たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

旅立ちの春

2016年03月10日 | 日記

旅立ちの春、わが家でも上の孫娘が4月から小学校教員として就職する予定です。玄関上がり框に炊事用具が並べてあった。本立て、単身用タイガー炊飯器、オーブンレンジなどだった。
昨日から高校生の末孫も休みに入っている。彼女らの居間へ行き手回しがいいと誉めると、引っ越しの準備ではなく、大学の友達が卒業し長野県の郷里へ帰る。親がこまごました世帯道具を実家へ送っても運賃の方が高くつくので、欲しいお友達にさし上げてということで、友達同士が貰い分けたのだという。

任地が通勤不可能なら当然すぐ役に立つ。孫は2年生の頃からお爺が入学金1本を恵んだりしたので、ダイハツの軽中古車に乘って通学と学習塾の補助教員、ケーキ屋さんの併設喫茶店のウエイトレスでバイトしてきた。学費は私立なので年120万円と聞いていた。
貰った世帯道具を車で運んできたという訳、時代は変わったなあと思った。

居間の鳥かごに彼女らは確か3羽めになる手乗りインコを飼っている。ときどき用があって覗くと飛んで来てお爺さんの頭へ飛び乗ってくる。今日も姉妹がコタツでデレデレしていたら、「遊んで・・」と、ピイッ、ピイッと鳴いた。「出してやれ」と言って遊んでやった。孫の装飾用リングをくわえてポイと放り投げる。ステックのメンソレを立てておくと倒して、クルクル回して玉乗りする。パッパッと飛びながら、コタツ板の上に消しゴムかすのようなウンチをする。でも可愛い。名前はポンちゃん、黄色いポンポンジュースから命名とか。

卒業記念旅行はタイ・バンコクとグアムの二つだと言っていたが、タイは取りやめになりグアムへ3泊4日になった。明日からだというので1万円お小遣いをはずんだ。ちょうど諭吉さんは1枚しか残っていなかった。海でダイビングしてくるそうだ。

我々も東京へ姉弟旅行することになり、兄の娘が県内東部の某市へ嫁いでいるので、「どや、お前も特別参加で行かないか」と土曜日に電話で誘った。「聞いているが、現職なので休みは取れないし、姉弟で楽しく遊んできて・・」と辞退された。定年まで6年、旦那は5年ある由。子供は3人で末娘がこの春大学を卒業、医療放射線技士で就職が決まってアパートも契約したとか。

上の娘は既に理学療法士(リハビリ療法士)で少し遠いが自宅から車通勤している。
母は地元病院の衛生検査技師、父も厚生連系病院の事務屋さんで単身赴任中、一家が医療に従事となる。息子だけ理系でも医師業が好きでないとシステムエンジニアです。
医療放射線技師の国家試験は押し迫った2月25日だと兄が言っていた。模擬試験はまずまずいいらしいとも。それぞれ3代目が社会に出る春、元気で世の役に立ってほしいと願う春だ。



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2 コメント

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よいご家族ですね (茉那)
2016-03-10 15:05:02
若い方たちの旅立ちの時期ですね。
楽しいことばかりではないでしょうけれど一つ一つ乗り越えて元気に伸びていって欲しいですね。若いって希望に満ちていて「春」と同様「明るさ」を感じます。

話はそれますが「瓊花」は関市洞戸の薬草園でも咲くそうです。
唐招提寺の瓊花の時期を調べていたら載っていました。
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「瓊花」 (corona404)
2016-03-10 19:54:51
茉那さんへ ありがとうございます。あなたは今日お墓参りでしたね。
わが家は孫3人が女子なので素直で優しいのが良いです。男子2人の親子に問題ありですが。

「瓊花」が関市洞戸にあるのですか。洞戸は県内でも有数の僻地の山奥です。一度見たいと思います。
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