春は卒業、入学、入社、転勤と、お引越しをされる方が多く、
この時期は弊社でも沢山のお客様との出会いや別れ(ご帰国)がございます。
10年近く暮らされたご家族もいれば、半年でご帰国と短い方もいらっしゃいますが、
雨が少なく温暖で過ごしやすい気候と、日本の物が豊富に揃う便利なL.A.での生活に
慣れてしまうと、日本へは戻りたくないと言う方が多いようです。
今月は宮城、栃木、千葉、東京、奈良、広島、熊本と日本各地からいらした
お客様の新居探しのお手伝いをさせていただきましたが、
こちらへ始めて来られる方は、当地の日系スーパーへご案内すると、
その品揃えの豊富さと値段に驚かれます。
渡米前にはどなたも不安な事が多いようで、本やインターネット、知り合いの方などから
いろいろと情報を聞いて準備をされるようですが、本日のタイトル3点が、
最近弊社のお客様から聞いたアメリカで入手が困難と言われている物のようです。
まずは、スリッパ。 多分、こちらでは室内でも靴を脱がないからだと思いますが
確かに室内でスリッパに履きかえる習慣は一般的にはありませんが、
スリッパ自体は比較的簡単に入手は可能ですよね。
先週も、いつもの通りアパートの契約後に家具や寝具のお買物へご案内していた際に
West L.A.のLinens-N-Things(寝具や台所用品のお店)でスリッパを見つけて
”アメリカにもあるんだ~”と喜んでいらしたお客様がいらっしゃいました。
もちろん、日系のスーパーでもご購入が可能です。
次はヘルスメーター。 体重計自体はアメリカにあることはご存知だと思われますが
キログラム表示の物が無いと言われるようで、ご自宅で使われていた物を
スーツケースに入れて持ち込まれたり、別便で送られる方も多いようです。
もちろんこちらで販売されている物は単位がポンドですが、殆どのモデルが
キロとポンドの切り替えができますのでご心配なく。
体脂率や骨の量なども測れる最新式の物は日本製が多いようです。
自分の体重をポンドで知っておくのも、意外と必要ですよ。
最後に洗浄式便座。
ヘルスメーターもそうですが、この手の商品は日本の物が世界一ですね。
先日もある有名な歌手が日本のトイレにはビックリしたとラジオ番組で話をしていて
笑ってしまいました。
上の写真はトーランスのマルカイ2階の家具売り場です。
大手メーカーの物から種類も豊富で、お値段は200ドル以下から900ドル程度まであります。
取り付けをしてくれる業者もいるようですが、付いている便座をはずして取り付けるだけで
ドライバーとペンチかモンキーレンチのような簡単な工具があればOK
大抵の場合、洗面台の所に電源のコンセントがありますので、
見てくれは良くないかもしれませんが、延長コードさえあれば電源の工事も不要です。
アパートなどでは殆ど問題ありませんが、一戸建てやコンドなどでは
タンクと一体になったオシャレな便器がたまに設置されていますが
このタイプには取り付けられない事がありますのでご注意下さい。
また、便座の形が丸い物と縦に少し長い2つのタイプがありますので
ご購入の際にはこの確認もお忘れなく。
退去時に元の簡単な便座へ戻しておけば問題はありませんので
アパートや借家でも、取り付けていただいて結構です。