900兆円に近づき、いずれ近いうちに国内総生産(GDP)の200%を越えそうなこと、国の予算の半額以上が返す当ても無い借金、国債で賄っている異常事態を解消しなければならないことは中学生でも分る。

消費税率を2014年4月に8%に、15年10月に10%に引き上げようとする消費増税関連法案は自民党・公明党が了承したので、後は逆進性税制の低所得者の救済をどう決めるか、年金制度を一元化し月額7万円の最低保障年金の民主党案と、後期高齢者医療保険制度は廃止を主張する民主党案は、自民・公明が反対なので、これも妥協し裁決に持ち込以外なかろう。私としては食料品の税率据え置きを願いたい。
小沢一郎氏が「増税の前にやることがあるとか、選挙の時のマニフェストに反する」と、反対したところで勝負ありという結末だろう。

マニフェストでは選挙の時、財源は組替えで幾らでも出てくると言ったのは小沢さんであるが、子供手当て2万6千円、高速道路無料化、農家の個別保障なんて調子のいいことを並べて財源も政策の裏づけもなく、結局国民をだました詐欺行為だった。

増税は嬉しくないが野田佳彦総理はやはりなかなかの人物であった。国会質疑も紋切り型と言われながらも、どんな質問にもよどみなく答えるし、誠実そうな人柄と出自も安倍、麻生、鳩山氏とつづいた二世、お坊ちゃま総理とは全く違う政治的信念が見える。菅直人前総理のかんしゃく玉はご愛嬌だったが、どうじょう首相は真面目な政治家という印象だ。

野田氏が民主党代表選に立候補した際、過去の国会質問、「A級戦犯は戦争犯罪人ではない」との、キャッチフレーズのみが一人歩きし、朝日新聞など不適切発言だと、どこの国の新聞かと思うほど韓国のプロパガンダに乗ったか、自虐史観でバッシングした。
当時、野田氏のホームページで質問と政府回答の全文を(その1その2)を読み、論旨の確かさを確認した。

野田さんの発言は至極もっともな発言で、戦犯は国内法で裁かれた犯罪人ではないので、日本には戦犯は存在しないのだ。
ABC級と区分して裁いたのは戦勝国側の連合国で、国際法でも戦争は犯罪行為ではないと、当時東京裁判でインドのパール判事が日本無罪を主張された。
その東京裁判もサンフランシスコ平和条約で戦犯の名誉は既に回復されていて、遺族年金も支給されているし、A級戦犯の岸信介氏、重光葵氏、賀屋興宣氏など国務大臣も勤めた。

それを当時の小泉総理が靖国参拝をするに当って、A級戦犯は戦争犯罪人だと認識しているとか、A級戦犯合祀を論拠に靖国参拝に反対するのは論理破綻している。ナンセンスなのだと野田氏は国会質問したわけだ。

日本国民としては国内法から野田氏の主張は極めて妥当な発言だと理解しなければならないし、韓国や中国の反発は、また別の次元で理解しなければならないだろう。
当時、野田氏の歴史認識は正しいとコメントされた学者もいたし、私は取っている朝日新聞に2.3編この主旨で投書したが、勿論採択されなかった。


がんと生きる

2012年06月14日 | 日記

昨日一日ブログを休みました。毎日続けるのは結構大変なことなのです。無理せず続けようと思います。

火曜日は元職場の仲間との月例ゴルフB会があって天気もまあもってくれて、スコアは101でした。もう100を切るのは大変になりました。
元々下手の横好きゴルフでドライバーを目イッパイ振っても150~160ヤードの飛距離です。せめて180ヤードとゴルフショップの店員も言いますが、歳と体力に勝てません。

手術を何度も重ね特に直腸切除の後遺症があって便通が不定期・不安定・頻回等の後遺症を抱えるので実質は立派な身障者です。
ストーマ(人工肛門)にして袋を貼って便を集める方法を「パウチ法」といいます。
私は機能温存術でしたがもう3年経過しました。私の場合は入院した日、その一日中は未だどちらを採用するか決まっていなく、ナースセンターでは両方の資料を貰い説明と準備をされました。

ストーマの場合の穴の位置を左右にベッドに立たせてマジックペンでマーキングされました。通常、下行(かこう)結腸のある左腹にストーマが造設されます。右のマーキングの理由は術後うまく癒着しなかった場合に応急的に右に造設して急場をしのぐので、右もマーキングすると説明されました。
上から自分の目で見える位置が重要なのだとも説明を受けました。直腸がんの切除は標準手術がストーマですが、最近は8割が機能温存のようですね。
大腸がんはおとなしい癌ですが、下血があって痔のせいではないかなどと勝手に自己判断してはいけません。手遅れだと命に関わりますし、進んでいると機能温存術は受けられませんから。
私の場合、下血は全く無く市の検診を希望して、検便を2回の採便で1日分がうまく陽性と出て、すぐ大腸カメラと即応できたのが幸運だったのです。

ストーマになると市役所へ届けて身障者4級に認定されます。車の税金は無税・汽車の割引料金などの恩典がありますね。ストーマ用装具の助成金を受けることができます。金額は市町村で異なります。
昔、ハワイへ移民した日本人には大腸がんは無かったとされますが、現地に長く同化して食生活が欧米化した結果、今は日系も全く変わりなく大腸がんが発生するといわれています。肉食がよくないといわれるのと、高齢化です。

ある総合病院に兄の娘、姪が検査技師で勤めていますが、最近は大腸がんは胃がんより多いと言います。結腸だとまだいいのですが直腸は泣きですね。結腸がんの場合は上行結腸がんが多いと言っています。男女差は無いようです。

朝日新聞・生活欄・「患者を生きる」・「がんと就労」2011・6月連載トイレマップ6回、人工肛門6回の情報編に、二人の患者の体験記・解説掲載されました参考にして下さい。

悩ましい病気ですが、機能温存で皆と一緒に気兼ねなく大浴場へ入れるのはありがたいことです。頻回の日に遭遇すると切迫便意でゴルフどころではありませんが、泊り込みで前の晩飲んではいけないビールを飲んだ息子とのゴルフで苦悶した思い出があります。
それ以外は月2回くらい、どうにか迷惑をかけず楽しんでいます。食は自然に細り、日に軽く二食で体重は3年で5kg痩せ、64が57kgほどになり益々球は飛びません。


デジカメソフト更新

2012年06月12日 | パソコン

ケイタイを持っていないのでデジカメで写真をアップしています。愛用していたデジカメが壊れて、新しいデジカメを買い、壊れたカメラにも未練があって修理しました。

二つともキャノンで、新しい方の付属している同梱ソフトの使い勝手の悪さ、カメラとパソコンを接続しないでソフトを起動するとフリーズしてパソコンの起動にも影響があると、前に何度も記事にしました。当然キャノンにも苦情や要望を申告していましたが、ようやく修正され更新がダウンロードされました。
更新内容は通知されず、ウエブサイトのサポート情報にもありませんが、新しいブラウザを、カメラを接続せず起動して見ると、正常に起動するようになったので、修正されたのだろうと想定します。

新ブラウザはフェイスブックのようなSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)につながって、写真をアップロードできるようになっていて、ネットに直結しているのでソフトを起動すると自動的に更新が表示されました。
キャノン新ブラウザは Canon Image Browser EX
同   旧ブラウザは Canon Zoom Browser EX で二つを同じパソコンに入れています。
随分ブログで悪態をついてよくないことですが、製品としては検証不足でフールプルーフ(馬鹿除け)の設計でなくおそまつ君ではないでしょうか。

また、昨日セキュリティ・ウイルスバスター2012クラウドの単年更新4,725円をコンビニで払い込みました。少し高いなァと愚痴りながら毎年奉仕しています。
マイクロソフトの Windows Live Essentials 2011がうまく動かなかった(バスターと併用したせいか)ので、もう一年バスターです。
来年はXPのサポート終了なので、その際考えましょう。


社会病理の本

2012年06月11日 | 読書

東電OL殺人事件の被告ゴビンダに東京高裁は再審開始を7日認めた。
前にも図書分類、社会病理の本で少し触れたが、ルポルタージュ作家、佐野真一氏が「東電OL殺人事件」という分厚い本を出していて、10年ぐらい前図書館の本で読み、印象に残っている。
当時この種の事件に関する本で、加害者として起訴され有罪となった被告が無実ではないかと推論する本が何冊か出て話題になり、当時の最高裁長官が「世間の雑音に耳をかすな」と、配下の組織へ檄文を発したことがあった。
無罪を主張する佐野氏の主張など雑音とされたが、時代は変わり裁判員制度という陪審裁判が導入されるなど、世間の雑音を裁判に導入しなければ収まらない事態に世も司法も変化してきた。

この本の中味はほとんど忘れたが佐野氏は実に丹念に現地取材している。
冒頭に被害者の母親がマスコミに宛てて「娘は社会的には良くない事をしていたようですが、娘は既にこれ以上は無い償いをさせられているので、本人の人格や残された母と妹のためにも、マスコミ取材はご遠慮してください」という主旨の手紙がマスコミ各社の送られた紹介からはじまっていた。
この被害者は慶応経済卒という高学歴で東電に幹部候補で入社して勤務しながら、東京都渋谷区円山町の事件現場へ夜な夜な現れ、飲み屋などで客を誘い売春をしていた異常行動が世間の興味を煽ったのだ。
佐野氏はその深層心理に迫りたいと膨大なルポを書いた。被害者の動機は不明ながら精神医学者斉藤学氏との面談などで、東大卒で東電勤務だった父が50歳過ぎで幹部昇進を目の前に病魔に倒れ亡くなったこと、父親への異常なまでの憧憬が異常心理につながったのではないかと推論していた。
次いで、事件現場の円山町の地で最初にホテル経営をした岐阜グループが紹介される。
御母衣(みほろ)ダムの建造で、故郷を追われ各地で慣れぬホテル業や銭湯業などに移住・転職して行った人々が拓いたホテル街で、佐野氏は荘川の地や役場にも立ち寄り取材している。
円山町の岐阜グループの総帥にも会い取材していて、その方と名字が同じ人が今でも荘川に住んでおられるので、荘川は私も縁が深くその後この名字が同じ方に親戚かと聞いたことがあるが知らないと言われた。

加害者とされたゴビンダも一審は無罪、佐野氏の本も後書きは無罪が決定した一審の日に書かれていた。それから控訴審、上告審で有罪になり15年も牢につながれた。
救う会の活動にも佐野氏の本は役立ったことだろうし、証拠物件が冷凍保存されていたこと、検察が開示したこと、最新のDNA鑑定ができたこと、など加害者とされたネパール人は最後のところで救われた。名張毒ぶどう酒事件にも同じ疑いがあるのではないかと思う。
ネパールが貧しい小さな国でなければ外交問題に発展するところだし、「疑わしきは罰せず」刑事裁判の鉄則により、検察は潔く鉾を収め帰国させるべきと思う。 


梅雨入りしました

2012年06月10日 | 日記

昨日6月8日から東海地方も入梅しました。夕方から降り出し昨晩と今日午前中は振りました。この辺は今が田植えの真っ盛りです。
わが家の雑草花園に2本だけが花木の大輪咲のバラもニ、三輪咲いていましたが、雨の重さに耐え切れず折れてしまいました。もう一本は苗木を買って来て移植した3年目のアジサイがここ3週間ほどきれいに咲いていましたが、これも大輪の花に水を含み、重さに耐え切れず哀れな姿です。

花が咲いている時期は女性が出産するのに似た、ありったけの力を出して咲いていると、昔先輩に教わりました。サツキの花も咲いた後の実はすべて千切って取れとも教わりました。家を改築する前はサツキの株も沢山あったのですが、庭が狭くなったのと、前の家も二階建てに建て替えられわが家の庭は日当たりも、風通しも面積も貧弱になってしまいました。ゴルフクラブを素振りをするほどの狭い芝も生育はよくありません。

バラは4年生くらいで、先輩に3本接木した苗を貰って2本は枯らし、1本が活着し今年は毛虫もつかず楽しませてくれました。
アジサイは鉢植えの苗木を買ってきてすぐ根付き、その年大きく成長し大輪の花をつけましたが、その年の秋剪定の仕方を知らず、根元からバッサリ切って昨年は全く咲きませんでした。今年は全く切らず、寒肥もやり2年目なのできれいに咲いてくれ、遠目に見ると写真より実際はもっと濃い藍色なので気に入っています。行き付けの喫茶店のアジサイが昨年の庭師がよくなく、私と同じ剪定をやって今年は咲きません。店主のママに教えてやったところです。

バラの剪定の仕方
アジサイの剪定の仕方 その2
サツキの剪定の仕方
ネットは便利で親切な方が教えてくださっています。