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Clifton's Cafeteria

2007年07月24日 | グルメ

今日は写真多めでお送りします。 B級グルメ編

最近のガイドブックはこのお店は載っていないかもしれませんが、
L.A.でも老舗(創業1931年)のClifton's Cafeteriaへ久々に行ってきました。

場所はダウンタウンのど真ん中、周りに宝石屋さんが多いBroadwayと7th St.
以前はもう一軒、7th St.沿いにも
あって、そちらへはよく行きました。
そこにはネクタイをしたビジネスマンの姿もお昼時には多かったのですが、
さすがにBroadwayまでは足を延ばさないのか、ここの客層はかなり違います。

トーランスやアーバインに住んで、ミツワやマルカイで買物をして、
讃岐の里やカレーハウスで食事をしていると自分がどこにいるのか錯覚しますが
この辺りに来れば、アメリカにいる!という気分に100%なれます。
行き交う人々の肌の色や話す言葉、サイレンやクラクション、店先で流れる
音楽や呼び込みの喧騒、そして排気ガスや生ゴミに
ハンバーガーやピザの匂いが
混じった独特な臭いまでもが、生のアメリカを感じさせてくれます。

正に刑事物のドラマや映画で見たような世界に入り込んだような
気分になりますが、決して登場人物の一人にはならないように。

昼間は人通りも多く、警察官も多く目にしますのでそれほど怖くはありませんが
あまりきれいな格好をせず、観光客のようにキョロキョロとしないで、
真っ直ぐ前を見て足早に歩くこと!
実際に行ってみれば、この意味が分かるでしょう。
武勇伝の一つも土産話に作りたいのであれば別ですが、夜には絶対行かない事。

さてお店のお話ですが、自分の好きな物をトレーに載せて
最後にレジで清算するカフェテリアで、デザート、サラダを始め、
メインの肉や魚料理もあり、付け合せも豊富です。

カフェテリアの尋常手段で、美味しそうなデザート類がまず始めにあります。
どれも色鮮やかで美味しそうですが、これに躊躇無く手が出るようになれば
あなたも立派なアメリカ人の仲間入りです! (太り過ぎにご注意を)



デザートやサラダの後は、メインの料理。
必ずその日のスペシャルがありますので、迷ったらスペシャルを試されると
良いと思います。 値段も量もスペシャルはお買い得ですから。



七面鳥とロースト・ビーフは毎日あるようで、今日はこの焼きたての肉を
サンドイッチにしてもらいました。
お値段は$5.29ですが、あとでレシートを見ると10%引きになっていました。 

え?ひょっとしたらシニアに見られたのかな。 これってラッキーなの?




店内は広くて3階まで座席があり、インテリアのテーマは
森の中の山小屋といった感じでしょうか。
2階には小川も流れ、ヘラ鹿の剥製や壁のペイントもヨセミテ辺りの景色風。
もちろん店内で流れる音楽は古い(1930~1940年代?)曲ばかり。
レトロと言っていいのか、単に進歩が無いのか、
積み重ねられた時間はビンビン感じますが、
店内は清潔で従業員も歴史あるお店に誇りを持って働いているようで
こちらも気持ちいいです。
多分、何十年も働いているベテランがいると思いますので、
機会があれば話しかけて話を聞いてみます。



ともかく、一度行かれる事をお勧め致します。
自分で紹介しておいてなんですが、In-n-Outもいいですけど、
こういう店に行ってこそ、アメリカを見たと言えるのではないでしょうか。

食べ終わった後も、店内の写真や資料を見て回ると面白いですよ。
地下にあるトイレへ行くのもお忘れなく。
トイレ自体は何も特別ではありませんが、地下へ続く階段や踊場にある
写真をお見逃し無く。

本当に色々な意味で、アメリカらしさを目と耳と鼻と舌で感じる事ができます。

CLIFTON'S CAFETERIA
www.cliftonscafeteria.com



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