帰国した理由からして非常に辛い情況だった今回の日本行き。
行きの飛行機から波乱が始まり、着いた所は関西国際空港。
大阪に泊まるのは1970年の万博以来だったから実に43年振り。
とは言え、名物のお好み焼も串カツも食べず、
豹柄の服を着たお姉様方に遭遇するチャンスもなく数時間後には東京へ出発。
雪が残る真冬の東京での1週間は精神的にも肉体的にも非常に過酷でしたが、
今回の旅では本当に日本人は親切だと実感しました。
空港や駅の職員さん、時差ぼけと予期していなかった情況で混乱していた僕を
助けてくれてありがとう。
住所が分からず、いい加減な情報だけで行き先を指示してしまったために
目的地が見つけられず、それでも近所をメーターを止めて走りまわってくれた
タクシーの運転手さん、ありがとう。
道を聞くために飛び込んだドラッグストアの店員さんとお客さん、
郵便局の職員さん、交番にいた刑事さん、ありがとう。
”お役所仕事”と言えばサービスが事務的で冷たい印象でしたが、
積極的に市民へのサービス向上に勤めている態度が非常に良く出ていて、
どこの区役所もビックリするくらい快適、そう、区役所が快適なのですよ。
そして、優しく書類の記入方法を教えてくれた職員さん、ありがとう。
今もこちらでお世話になっているUnion Bankの親会社、三菱東京UFJ銀行を
日本でも使っていますが、本当に親身になって相談に乗っていただき、
必要な情報や書類を準備してくれたお客様相談課の上妻さん、ありがとう。
もちろん、コンビニからスーパー、デパートや専門店でも店員さんの態度は
”バカ”が付くほど丁寧。
これは決して特別ではないのでしょうが、人生の半分以上をアメリカで暮らし
こちらの接客態度がスタンダードとなってしまった者にとっては異次元の感覚です。
外国人が日本の事を書いているブログ集めたサイトによくあるように、
改めて日本の素晴らしさを実感しましたが、彼らにとっては驚きの連続でしょうね。
なお、このクオリティーを弊社ではアメリカでも提供できるよう努めます!
次回は必ず息子達を連れて帰り今の日本を肌で感じさせてやるつもりです。
ただ、時期はもう少し暖かい時がいいですね。
温泉へも行きたいし、和室の畳の上に布団を敷いて川の字で寝て・・・・
ブログでもお伝えした様に今回の帰国では色々なご馳走をいただきましたが
最後に来てその運も尽きたのか帰国前夜の食事は予定外の事態で、まさかのコンビニ。
実はこの日だけでは無く、初日に泊まる事になった新大阪でも
コンビニは本当に便利に利用させてもらいましたが日本のコンビニは
サービスから品揃え、勿論、商品のクオリティーも非常にレベルが高くて素晴らしいですね。
本場アメリカのコンビニは最後のチョイスというか、
たまに飲み物を買う程度にしか使いませんが日本のコンビニはもう生活の一部になり得ますね。
レンタルビデオ屋さんで借りた日本のTV番組でスイーツやお惣菜が充実しているという事を
知っていましたので色々と試してみたかったのですが、
さすがにホテルの部屋で作れる物には限界もあり、取り敢えず厚焼玉子を買ってみました。
これは一口大に切れていて便利という売りでしたが、確かに切る手間要らずで
僕のようにホテルの部屋で食べるのには非常に好都合でした。
お弁当の類いも本当に沢山あってどれも美味しそうでしたが、
悩んだあげく最終的に手にしてしまったのはオニギリ。
ただ、2年前に帰った時に気に入った卵かけ御飯のオニギリが今回は見当たりませんでしたが
無くなってしまったのでしょうか?
食品だけではなく生活に必要な物まで何でも揃い、公共料金の支払いや
行政サービスまで出来るようになって更に便利で
正にコンビニエンスな日本のコンビニは凄いですね。
久しぶりに会った従兄弟達が飲みに誘ってくれました。
何処へ行きたいかとリクエストを聞かれたので、
迷わず"ガード下の焼き鳥屋"というと、連れて行ってくれたのが
有楽町から少し新橋寄りに行った所の正に山の手線のガード下にあるお店。
残念ながらお店への名前も聞かず写真も撮りませんでしたが、
屋台の横に椅子を並べて営業しているような(?)
20人も入れば満席になる小さなお店(でも、ちゃんとトイレは有るので安心)
先ずはビールと煮込みで宴会スタートし、
程なくして頼んだ焼き鳥が出来あがり完璧な飲み屋メニューの完成。
この辺りは霞ヶ関勤務の従兄弟の守備範囲で今回の店も彼が馴染みらしく
お店の人にも大変親切にして頂きました。
翌日は品川にあるインド料理店でランチ。
チキンと野菜のカレーに大きなナン。
グリルしたチキンとソーセージ、サラダや食後のミルクティーも付いて
これも大満足。
そして、日本へ帰ると必ず食べるのがこれ。
モスバーガーのテリヤキバーガー。
今回は戸籍謄本を取りに渋谷区役所へ行った際に
隣にあったお店(渋谷公園通り店)に入りました。
本当はロースカツバーガーや海老カツバーガーも食べてみたかったのですが
さすがに一人で3個も食べられず、その後の予定もあったので
To Goにすることもできませんでしたので
また次回の楽しみにしておきますが、合挽きのパテが独特で甘いソースや
沢山のレタスとマヨネーズが絶妙で大好きです。
大切な用事も済み、墓参りとランチをとりに浅草へ来ました。
地下鉄の駅を出ると正面にはスカイツリーがお出迎え。
天気が良いと東京中どこへ行っても見えるのですが、
流石にこれだけ近くまで来ると迫力があります。
ここからスカイツリー方向へ流れる人混みと反対に
ランチを食べに目指したお店はここ。
最近、ご主人がTVによく出て来るのでご存知の方も多いと思いますが、
鰻の色川
古くて狭くてお世辞にも綺麗と言えない様な店ですが、
浅草らしくて僕には妙に心地良い感じです。
最近はうなぎの値段がかなり高くなってしまいましたが、
決して高級とか上品といった類いの料理ではなく、
気軽に行って豪快に食べるのが好きです。
無論、素焼きの後で蒸す江戸前ですから身は柔らかく適度に脂が抜けるのであっさりとしていて
一緒に出て来る奈良漬けなどへ箸を伸ばすことなく一気に平らげる事が出来ます。
鰻重は(大)か(小)の2種類だけで、お吸い物は付いて来ますが肝は入っていません。
以前は(並)、(上)、(特上)、(筏)とチョイスも多く、
(上)でも2,000円以下だったのが稚魚の不良で価格が高騰して
今回食べた(大)は3,500円でした。
他には白焼きや肝焼などがあります。
開店時間には並んでいる人も多いようですが、
多少時間をずらせばそれ程待たずに食べられるはずです。
勿論お味は期待通りというか、素直に美味しかったと言える鰻重ですので
お近くにお越しの際には是非お試しください。
久しぶりに中学時代の同級生と食事をしましたが、
20数年ぶりに会った奴もいて、お互いにオヤジになった容姿に驚きながらも
幼い頃の友達は一番気を使わずにイイですね。
頑張って弁護士になったり、有名な企業の役員や、
家業を継いだり、みんな元気で頑張っている事を聞くと嬉しいものです。
いつもはもっとヘビーなメニューが多いのですが、
今回は僕の状況を考えてくれた幹事役の親友が選んだお店は、
湯葉と豆腐の店 梅の花
豆腐をメインにした非常に繊細で体に優しいながらも、
どの料理もオイシイ!
アメリカにも色々な日本食レストランが増えましたが、
流石に豆腐系だけだとちょっとまだ少し難かしいかもしれませんね。
このお店は全国的に店舗展開しているようですが、
気に入りました!
www.umenohana.co.jp
急な私用で日本に飛んで来ました。
ここ数日間にお電話にてご連絡を頂きましたお客様には、
ご返事ができず大変申し訳ございませんでした。
月曜日にはLAに戻り、業務を開始致します。
勿論、今回も行先は東京だったのですが、
なんと成田空港が吹雪で閉鎖され、関空へまさかのダイバート!
雨の準備をして傘は持て来たのですが、数年ぶりの豪雪は想定外。
それも、一番激しく降っている時に、
その低気圧を突き抜けようとしたなんて・・・・
たとえ着陸しても成田周辺は大変だったようで、
大雪の中を移動するよりは良かったのかもしれません。
(と、ポジティブに考えます!)
お蔭で久しぶりに新幹線にも乗れて、
綺麗な富士山も見ることができましたが、
翌日のスケジュールは目茶苦茶。
「神は乗り越えられる試練しか与えない」と呟きながら、
暖かなカリフォルニアで鈍った身体に鞭打ながら蓄えた脂肪をフルに使い
雪の積った歩道を使い過ぎでタイヤがすり減った動きの鈍いスーツケースを
必死に押して無事目的地へ着き、予定していた事は全て終わらせる事が出来ました。
ご存知の通りこのブログはLAの話題を中心にお伝えしておりますが、
せっかくなので、暫くは日本の情報にお付き合いください。
明けましておめでとうございます。
旧年中は大変にお世話になりまして、誠にありがとうございました。
今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
と、本来ならば元旦にご挨拶をしなければいけなかったのですが、
あっという間に5日になってしまいました。
(かろうじて松の内に更新できて、良かったです。)
さて、手作りの”栗きんとん”も美味しく完成しましたが、
大学生の長男が年末・年始のアルバイトが忙しく
元日も朝の4時には家を出るという脅威の頑張りで、
いつもなら朝からお雑煮とおせち料理を頂くのですが、
今年は彼の帰宅を待って、朝とお昼は残りのメンバーで軽く済ませて、
家族全員が揃った夕食をメインに新年のお祝いをしました。
大晦日に妻と二人でミツワ->ニジヤ->マルカイ->ミツワと駆け回り、
買い漁った材料で作ったおせち料理と一緒にいただいた年初めのお酒は、
アメリカに来られる度に美味しいお米などのお土産を頂いているお客様からの物で、
福島の大七酒造の純米大吟醸「箕輪門」と、
「純米生酛」の原酒と紀州産南高梅でつくった「生酛梅酒」
実は数ヶ月前に頂いたのですが、飲みたい衝動をぐっと堪えお正月用にとっておいたのですが
和食にはやっぱり日本酒が一番ですね。
「箕輪門」は色々な賞に輝いた逸品だそうで、
流石に大吟醸だけあって雑味がないスッキリとした味で飲み易く、
お刺身やカズノコなどには最高の組み合わせでした。
実は梅酒は夫婦共に大好きなのですが、
今まで飲んだ事のある物はホワイトリカーで作られた物でしたので
日本酒の原酒で造られた物は始めてでした。
実際に梅のフルーティーさに加え日本酒独特の”酒”らしい香りがありますので
今まで飲んでいた普通の梅酒とは違う事が分かります。
それでいながら、口に含むと非常に品の良い梅の甘さが広がりますので
デザート感覚で伊達巻や栗きんとんと合わせれば、もう文句無し。
ただ、子供の頃から瓶の底に沈んでいるシワシワの梅が大好きだった者としては、
その最高級な梅が瓶の中に入っていないのが非常に残念!
一体あの美味しい梅はどうしたのでしょうか?
生産している蔵元へ行けば買う事も可能なのでしょうか!
今年も楽しくて、役に立ちそうで、ちょっと自分勝手な情報を
タイムリーにお伝えできるように頑張りますので、
どうぞ宜しくお願いいたします。
コメントもドンドン書き込んで下さいね。
非表示にする事も可能ですので、
ご連絡先をお書きいただければ直接ご返事をお送りいたします!
日本のTVで見たんだけど、本当に・・・?とか、
L.A.周辺の事であれば僕が直接行って調べてくる事も可能ですので、
どんな事でも知りたいことがあればお知らせ下さい!