今日は中学の卒業式に行ってきました。
この地域は高校が4年教育で中学が2年だけ。
ついこの前入学したかと思えば、直ぐに卒業です。
卒業式も簡単な物で、校庭に小さな壇を作りその前に折りたたみの椅子を並べただけ。
でも、キレイに茂った木の下に座り、青空の下で輝く子供たちの幸せそうな笑顔を見ていると武道館でやる式典よりは何倍も気持ちがいい！
国歌や校歌の斉唱や学校とどんな関係があるのか分からないような来賓からのつまらない”お言葉”もなく、卒業生が担任の先生から名前を呼ばれて席に着くと、校長先生からの送る言葉のあとは、生徒会のメンバーが進行役となり学校側からのスピーチが一人と卒業生代表二人のスピーチがあり、終了。
会場の脇にはジュースとクッキーが用意されていて、式の後は簡単なパーティー。
殆どがまた9月から始まる高校で再会しますので、泣いたりする子もいなくて、とてもさわやかな卒業式でした。
日本へ帰国のご家族がガレージ・セールを行うとの事で、我家も参加させて頂きました。
何と今回は５家族合同の大セール！ 集まった商品もガレージに一杯。
我家も1週間ほどの時間をかけて、ガレージやクローゼットの奥から売れそうな物をピックアップ。 売値が50セントや1ドルの物に、これじゃ手間賃の方が高くつくと思いながらも少しでも見栄えが良くなるように一生懸命にキレイにしたりしながら商品作り。
週末に住宅街を走ると必ずどこかの家でガレージセールをしている光景を目にしますが、ハッキリ言って出ているものはガラクタが殆ど。でも、日本人家庭、特に今回のような数軒が合同の場合は、商品の内容がまるで違います！
事前に商品の配置や値段の付け方、会計の方法や役割の分担まで細かく打ち合わせをする所からして一般的なガレージセールと違いますが、売り出される商品の数や内容が格段と良いのが特徴で、宣伝に”Japanese Family”と書くと来る人の数が確実に増えるほどです。
今回もいい物が沢山ありましたよ！
衣料品関係も未使用の物も多くあり、日本で買ったら1万円以上もする低反発フォームの枕（未使用）が5ドルとか、テレビデオ、文庫本やビデオソフトはBook-Offよりも安いですし、冷蔵庫、洗濯機などの大物から、スキー、ゴルフ、テニス、野球等のスポーツ用品、クリスタルのグラスや籐の家具まで。そしてどれも格安！
もちろんこれらに加え、ガラクタに近い物も沢山ありました。売れずに残った物もありますが、お菓子やお煎餅が入っていた缶（コストはゼロです）や錆びた体重計、使い古したフライパンや景品でもらったオモチャなどを買っていく人がいて驚きました。
ゴミになって捨てられるよりは、違う家庭で使っていただければ環境の為にも良いでしょうし、我家のクローゼットやガレージもすっきりして、大満足。
古いオモチャを提供してくれた息子たちも売り上げの一部を分配してもらいハッピー。
日系スーパーの掲示板で日本人がするガレージセールを発見したら、是非行って見てください。
ただし、朝一番に行く事。もしくは情報網を駆使して主催者へ連絡をして、前日にでも見せてもらって買ってしまいましょう。
今日本で一番有名なお豆腐屋さんは、どこだかご存知ですか？
東京で有名なのは根岸の笹乃雪。創業310年！（アメリカが建国する前からの営業）の老舗ですが、僕は群馬県の藤原とうふ店だと思います！
グルメな人は逆にご存知ないかもしれませんが、ある方面では大変に有名で海外でも知られています。
でも実在しませんので、ここのお豆腐は食べられませんネ。ゴメンナサイ。
ここからは真面目なお話ですが、L.A.にも手作りのお豆腐屋さんがあります！
ガーデナのWestern Ave.沿い、Artesia Blvd.よりも少し北に行った所で
Nisei Innの向い側にあるMEIJI TOFUです。
佐藤さんご一家が作るおとうふは完全に手作りで、遠方から買いに来る人もいて
遅い時間に行くと売り切れになりますので、是非、早い時間に行く事をお勧めいたします。
お店は朝8時30分からオープンで閉店は午後1時。祝祭日と火曜日がお休みです。
Brix Scale（溶融砂糖比重）が14％のレギュラーは
絹ごし、木綿越し共に一丁（20oz.) $2.25、汲み出しが（20oz.)＄3.50
Brix Scale が17％のプレミアムは
絹ごし、汲み出し共に一丁（16oz.）で＄4.25、ざるが＄5.50．
勿論、おから（2.5lbs.）$1.00や、厚揚げ＄2.50もあります。
味は大手の食品会社が工場で作る物とはまったく違います。
今日はプレミアムの汲み出し豆腐($4.25)をいただきましたが、やたらとつるつる・プルプル感のある大手の製品よりはしっかりとした食感（強いて言えば柔らかめのレア・チーズケーキのよう）で、大豆の香りも強すぎず、麺つゆをかけて一気に完食してしまいました。
今日はこれだけでランチになってしまい、今（約5時間後）も空腹感が無いほどで大満足です。 (ダイエットにも良いかも
）
これからの季節は、冷奴でビールが最高。
冬になれば、熱燗に湯豆腐。 L.A.に居てもやっぱり日本人ですね。
お豆腐の味も勿論ですが、ご家族で頑張っているお店は理屈抜きに応援したくなってしまいます。お父さんと一緒にとうふ作りに励む息子さんや、看板娘のお嬢さんを見ると、美味しさの理由も理解できるような気がします。
「豆腐に旅をさせるな」と昔から言われるように、鮮度が重要で遠方にお住いの方にはお気の毒ですが、午前中にガーデナへ行かれる用事があれば、是非一度、こちらのお豆腐をお召し上がり下さい。
MEIJI TOFU
16440 S. Western Ave., Garena, CA 90247
TEL: 310-538-0403
今日はクリスピー・クリームのドーナッツ。
もう改めてご紹介する必要も無いくらいの人気で、最近はスーパーにも置いてあったりもしますが、まだ日本へは進出していないようですので、日本からアクセスしてくださっている方を中心にお話しましょう。
このお店の特徴は、店内にドーナッツを作るラインがあり、生地が膨らんでくるところから、油で揚げられて最後に甘いコーティングがされるまでの一連の流れを見学する事が出来ます。 タイミング良くその生産ラインが稼動中に行くと、お客さんに出来立てでアツアツのドーナッツをサンプルとしてタダでくれます！
（が、最近は子供だけにしかくれなくなってしまい、残念 
）
この出来立てのドーナッツが感動ものの美味しさで、今までのドーナッツの概念が変わること間違いなし！ ともかく非常にソフト。 パサパサ感がまったく無く、上にコーティングされた砂糖もさっぱりとした甘さで、入れたてのコーヒーや冷たいミルクには最高のマッチ。 お値段は好きな種類を12個（１ダース）選んでで＄6.99． もちろん、1個からでもOKです。 ドーナッツ2個とコーヒーのセット（＄1.99）もあり、簡単な朝食やオヤツにも人気です。 数ヶ月前からThe Coffee Bean & Tea Leafともコラボレートして同社のコーヒーが飲めるようにもなりました。
このKrispy Kreme Doughnuts社、創業は1937年と古く、東海岸を中心に多くの店舗を構えていましたが、1993にカリフォルニアにも進出。2000年には株式を公開し、今や大企業。カナダ、メキシコ、イギリス、韓国にもお店がありますが、日本は未だのようで、ご興味がある方は同社のホームページに詳しいフランチャイズの応募要綱がありますので挑戦してはいかがですか。もしも真剣にお考えであれば、弊社でコンサルテーションや交渉のお手伝いもいたしますので、ご相談下さい。
www.krispykreme.com
渋谷はハチ公、上野は西郷さん、柴又は寅さんで新宿は・・・何でしたっけ？
そしてOCにはジョン・ウェイン。
そう、あの西部劇で有名な無骨で強そうな映画俳優さん。
Iowa出身ながら育ちは南カリフォルニア。 高校はGlendale、大学はUSCへ進み、亡くなられるまでニューポートビーチにお住いで、今はコロナ・デル・マーのThe Pacific View Memorial Parkで安らかに眠られております。
多分、自家用ジェットで利用されていたのでしょうが、彼の功績を称え、死を惜しみ、オレンジカウンティーの空港は1979年の6月20日にJohn Wayne Airportと改名されました。
上の銅像は空港ビルのほぼ中央、レンタカー会社のカウンターの前あたりに立っていて、今にもガラスの窓を突き破って出て行きそうな迫力があります。
日本橋三越のライオンのように、だれにも見られずに跨れば大学に合格するなどといったおまじないをこの像に関しては聞いた事がありませんし、この前で記念写真を撮る方も見かけた事もありませんので、人気はイマイチなのかもしれませんが、近くにお越しの際には、一度ご覧になってはいかがでしょうか。
なお、この空港へは大手の航空会社の殆どが乗り入れており、全米各都市への路線が利用できます。セキュリティーチェックの列も短く、パーキングも空いています。
LAXから飛ぶよりも運賃が安い場合もありますので、次回の出張や国内旅行はココからスタートされてはいかがでしょうか。
日経新聞に「吉本新喜劇が7月にハリウッド公演」という記事がありました。
こちらのメディアではかなり前から宣伝もあり、日系のお店にはポスターも貼ってありますので、既にご存知の方も多いと思います。最前列で見られて、公演後に楽屋へも入れるチケットがかなりの値段で売られていましたが、買った人がいるのか興味があります。
公演会場はアカデミー賞の授賞式を行うあのKODAK劇場ですよ。
先日のアカデミー賞の時もスピルバーグ監督や世界の名だたるスター達が一同に会した所で、今田耕司、山田花子、レイザーラモンHGらが、関西風コテコテのドタバタギャグを披露するそうで、吉本パワーの凄さというか、あまりのギャップに多少の不安を感じてしまうのは僕だけでしょうか？
さて話は変わって、Hollywoodという地名が無い事をご存知ですか。
テレビ番組などでは宛先の住所をHollywoodとしている場合もよく見かけますが、けっこう遠い所でも平気でHollywoodとしていて（Zip Codeでどの辺りかは判断できますので）笑ってしまいます。過去何度か独立させる運動があり住民投票にもかけられましたが、万年財政難に苦しむL.A.市が貴重な収入源を手放す訳もなく、未だにL.A.の一部です。
L.A.には有名な壁画や落書きが多くありますが、上の写真はその一つ。
上記のKODAK劇場からHollywood Blvd.を東へ5ブロック程行った所、Wilcox Ave.にこの絵があります。あまり上手な絵ではありませんが、良く特徴が出ていて、細かく見ていくと案外楽しめます。Wilcoxはあまり良い道ではありませんので、一人で遅い時間には行かない方が良いでしょう。
日本への出張の帰り、成田空港でのお話。
某米系航空会社のB747-400、2階の一番前の通路側に座っていたときの事。
コックピットから出てきたキャプテンがなんと”こっちへ来い”というジェスチャー！
エ？ ウッソー！と心の中で叫びながらも平静を装い”Sure!”と言って勇んでコックピットの中へ。
子供のように見えたのか（まさか～、スーツを着てたんですよ。）襲われても簡単に勝てそうに思ったのか（それは有りえる）まあ、この際そんなことは関係無い！飛行機マニアの僕としてはこの千載一遇のチャンスを逃すわけには行きませんでした。
そこは写真やビデオで見ていた以上にタイトで計器がびっしりの世界。最新の777やAirbusでは計器やスイッチが減ってきているので、多分旅客機の歴史上で最も込み入ったコックピットはまさに訓練を積んだプロだけの仕事場という雰囲気。 とは言え離陸準備前の緊張感はまったく無く、副操縦士はピーナッツをぼりぼりと食べながらリラックスムード。キャプテンは年配の方でお話好き。こちらは突然のお誘いで少々興奮気味で色々と聞きたい事があったはずが、（いつもの癖か？）名刺を交換したり、くだらない成田のホテルやLAの交通渋滞の話で盛り上がってしまい、このまま離陸までジャンプシートで見ていたいというお願いを打ち明ける事なく、カメラを持っていなかった事をケンタッキー州でKFCのチキンが食べられなかった時以上に後悔をしながらお礼を言って自分の席へ戻りました。
ハイジャックの危険性が高まった今となっては嘘のような話ですが、国内線でも以前はゲートを離れても離陸体制に入るまではコックピットのドアを開けていましたし、飛行中も小さな子供をコックピットへ入れることはありましたが、そんな平和な時代はもう帰って来ないのですかね。
さて表題の件、LAXには幾つか飛行機の見学スポットがありますが、ここが一番滑走路の近くまで行ける所です。空港の北側、SepulvedaがLincolnと分かれるコーナー。
In-N-Outの隣にある小さな公園です。Runway 24Rへの進入路の真下へいけますのでFinal Approchの機体を真下から数メートルの距離で見る事が可能です。
平日は近所で働く人、休日は子供を連れた家族連れも多く、近くでランチを買って飛行機を見ながら楽しんでいます。
とにかく、本当に頭の数メートル上を飛んで行きますので迫力は満点。
運良くジャンボが来れば怖いくらいの大きさと騒音に圧倒されます！
空港へ誰かを迎えに行く際にはここでお目当ての飛行機を待って、到着を確認してからターミナルへ行くようにしています。日本からの便は通常、サンタモニカからDown Windに入り、ダウンタウンの東側でBaseを取ってこの北側の滑走路（24Rか24L）に着陸します。 次回は空港南側のスポットをご紹介します。
