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カリフォルニア在住28年目の筆者が、L.A.の最新ニュース、生活に役立つ情報、楽しいお話しなどをお伝えいたします。 

ありがたい!

2013年03月31日 | 生活

アベノミクスの効果が海を越えてアメリカにも現れて来ました!

上の写真は日系スーパーの広告。
この広告を見る前にも日系の書店で
日本から輸入している書籍の価格を下げるという張り紙を見ました。

アメリカに住んで、ドルで収入を得ている身にとっては、
ドルが高くなって輸入品が安く買えることは非常に嬉しい傾向です。
次回日本へ行く際には今までよりも少しは贅沢ができるかも!

それでも円ドル相場は未だほんの少し戻しただけですので依然”かなりの円高”だと思いますが、
アメリカの景気も徐々に良くなってきているという事を肌で感じられる事が多くなっています。

実は、我家の2軒隣が先週売りに出たので妻と二人で中を見に行きました。
この家は我家と同じ間取りで以前は貸家となっていましたが、
1階は新しくフローリングにして、壁もキレイに塗りなおしてありますが、
窓は古いアルミのサッシでドアも古いシンプルな物。
いったい幾らで売りに出ているのかと思い不動産業者が使うサイト(MLS)で
調べてみると何と市場に出てからわずか5日で買い手が決まったようです。
そして価格も我家を買った値段の3倍以上!
まあ、不動産バブル全盛の時にはもっと高かったのですが、
南カリフォルニアの戸建て物件は投資的にも非常に良い対象ですね。
とは言え、売らない限り価値が幾らになろうが関係ないし、
固定資産税も買った時の値段が基なので大きくは変わらないし。

また弊社で取引のある家の増改築や店舗などを手がける建築家の方にお話しを聞くと、
仕事の依頼がここ数ヶ月で非常に増えていて、
彼も景気の好調さを実感しているということでした。
更に、買い物へ行けばどこのショッピングセンターもお客さんがイッパイですし、
飛行機は満席、ディズニーランドも混んでいるようです。


それにしても、今までは円高の影響で”そ~っと”何も言わずに値段を上げ来たのに、
安くする時だけ声高に言うのは流石に商売上手ですね。


Timber!

2013年03月18日 | 生活

我家の正面に立つ立派な木。
多分、Torreya California(カヤの一種)ではないかと思いますが、
日当りもよく、スプリンクラーで毎日水を撒いていたのでグングン成長し、
こんなに立派になりました。



夏場は心地良い日陰を作ってくれますし、小さな時から小まめに剪定したので
形も良く育って気に入っていたのですが、最近は色々と問題も多くなっていました。

実はこの木には雌雄があり、ご近所にも同じ木が沢山植えられているのですが
我家の木だけが雌(メス)!

周りのオスどもにはマドンナ的な存在なのかもしれませんが、
彼らの愛情からか、今年は銀杏のような実が大豊作!
銀杏のような強い臭いが無いのが救いですが、
食べる事もできず、ただ邪魔というかゴミ状態。
種は意外と大きくて硬いし、果肉は水分が多いので踏むと滑って意外と危険。



放置しておくことも出来ないので毎朝そうじが大変で、
先日の風の強かった日は何とバケツ2杯分も採れました。

更に、太く育った根っこが歩道のコンクリートを押し上げてしまい、
大きな段差が出来てしまい大問題。



一応、歩道の段差は応急処置をしてもらいましたが、これ以上我慢できないので
市の担当者へ事情を説明して相談すると翌日には見に来てくれて、
伐採(植え替え)する事になりました。

ただ、これだけ大きな木になると地下にある配管等を確認する必要があるらしく、
ガス会社や電気会社の人が調べにやって来て、地面には何やらマークを書いて行きましたが
どうやら問題は無さそうな様子。

そして伐採予定日はこの木の前が駐車禁止となり、
当日は朝7時には大きな機材を積んだトラックが2台、我家の前に到着して作業を開始しました。



まずは木にロープを掛け、倒す方へ引っ張りながらチェーンソーで根元をカット。
ものの数分でご覧の通り。



後は枝を落とし、幹も短く切って粉砕機へ投入。
そして切り株は、円盤状のノコギリが回転する専用の重機で
太い部分を粉々に削るだけ。(地中に伸びた細い根は無視)



後はブロアーで粉砕した木くずを集め、掘った穴には土を入れてオシマイ。



ここまで作業開始から2時間弱。
歩道の修理はまだですが、これで毎朝の掃除が不要になって大助かりです。

将来的に同じ問題が起きるので新しい木は植えない方が良いのではと聞いてみたのですが、
市の条例では、1本切ったら1本植えるという決まりがあるらしく、
また違う木を植えるそうです。

せっかく大きく育った木を切ってしまうのは個人的に心苦しいのですが、
今回は物理的な被害が大きかったので仕方がありませんでした。

ただこれで、また新しい木を育てる楽しみも出来ました。
個人的な好みを言えば、ソメイヨシノでも植えたいところですが、
はたしてどんな木を市は選んで植えてくれるのでしょうか。

因みに題名の”Timber"は、アメリカの木こりさんが木が倒れる際に叫ぶ言葉で、
日本では「倒れるぞ~!」と言うのと同じです。


高校生の分際で、

2013年03月14日 | Car Life

マイカー通学とは、生意気ですよね。(でも羨ましい!!!)

ご存知の通り、こちらは高校生でも運転免許が取得可能で、
高校の駐車場には生徒用のスペースが教職員用よりも沢山あります。

昼休みには車でランチへ行くんですよ!

アーバインではスクールバスによる送迎は特別な生徒だけで、
基本的に子供を学校へ送って行くのは親の役目。
我家では朝の送りが僕で午後のお迎えが妻の仕事。

長男がデイケアに行くようになって始まったこの習慣も、
末っ子が自分で運転して登校するようになって遂に終了。
(なんと18年間!)

ご承知の読者も多いと思いますが、歳の近い息子が3人!

同じ小学校へ3人同時に落とすことが出来た時期は比較的楽でしたが、
小、中、高校と3人とも別の学校に通っていた時は大変でした。
まずは次男と三男を乗せて中学と小学校をまわり、
一旦帰宅して長男を乗せて高校へダッシュ。

多分、このような情況になる親が居る事を考慮して始業時間をづつずらしてくれているのだと思いますが、
全て予定通りに進んでも大変なのに長い間には
・ 誰かの体調が悪かったり(5人も居るので確立高し)
・ 犬が逃げたり(多分、散歩に行きたかったのでしょう)
・ トイレが詰まったり(下水管の問題でした)
・ 車のバッテリーが上がったり・・・(車関係は他にも色々ありました!)
本当に様々な事が起こりスクランブル発進も数しれず。

僕は出張などでいない事も多かったので偉いことは言えませんが、
そんな時には送りも迎えも一人でこなし、
誰よりも早く起きて朝食の支度もしている妻の苦労は更に大変だった筈です。

もう6時前に起きて支度をする必要が無くなったことは嬉しいのですが、
学校に着くまでの車中は親子で話をするには非常に良い環境で貴重な時間でした。

子供達が育って行くことは嬉しい事ながら、
どんどん離れて行ってしまう淋しさも感じてしまうのは僕だけでしょうか。


Selective Service

2013年03月12日 | 生活

日曜日から夏時間に変わりましたが、ちゃんと朝、起きられてますか?
たった1時間ですが案外慣れるまで時間がかかりますよね。

以前はイースターの頃だったので日の出の時間ももう少し早くなっていて
体内時計の調整も今よりは楽だったのですが・・・
まあ、多分に年のせいでもあるのでしょうけど。

さて、上の写真は去年の10月に18歳になった末っ子に届いたもの。

軍隊への徴兵ではないのですが、その準備段階というか、
米国人や永住権保持者、更に詳しく調べてみると不法滞在者なども、
既に軍隊などに所属していたり余程の病気などでなければ、
18歳から25歳までの男性は必ず行う必要のある
Selective Service Systemへの登録書類です。

でも女性にはその義務が無いのは不公平ではないかと思って調べてみると
SSSのホームページ(www.sss.gov)の一番始めに説明があり、
国防長官が最前線での女性の戦闘活動を認めたがこの登録に関する法律の変更は未だで、
引き続き18歳から25歳までの男性のみが対象になっているとの説明がありました。

わが子たちはアメリカ生まれですのでアメリカ国籍を持っていますが、
親が日本人ですので日本国籍も保持する二重国籍なのですが、
勿論彼らにも登録の必要があり長男も次男も既に同じフォームで登録してあります。

息子達の幼なじみで以前は我家で一緒に遊んだお向かいの男の子も、
今では海兵隊に入って立派に頑張っていますし、
僕より少し年配のご近所のオジサマ達は殆ど軍隊経験者です。
自衛隊員が市街地を迷彩服で走っただけでギャーギャー騒ぐ人がいるようですが、
アメリカでの生活では軍との関わりも非常に大きく、
尊敬と感謝の念を持って接しています。

先日日本へ帰った際に、祖父の勲章をいくつか見つけて持って帰ってきました。
アルバムには軍服姿の写真もあり、父は物心付くまで父親の顔を知らなかったとも聞きました。
幸い祖父は戦死することもなく僕が大学へ入る頃まで元気でしたが、
もっと色々な話しを聞いておけばよかったと後悔しています。

尖閣、竹島、核実験と日本を取り巻く国際情勢も頭の痛いところですが、
平和の為に戦わなければ(戦う準備をしなければ)いけないという事は悲しい限りですね。
でも、どこかの国で成行きで偉くなった若旦那は強がりを言うのではなく、
逆に軍を解体して素直にわが国を助けて!と言えばいいのに思うのは
お花畑過ぎでしょうか?

宇宙からエイリアンでも攻めて来ないと、いつまで経っても人類は一つになれないんでしょうか。
まあ、エイリアンも理由があって攻めて来るのでしょうけど、
ETのように優しい事を祈りましょう。