民主党も自民党も総裁選が終わり、次は解散、総選挙となるのでしょうが、
苦戦が分かっている選挙はできるだけ後にしたいのは誰が考えても分かる事。
ドジョウは掴もうとすると、つるっと逃げます。
そんな日本とは違い、こちらの大統領選はもう間近。
候補者選びの段階から国民が参加できるので
この選挙に対する関心は非常に高く、
自分の支持する候補者のステッカーを車に張ったり、
選挙自体もお祭りのようでアメリカらしさイッパイです。
多分ご本人達はご存じ無いとは思いますが、
町にはこんな物も登場しています。
久し振りに行ったオモチャ屋で、ガチャガチャの横に一台のクレーンがあって
景品のぬいぐるみに目が止まってしまいました。
思わず写真を撮ってしまいましたが、
ロムニーさんはそっくり！
でも、オバマ大統領は・・・・ちょっと・・・・・耳が・・・・
両方取って遊んでみたかったのですが、
残念ながら機械が故障中でゲットできませんでした。
でも、この置き方を見るとお店の人はロムニー候補の支持者で、
機械も問題が無いのに、取らせないようにしているのかもしれませんね。
メディアの調査では、現役のオバマ大統領が僅差でリードとの事。
今後は更に選挙戦が激化してくるはずで、目が離せませんよ。
昨日からL.A.のテレビとラジオのニュースは
ダウンタウンのサイエンスセンターに展示される事になって
遥々フロリダから輸送されるスペースシャトル・エンデバー号の事で大騒ぎです。
中国でのデモや民主党の総裁選などは、もちろん一切報道されませんし、
自国の大統領選も後回しで、まさに街を上げてのお祭り騒ぎです。
悲しいかな、お祭り騒ぎが大好きな江戸っ子としては、
一生に一度のイベントで、もう２度と見る事が出来ませんよと言われてしまうと
その気になって仕事以上に張り切ってしまいます。
幸いにも、昨日日本から到着されたお客様へのアパートのご案内は
お客様の都合で（ここが大事！）明日からとなりましたので、
朝一番に仕事を片付けて、カメラを持って出かけて来ました。
日本では考えられない事だと思いますが、
LA市役所を始め、ダウンタウン周辺は３周もして、
シャトル開発に関わったパサデナのJPLからオレンジカウンティーまで飛んで
ディズニーランドやハンティントンビーチまで行き、
クイーンメリー号の上を超低空で飛行する大サービス！
最後はLAXに着陸すると思いきや、ローパスしてGo Around。
この間、South TerminalのRunway 25Lは事実上封鎖状態。
国土交通省だ都庁だ警視庁だ何だ・・・と、
絶対日本ではこんな事はできないでしょうが、
宇宙開発はアメリカの誇りでもあり、
星条旗を振りながら見る人やUSA,USAと叫ぶ人もいて
国民が自分の国を誇りに思う事を演出するのが、
この国は非常に上手ですね。
これだけ連日ニュースで伝えていると当然騒ぎも大きく、
偶然通りかかった消防署の屋根には
隊員達が上がって大撮影会！
人が上がるような屋根ではないと思いますが、
ハシゴは沢山あるでしょうし、屋根の上に上がるのは得意の人たちですよね。
一番人気は到着予定の空港周辺で、いつも飛行機を見に行くスポットがあるのですが
そこは既に超混雑との報道でパス。
高台で撮影にはベストスポットと言われているグリフィス天文台も
早朝から凄い人出で駐車場も満車。
ディズニーランドにも来るというのでアーバイン辺りでも見る事は可能と思いましたが
良い所を思いついたのでダウンタウンまで行って来ました。
ここは弊社のお客様が所有するコンドで、
地上8階になる屋上にはプールやバーベキューができるエリアがあり、
ハリウッドからダウンタウンまでを一望できる最高の環境。
ここで待つ事しばし。
天気は良いものの、スモッグで多少視界が悪かったのが残念ですが、
ニュースで伝えられていた時刻通り、
サンタモニカ方向から低空で東に向かう機影を見つけました。
残念ながら室内や人物のスナップショットに使う小型のデジカメなので
迫力がイマイチ伝わりにくいと思いますが、
高層ビルと殆ど変わらない超低空をユックリと豪快に飛ぶ姿は
本当にもう２度と見られない
”Once in a Lifetime"な光景の一つでした。
この後、パサデナからディズニーランド、そしてロングビーチへと向かい、
LAXへの到着までは30分以上あるでしたので
直ぐにダウンタウンから空港方面へ移動しました。
空港周辺は混雑を予想して駐車禁止地域を増やしたようで
車を停める所も無いはずなので少し手前の住宅街で待ち、
ランディングギアを下ろしたファイナルアプローチの姿がこれです。
この後、無事に着陸して空港では歓迎セレモニーもあったようですが、
次の見物はこの機体を一般道を使いダウンタウンまで陸送する作業です。
既に予定されているルートでは電線を高く吊り上げたり、
邪魔になりそうな木を伐採していますが、
木を切ると言うと必ず反対する人が出てくるのがアメリカらしい所でもありますね。
実はスペースシャトルを背中に乗せて飛ぶB-747は2機あって、
1機はかつて日本航空で使用されていた（元）JA8117
15年間も日本国内を飛んでいたので乗った方も多いはずですので
ぜひこの機体で飛んで欲しかったのですが、残念ながらもう１機の方だったようです。
因みに、NASAがこの機体を譲り受けて改造する際に、
機体の隅々まで整備されていた事に驚いたという話しを聞き、
JALファン、そして一人の日本人としても非常に嬉しかった記憶があります。
毎度親バカでスミマセン。
オリンピックどころか甲子園でも花園でもなく、
ましては決勝戦や何のタイトルもかかっていないローカルの１試合でしたが
僕にとっては感激、感動、感涙の夜でした。
University High School Trojansで頑張っている息子が
遂にタッチダウンしました！
夏休みも毎日欠かさず、暑かった中で激しい練習に耐えた成果が出たようです。
もちろん試合も勝って周りの父兄達も母校の勝利に大歓声ですが、
涙を堪えて感動を静かに噛締めていたのは僕だけだったかもしれません。
多分、本人も一生忘れない試合になったと思いますが、
僕は野球部でしたが、区の大会で勝った試合や
大事な場面で打ったヒットの感覚は今でも記憶に鮮明に残っています。
このような成功の記憶が、今後の彼の人生にとって大きな支えとなるはずです。
試合後に、一般客はグラウンド内へは入れないのですが、
昨日は特別に入れてもらい本人の所へ行くと
何とヒーローインタビュー中。
多分学校の放送部だと思いますが、俄かヒーローの誕生です。
これでリーグ戦前の５試合が終了し、2勝2敗1分け
来週は試合が無く、次回は10月5日（金）です。
試合毎に強くなっていますし、怪我をしている選手も回復が進んでいるようで
後半戦の更なる躍進に期待がもてます。
この1年での成長が著しく、
今では身長も我が家で一番高くなりました。
さあ、彼に負けないように僕も仕事を頑張らないと！
今でも付き合いのある日系のビデオゲーム業界の会議があり、
その翌日にはいつものようにゴルフ大会がありました。
1990年代からビデオゲームの業界へ入りましたのでもう20年近くになりますが、
TVに繋げて遊ぶコンソール型のゲーム機からパソコンや携帯電話で遊ぶソフトが主流となり
劇的に変化している業界でありながらも、しぶとく業界そしてアメリカに残っている人も多く
毎年の再会を楽しみにしております。
同じ業界でも、日本国内の情況は異なるのだと思いますが、
日本の本社から海外へ派遣された駐在員という立場・境遇で、
商売では競合する会社にも拘わらず意外と横の繋がりが強くて仲が良いのが特徴です。
たまにしか会えませんが気心の知れた仲間と和気藹々とプレイするのは楽しいのですが、
みんな心の中では優勝を狙って気合が入っていました。
勿論僕も昨年は惜しくも優勝を逃していますので今年こそはと思いましたが、
何と前回のラウンドが1年前のこの大会。
寝室に置きっ放しのゴルフバックには、サンノゼ空港から乗った飛行機のタグが付いたままだし、
バッグの中を開けてみると、ラウンドの後で着替えるつもりで入れたシャツや下着が出てきました！
（これらも1年振りのご対面です。）
こんな状態ですので、もちろんスコアは期待薄。
ゴルフのキャリア自体は40年を超えていますので
スタート前に少し打てば何とか恥ずかしくはないレベルでラウンドできますし、
2組目のスタートだったので大勢の仲間が見守る中でも何とか最初のドライバーは当たりました。
でも難しいのは100ヤード以内の距離感やグリーン周りの寄せやパット。
これが上手に出来ないとスコアはまとまりませんよね。
まあ、こうなる事は予想していましたので結果は完全に神頼み。
そこでゴルフの女神からいただいたシャツを着て行きました。
お蔭様で、練習不足にも拘わらず良いショットも打てて前半は好調だったのですが
この日のL.A.は記録的な猛暑で前半が終わった頃の気温は37℃。
ゴルフの練習不足よりも普段の運動不足の方が影響が大きかったかもしれませんが、
馴染みの無いコースでぶっつけ本番も重なり最終的なスコアは昨年以下。
ただ、仲間内のコンペですのでハンデを決めるは隠しホールを使うぺリア式を採用。
こうなると大叩きしたホールが運良く当たればハンデ倍増で、
バーディーもあるけどダボもある僕のようなスコアは優勝のチャンスもあったのですが
結果は残念ながら手ぶらでの帰宅となりました。
昨年は家族で食事に行ける程度の賞金と副賞の焼酎を持ち帰ったので
週末に家族サービスが出来なくても少しは胸を張って帰宅ができましたが、
今年は楽しくゴルフができた事と気持ち良く送り出してくれた妻に感謝しました。
因みに今回のトーナメントはDowney市にあるRio Hondo Golf Clubで行われました
フェアウェイは殆ど平で真直ぐですので難しいホールはありませんが、
残念ながらグリーンの状態はイマイチで、タッチを合わせるのが非常に難しかったです。
平日は39ドルでプレイが可能ですので初心者の方でも楽しく気楽にプレイが可能ではないでしょうか。
http://www.riohondogolfclub.com/
来年のこの会は幹事が北カリフォルニアの会社ですので会場もその近くになるはずで楽しみですが
もう少し準備をして望むつもりです。
University High School Trojansが
昨晩のLa Quinta High School戦に34対6で勝ち、
今シーズン4試合目で初勝利を上げました！
実は先週のLaguna Beach High Schoolとの試合が逆転に次ぐ逆転の好ゲームでした。
ハーフタイム時には28対17でリードしていたので、そのままリードを保って初勝利か！と期待していると
後半に連続して19点も取られて逆転されてしまいました。
試合時間も残り2分となりタッチダウンだけでは逆転が出来ない情況になりながらも、
まるでジョー・モンタナがいた49Nersのように一気に攻め立ててタッチダウンで6点。
そして残り4.9秒で2ポイントを上げて同点にしたという
観戦していて非常に面白いゲームでした。
応援に来ていた同級生の親達も大歓声で、まるで試合に勝ったような雰囲気でしたが
僕も興奮して叫び過ぎたせいで声がかれて、翌日は無口なオジサンになってしまいました。
まだ何かテンポが悪くミスも多かった最初の頃に比べると
試合毎に強くなっていくのが感じられましたので、昨日の試合には期待が高まっていました。
今回の試合はこのスコアでも圧勝ですが、実は取り消しになったタッチダウンが3つもあり、
初勝利にも関わらず甘い言葉は少なく、試合後にコーチから厳しく叱られたようです。
（一番右側で後ろに手をついている7番の選手は息子の親友なのですが、
試合中に左足を負傷して普通に座れないので、あんな格好で座っています。）
ただ、素人の僕が見ていても気が付くような反則が見逃されたり、
普通ならば問題のないような行為も厳しくファウルにされていて
完全にアウェイの不利な情況でしたが選手達は良く耐えて頑張りました。
この辺がこのチーム、そしてヘッドコーチの素晴らしい所で、
まずはスポーツマンらしく戦う事を普段から教育されているようです。
通常は金曜日が試合で夕方から仕事がある今週は都合が悪かったのですが、
試合会場の関係か奇跡的に木曜日に試合が行われたので、
この待ち望んだ歴史的な初勝利を観戦する事が出来ました。
試合後はチアリーダーと一緒に応援席に向かってご挨拶。
親指をつけて両手を広げているのは、校名の頭文字”U”を表します。
今後はもう1試合他リーグのチームと試合をしてから、
10月にはPacific Coastのリーグ戦に入ります。
既にパスを何本も取ってワイドレシーバーとして頑張っている息子が
いつタッチダウンを見せてくれるかが楽しみです。
もうすぐ来る自分の誕生日にでもやってくれると、
プレゼントとして買ったヘルメットのストーリーとしても上手くマッチするのですが・・・・
もう既に激しい戦いの痕が沢山付いたヘルメットですが、
汗臭いので彼が見てないところでファブリーズをイッパイ吹き掛けてます（笑）