L.A.でのお住まい探しは コア不動産(株)

カリフォルニア在住28年目の筆者が、L.A.の最新ニュース、生活に役立つ情報、楽しいお話しなどをお伝えいたします。 

水道水

2007年07月31日 | 生活

写真右のDASANIがコカコーラ社、左のAQUAFINAがペプシコ社が
製造・販売している人気の高い飲料水ですが、
ここ数日テレビやラジオのニュース番組で騒がれてるのをご存知ですか。

ラベルにはアルプスのような山の絵があったり、いかにも自然の湧き水を
そのままお届けします的なイメージがありますが
実はこの2本、共に一般の水道の水を使用してます。

ラベルの小さな字を読むとCARSONで瓶詰めされたと記載がありますので、
中身はトーランスやガーデナ辺りで飲んでいる同じ水道の水の可能性あり。

もちろんフィルターを通しているのでしょうから、水道の水よりは
多少キレイ(?)なのでしょうが、ちょっと騙されているようですね。
もちろん他のブランドは本当にアルプスやコロラドなどからの湧き水を
使用したSpring Waterもありますので、よくラベルを読んでみて下さい。

この地域にお住いの方は、水道の水とAQUAFINAを飲み比べてみてください!
どのくらいの差が有るか興味のあるところです。

弊社のお客様で、水道の水は飲めないと言われて高い浄水器を取り付けたり、
必ずボトルの水を飲まれていた方がいらっしゃいましたが、
飲んでも大丈夫ですよとお知らせいたしました。
少なくとも、おなかを壊すことはないはずです。
また、フッ素(Fluoride)が含まれていますので、虫歯予防にもなるので
歯医者さんは水道水の摂取を進めているくらいです。

こちらの水道水のレベルは世界的にもかなり高く、少なくても水道局から
送られてくる分に関しては安全性も問題ありません。
ただ古い建物などですと、水道管が腐食していたりする場合がありますので
出口の近くで汚れてしまう事がよくあります。
何日か使わなかった蛇口から茶色の水が出ることがありますが、
この場合は水道管の内部が錆びている証拠です。
水道管を取り替えるのが一番ですが、借家の場合はそれも不可能に近いので
フィルターや浄水器を使う事をお勧め致します。

我家ではキッチンには下の写真のような浄水器を付けています。
フィルターに加えUVで滅菌するタイプで、蛇口に付いた小さなノブを引くと
電源が入りキレイな水が出てきます。
シンクの下に取り付けるタイプと違い、工事の必要もなく簡単に設置が可能です。
飲み比べてみると、多少マイルドな味になっているのが分かります。



水道に関する詳しい情報は以下のサイトをご覧下さい。

ロサンゼルス地区:http://www.ladwp.com
トーランス地区:http://www.ci.torrance.ca.us/2162.htm
アーバイン地区:http://www.irwd.com

ちなみにサントリーがスポンサーの宮里藍プロは水にも詳しく、
利き水にも自信ありとのことです。
以前に車で遠くへ出かける際にエビアンを用意しておいたのですが
固すぎてあまり飲めないと仰ってました。

気を使って飲んでくれましたけど(アリガトウ)、今度は日系スーパーで
サントリー天然水を買っておきます。


無責任な人々

2007年07月30日 | 生活

まだ開票中のようですが、大体の結果は見えましたね、参議院選。
予想通りというか・・・、これから総理も大変そうです。

自分が投票した候補が当選すると、嬉しいものですね。
これから彼らが約束した事をしっかり実行してもらえるよう期待・監視します。

海外に行く際によく、政治と宗教の話はしないほうが良いと言われますが、
逆にどちらも良く理解しないとその国の本当の姿は分からないと思います。
相手の考えを否定したり、自分の考えだけを押し付けるから喧嘩になるので、
よく聞いて理解することは絶対にプラスになるはずですので、
機会があれば気軽に聞いてみてはいかがでしょうか。
外国ではアメリカ=ジョージ・ブッシュに見えるでしょうが、
米国内ではかなり違いますよ。 というか、まるで逆ですね。

さて先日お伝えしたラジオ番組内での誤りに関しての続報です。
あの後、領事館のサイトでご意見箱なるものを発見しましたので
早速この件に関する意見をぶつけてみました所、
以下のような返事が届きました。

ブリッジUSAのラジオ広告につきまして、ブリッジUSAに確認しましたところ
以下の内容で放送したとのことですので、
ひょっとしたら聞き間違いかもしれません。

いずれにしても、わざわざご連絡して頂きありがとうございます。
今後
とも
御意見等ありましたら、今回のように意見箱でけっこうですので
お願いします

放送内容は、第21回参議院議員通常選挙は7月22日まで実施中です。
また、
衆議院議員岩手県第1区及び熊本県第3区補欠選挙は
7月18日~22日まで
実施します。
このように放送していたら間違っていません。」

この文を読まれて、どのようにお考えになりますか?
”いずれにしても”ですって! 

担当者はオンエアーされる自らのコマーシャルを事前に確認したり、
1週間以上は流れていたであろう実際のオンエアーを、一度も聞いていないで
他人事のように局側に聞いているのですよ!
さらに局側も確認もせずに過ちを認めようともしない。 
本当に無責任!というか、レベルの低さに驚きますね。
そこで、送ったメールが以下の通り。

「ご丁寧にお返事をいただき恐縮です。

お伝えしたとおり、確認の為に同番組を録音して聞きなおしましたが
参議院とは一度も言っていませんでした。
生憎、ダウンロードしたファイルの性格上、放送日分しか聞けませんので
当方に証拠が残らず残念ですが、聞き違いではありません。
投げやりな言い方になってしまい申し訳ありませんが、
衆議院と言おうが参議院と言おうが、実際には何の弊害も無いとは思いますので
このまま話を終わらせてしまうのが良いのかもしれませんが
それでは納得がいきません。

不特定多数の視聴者へ一方的にメッセージを発するマスメディアは
正確な情報を送る事が最も大切だと思います。
日本でも昨今、やらせや過剰な演出が問題になるケースが増えています。
このような問題はもちろん作り手のモラルによる所が一番ですが、
受けての視聴者も厳しく監視し、過ちや不適切な問題は指摘し、
訂正させる努力が必要だと思います。

今回わざわざBridgeへご確認いただいたようですが、
このお言葉に大変驚いております。
このラジオコマーシャルは日本国総領事館からのお知らせとなっていましたが、
領事館側の担当者は、コマーシャル作成時の立会いや承認、
そしてオン・エアの確認をしていないのですね。
そして、Bridge側も間違えを認めない所は相変わらずですね。
だれも録音などしていないでしょうから、今となっては証拠もないですしね。
(今頃密かに取り直しているかもしれませんよ)

仕事やプライベートでも外務省の人間と付き合いがありますので
こんどこの話をしてみようと思いますが、
あまり波風立ててもだれの利益になりませんのでこの辺でお開きにしますが、
僕が一人で騒いでいるみたいで後味が悪いです。」

外務省関係とのコネにびびったのか、直ぐに次のメールが届きました。

「選挙広告につきましてご連絡頂きありがとうございました。
通常ラジオ等のコマーシャルについては、放送前に放送内容を当然ですが、
チェックして間違いがなければそのまま放送して
良い。
また間違いがあれば訂正等して放送するようにしています。
今回の件につきましては、小官もチェック済みでOK
したものですが
気になって本日再度ブリッジUSAに録音テープを確認してもらったところ、
小官がチェック済みのはずの内容が多分録音の際に参議院というのを
衆議院といって録音しチェックせずそのまま気づかずに放送したようです。
ブリッジ
USAもご迷惑をおかけしたと恐縮していました。
今回の件につきましては、吉岡様の聞き違いではありませんでした。
小官も
最終的には録音したテープを再度確認すべきでした。
本当にご迷惑を
おかけしました
今後はさらに慎重に対応するようにしたいと思っております。」

との事です。
ラジオコマーシャル聞き違え疑惑、晴れる!

重箱の隅を突っつくのは好きではありませんが、
間違えを有耶無耶にするのはもっと嫌いです。

今日はあまり楽しい話題でなく、失礼しましたが、
皆様にも知っていただきたくて、全部書いてしまいました。

なお、領事館からのメールは担当者の氏名等は削除しましたが
本文(赤い字の部分)は修正無しでそのまま掲載しました。
 


Clifton's Cafeteria

2007年07月24日 | グルメ

今日は写真多めでお送りします。 B級グルメ編

最近のガイドブックはこのお店は載っていないかもしれませんが、
L.A.でも老舗(創業1931年)のClifton's Cafeteriaへ久々に行ってきました。

場所はダウンタウンのど真ん中、周りに宝石屋さんが多いBroadwayと7th St.
以前はもう一軒、7th St.沿いにも
あって、そちらへはよく行きました。
そこにはネクタイをしたビジネスマンの姿もお昼時には多かったのですが、
さすがにBroadwayまでは足を延ばさないのか、ここの客層はかなり違います。

トーランスやアーバインに住んで、ミツワやマルカイで買物をして、
讃岐の里やカレーハウスで食事をしていると自分がどこにいるのか錯覚しますが
この辺りに来れば、アメリカにいる!という気分に100%なれます。
行き交う人々の肌の色や話す言葉、サイレンやクラクション、店先で流れる
音楽や呼び込みの喧騒、そして排気ガスや生ゴミに
ハンバーガーやピザの匂いが
混じった独特な臭いまでもが、生のアメリカを感じさせてくれます。

正に刑事物のドラマや映画で見たような世界に入り込んだような
気分になりますが、決して登場人物の一人にはならないように。

昼間は人通りも多く、警察官も多く目にしますのでそれほど怖くはありませんが
あまりきれいな格好をせず、観光客のようにキョロキョロとしないで、
真っ直ぐ前を見て足早に歩くこと!
実際に行ってみれば、この意味が分かるでしょう。
武勇伝の一つも土産話に作りたいのであれば別ですが、夜には絶対行かない事。

さてお店のお話ですが、自分の好きな物をトレーに載せて
最後にレジで清算するカフェテリアで、デザート、サラダを始め、
メインの肉や魚料理もあり、付け合せも豊富です。

カフェテリアの尋常手段で、美味しそうなデザート類がまず始めにあります。
どれも色鮮やかで美味しそうですが、これに躊躇無く手が出るようになれば
あなたも立派なアメリカ人の仲間入りです! (太り過ぎにご注意を)



デザートやサラダの後は、メインの料理。
必ずその日のスペシャルがありますので、迷ったらスペシャルを試されると
良いと思います。 値段も量もスペシャルはお買い得ですから。



七面鳥とロースト・ビーフは毎日あるようで、今日はこの焼きたての肉を
サンドイッチにしてもらいました。
お値段は$5.29ですが、あとでレシートを見ると10%引きになっていました。 

え?ひょっとしたらシニアに見られたのかな。 これってラッキーなの?




店内は広くて3階まで座席があり、インテリアのテーマは
森の中の山小屋といった感じでしょうか。
2階には小川も流れ、ヘラ鹿の剥製や壁のペイントもヨセミテ辺りの景色風。
もちろん店内で流れる音楽は古い(1930~1940年代?)曲ばかり。
レトロと言っていいのか、単に進歩が無いのか、
積み重ねられた時間はビンビン感じますが、
店内は清潔で従業員も歴史あるお店に誇りを持って働いているようで
こちらも気持ちいいです。
多分、何十年も働いているベテランがいると思いますので、
機会があれば話しかけて話を聞いてみます。



ともかく、一度行かれる事をお勧め致します。
自分で紹介しておいてなんですが、In-n-Outもいいですけど、
こういう店に行ってこそ、アメリカを見たと言えるのではないでしょうか。

食べ終わった後も、店内の写真や資料を見て回ると面白いですよ。
地下にあるトイレへ行くのもお忘れなく。
トイレ自体は何も特別ではありませんが、地下へ続く階段や踊場にある
写真をお見逃し無く。

本当に色々な意味で、アメリカらしさを目と耳と鼻と舌で感じる事ができます。

CLIFTON'S CAFETERIA
www.cliftonscafeteria.com


悔し涙

2007年07月22日 | 生活

宮里藍プロ。 NYでの女子世界マッチプレー選手権、お疲れ様でした。
この4日間、計6ラウンド。 全て素晴らしいプレーでしたね。

今日は朝からお客様をMarina Del Reyの物件へご案内していましたが、
試合結果が気になってしまい、ワガママを言ってアパートのラウンジにある
テレビで生放送を最初の5分だけ見せてもらいました。
準決勝を勝ち抜いた事を聞き一安心し、そのまま決勝戦を見たい心をぐっと抑え
お仕事に復帰。 お客様のお部屋も決まりご自宅へお送りしてからは
一気に帰宅モード。 それも全開(安全)運転で。

幸いフリーウェイも流れていて渋滞も無く無事自宅に到着。
車をガレージにも入れず飛び降りて、一番大きなTVのあるリビングに駆け込むと
プレステで遊んでいた息子からチャンネルのリモコンを奪い取り、
「スマン」と一言をかけてCBSへ。
祈る気持ちで画面を見ると既に
表彰式が・・・。 

結果は見事準優勝というより、決勝で負けた!というのが正直な感じでしょうか
ストローク・プレイでの2位より、一対一のマッチプレーでは
”敗北感”がより強いですよね。

流石にグリーン上では気丈に振舞っていたようでしたが、その後には
やはり悔しさは隠し切れず涙があふれましたね。 

当然です。 

あれだけ毎日毎日一生懸命に練習をして、色々な事と戦い、
勝つ事を目指し、期待され、真剣に勝負をしたからこそ出る涙。
練習や生活を近くで見ていますので良~く分かります。 
最初から諦めていたり、いい加減にやっていたら悔し涙なんか出ません。
この現代に、悔しくて涙を流せるだけ何かを真剣になって挑戦している人が
一体どれだけいるでしょうか。 (自分にも言い聞かせています。)

僕を含め、もらい泣きしたファンも多かったと思います。 
今週もハラハラ・ワクワク・ドキドキ、そして感動をありがとう。
次の涙は優勝だ! 全英オープン? いきなりメジャー!?

優勝と言えば、先日もこのブログでもお伝えした、中日クラウンズで優勝された
宮瀬博文プロからお礼の手紙が届き、優勝記念の写真や携帯ストラップ、
ボールマーカーも一緒に送って頂きました。 
どうもありがとうございます。 この場を借りてお礼申し上げます。
早く2勝目をあげて3年シードを取り、こちらに戻ってきてください。




あまり近くに居すぎてサインをネダルのも何となく恥ずかしいと言うか、
特別な事がない限りしないようにしていますが、
写真は宮里藍プロと宮瀬博文プロからいただいた僕の宝物です。

その内、宮里藍プロを始め弊社の(セレブな)お客様ご本人のお許しがでれば、
プライベートでの写真もご紹介したいと思っていますので、お楽しみに。


日系メディア

2007年07月19日 | 生活

最近日本から引っ越して来られた方が、ミツワやマルカイに置いてある
日系のフリーペーパーや雑誌、電話帳等を見て、その多さに驚いていました。
人気のLighthouseやBridge U.S.A.だけではなく、最近は留学生や主婦、車など
ターゲットを絞り込んだものまであり、充実してきましたよね。

紙の媒体だけではなく、TVやラジオでも日本語放送もあり、
貸しビデオ屋さんまで利用すれば、英語要らずの日本語ドップリの生活を
送る事も可能なほどですよね。

ただ、紙の媒体は良いとして、 TVやRadioは問題が多いと思いませんか。

スポンサーとしても小さな日系社会の為に使える予算は限られているでしょうし
局側も最新の人気番組ばかりを買い付ける事ができない事は良く分かりますが、
とんでもなく古い番組だったり、夏に身体の温まるお鍋特集や、
冬場に夏ばて防止のスタミナ料理の番組を見せられてもね~。
一年中夏のようなL.A.でも、もう少し季節を考えていただけれると・・・。

まあ、日本で制作された番組であれば、内容的には楽しめる物が殆どですので、
多少我慢できても、こちらで制作されている番組やコマーシャルは
その程度の低さに驚いたり呆れたりする事がかなりあります。
逆に、分かっていながら故意にやっているのではないかと考えてしまうくらいの
出来栄えに、悩んでしまう事もあるくらいです。

お正月頃は新しい年バージョンが間に合わず、前年用のままだったり、
「今人気の・・」とか「最新の・・」が、全く過去の物だったり、(電車男!)
「この季節は・・」の内容がまるで逆だったり、(今は夏です!)
本当に「え?」と思えることばかりでビックリします。

特に朝のFMでの日本語放送は酷い物ですから、是非機会があればお聞き下さい。
直ぐにその意味が理解できるはずです。
最近は世界中、どこでもネットでこの番組を聴けますので、遠方の方は
このアドレスでお聞き下さい。       www.bridgeusa.com

実は今日も番組中で流れたコマーシャル(と言うよりは政府の広報?)で
とんでもない間違いがあり、先ほど同社へ電話を入れてしまいました。
運転中に聞いたので聞き違えではないかをネットで番組をダウンロードして
聞き直しましたが、やっぱり完全に間違っています。

何と日本国総領事館からのお知らせで、局側が作成したコマーシャルでしょうが
日本で公示されている選挙に関する在外投票の事で、参議院選挙
ご丁寧に何度も何度も衆議院選挙と念を押して伝えております。
どちらと言っても何の影響も無いのかもしれませんが、
領事館や関係者は何も言わないのか、それとも誰も聞いていないのでしょうか?

過去にはサマータイムでの時間の変更を逆に伝えた事が2度(2シーズン)もあり
毎年その時期になると、正確に伝えられるか
ハラハラ・ドキドキしながら聞いています。

もちろん、名前や地名の読み違えは日常茶飯事。
先日も宮里藍プロのお父様、宮里優氏を「ミヤザト・ユウ(本当はマサル)」と
呼んでしまいましたし、スポーツニュースで空振り三振した打者のバットが
「そら(空)を切った」と言った時には、頭上でバットを振り回している打者を
思い浮かべて爆笑してしまいました。

この程度のレベルですので、同音異義語の使い分けなど殆ど不可能に近く、
文脈から判断する必要があり、聞く方の日本語力が試されているようです。

問題は勿論アナウンサーの質ですが、ディレクターの責任も大きい
と思います。

この番組、過去にいったい何人アナウンサーが代わったでしょう。
日本の地方局でプロのアナウンサーをされていた方も多かったようですが、
ビザの問題なのか、会社の問題なのか、長続きはしていません。
ただ、何人代わっても、その質は一向に向上しません。 
だって、良いアナウンサーかを判断したり、間違えを修正できる人間が
社内にいないのでしょうから。  致命的ですよね、これ。

こんな状態ですので、我家では日本語が発展途上なアメリカ生まれの子供達に
この番組を聞かせてはならないという母親からの指示がでてしまいました。

ただ、文句を言っておいてなんですが、正直な所僕はこの番組が好きで、
放送時間に車を運転している時は必ず聞いています。

特にニュースの解説は、日本で放送されている同じような番組と比較しても
負けていないと思うくらい、取り上げる話題や説明内容も秀逸で、
解説者の知識や準備には、いつも敬服いたします。

また、アナウンサーとしての技量とは別に、番組のパーソナリティーとしての
レベルは相当高いと感じています。
標準語で喋ろうとするからボロがでるので、いっその事、
もう少し自分の国の言葉で話すのも良いかもしれませんね。
(でも日本語でお願いします。)

以前は担当アナに直接メールでやり取りをしたり、弊社担当の営業の方へ
文句を言ったりもしました。勿論、これからも続けますが、
皆様も一緒にこの局がもっと良くなるよう、叱咤激励しませんか。

日系メディアの健全な発展は、我々視聴者・読者の厳しい目や耳が必要ですよ!


アメリカのケーキ、その1

2007年07月17日 | グルメ

もう何も言わずにこのケーキを良く見てください。

美味しさが伝わるかは別として、カラフルでキレイですよね。(正直なところ)
多分、味の想像は付かないでしょうけど
これでも一応はチーズケーキ(トロピカル何とかチーズケーキ)で、
中はしっとり柔らかで、フルーツぽい酸味とクリームチーズの味が調和して
案外デリケートな味で美味しかったですよ。  
(でも、沢山は食べられないけど・・・)

最近はL.A.でも日本人が経営するパン屋さんやケーキ屋さんが増えて、
いつでも美味しいケーキが食べられるようになり、甘い物も大好きな
(でも小さいころは生クリームが食べられなかった)オジサンとしても
嬉しい限りですが、以前は(今でも?)一般的なアメリカのケーキと言えば、
ボソボソのスポンジに砂糖が口の中で”ジャリ・ジャリ”いうようなクリームが
塗られた、恐ろしいケーキが殆どでしたよね。 
甘いか辛いかといった大雑把な程度の味覚で、風味やコクといった
繊細な感覚が鈍いのでしょうか? または、ケーキ如き(失礼)に
始めからそこまでを求めていないのでしょうか? 

多分、日本の洋菓子屋さんに並ぶケーキを食べさせたら、
その味と値段にビックリするアメリカ人は多いでしょうね。
こういうカルチャーショックを体験させる事が楽しくて、
以前は出張でアメリカ人と日本へ行くと、いろいろな所へ連れて行って
いろいろな物をごちそうしたものです。
料理はまさにその国の文化を象徴する、最も大きな物の一つですよね。

今日は我家のちょっとした記念日があって、仕事で午後トーランスに行った際に
Sepulveda Blvd沿いのKing's Hawaiianに寄ってこのケーキを買いました。
www.kingshawaiian.com

このベーカリー・レストランへは家族でよく行くのですが、
名前からも分かるとおり、メニューは殆どハワイアンで
ロコモコ、サイミン、スパムむすびまで、多くのハワイ料理が楽しめます。
ここはパン屋さんでもありますので、一緒に出てくる柔らかくて甘いパンも
美味しくて子供たちのお気に入りです。

もう何年も通っていますがケーキを買ったのは初めてで 
いつも長~いケースに陳列された色とりどりのケーキを見て、
いつかは試して見ようと思っていました。 

ハワイらしく色とりどりのフルーツを使ったタルトや、
ハワイ風ティラミスもありますので、次回は違った味を試してみようと思います。

週末はかなり混みますが、平日のディナーにでも行かれたらいかがでしょうか。
L.A.でもHawaii気分(と味)が味わえますよ。
もしも朝食時でしたら、フレンチ・トーストも絶品です。
(ちょっとカロリー高めですが・・・)


在外投票

2007年07月16日 | 生活

週末にリトル東京まで行き、参議院選挙の投票をしてきました。

恥ずかしながらこれでも中学生の頃は生徒会の役員を2期務め、
高校時代も中央委員会の会長にもなり、学校という小さな世界ながらも
選挙戦を戦った経験があるものの、大学を出て直ぐにこちらに来てしまった為
国政選挙で投票をした事がありませんでした。

今回(昨年から?)色々な方のご努力で外国で暮らしながらも日本の選挙へ
投票が出来るようになりましたので、さっそく選挙人登録をして
L.A.からも清き1票を投じることができました。

期日前投票を各地でまとめて日本の各選管へ送る仕組みにしたのでしょうが
ここに至るまでには多くの方々の長年に渡るご苦労があった事と思います。
この場を借りて、海外に住む有権者の一人としてお礼申し上げます。

さて、実際に投票した感想ですが、投票所での係りの方々の対応も素晴らしく、
色々と丁寧に説明をしていただき、スムースに投票をする事ができましたが、
唯一難点を言わせていただければ、
投票用紙記入に使用する台(ブース)が前後に狭すぎて、
政党名や候補者の情報が入った分厚いバインダーを広げてしまうと
大変に書き難かった事くらいでしょうか。

また、各政党や候補者の特徴や公約などの情報も海外では得難い状況ですので
それらをまとめた資料なども投票前に閲覧できるよう用意されていると
候補者選びの助けになると思います。
(でも公選法上の問題や、候補者が多すぎて、現実的には難しいかな?)

一応、事前にネットで多少下調べをしていたのですが、
実は弊社のお客様も立候補されている事を知り少々
驚き(呆れ?)ました。
ご用命頂き、お世話になりましたの大いに応援をするべきところでしょうが、
実際に人物を良く知ってしまっている為に投票しずらい面もあり
大変悩みました。

海外にいると日本の良さや悪さ、外国(人)の日本への理解や反応を
直接肌で感じますし、外国の政治や政治家との違いも見えてくるはずです。

こういった我々海外在住日本人の考えを理解でき、国際社会から信頼、尊敬され
国民が母国を誇りに思い愛せる国作りを任せられる人を選びましょうよ。

投票は7月23日(月)まで可能です。 場所は日米文化会館地下1階。



(一応、渋谷区民ですので、小選挙区は東京都の候補者へ1票を投じました。)


オカマ 掘られた フォ~!

2007年07月11日 | Car Life

渡米以来、何と5度目の追突を食らってしまいました。

今回はフリーウェイ上での出来事。
ごく普通に流れに乗って走っていて、合流近くでスピードが遅くなった所で
ドカ~ん
何の前触れも無かったので、本当にビックリしました。

それにしても、L.A.では追突事故が多いですね。
フリーウェイ上で路肩に停めて、免許証なんかを見せ合っている光景を
毎日必ず目にします。
車間距離を開ければ直ぐに割り込まれますので充分な距離を確保するのも
難しいし、運転に集中していないドライバーも多く、
いつ後ろから追突されても不思議の無い状況です。

最近の車はエアバッグが付いたりで、
万が一事故が起きてもかなり安全になりましたが、さすが我社のV70君、
今回もしっかりとご主人様を守ってくれました。



車の前方は衝撃を吸収する為に壊れやすくなっていますので
相手の車はグリルが壊れて、ボンネットも盛り上がり、
かなりのダメージだったにもかかわらず、こちらはほんのかすり傷程度! 
これには当てたドライバーも驚いてました。 Volvo強し!



でも、ドライバーは生身の体、軽いムチウチ症のようで
首が重たい感じで・・・念のため、カイロプラクターへ行ってきます。

事故が起きたら、相手の情報(運転免許、保険、車検)を必ず見せてもらい
記録し、事故の状況をメモして、カメラがあれば車や相手、周りの写真を撮り、
どちらの過失であっても自分の保険会社へ連絡をして下さい。
相手が行動を起す事を待つ必要はありません。

今回も早速、保険会社へ連絡をしてクレイム番号ももらい、
修理屋さんへも行って見積り(バンパーを取り替えて約800ドル)を
作ってもらいました。

追突の場合は追突した方の過失が殆どで、今回もこちらの責任は無し。
修理代や治療費等は全て先方の保険会社との交渉になります。

前回は弁護士を使って示談交渉をしましたが、弁護士のやり方も分かったし、
今回は出来るだけ自分で頑張って見るつもりです。

結果はまたこのブログでご報告いたしますので、お楽しみに。

Please Drive Safely !





映画の都、ハリウッド

2007年07月06日 | 生活

Hollywoodと言えばもちろん映画!

かつて(30年?以上も前!)は映画関係の雑誌を毎月買って読みつくし、
試写会の抽選があると聞けば、せっせと応募の手紙を書き、
出演のチャンスがあれば、乞食の役でも出してもらい、
(今村監督、ありがとうございました。生前に御礼が出来ず残念です。)
いつかはハリウッドで映画造りを目指したものですが、

実は未だにその夢は密かながら強く心の中で持ち続けており、
それがこの町に長く住み続ける理由の一つにもなっています。

近年はニューヨークや他の都市での撮影場所が増えているようですが、
まだまだL.A.、負けておりません! 依然、ダントツNo.1のはずです。
なんと言っても、スタジオを始め監督や作家からエキストラ、
撮影機材の調達や食事のケータリングまで、映画やTVドラマ作成に必要な
人材や会社の層が違います。
そしてこの天気。
Hollywoodで映画が多く作られるようになった理由は、
この天気の良さ大きかったと聞いています。 (雨の心配が不要!)

実際、仕事でいろいろな所を走っていると頻繁に撮影現場を見かけますが
止まってユックリ見学することができない場合が多く、
いつも悔しい思いをしています。
でも今日はちょっとラッキーで、お客様と昼食に出かけた先で撮影に遭遇し、
多少時間に余裕があったので近くで見学する事ができました。



場所は皆様よくご存知の、リトル東京、ウエラーコート。
その昔は松坂屋、今はマルカイのある所が、CIRCUITRONICSという
電気屋さんに早変り。
外部の人間を完全に追い払って撮影する場合が多いのですが、
この撮影はかなりオープンに撮っていました。
多分、混雑した街中を想定しているのでしょう。
ただ(写真を撮り忘れたのですが)もしも偶然あなたが映っていても、
後から文句を言わないでね、という看板が立っていました。

今日の撮影という事は、早くて今年の後半か来年春頃に封切りかも。
題名は(見ましたが)未だ未定のようですので、お楽しみに。

何か、また映画好きの虫が疼き出してしまいそうです。
La Brea辺りにHead Shotを安く撮ってくれる写真屋さんがあるので
行ってみようかな・・・・。 
絶対、日本人のビジネスマン(武士でもOK)が必要な時がありますよね。


O.C. 車事情 Vol. 1

2007年07月02日 | 生活

夏至を過ぎたら急に暑くなりましたが、
いかがお過ごしでしょうか。
日本は梅雨のシーズンだと思いますが、ここL.A.は大変な事になってます。

昨シーズン(2006年7月から2007年6月末まで)の降雨量が、
なんと3.21
インチ(81.5mm)で、過去130年の観測史上最(小)悪だそうです。
もともと砂漠のような町ですので天気が良くて雨が少なく、
平均でも年15インチ(380mm)程度ですので万年水不足ですが、
今年は特に深刻な状況。 来週以降は山火事の危険性もピークを迎えると
ニュース番組ではしきりに注意を促しています。

それにしてもどこの庭も、キレイに刈られた芝生や色とりどりのお花が咲き
お構い無しにスプリンクラーは毎日忙しそうに水しぶきを上げています。

さて、この暑さの中、相変わらずVolvo君は元気に東奔西走。
今日はニューポート・ビーチのアパートで、黄色が鮮やかな
ランボルギーニのギャラード君のお隣で一休み。

それにしても、人気TV番組にもなったO.C. (Orange County)、
それも高級住宅地のNewport Beachにもなると、アパートの駐車場にある車も
ちょっとレベルが違います。
弊社のお客様も何組か入居されているここは特にスゴクて、
ちょっと見渡せば、フェラーリ、アストンマーティン、ベントレーが、
レクサスやBMWの間に、何気なく停まってます。 
国産ではコルベットはもちろん、バイパーやFord GTもいて
車好きには、歩いているだけで楽しめそうなパーキングです。

よくアパートを見るときに、駐車場にどんな車が停まっているかを見ろ、
と言われますが、ここはちょっと次元が違って参考にならない?かも。

恐るべしNewport Beach。