L.A.でのお住まい探しは コア不動産(株)

カリフォルニア在住28年目の筆者が、L.A.の最新ニュース、生活に役立つ情報、楽しいお話しなどをお伝えいたします。 

端午の節句

2012年04月30日 | 生活

日本はゴールデンウィークですね。
今週一週間はお休みという方も多いのではないでしょうか、羨ましい!

去年は震災後でいろいろと大変でしたが今年はご旅行などに行かれる方も増えているようで、
少しは明るいムードで春を満喫できればイイですね。

もちろんアメリカでは通常の週で、銀行も郵便局も、そして学校も通常通りで、
次回の祝日は5月28日(月)のMemorial Dayです。

さて、我家には息子が3人いますので、毎年この時期になると
日本の親や義理の姉から贈ってもらった五月人形を飾ります。

幸いにも3人とも健やかに育っているのは、この人形達のおかげなのかもしれません。



できれば鯉のぼりもカリフォルニアの空高くに泳がせたいので、
次回日本へ帰った時にでも実家の鯉のぼりを探してみます。
ただ見つけても古くて使い物にはならないとは思いますが・・・・。

まあ、ポールも無いので、これは孫が出来た時のお楽しみにとっておきます。







 


M3.9

2012年04月23日 | 生活

不動産の仕事は週末も忙しくて曜日の感覚が薄くなってしまうのですが、
週の初めの月曜日はやはり色々と忙しく、今も銀行関係の事務手続きや
お客様からメールでいただいたお問い合わせなどへの返事を書いていると
ゴ、ゴ、ゴ、ド~ン!という衝撃!

あっという間の出来事で何も出来ず、ただビックリしただけでしたが、
正直な話、意外と心臓がバクバクいっていてます。

幸い何の被害も無いようですが、今まで経験した横に揺られる地震とは少し違う感じでした。

ここ暫く安定していたので気を抜いていましたが、
ご存知の通りアメリカの西海岸も地震が多く、過去にも大きな被害が何度も出ています。

昨年の日本での大震災以来、気象庁と米国内務省のU.S.Geological Surveyのサイトを
いつも使うPCのMy Favoriteへ追加しているので、早速詳細の情報を確認。
すると、震源地は我家の直ぐ南にあるLaguna Niguel。

たった3.9のマグニチュードですので、
今でも毎日のように地震が来ている地域の人には笑われてしまうかもしれませんが
車で行けば10分程の距離で、しかも震源は比較的浅い13.1Kmだったせいか
”揺れ”というよりも、下から突き上げられるような”衝撃”に近いが感じが異様で怖かったです。

留学や転勤で当地に来られる方は、
日本から離れて地震の心配から開放されると思っていても、
実際には西海岸沿いは日本と同じように地震が非常に多い事を話すと皆様驚かれます。

いつ来てもおかしくないと言われ続けている関東地方の直下型大地震と同じように
ここLAも、大きな地震がいつ起きても不思議ではない場所なので、
気を抜かないようにするつもりです。

また、先日もお伝えしたSan Onofreの原子力発電所は
今回の震源地までは直線距離にして15Km程度と非常に近いのですが
それほど揺れが大きくなくて助かりました。
今後も原発の真下で大きな地震が起きない事を祈るばかりです。


なお、上記の地図はU.S.Geological Surveyのホームページからのコピーです。
http://www.usgs.gov/


これを寿司とは・・・

2012年04月16日 | グルメ

言えないでしょう!

インドの人に日本のカレーを食べてもらうと概ね好評のようですが、
「この美味しい日本食は何という料理ですか?」と聞かれるという笑い話がありますよね。
それに、神聖な生き物である牛の肉を使ったビーフカレーなどは、
敬虔なヒンドゥー教の信者であれば気絶してしまうかもしれない暴挙ですよね。

更に、我々が幼い頃から親しんでいるケチャップ味のスパゲッティー・ナポリタンも、
ナポリの人には想像も付かない料理であり、パスタを使用した完全な日本食ですね。
それにイタリア料理と何の関係の無いタバスコを掛けるとか・・・

似たような現象が今回のネタ。

既にアメリカのお鮨屋さんでは定番メニューになっているカリフォルニアロールを始め、
ソフトシェル・クラブを揚げて、足がはみ出るように巻いたスパイダーロール
マグロやサーモン、エビ、アボカドなどを虹のようにキレイに並べて巻いたレインボーロール
スモークサーモンとクリームチーズを巻いたフィラデルフィアロール等、
中々良いアイデアで美味しい物も多いのですが、
このように食物はその土地の素材や文化で進化して当然なのでしょうが、
日本人としては”それはSUSHIと呼んじゃダメでしょう!”と言いたくなる物も増えてきましたね。

それにしても今回ご紹介する写真の”Extra Spicy Tuna Roll"を見つけ、
それも日系マーケット内ですよ! ビックリしたというか、呆れてしまいました。

以前から豆板醤などを使い辛く和えたマグロなどで
”スパイシー”系の巻物を作るお店はありましたが、
さらに大量の唐辛子を振り掛けるなんて、これを絶対にSUSHI呼ばないで!!!

辛いものが食べたければ他のエスニック料理店へ行って欲しい、と言うか
こんな物を日系のスーパーが売ってはダメです。

まずは白身から始めて、徐々に味の濃いものへ・・・・
と、偉そうな薀蓄をたれるのは好きではなく、好きな物から食べれば良いと思いますが、
こんな物一口食べたら口の中は麻痺して、
あとは何を食べても味なんか関係無くなってしまいますよね。
もちろん、一緒にダイエットコーラでも飲みながら食べるのでしょうが・・・・。

こんなゲテモノが本当の鮨を知らない人に”鮨”として食べられてしまう事が
残念というか怖いです。

仕入れや下準備に細心の注意と努力を払い伝統的な技と心で作られた美味しいお鮨を
日本人としては伝統の食文化として末永く残したいです。

我家には僕の曽祖父の代から通っている創業100年程の鮨屋があり、
息子達も帰国した際に連れて行きましたので5代に渡り贔屓にしています。

仕事でアメリカ人を東京へ案内した際にも連れて行って
本物のSUSHIを伝えましたし、アメリカ生まれの息子達にも
我家の鮨の基本となるのは、ここの味だという事を教えてあります。

最近はアーバインにも回転寿司店が何軒か出来て家族で食べにも行きましたが、
お腹はいっぱいになっても、何か満足できない気分です。

アメリカにも、日本で修行をされて素晴らしいお鮨を握る職人さんがいらっしゃいますが、
久し振りに本物の江戸前鮨、ただ刺身を乗せただけの握りではなく
きちっと仕事をしたコハダや煮蛤、煮アナゴが食べたい!という気分になって来ました。




停電

2012年04月12日 | 生活

夕食の後にのんびりとTVを見ていると、突然全ての電源が落ちて”真っ暗”に。

我家のブレーカーが落ちたのかと一瞬思いながらも、
カーテンを開けてご近所を見るとどこも真っ暗で、どうやら停電のよう。

先日問題があって運転を停止している近くの原発のせいで電力不足という話は聞いていないし、
天気は悪くなっていく予報があるけど落雷などの兆候はまだ無いし・・・・。

幸い仕事もしていなかったし食事も終わっていたので
直ぐに電気が必要になる問題は無いものの、家中真っ暗だといい年したオヤジでもチョット不安。

さて、どうしましょう?と考えたて浮かんだのがラップトップPC。

電源が無くてもバッテリーで動くので問題無いと思い立ち上げてみたものの、
ネットへ繋げるモデムは電源が必要!

こんな暗闇でワープロやエクセルが使いたいわけではなく
ネットを使って情報を集めたり動画を見たりしたかったのですが、
無線ルーターはバイパスさせても、肝心なモデムが動かないのでオンラインに出来ない!

そこで頼りになるのは携帯。
こういう時は最新のiPhoneが威力を発揮しますね。

電話としての機能に加え、ネットにアクセスしてニュースも確認可能ですし
4Sに追加されたカメラ用フラッシュは懐中電灯代わりにもなって非常に便利でした。

とりあえず、iPhone仲間でご近所にお住まいのお客様へ、
”我が家は停電ですが、そちらは大丈夫ですか?”とMsgを送ると、問題無いとのご返事。

春休みをいいことに連日友達の所へ遊びに行ってる末っ子へも連絡してみると、
どうやら停電しているのはアーバインでも我家の周辺だけみたい。

しばらく情報を集めたり、ニュースを見ていたりしましたが
TV等ではこんな局地的な問題をリアルタイムで報道する事も無く、
夜も遅くなって来たのでそのまま就寝しましたが、
明け方になって、電源がオンのままだった部屋のライトが点き、目覚まし時計が点滅し始めました。

今まで幸運だったのでしょうが、あまり停電の経験が無かっただけに
いかに電気に頼りきった生活だったかを思い知りました。

大きなバッテリーを搭載しているハイブリッド車を家庭用電源として使う事も可能なようですが、
緊急時に使える小さな発電機の購入を検討してみます。

なお、突然の停電や計画停電に関しての情報は電気会社のサイトで確認が可能です。
http://www.sce.com/info/PowerOutages/default.htm

Los Angeles市内:
https://www.ladwp.com


Pistachio

2012年04月06日 | グルメ

今日もサンタバーバラへ行ってきました!



世間は”Good Friday"ということで、アメリカでは正式な祝日でもないのに株式市場はお休みで、
フリーウェイはガラガラでス~イスイ。



日曜日に日本から来られるお客様のお部屋も無事に決まり、
とても親身になって助けてくれたアパートのマネージャーさんに心ばかりのお土産を持参して
午前中に手続きと来週の入居時の打ち合わせを済ませました。

先日はダウンタウンを中心に動いていたのですが、今回はもう少し西へ行き
空港やU.C.S.B.へも行ってみましたが、海沿いのキャンパスは環境抜群ですね。



さてサンタバーバラと言えばこの時期、有名なのがストロベリー・フェスティバル。
今年も4月29日から5月1日まで行われるようでので、
お時間があれば(散歩がてらと言うにはちょっと遠いですけど)行ってみてはいかがでしょうか。
http://www.santabarbaraca.com/includes/events/index.cfm?action=displayDetail&eventid=7782

でも、ストロベリーだったらアーバインも負けていないので
他に何かないかと探していたら、妻がピスタチオが美味しかったと教えてくれました。

実は以前、弊社のお客様が病み付きになってしまったほど美味しいという
ピスタチオをいただいた事がありましたが、確か栽培している会社が
Santa Barbara Pistachio Company

さっそくネットで場所を調べて、帰りに寄って買ってきたのですが、
山の奥にある畑とお店は予想以上に遠かった~!
社名の由来はサンタバーバラ市ではなく、サンタバーバラ郡から取ったようで、
”東京・・・"という名前だから地下鉄に乗れば買いに行けると思ったら、
奥多摩の方まで行かなくてはならなかったような・・・・・感じと言えば分かりますか?
おかげで1日の走行距離が400マイルを越えましたので、
サンフランシスコまで行く(片道)のと同じくらい走りました。

でも、そこまでしても行く価値はあったと思います。

オーガニック栽培で粒も大きく甘みもありますのでシンプルな塩味が僕は好きですが、
ガーリック味やオニオン・ガーリック味もイケマス。

食べ始めると止まらないし、せっかく来たのだからと思い、買ってしまったのが一番大きなサイズ!!



対象物が無いので大きさが分からないと思いますが、
4ポンド(約1.8キロ!)入りですので、抱えるほどの大きさです。
大きめのポテトチップスの袋とか、少し小さな枕くらいと言えば何となく想像が付くかもしれませんが
これだけ沢山入ってお値段は$30。
ただし、通販や他の代理店では$33だそうで、正に産地直売価格。

日本のネットでちょっと調べてみましたがイラン産が多いようで、
価格は500グラムで1500円前後ですので約半額ですね。

オーガニックですし、数種類あるフレーバーも楽しめますので
日本へのお土産としてもいいかもしれませんよ。



勿論、お店の裏は一面のピスタチオ林。
収穫は10月頃との事で今は何も実っていませんが、ピスタチオの木は初めて見ました。

ネットで通販も可能ですし、最近はWhole Foodsでも取り扱っているようですので
是非一度、ガーリック味をお試し下さい!

http://santabarbarapistachios.com/index.aspx


サンタバーバラ

2012年04月05日 | お仕事

一般的な住宅を取り扱う不動産エージェントは比較的狭い地域、
例えば「ビバリーヒルズの物件なら弊社へ・・・」や「アーバインのスペシャリト!」など
良く知る街、または顧客が多い地区で自分のテリトリーを決めて商売をしています。
まあ、ネットの発達などで大量の情報が簡単に得られる時代で変わって来ましたが
日本でも基本的に駅前の不動産屋はその周辺の物件だけを取り扱っていますよね。

ただ、日本から来られる方の為にアパートや賃貸物件の仲介サービスをしている弊社では、
L.A.を中心に広いエリアで物件をご紹介できるように情報を集め営業いたしております。

不動産のライセンス的にはカリフォルニア州内どこでも取り扱いは可能なのですが、
日本全土と同じくらいの広さがある州ですので、
さすがに普通は飛行機で行くような所までは直接ご案内することは難しいのが現実です。

先日もU.C.Berkeleyへ研究に来られるドクターからご連絡をいただいたのですが、
流石にサンフランシスコまでは行けず、直接のお手伝いはお断りしなければならなかったのですが
物件情報などはこちらからでも調べる事は出来ますし、入居に必要な書類の準備などに関する事も
色々とお手伝いさせていただきました。(ちなみに、料金はいただきません。無料のサービスです!)

そして先週も日本から留学されるとの事でアパート仲介のご依頼があった場所はSanta Barbara。

弊社のあるアーバインからフリーウェイの405号線を北上し、更に101号線を西に150マイル弱。
キロに直すと約240キロ。
日本だと日本橋から東海道を行けば浜松の少し手前。
北上すると福島県の郡山近くまで行ける距離。
LAXからWest LAに掛けて405号線は常に渋滞しているし、その先の峠を越えても101号線も常に渋滞で
平日の日中であれば良くて片道2時間半!事故や工事で渋滞すれば3時間以上かかる所ですので
始めは丁重にお断りしました。
ただ、単にお断りするだけでは弊社を見つけていただき、ご連絡をいただいたお客様に申し訳ないので
お手伝い出来ることはないかと思い、いろいろとお話しをさせていただきながら
サンタバーバラ周辺の物件を調べていると非常に情況が厳しい事も分かり始めました。
今回はお母様とご一緒に渡米され最初の1週間ほどはホテルに滞在されるとのことですが、
アパートに関しては学校からのサポートも無いらしく、多分彼らだけでアパートを捜して入居、
そして電気やガスの手配や新居での生活をスタートさせる事は非常に困難だと感じました。

もうこうなると無視できないのが悪い癖というか、商売では無く親戚や友人を助けるような使命感が沸き、
オイルチェンジをして新車のように快調なプリウス君を飛ばしてサンタバーバラへ行ってきました!



案の定、事前に調べていた通りサンタバーバラ市内では直ぐに入居可能な部屋は少なく、
あっても2Bedroomだったり、保証人のいない留学生はお断りだったり・・・。
それでも、何人かのアパートのマネージャーさんと直接お会いして色々と情報を集めた結果、
やっと手頃な1部屋を見つけました!

部屋を見せていただきたいと電話でお願いして直ぐに現地へ行き、マネージャーさんと直談判。
幸いお部屋自体も非常にキレイで家賃も手頃な1Bedroom。
アパートのルールでは住む本人にしか申込書を渡さないという所を何とかお願いして入手し、
オフィスに帰ってから直ぐにスキャンしたPdfを日本へメールで送信。

できればもっと沢山のお部屋を実際にご案内してからお決めいただく事がベストなのですが、
一番重要な事はこの厳しい情況下で、まずは安全に住む場所を確保する事ではないでしょうかと
説明をしてご理解をいただきました。

来週の入居へ向けて引き続きこの件は厳しい情況ですが、良い結果をご報告できるように頑張ります。

ところで快調のプリウス君、やっぱり凄いです。



朝、アーバインを出発した際にリセットして帰って来てエンジンを止める前に撮った写真がコレです。
走行距離306.5マイルで燃費が53.7MPG。日本風に換算すると1リッター22.8km!
テスト的に近くを走った結果ではなくフリーウェイの渋滞や山を登ったりと、
考えられる殆どの情況を500Km近く走っての数字ですので流石です!