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カリフォルニア在住28年目の筆者が、L.A.の最新ニュース、生活に役立つ情報、楽しいお話しなどをお伝えいたします。 

強風、落ち葉、合格通知

2011年12月23日 | 生活

ここ数日は(先日にも増して)風が強くて大変でしたね。
我家の近所では昨日はゴミを出す日だったのですが、
家庭用の(かなり大きな)ゴミ箱が強風で倒れて車道に沢山転がっていましたし、
先日降った雨の影響で地盤が軟らかくなっていたせいか、
大きな木が倒れる事も多かったようですね。

ヤシの木の印象が強いL.A.ですが、松や杉、アーバインには大きなユーカリの木も多いのですが、
広葉樹も案外と多く、この時期には落ち葉を掃除するのも大変です。

特にここ数日のような強い風が吹くと、吹き溜まりは上の写真のような状態になってしまいます。

さて、夏時間が終わった頃から急に日が短くなる感じが強かったのですが、
冬至を向かえ、これからまた徐々に日が長くなり夏へと向かいますね。

そして明日はクリスマス・イブ!
今年も残す所、あと一週間ほどになってしまいました。

今年は多くの日本人にとっては大変な1年ではなかったでしょうか。
我家は幸いにも被災した家族や親戚もありませんでしたが、
普段の生活や仕事には確実に大きな影響がありました。

そんな年の瀬に嬉しいニュースが届きました。

幾つかの大学へ入学願書を出していた長男に、現時点で2校から入学許可の手紙が届きました。

ご存知の方も多いと思いますが、
アメリカの大学では日本の様な受験生を集めて行う試験は(一般的には)ありません。

各自が高校の成績やSATのスコア、志望の理由を書いた手紙などを大学へ送り、
合否の判断を待ちます。

息子の場合、残念ながら成績やスポーツが優秀で奨学金が出るほどではなかったので
高校から直ぐに4年生大学へ行かず、まずは近所のコミュニティーカレッジで一般教養の単位を取り
その後、Universityへ編入する方法をとりました。

当初は2年の計画でしたが、州の財政難でクラスが少なくなったり、
良い成績を保つ為にクラスを絞り込んで受講したために実質3年を要してしまいましたが
来年秋の新学期からはカリフォルニアの州立大学へ入学できそうです。

毎年授業料が値上がりしているのが悩みの種ですが、
まだまだ頑張って働かないといけないようです。

メリークリスマス。





おさむ~ございます。

2011年12月07日 | 生活

12月に入り寒さがグッと増しましたが、
皆様お元気ですか?

今朝の最低気温は華氏で39度くらいですから、摂氏で4度ほど。
常夏のようなイメージのL.A.も冬場は多少寒くなるのですが、
今朝のTVではどの局も、この寒さがトップニュース。

でも、東京の天気を見ると最低気温は同じ位ですから
実際はちっとも大したことではないんですよね。

どういう訳か一番古くて、安くて、オンボロの息子の車が
最近は偉そうにガレージの中に入れられるようになっていて、
昨日の晩は外に出されていたJETTA君の屋根には霜が降りてました。



我家は多少のリフォームをしてあるので窓はペアガラスのサッシになっていますが、
一般的な南カリフォルニアの住宅の典型で壁に大した断熱材も入っていませんし、
ドアの周りは隙間だらけで防寒対策は弱く、
都市ガスを利用した大きなヒーターで強制的に温風を家中に送り込む
セントラルヒーティングが暖房のメインとなります。

ただこのタイプの問題は細かな温度調節が苦手な事で、
1階を快適な温度にセットすると2階が非常に高温となってしまいます。

全ての寝室が2階にある我家ではどうしても2階の温度を基本にしますので、
寒い1階のキッチンなどでは電気式の小さなヒーターを使っています。



多分これ以上寒くなる事は無いと思いますが、
年末頃から天候が多少不安定になり、雨が降る事も多くなります。

どうか皆様お体に気を付けて、温かくて楽しいホリデーシーズンをお迎え下さい。




Jetta君、修理完了

2011年12月02日 | Car Life

ここ2日間、L.A.周辺は風が非常に強かったですね。
未だに停電している地区も多いようですが、幸いアーバイン地区は問題ありません。

TVのニュースでご覧になった方も多いのではないかと思いますが、
パサデナのガソリンスタンドでは歩道の木が倒れて大きな被害になっていましたが、
実はこのスタンドで給油をする事が多くて、顔見知りの従業員が映っていて驚きました。

他のエリアでも強風で倒れた木が電線を切る事が多かったようですが、
それ以上にL.A.らしい問題はヤシの木。

枯れて茶色くなった大きな葉(枝)が大量に路上に散乱してた事ですね。


市がきちんと管理をしている地域では枯れる前に切り取っていますので風で落ちる事は少ないのですが、
これだけの本数と財政難による公共サービスの低下に加え、
個人の庭にも大きなヤシの木が多いので、その量は凄かったです。

普通の葉っぱで怪我をする事は無いと思いますが、枯れたヤシの葉は非常に危険。
何しろご存知の通り気候が良いので成長も良く、
背の高いヤシの木から落ちてくる大きな葉が人を直撃すれば大怪我をしますし、
車であれば凹んで傷もつきますので、風の強い日にはヤシの木に要注意です。

さて本題の修理の続きですが、必要なパーツをネットで色々と探しましたが、
届くまでに時間も掛かるので今回はVWのディーラーで純正部品を買いました。

ただ、週末はパーツ部門も開いていませんので数日間は応急処置をしたのですが、
見て下さい! この独創的というか掟破りの修理。
色々と悩んで試した結果、オイルの量を見るDip Stickを差し込む管には
ガーデンホースを切って代用しました。



もちろん栓をしないとバキュームのリークになるので、
先端を折り曲げて縛って完了。


プロのメカニックが見たら笑われるでしょうが、同時にGood Ideaだと感心してくれると思っていましたが、
数日後には無事に純正の新品と交換。


更に今回のメイン、CV Bootを交換。
年式の違いなのか、ネットで修理に必要と書かれていた工具が全く違う物で
買い換える手間がありましたが、
他には特に難しい事も無くフロントのドライブアクスルをトランスミッションから取り外せました。

実は、最近はお休み中のボルボ君も同じ所が破損したのですが、
相談した修理工場ではCV Bootの交換はしないとの事で
アクスルごと交換してしまいましたが、自分でやれば良かったと後悔しています。



作業的には、トランスミッション側にある6本のネジを外し、
外側はホイール、ブレーキ・キャリパー(紐で吊ってある赤い物)ブレーキ・ディスクを外し、
ホイールハブとアクスルを留めている大きなネジを外せばOK

そして取り外したアクスルと新しいブーツがこちらの写真。


写真ではキレイに写っていますが、実は古いグリースを拭き取るのが結構大変で、
グローブをした手がベタベタでカメラを使う事が出来ずに写真が撮れませんでした。

新しいブーツを取り付けた後で、チューブから新しいグリースを”塗る”というより
”パーツを漬け込む”ような感じで搾り出してから添付のリングを締めれば準備完了。

あとは取り外した順番と逆に、ブレーキディスクやキャリパーを取り付けて行って修理完了。

実はジェッタ君、レジストレーションを更新する時期でしたので
この後、購入後初めてのスモッグ・チェックを受けてから近くのAAAのオフィスへ行き
登録料を払い、2012年のステッカーを貰ってきました。



これで暫くは安心して乗れそうですが、この一連の修理期間中
プリウス君は妻が乗り、僕がこのジェッタ君をメインに運転していましたが
静かで燃費の素晴らしい21世紀のハイブリッド車も凄いが、
18インチでヨンマルの扁平タイヤでサスも硬くて乗り心地は硬いけど、
踏めばドッカーンとターボが利いて元気に走る車もイイなと惚れ直しました。

ただ、いい気になってターボを利かせてカッ飛んでいると
使うガソリンはプリウスの3倍以上にもなるのは罪悪感というか
お財布への負担も大きくて玉に瑕ですが・・・。

パーツを買いにディーラーへ行った際に、6速MTのGOLFのTDI(ディーゼル)がありましたので
近い内に時間を作って試乗に行ってみようと考えています。
最新のディーゼル車は排ガスもキレイになっているようで興味があるのですが、
日本と違い軽油がガソリンのプレミアムよりも高いのが問題かもしれません。