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カリフォルニア在住28年目の筆者が、L.A.の最新ニュース、生活に役立つ情報、楽しいお話しなどをお伝えいたします。 

東京北砂リトル 世界一!

2012年08月26日 | Fun !

第66回リトルリーグ世界選手権(Little League Baseball World Series)が
ペンシルバニア州ウイリアムズポートで行われ、
東京北砂リトルがアメリカ代表のテネシーに12対2(5回コールド)で勝ち、
見事世界チャンピオンになりました!



今大会の注目は決勝戦で先発をした清宮幸太郎君で、打率は脅威の6割超(.667)。
テレビの解説では身長が6フィートと言っていましたので13歳で既に180センチ越え?の巨漢。
チームメイトの中でも一人大人が居るような恵まれた身体で、
先日の試合では大リーグの球場でも柵越えになる特大ホームランをかっ飛ばしていました!
投げても1安打に抑える好投で今日の勝利に貢献しましたが、
実はもう一人、凄い子がいました。

5回から清宮君に代わり登板した逢阪君です。
投球ももちろん良かったのですが、凄いのは彼のバッティング。
今日の試合はイチローもビックリの4打数4安打で、何とホームラン3本と3塁打。
通算打率も清宮君に迫る5割越え(.521)で、その3本目のホームランが決勝弾!



昨日の準決勝でアメリカの子が3ランホームランを3本打って凄いと騒いでいましたが、
大坂君もやってくれました。

それにしても、アメリカではこの選手権を全米で生中継するくらい知名度や人気が高く、
優勝する事は非常に高く評価されていますが、残念なのは日本のメディアです。

既に試合が終わって数時間経過しましたが、
彼らの頑張りを称えるニュースが見たくて色々と探しましたが、
主要新聞社のサイトでこの件を取り上げている所は皆無!
日経、産経、読売、朝日、毎日・・・どこにもありません。

最近は”マスゴミ”などとも呼ばれているようですが、
ネットで簡単に色々な記事が読めるので各社の特徴や偏向具合が良く分かりますね。

まあ、プロ野球もヤングなでしこも気になりますが、
日本の小学生が外国の地で世界一になった事は多くの日本人にとって素晴らしいニュースであり、
オリンピックでメダルを取った事と同等かそれ以上に
マスコミは彼らの偉業を賞賛し、子供達やおなじ年代の子供を持つ親に知らせる事が
今の日本には必要ではないでしょうか。



数年後に彼らが甲子園で、そしてアメリカ大リーグで活躍する事を楽しみにします。
明日彼らが空港まで移動する際には地元警察が先導してくれるというVIP待遇だそうです!
選手を始め、コーチやご家族の皆様、本当におめでとうございます!!


追伸:数日経ってやっとニュースで報道するようになりましたね。
LAで朝、FMで放送しているラジオ番組でも、
火曜日になってやっと取り上げてましたが、
米国内のニュースを2日も後に伝えるなんてニュースとしての意味がないですよね。
多分日本からのソースで番組を構成しているせいでこんな時間差がおきてしまうのでしょうが
この番組も色々な面でレベルが低すぎます。



フットボールシーズン開幕

2012年08月25日 | Fun !

日本ではオリンピックの後、甲子園が盛り上がっていましたが
こちらでは(僕だけ?)待ちに待ったフットボールのシーズンが始まりました!
今年は例年よりも少し早く新学期が始まる前からのスタートで、
これから11月始めまで、金曜日の夜を中心に全10試合を戦います。

冬場はバレーボール部、春からはフットボール部と途切れなく練習を続けてきた
9月の新学期からシニア(12年生)になる息子は、
夏休み期間中あさ6時半からの練習に一日も休まず通いましたが、
息子が朝早く学校へ行くとなると、母親はそれ以上前に起きて朝食の支度。
もちろん、学校まで送っていく役割のこちらも同じように早く起きる必要があり、
普段以上に親まで鍛えられたこの2ヶ月間でした。



まあ、学校へ送ってしまえば僕の役割は終わりなのですが、
日本の猛暑のようにこちらも今年は蒸し暑い日が多く、
炎天下での練習は非常に厳しそうでしたが良く頑張ったと思います。



おかげで彼の体は真っ黒に日焼けし体格もガッシリとしてきましたが、
この一年の精神的、肉体的頑張りが
彼の一生にとって非常に大きな役割を果たしてくれるように思います。

さて、その成果を発揮させる試合ですが、
アーバイン周辺の6校で作るPacific Coast Leagueだけでは10試合できないので、
シーズン前半は他のリーグ校との試合となるのですが、
初戦の試合相手は格上のリーグに所属するCapistrano Valley High School。
部員数も非常に多く、練習の時は黒いユニフォームの選手達が蟻の大群のように見える程で
選手層も非常に厚そうで、コーチ陣も最近までNFLにいた元プロ選手のような人ばかり。

オフェンスのWide Receiverとしてフル出場した息子(背番号1番)は、
パスを取って親を喜ばせたり、
取らなければいけないパスをインターセプトされてガッカリさせたりと
いくつも見せ場があり楽しいゲームでしたが結果は残念ながら13対35。

初戦を白星で飾ることは出来ませんでしたが、後半のリーグ内校との対戦に向け
期待が持てるチームだと信じ、成長を見たいと思います。



実は昨日は僕の誕生日だったのですが、普段なら家族の誕生日にはみんなで食事へ行くのですが、
妻や長男と次男を連れてこのゲームを観戦に行きました。
試合開始が午後7時ですので夕食はスタジアム内でメニューはもちろんコレ。



バースデーバーガー!(キャンドルがあれば完璧でしたね)



おしゃれなフレンチも美味しいお寿司も大好きですが、
息子がプレイするスタジアムで家族と一緒に食べるレタスもトマトも入っていないハンバーガー、
これも旨いと思えるのは幸せなのでしょうね。

先日買ったヘルメットにもUNIのロゴがついて既に傷だらけになっていますが、
あとは怪我無くシーズンを終える事を祈るのみです。



さあ、既にオフィスのカレンダーには全ての試合スケジュールが赤い蛍光ペンでマークされました。

誠に申し訳ございませんが、今年も今後10週間は金曜日(たまに木曜日)の残業はいたしません。
また試合に間に合わない可能性がありますので、
試合の日は午後からアーバインを離れる事は極力避けたいと思います。
関係者の皆様には、くれぐれもご協力のほど宜しくお願い申し上げます。


邦画好き

2012年08月22日 | Fun !

アメリカで生活を始めてから今回が7回目のオリンピックですので、
アメリカ国内のTV中継はアメリカ選手中心、それも録画という事は充分理解していましたが、
男子体操ぐらいメダルの授与式で君が代が聞けるかと期待して眠い目をこすりながら夜中まで・・・・
でも、放映されたのは違う競技でアメリカ選手が勝った表彰式の模様。
まあ当然なのでしょうが、今回は期間中地上波放送では一度も君が代が聞けませんでした。

外国で生活していると、日本に居る時以上に日本人の頑張りが嬉しく、励みになりますね。
ネットで調べて結果を知っていても、どんな競技でも勝った時には涙が出てしまいました。
銀座の凱旋パレード凄い人のようでしたが、
僕も行って大声で叫びたかったな、”よく頑張った!有難う!!”と。

さて、そんなローカルTV視聴漬けの日々も終わり、その反動か、
日本の映画を続けに購入して観てしまいました。

実はアメリカに来た理由の一つに映画があります。
これは憧れや夢のような面が強いのですが、
高校生の頃には真剣にハリウッドで映画の仕事がしたいと思っていましたし
大学生の時には縁有って今村昌平監督の作品に出させていただいた事もありました。
今でもハリウッドの映画界とのつながりを模索しており、仲良くなったプロデューサーもできて
密かに夢を追いかけているくらい映画が大好きです。

でも、日本の映画も素晴らしいですよね。
出張などで日本へ行く度に秋葉原へ行って邦画のDVDを買って来るのですが、
今回は最近の話題作”はやぶさ”、”ステキな金縛り”と”Always三丁目の夕日'64”を入手しました!

三谷幸喜監督作品は大好きで、今回も期待通りの内容で楽しませてもらいましたが、
妻は西田敏行さんの濃すぎる演技が苦手のようでした。
ただ、三谷作品は個々の役者さんたちの個性爆発がいつものパターンですので
その点では今作品も成功だったようには思えます。
個人的には”有頂天ホテル”や”ザ・マジックアワー”が好きで、
もっと佐藤浩市さんや戸田恵子さんの出番が多いと嬉しかったのですが、
”みんなのいえ”でのココリコの田中直樹さんのように、TKOの木下隆行さんを使ったところは
新鮮で良かったと思います。

その点、ストーリー重視というか、雰囲気を味わうAlwaysは内容が東京オリンピックの頃で
ロンドンとのタイミング的に良かったのですが、3作目は難しいですね。
前作との関係である程度ストーリーの流れが読めてしまいますが、
期待した通りの展開は安心感というか裏切られない喜びもあってよい作品になっていると思います。
また、前2作の時代と違い今回は自分も生まれていた時代、
それも東京が舞台ですので色々と懐かしい物もあり、
幼い頃に祖父の家に遊びに行ったような懐かしさが心地よかったのですが、
若い人たちがどのように感じるのかを聞いてみたい気もします。

残念ながら”はやぶさ”に関しては竹内結子さんのファンであれば別ですが、
レンタルでご覧になる事をおススメする程度です。
この題材に関しては、個人的にはもっとドキュメンタリー的な内容で見たいと思います。

なお、今回の3本はいずれも当地の貸しビデオ屋さんで購入したのですが、
リージョンもフリーになっていますし、パッケージの印刷もカラーコピーのようですから
ソフト自体もコピーなのではないかと思います。
買っておいてこんな事を言うのもなんですが、堂々と販売できる物なのでしょうかね?