たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

明日は衆院選公示日

2017年10月09日 | その他

明日10月10日は衆院解散による公示日である。
「憲法第7条により解散する」と、内閣の解散詔書を受け取り衆院議長が宣告した。憲法では天皇の国事行為を規定した第7条3項にしか解散のことは書いてない。首相の専権事項とされ、歴代内閣は極めてあいまいな根拠で解散権を乱用し過ぎだと批判されている。

衆院選にかかる費用は約600億円を超すといわれる。この費用を任期満了の来年秋に延ばすと、利息1割でも60億円が節減できるのに!
傲慢で驕り高ぶる安倍首相の野心のため、国民一人当たり600円の選挙費用を負担する。

安倍首相は2016年の年頭所感で「築城3年、落城1日」と述べた。8日の日本記者クラブ・党首討論では安倍首相は気色ばんで「朝日の報道のあり方」にフェ―ク報道だと根拠のない事実を挙げ世間の笑い者になった。朝日は淡々と反証した記事を載せ、中日新聞は呆れていた。首相の焦りの証拠である。

しかも過半数を取ったら、憲法を改正し「第2章 戦争の放棄」第9条 1、2項はそのままに自衛隊を明記すると主張している。
そうすると、第2項の規定と矛盾するといわれる。皆さんはどう考え、選挙に臨まれるか?

困った北朝鮮の核開発・ミサイルの脅威を選挙に利用し煽っている。アメリカのお先棒担ぎではなく、対話を仲介する外交努力こそ望まれると思うが・・どうか?
圧力一辺倒ではなく優しくせよと引退する亀井静香氏が中日新聞で述べていた。また小選挙区制の弊害で内閣の権力が強く出すぎる。中選挙区制に戻し、派閥も復活させワイワイガヤガヤ論議するべきだ」とも。正論である。安倍氏については彼は真面目な人であるが、歴史感、国家感が乏しいとも・・。引退する人の言やよし。

ノーベル賞・文学賞受賞のカズオ・イシグロ氏の本がないかと、イオンモールの書店へ寄ったら「すべて売り切れです」と張り紙してあった。幼稚園で年少組の担任保育士だった91歳の女性を取材した中日の記事も読んだ。家庭のしつけが厳しかったのか、当時から物静かで絵本を読んでいたそうだ。


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